”農”と言える!?

元・食推おばさんのソムリエ日記

茶殻でお料理

2023-05-12 01:05:49 | お茶

お茶を淹れた後に残る茶葉のこと、

「出がらし」とか「だしがら」とか色々な言い方があります。

私は、ずっと「出がらし」と言ってきたのですが、

西村農園さんに倣って、「茶殻」と表記させていただきますね。

   

先日は、「初摘み新茶 惠」の茶殻でクッキーを作りました。

こちらです。

 

 

この茶殻、お菓子だけでなく、普通にお料理にも使っています。

 

  

こちらは、白和えとちくわの磯辺揚げ風

さっと茹でたにんじんと茶殻で白和えを作りました。

そして、青のりの代わりに茶殻を衣に加えて揚げると、

ちくわの磯辺揚げ風になります。

  

 

こちらは、本日のテレワークランチでした。

かき揚げに使っています。

にんじんと新玉ねぎと茶殻をかき揚げにして、お蕎麦に添えました。

 

 

※茶殻は、600Wのレンジに2分かけてから使用しています。

  

 

茶殻を「緑色の野菜」と思えば、何となくメニューが浮かんできます。

「初摘み 惠」は、おいしくて香りが良い上に、

時期が限られているからこそ、最後まで大切にいただきたいと思います。

 

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ツタンカーメンのえんどう豆ご飯、炊き方を変えてみたら

2023-05-11 19:45:57 | 野菜

先日、ツタンカーメンのえんどう豆で豆ご飯を炊いたことを

書かせていただきました。

こちらです。

   

今回は、炊き方を変えてみました。

   

豆を莢から出します。

 

 

  

  

豆だけを別に茹でました。

2~3分で軟らかくなったので、そのまま冷まし、

その茹で汁を使って、まずご飯を炊きました。

  

すると、炊き上がりがすでにお赤飯!!

発芽玄米入りなので、茶色の部分もありますが、

茹で汁に豆からアントシアニンが流れ出ていたことがわかります。

 

 

これに、別茹でした豆を混ぜ、お茶碗に盛り付けると、

このような感じになります。

  

  

豆を混ぜたご飯を、さらに炊飯器で保温しました。

(炊き上がりから数えて16時間後の様子です)

ご飯の色は、さらに赤が濃くなりました。

豆は緑色から、赤みを帯びた緑色に変わりました。

  

  

豆を一緒に炊き込んだ時は、炊き上がりの豆の色は、

鮮やかとは言い難いけど、緑色のままでした。

ご飯にも色は付いていません。

(参考までに、以前の写真を載せます。)

  

炊飯の際、炊飯器内の温度は最高で100℃になります。

そこまで高温になってしまうと、

ツタンカーメンのえんどう豆のアントシアニンは変化せず、

やはり100℃の手前、60℃~75℃くらいで一番変化しやすいということなのかなぁ。

  

毎年、この豆ご飯を食べるたびに、頭の中がはてなマークでいっぱいになります。

 

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苦手を克服 宗田かつお

2023-05-11 00:05:00 | だし

訳あって、ずっと苦手意識があった宗田かつお。

自分では、もう宗田かつおで、おいしいおだしはとれないと思っていました。

  

その訳というのは

1.その昔、夫が宗田かつおを釣ってきました。

 飼っていた猫が、宗田かつおを跨いだのです!!

 「ネコマタ」を目の前で見た私は、宗田かつお=まずい魚というイメージが

 出来上がってしまったのでした。(@_@。

 

2.今から10年ほど前、名古屋にあるだしの製造・販売会社の方から、

 「これでおでん作るとおいしいから!!」と言って、

 500g入りの業務用宗田かつおのだしを渡されました。

 静岡で育った私は、かつお節と昆布のだししかとったことがなく、

 しかもかつお節の形状は「薄削り」と「厚削り」しか見たことがなかった。

 その宗田かつおのだしは、「薄削り」でも「厚削り」でもなく、

 粗く破砕したような形状のものが入っており、

 しかも業務用なので「だしのとり方」など袋に表記されていなかった。

 水からとったり、沸騰させたお湯からとったり、煮出す時間を変えたり、

 色々工夫したけど、魚臭いだししかとれず、

 冷凍庫にはいつまでも大袋の宗田かつおが残っていました。(T_T)

 

 

そんな苦い思い出がある宗田かつお。

しかし、親しくさせていただいている豊橋の老舗かつぶし屋さん、

丸文岩瀬商店さんの「そうだ厚削り」を送っていただき、

もう一度挑戦してみようと思ったのです。

 

この商品は、初代岩瀬文吉様が、大正時代に地域に広め、

80年余り愛され続けています。

 

 

そこで、「そうだ厚削り」と日高昆布を合わせて、おだしをとってみました。

  

  

水1Lに対し、そうだ厚削り20g、日高昆布10gでとりました。

  

 

もうびっくり!!

