「今日の小さなお気に入り」 - My favourite little things

古今の書物から、心に適う言葉、文章を読み拾い、手帳代わりに、このページに書き写す。出る本は多いが、再読したいものは少い。

GORDIAN KNOT ゴルディアスの結び目 Long Good-bye 2023・07・05

2023-07-05 05:22:00 | Weblog
 
   今日の「 お気に入り 」は 、インターネットのフリー百科事典「 ウィキペディア 」
  掲載の記事 「 ゴルディアスの結び目 」 。こんなタイトルの小松左京の小説もある
   らしい 。が 、ここは伝説の方の " Gordian Knot " 。
   アレキサンダー大王に 、癇癪持ちらしいプーチン大統領を重ねてイメージしてし
  まいました 。この世は 、versus 。歴史家泣かせ 。
 
   引用はじめ 。

   「 ゴルディアスの結び目( ゴルディアスのむすびめ 、英 : Gordian Knot )は 、
   古代アナトリアにあったフリギアの都ゴルディオンの神話と 、アレクサンド
   ロス大王にまつわる伝説である 。この故事によって 、手に負えないような
   難問を誰も思いつかなかった大胆な方法で解決してしまうことのメタファー
   「 難題を一刀両断に解くが如く 」( 英 : to cut the Gordian knot ) として使わ
   れる 。ゴルディオンの結び目 、ゴルディオスの結び目とも 。 

   伝 説
   その昔 、権力争いにあけくれたフリギアでは 、世継ぎの王がいなくなってしまった 。
   そこで テルメッソスの神サバジオスに 、臣民が次の王がいつ現れるかの託宣を仰い
   だ 。すると 、預言者の前に 牛車に乗ってやってくる男がフリギアの王になる 、という
   神託がくだった 。ちょうど 神殿へ牛車に乗って入ってくる男がいたが 、それは貧しい
   農民の ゴルディアース であった 。にわかには信じがたい神託であったが 、ゴルディア
   スの牛車には 、神の使いの鷲がとまっていたため 、それを見た占い師の女が 、彼
   こそが次の王だと高らかに叫んだ 。 ゴルディアスは 王として迎えられ 王都ゴルディ
   オンを建てた 。ゴルディアスは 神の予言に感謝を示すため 、乗ってきた牛車を神
   サバジオスに捧げた 。そして ミズキの樹皮でできた丈夫な紐で荷車の轅を 、それ
   まで誰も見たことがないほどにしっかりと柱に結びつけ 、『 この結び目を解くことが
   できたものこそ 、このアジアの王になるであろう 』 と予言した 。その後 、この荷車を
   結びつけた結び目は ゴルディアスの結び目 として知られ 、結び目を解こうと何人
   もの人たちが挑んだが 、結び目は決して解けることがなかった 。
 
    数百年の後 、この地を遠征中のマケドニア王 アレクサンドロス3世( アレクサン
   ドロス大王 ) が訪れた 。彼も その結び目に挑んだが 、やはりなかなか解くこと
   ができなかった 。すると 大王は 剣を持ち出し 、その結び目を 一刀両断に断ち
   切ってしまい 、結ばれた轅は いとも簡単に解かれてしまった 。折しも 天空には
   雷鳴がとどろき 、驚いた人々を前に 、大王の従者の アリスタンドロス は 『 たった
   いま 我が大王が かの結び目を解いた 。雷鳴は ゼウス神の祝福の証である 』と
   宣言した 。後に アレクサンドロス3世 は 遠征先で次々と勝利し 、予言通りに
   アジアの王となったという 。
    この神話部分は 、古い伝承ゆえの多くのバリエーションが存在する 。ゴルディ
   アスにはミダースという息子がおり 、その息子が王になったとする話や 、占い師
   の女と結婚したとする話などもある 。 」

   引用おわり 。

 
  
コメント
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