高知発 NPO法人 土といのち

1977年7月に高知県でうまれた「高知土と生命(いのち)を守る会」を母体にした、47年の歴史をもつ共同購入の会です。

清流のクレソン畑だより 10月27日記

2020-12-01 09:00:00 | 生産者からのメッセージ
高知市 清流のクレソン畑の伴武澄です。

高知市鏡地区、吉原川の清流で
4年前からクレソンを栽培しています。


数ある葉物野菜でも
栄養価が高いとされるクレソンですが、
スーパーでもほとんど見かけません。
あったとしても少量で高価です。

クレソンは種がいりません。
茎を水の中にばらまくだけで自生します。


肥料はおろか農薬もいりません。
流水に散布しても意味がありません。
一番すごいのは10月から翌年5月、
花が咲くまでみずみずしく育つということです。

そんなクレソンは今、
高知で少しずつ認知されてきています。
「土といのち」を通じての販売は
始まったばかりですが、
クレソンが普通の野菜として食卓に上るのが夢です。


はりまや橋商店街の
WaterBaseでも販売していますが、
「どうやって食べるが」とよく聞かれます。
「まずはサラダ」そして「おしらえ」。
「おひたし」もいいよ。
でも今一番はまっているのが「豚しゃぶ」。
さっとお湯に通し
シャキシャキ感が残っているぐらいが
一番おいしいと感じています。

※ この記事は、NPO法人土といのち『土といのち通信』2020年12月号より転載しました。
コメント
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