「今日の小さなお気に入り」 - My favourite little things

古今の書物から、心に適う言葉、文章を読み拾い、手帳代わりに、このページに書き写す。出る本は多いが、再読したいものは少い。

立つ鳥跡を濁す Long Good-bye 2024・01・23

2024-01-23 05:44:00 | Weblog

 

  今日の「 お気に入り 」は 、ことわざ「 立つ鳥跡を濁さず 」 。

  去っていく者は 、跡が見苦しくないように始末してから出立

 しなくてはならないというたとえ 。 また引き際がいさぎ

 よく 、さわやかなたとえ とか 。

  英語だと 、” A bird does not foul the nest that it is about to

 leave. ( いま巣立たんとする鳥は古巣を汚したりはしない )” 

 だとか 。” It’s an ill bird that fouls its own nest. ” は「 自分の

 巣を汚す鳥は悪い鳥だ 」という意味の 、英語の慣用表現である

 らしい 。” the kingfisher was one of the few birds that fouls its

 own nest. ( カワセミは自分の巣を不潔なままにしておく珍しい

 種だった ) ” なんて表現もみかけたが ホント かどうかは知らな

 い 。kingfishers という英単語が「 カワセミ 」の別名であるこ

 とを初めて知った 。たしかに 、彼の鳥は 漁 が巧みだ 。

  ” On leaving a place one should see that everything is

 in good order before one goes. ” ぐらいの表現が 感覚的には

 ぴったり 。

  放っておくと 物は増えていくのが 世の習い 。

  ゴミ屋敷にならないように 気を付けなくっちゃいけません 。

  自戒の弁 。

  ( ´_ゝ`)

   閑話休題 。

  「 解散 」、「 解散 」と聞くと 「 仁義なき世界 」の「 解散式

 が 頭に浮かぶ 。「 人が 三人寄れば 派閥をなす 」政界で 、

 「解散 」が 成就した ためしはない と聞いたことがあるような

 気がする 。

  あの手この手で ほとぼりがさめるまでの 時間稼ぎ 。

  毒饅頭 、みんなで食らえば 怖くない 。

  ゆく河の流れは絶えずして 、しかも 、もとの水にあらず 。

  「 しかも 」じゃなく「 また 」の方が 、しっくりくるなあ 。

 ( ´_ゝ`)

 ( ついでながらの

    筆者註:「 カワセミ( 翡翠 、翡翆 、魚狗 、川蟬 、

        学名:Alcedo atthis )は ブッポウソウ目

        カワセミ科カワセミ属に属する鳥 。水辺に

        生息する小鳥 。鮮やかな水色の体と長いく

        ちばしが特徴 。ヒスイ 、青い宝石 、古く

        はソニドリ( 翠鳥 、鴗 )と呼ばれること

        もある 。

        形 態

         全長は 17 cm ほどで  ( 16-20cm ) 、ス

        ズメよりも大きいが 、長いくちばし( 嘴

        峰長 3.3-4.3 cm )のため 体はスズメほど

        の大きさ 。日本のカワセミ科のなかでは

        最小種となる 。翼開長は 約25 cm  ( 24 -

        25cm ) 。体重 19-40g 。くちばしが長くて 、

        頭が大きく 、頸 、尾 、足は短い 。オス

        のくちばしは黒いが 、メスは 下のくちば

        しが赤いのでオスと区別できる 。また 、

        若干メスよりオスの方が色鮮やかである 。

        頭 、頬 、背中は青く 、頭は鱗のような

        模様がある 。喉と耳の辺りが白く 、胸と

        腹と眼の前後は橙色 。足は赤い 。幼鳥は

        全体に黒っぽく 、光沢が少ない 。

         カワセミの青色は色素によるものではなく 、

        羽毛にある微細構造により光の加減で青く

        見える 。これを 構造色 といい 、シャボ

        ン玉がさまざまな色に見えるのと同じ原理 。

         この美しい外見から『 渓流の宝石 』など

        と呼ばれる 。特に 両翼の間からのぞく背

        中の水色は鮮やかで 、光の当たり方によっ

        ては緑色にも見える 。漢字表記が ヒスイ

        と同じなのはこのためである 。

       「  繁殖期には オスがメスへ獲物をプレゼン

        トするコアジサシと同様な『 求愛給餌

        がみられる 。つがいになると 親鳥は垂直

        な土手に巣穴をつくる 。最初は垂直の土手

        に向かって突撃し 、足場ができた所でくち

        ばしと足を使って 50-90 cm ほどもある横

        穴を掘る 。穴の一番奥はふくらんでおり 、

        ここに 3-4個の卵を産む 。  ( 護岸工事で土手に巣穴が掘れない  ) 

         卵からかえったヒナは親鳥から給餌をうけ

        ながら成長し 、羽毛が生え揃うと巣立ちす

        る 。せまい巣穴の中は 当然ヒナの糞で汚れ

        るが 、ヒナに生えてくる羽毛は鞘をかぶっ

        ており 、巣立ちのときまで羽毛が汚れない

        ようになっている 。若鳥は胸の橙色と足に

        褐色味がある 。

         非繁殖期は縄張り意識が強く 、1羽で行動

        する 。水上を飛んだり 、えさ場が見渡せる

        枝や石の上で休む姿がみられる

       「 名 称

         カワセミは『 川に棲むセミ 』の意で 、こ

        の『 セミ 』は 古名の『 ソニ 』が『 ソビ 』

        に変化し 、それが転じて『 セミ 』となった 。

         その『 ソニ 』の『 ニ 』は 土の意味で 、

        ソニ( 青土 )からきた 。また 、近縁の

        『 アカショウビン 』などの ショウビン も

        この『 ソニ 』から来た 。 これらとは別に 、

        室町時代から漢名を取り入れ 、『 ヒスイ

        ( 翡翠 ) 』とも呼ばれるようになった 」

        以下はどうでもいい情報 。

       紀宮清子内親王( 現・黒田清子 )が 山階鳥

          類研究所で研究を担当しているのは『 カワセミ 』

          である 。カワセミに対する思い入れが強く 、

          宮内庁職員文化祭に『 川瀬美子 』( かわせ・

          みこ )の名前で手芸作品を出品したことがある 。」

         「  ギリシア神話には 、一国の国王でもあった 夫

          ケーユクスを海難事故で失った女性アルキュオ

          ネーが 、死んだ夫と共に姿をカワセミへと変え 、

          2羽でつがいを組んでその後も仲良く暮らし続けた

          という話が存在する 。」

         500系新幹線のノーズデザインは カワセミのくち

          ばしをモチーフとしている 。

       以上ウィキ情報 。)

 

 

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