高知発 NPO法人 土といのち

1977年7月に高知県でうまれた「高知土と生命(いのち)を守る会」を母体にした、47年の歴史をもつ共同購入の会です。

つきみ通信+ 第9回:新生姜ごはん

2019-10-07 09:00:00 | 連載
香南市香我美町の月見山のふもとにある旬彩料理「つきみ」です。
皆さまのお役に立ちそうなことを紹介していきます。

★ 新生姜ごはん ★


香りも味も最高な生姜、
加えて、皮ごと食べても安心な栽培方法で大事に育てられた、
高知の生姜を初めて食べたときは感動しかありませんでした。
この美味しい生姜が日常化しているこのごろは、
あの感動を忘れそうになります。
でも、新生姜の季節がめぐってくると、
美味しい生姜を食べることができる幸せを
再確認して感謝する良い機会となります。
今回は、生姜のフレッシュな香りと
心地よい辛さを満喫できる「新生姜ごはん」をご紹介します。


 新生姜 30gぐらい
 初月豆腐さんの油揚げ 1/3枚
 だし昆布 12㎠ぐらい
 米 3合(玄米、分づき米、白米のどれでも美味しくできます)

米を洗い、炊く準備をしておく。
新生姜30gはきれいに洗い、たわしやブラシで丁寧に泥を落とし、
皮ごと粗目のみじん切りにして、水にさらしておく。
油揚げは、半分の厚さになるように切ってから、
さらにできる限り細かいみじん切りにする。
の米、だし昆布、 の油揚げを入れて、
全体をさっと混ぜてから、いつもどおりの水加減で米を炊く。
炊きあがり5分経過で、 の新生姜をザル上げし、
良く水を切ってすばやくごはんの上にのせて蓋を閉める。
いつもどおりの蒸らし時間が経過したら、蓋を開け、だし昆布を取り出す。
大きなボウルに炊きあがりのごはんを広げ、
生姜が均一に混ざるように全体をしゃもじでざっくり切り混ぜる。
塩で味を調える。

おいしい油揚げを細かく刻んで炊込みご飯に入れると、
ほのかな豆の味と適度な油のコクが加わります。
油揚げの存在を気付かせない程度の細かさに刻んでしのばせてください。

生姜の辛みが強い場合は、入れる量を少なめにする、
水にさらす時間を長くとるなどして調整してみてください。
「もっと生姜を!」という方は、加える生姜を増量してください。
  
新生姜の季節に何回か炊いて、自分好みの「新生姜ごはん」を探しあててください。

※ この記事は、NPO法人土といのち『お便り・お知せ』2019年10月号より転載しました。
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