今まで、宗田かつおに抱いていたイメージが一瞬で消えるくらい

力強い中にも品のあるおだしがとれました!! ヽ(^o^)丿

やはり、愛され続けるのには訳があるのですね!!

 

  

このおだしで作ったお料理は

ズンドゥブとトマトの丸ごとおひたし

ズンドゥブは、家にある食材で作ったので、

あさりではなく、シーフードMIXを使っています。

散らしてあるネギも、葉ネギが手に入らなかったので、

畑で成長途中の下仁田ネギの葉をカットして使いました。(^-^;

宗田かつおの力強い風味が、コチュジャンや唐辛子とよく合います。

   

 

トマトの丸ごとおひたしは、湯剥きしたトマトを

おだしと淡口醬油と塩一つまみで作ったお汁に1時間ほど漬けておきました。

トマトの酸味と甘みが、宗田かつお、昆布の風味とマッチしています。

  

 

やはり、本物に出会うって大切なことですね。

この年になって、苦手なものがひとつ無くなって、本当にうれしい!!

 

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初摘み新茶 惠のクッキー

2023-05-10 00:18:14 | お茶

クッキーが焼けました~♪

  

 

このクッキーに使っているのは、

西村農園さんの初摘み新茶 惠です。

 

惠は本当に味と香りが爽やかなお茶で、

我が家では毎回3煎くらい淹れています。

色は淡くなっても、あの「緑の香り」は感じられるので、

捨てるのは忍びない!!

 

  

そこで、出がらしの茶葉を600Wのレンジに2分ほどかけて、水気を飛ばし、

刻んでクッキー生地に混ぜました。

  

  

焼くと香りは少し弱くなりますが、素朴な味わい。

「初摘み 惠」を淹れて、いただきました。

  

  

このクッキー、最後にお茶のほろ苦さを感じます。

夫は、最初、茶葉が入っているとは思わなかったみたいで、

「何が入っているの?

 最後、口の中がさっぱりするんだけど・・・。」

と、言っていました。

 

  

何よりも、大好きなお茶を最後まで余すところなくいただけるって、

幸せなことですね。(^-^)

 

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パエリアにも春キャベツ!!

2023-05-09 00:14:49 | 食・レシピ

よく、あさりとキャベツのワイン蒸しを作るのですが、

この材料を使ってパエリアが作れないかなぁ…と。

 

  

出来ましたよ!!

春キャベツとあさりの塩麹パエリア

春キャベツは、石井ファームさんの「はるね」を使っています。

  

  

作り方は、

まず、オリーブオイルで無洗米とみじん切りにした野菜を炒めます。

使った野菜は、新玉ねぎ、パプリカ、ピーマン、にんじん、ミニトマト。

そして、春キャベツの太い軸も刻んで入れています。

  

  

そこに、あさり(ボイル済みのものを使用)を加え、

水と塩麹を混ぜたものを注ぎました。

  

  

沸騰するまで強火、沸騰したら蓋をして弱火~中火で20分ほど加熱。

炊き上がったら、そこに大きめに切った春キャベツをのせます。

さらに蓋をして、蒸らします。

蒸らすことで、キャベツに適度に熱が加わり、甘みが増します。

 

  

イタリアンパセリを散らして、一番上の出来上がり写真になります。

塩麹とあさりのうまみが、春キャベツの甘みを引き立てます。

うまみと甘みがあるので、余分な調味料入りません。

塩味が足りなければ、塩とこしょうで調整するくらいです。

  

途中、味変でレモンを絞っても爽やかでおいしかったです。

  

キャベツそのものがおいしいので、

どんなお料理もおいしくしてくれるのがうれしいです。(^O^)

 

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