高知発 NPO法人 土といのち

1977年7月に高知県でうまれた「高知土と生命(いのち)を守る会」を母体にした、47年の歴史をもつ共同購入の会です。

天竺舎だより 8月4日記

2016-08-26 09:00:00 | 生産者からのメッセージ
 
 津野町 天竺舎の雨宮智子です。

13時頃、1時間外にいたら、ひからびそうな夏まっさかり。
立秋もまぢか・・・・

そんな中でも、近所(?)の人が午過ぎ(13時)にもう草刈りをはじめています。
近所の人はみんな働き者で ー“働ける人は”の話ですがー
見習わなければと常に思うのですが、仲々・・・・。
クサに勝つのだという堅い決意は
8月の陽気の中で氷のようにとけ、消えたのであります。
(あんたらに勝とうと思った私がバカだった!)

さて話は春に戻ります。
高知の日曜市を歩きました。
ツクネ芋の種芋を買いたいなァと思ってぶらぶらしてました。
種芋でなく、そのまま大きいの25cmくらいのボッテリした見事な芋があったので、
そこの店主に種芋ないかと尋ねたら、
その大きいのを手にとって、
“これをこう切って・・・このあたりから芽が出るから・・・”とおっしゃいました。
ホンマカイナ?と思い
ー私はツクネ芋は頭の辺りにつく小さいのを植えるよう、ずっと教えられていたのでー
まあ、植えてみました。
頭のところについていた小さい芋からはすぐ芽が出ました。
他からは出てきません。
やっぱ、ダマサレタ!と思っていたら・・・出たのです。
ホントに!7月の雨と気温の中でスクスクと育ち、支柱の上に手をのばしています。


店主さん、疑ってゴメンナサイ。
私の常識は、まだまだ改訂が必要なのかもしれないと、
この年令になって、がっくりしました。
(ある意味、まだ若いのかな?)

※ この記事は、NPO法人土といのち『お便り・お知らせ』2016年9月号より転載しました。
コメント
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