高知発 NPO法人 土といのち

1977年7月に高知県でうまれた「高知土と生命(いのち)を守る会」を母体にした、47年の歴史をもつ共同購入の会です。

年末ご馳走使い回し特集

2014-01-08 09:00:00 | 作ってみたら・・・おいしそう
丸井シュフ(主夫=シェフ)の高知の素材簡単料理法
ブォノアペティート・ボナペティ(たんと召し上がれ!)♪


 TONTONのスペアリブ
TONTONのスペアリブは「肉付き」がよく、本体をご馳走で食べた後も、いろいろと活用できます。
今回は和風からやや中華風の料理法です。

【調理法】
冷凍の肉は完全に溶かしません。まだ凍っているうちに厚手のステンレス鍋に入れ、はじめだけ中火あとは弱火で、ゆっくりと忍耐強くころがして溶かしながら、(ここが大事)肉の周りを焼いていきます。やがて脂が出てきます。それでこんがり焼きます(約10分くらいかけます)。あせって火を強くしないことがコツです。
肉にほぼ火が通る頃合いに、お好みの風味の素を加えます。千切りのショウガ、ニンニク・タマネギのみじん切り、下郷の干しシイタケや配送の原木生シイタケ(これは酒・醤油の後で加える)など、またアンズやナツメなど乾燥果物や無農薬紅玉リンゴなども可。さらに「ひたひた」より少なめの日本酒(料理酒)と醤油(くまもと有機の会のがよろしい)を入れて煮込みます。
弱火で蓋をして20分ほど煮ます。必要なら酒(下郷の鶏スープなどでもよい)を加えます。
煮上がったら骨付き肉を取り出し、煮汁の中にお好みの根菜類を入れて煮ます。大根、カブ、ニンジン(和ニンジンがいいです)、トウガン、カボチャ、里芋(10月のお便りに処理法があります)、ジャガイモ、コンニャクなどなんでもいけます。水分が足りなければ酒などを足します。
煮上がったら取り出して、その後でさらに水菜や白菜、春菊などの葉物また3センチほどに切ったニンニク葉、高知の大青ネギ、京ネギなどをさっと煮ます。
以上を別々に盛って出します。
 

【総菜にならないためには】

全部の素材を次々に入れて煮ると、一見すき焼き風ですが、素材の風味が個々に識別できない大味な仕上がりになります。日常の総菜としてはそれでいいのですが(しかし肉がもったいない)、ここでは盛りつけて栄えるご馳走に仕立てました。肉以後の段階をその日にではなく、翌日などに回すこともできます。醤油でなく塩味主体にするなど風味の方向によっては、翌日にカレーや海産物などを足して中華飯にすることも可(ほとんど東海林さだお漫画ですが)。

      
コメント
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