NHK文化センター浜松教室で
干し野菜講座をやらせていただきました。
干す前と干した後の野菜を比べていただき、
水分が抜けることで引き出される魅力を
お話させていただきました。
19名の受講生のうち、
干し野菜を作ったことのある人はわずか数名でした。
興味はあっても手を出せなかった理由は、
「何が正解かわからないから。」というものでした。
例えば、切干し大根や干し椎茸のような「完成品」が
他の野菜にはないから、
どこまで干せばいいのかわからない・・・
ということなのでしょう。
・干し野菜の答えはひとつではないこと。
・ご自分のライフスタイルにあった干し方をすればいいこと。
・硬ければ水に戻して、軟らかければそのままで、
今までどおりの使い方をしてみること。
・干したからって別の野菜に変わるわけじゃないから、
難しく考えないこと。
などなど、自分の失敗談も含めて
お話させていただきました。
こちらはご用意した試食です。
・干しなすと挽肉のごはん(おにぎりで)
・干しきゅうりとカニカマの辛しマヨネーズ和え
・干しモロヘイヤのスープ
「私でもできそう!!」
「帰ったらすぐに干してみるわ。」
「こうすれば、冬でもモロヘイヤが食べられる!」
など、うれしい感想が聞こえてきました。
ある生徒さんが
「干すことで慌てて食べなくてもよくなるから
4~5日心にゆとりができるね。」
とおっしゃっていました。
そうです。
干すことで心にゆとりが生まれ、
かさが減ることで冷蔵庫のスペースにも
ゆとりができますね。
干し野菜の最大の魅力はゆとりだということを
教えていただきました。 (^^)
ご参加くださった皆さま、
楽しい時間をありがとうございました。
ブログで講座のPRをしてくださった
日本野菜ソムリエ協会名古屋支社様、
心から感謝申し上げます。
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