
津野町 郷麓温泉の山岡利江です。
津野町を流れる北川川は、今頃は夜は蛍が飛び、昼間は鮎釣りの皆さんで賑わっています。
四万十川に合流するこの北川川の回復力はほんとに素晴しいのです。
大雨が降って茶色の濁流になっても翌日には青緑色に変化し、
三日もすれば透明度の高いモトの清流に戻ります。
山々から流れ込んだ水が激流になって、
どんどん流して流してあっという間に清流に戻る様は、お見事!!
いつも感心して眺めています。
人間の心も留めずドンドン流せば早くすっきりきれいになれるよ!と川に教えられています。
さて、今回は、郷麓温泉でよく炊いている“炊きこみご飯アラカルト”とまいりましょうか。
例によって大ざっぱなレシピでお味付けは皆様のご家庭の味付けにおまかせ!です。

【米】
基本となる米は津野町産のひのひかりにもち米を1~2割混ぜるのが私流です。
水加減を控え目にしておき、お酒、しょうゆ、塩、具の煮汁などを加えて、
いつもの水加減に調節して炊きます。
水加減を控え目にしておき、お酒、しょうゆ、塩、具の煮汁などを加えて、
いつもの水加減に調節して炊きます。
※具と米を別々に炊き、炊きあがったご飯に混ぜこみます。
2割ほど最初から加えて炊くこともあります。
【具】
身近にあるもの。
残りものなど何でもいいのです。
細かく切って、ごま油で炒めて、酒、みりん、だし醤油などで濃いめに味付けしておきます。
煮汁が出たらお米の方に入れて炊きこみます。
残りものなど何でもいいのです。
細かく切って、ごま油で炒めて、酒、みりん、だし醤油などで濃いめに味付けしておきます。
煮汁が出たらお米の方に入れて炊きこみます。
【具の例】
・山菜ごはん――――筍、きのこ、アゲ、ぜんまい、いたどりなど
・肉めし――――――牛バラ肉、糸こんにゃく、ごぼう、人参、きのこ、生姜
・鯛めし――――――鯛は濃いめに塩をして焼いておき、米の上にのせてごはんを炊く。
米に酒、しょうゆを入れて炊く。
身をほぐし、骨を除いてごはんにまぜる。
・かやくごはん―――鶏、ごぼう、人参、大根、アゲ、きのこ、えんどうなど身をほぐし、骨を除いてごはんにまぜる。
・かつおめし――――* カツオを塩焼きして身をほぐし、酒、しょうゆで味付け、ご飯に混ぜる。
ネギ、生姜、みょうがなど加える
* フレークにして味付けし、ご飯にまぜる。生姜たっぷり入れる。
・豆ごはん―――――えんどう、そら豆など塩ゆでし、ゆで汁は米に入れて炊き、ごはんのでき上がりに混ぜるときれい。※ この記事は、NPO法人土といのち『お便り・お知らせ』2016年7月号より転載しました。