
今日の「 お気に入り 」 。
梅雨入り間近 の5月末 、ネットのニュースで こんな記事を見掛けた 。
「 千葉・松戸の4歳女児がO-157で重症 県が感染経路を調査 」 産経新聞 5/30(火) 8:07 」
厚生労働省のホームページには 、十年一日 、以下のような記事が掲載されている 。
「 腸管出血性大腸菌 O157 による食中毒に注意してください 。
◎腸管出血性大腸菌 O157 による食中毒が発生しています 。
◎下痢や腹痛など体調が悪い方は医療機関を受診して下さい 。
その際は 、食事の内容などを医師にお伝えください 。
◎腸管出血性大腸菌は 75℃で1分間以上の加熱で死滅します ので 、
よく加熱して食べましょう 。
食中毒予防の3原則
・ 調理前に必ず手洗い( 菌をつけない )
・ 生鮮食品は すぐに冷蔵庫へ( 増やさない )
・ 食材を中心までよく加熱( やっつける ) 」
たしかに 、腸管出血性大腸菌 O157 は 、「 75℃で1分間以上の加熱で死滅 」
するようだけど 、死んだ菌の残骸の毒素は残るので 、食した人はその影響を
免れない 。この種の細菌は 、元から断たねばダメなのだ 。
何となれば 、生産国の HACCP をかいくぐって「 輸入冷凍牛肉 」に付着して
やってくる つわもの もいるから 。この細菌 、低温には 滅法 強いらしい 。
「 もやし 」なら 、調理前に洗えば流せるが 、「 牛肉 」は誰も洗わない 。
凍らす前に 、洗浄すれば済む話だとは思うんだけど 、輸出国側でも 、輸入
国側でもそれをやらない慣習があるらしい 。 そもそも 「 生肉のかたまりを
洗浄する 」って発想が 、どこの国にもないのかも 。頭隠して尻隠さず 。
どこの国の HACCP にも 現場には「 抜け 」がある 。
「 O157 」 だけじゃなく 、生肉や生焼けの肉を食して 、食中毒になるのは
自己責任の世界 、家庭でも 、お店でも 、とは思う 。君子危うきに近寄らず 。
食べたのが 免疫力の高くない 子どもや高齢者なら 、食べさせた人 、調理し
た人の責任もあるかも知れぬ 。 これからの季節 、調理人は気を付けなけりゃ 。
コロナの「 5類移行 」とやらで 、感染症に対する警戒感が薄れたことも
あるのだろう 。巷間 、子どもの感染症罹患が増えていると言う 。
手洗いや消毒がおろそかになりがちだ 。
他に手がないなら「 習慣 」にしとかなくっちゃ 。
細菌だって 、ウィルスだって 、出所・発祥がどこの大陸か 、遺伝子検査で わかる 。
皆が口を噤んで言わないことは 、大抵 本当のこと 。
