ジュリエットオスカー634受信ブログ

ラ・テ受信雑記他・私の得意ジャンルでの情報を発信します。このサイトは個人的な趣味により制作されています。

技研公開2010 レポート2

2010年06月01日 21時49分09秒 | その他
今日も技研公開からです。
技術に興味がない人にはあまり面白い
話題ではないかもしれません。



これは、マルチメディア放送についての展示。
現在デジタルラジオが実用化試験放送をしていますが、
情報通信審議会からはマルチメディア放送として答申
されています。
携帯端末に向けたサービスになる予定。

NHK技研としては2020年に今のハイビジョンのさらに上を行く
スーパーハイビジョンの試験放送を目標にしています。

次の技術は今後大容量のデジタル情報を伝送するための技術。





超多値OFDM・・・展示では1024QAMのコンスタレーションが
表示されていました。
なお、現在の地デジで使用されているのは64QAMですから
64と1024、数字を見れば多値であることがわかります。

そして、その伝送のため偏波共用アンテナ。
テレビ電波は水平偏波・垂直偏波があることはご存知かも
知れません。その水平・垂直両方が受信できるアンテナ。
導波器が十字形になっています。
水平・垂直の両方の波を使うことにより、
1024QAM×2つ分、伝送できることになります。
なおこの技術は偏波MIMOと呼ぶようです。


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リパッキングに係るデジタルサイマル放送ということか?

2010年06月01日 21時10分04秒 | 時事
総務省のサイトを見ると、
「電波法施行規則の一部を改正する省令案等に係る意見募集」
というのがある

どうやら、地デジの円滑なチャンネル切り替えのための
法整備らしい。

このブログでも幾度か書いていると思うが、
地デジ完全移行後に「リパック」という作業が
行われる。地デジが本来使用できる周波数は
物理チャンネルUHF13~52chの40ch。
しかし、現在はアナログ放送が並行実施されているため
現行のUHF62chぎりぎりまで地デジ放送に使っている
中継局もある。53~62chの周波数を使用している局は
2011年7月25日以降、UHF13~52に移動しなければいけない。
この作業を「デジタルリパック」などと呼ぶが、
作業を行うに当たり、大規模な中継局は一定期間
複数のチャンネルで放送する。
つまり今度は地デジのサイマル放送をやるということなのだ。

そのための法整備で、意見募集中のようです。


http://www.soumu.go.jp/menu_news/s-news/02ryutsu08_02000040.html

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