雨過天晴

ジャズとホークスとファッションなどなど
興味のあることには片っ端から手を出して
そして時々飽きます

Blogって

2011-12-20 | そのほか

私がBlogを始めたのはYuが1歳になる前にPCを買い替えた時から。

そのPCは先日現在のノートにとってかわられたので丁度7年使用され、そしてBlogもその間書いたり休んだりしてました。

 

私にとってBlogとはなんぞ?

 

当初は仕事上Blogがネット社会の中でどのように使われ、ビジネスに用いられているのか、実感したいがため、自分で始めた次第でした。

特に書くことなんて決まってないし、アフェリエイトももうかるほど情報量が多いわけでもないし、単純に日記を付けて行こうって感じ。

ただ書くだけではもったいないし、まあ当時は数は少ないながらも見てくれる方が10人程度いたので、表現力を磨く場としての位置づけもありました。

という動機で始めたので、なかなか書くお題もないし、仕事は当時激務だったし、2か月書かないなんてこともしょっちゅう。

 

そんななか、ネットワークはその利用の幅を広げていき、いわゆるソーシャルネットワークが台頭してきました。

日本ではまずmixiでしたね。

当然アカウント登録はしましたが、なんか匿名性で繋がってBlogなどよりもより深いコミュニケーションを図るのってどうかな?と思いでしたので、実際は使っていません。

 

そして黒船来襲Facebookの登場。

これは基本個人情報の一部を開示することの恐ろしさを思い、なかなか手が出せませんでしたが、一度手を出すと実名ゆえか色んな友人からアクセスが増えてくる。

ある意味確実にターゲットを絞ってコミュニケーションを取れるツールなので、簡易タウンページのように実用的なインフラとしての一面も持っています。

 

そんな中今でも続けているBlogとは??

 

僕にとってはやっぱり自分の日記であり、これを使って世界の人々とコミュニケーションを図りたい、なんてのは思っていません。

だから自分にとってのいやな部分・病気・趣味・嗜好が目いっぱいかけます。

その中でコメントに共感・反感してくれる人がアクセス・コメントをしてくれるわけで、正直な自分の評価をある意味では聞ける場所でもあります。

もちろん日記でもあるのでできるだけ毎日つけるように心がけています。

 

いつまで続けるのか分からないのですが、できればあとで読み返して、「あーあの頃はこんなことで悩んでいたな」「Yuはここで少し成長していったんだな」とか見返すことのできる一つの自分史作りになってきている気がします。

振り返ることは決して悪いことではなく、色んな経験の棚卸もできる場所。

 

そんな形でBlogを続けていきたいなあと思っています。

できるだけ毎日何でもいいかわ書き留めて。

 

明日もいいことが書けることを楽しみにして。

 


ヒュウガ・ウイルス―五分後の世界 2

2011-12-20 | 

先日読んだ「五分後の世界」の続編。

 

と言っても出てくる人物は全く新しいもので、背景となる世界が前作と同じ舞台。

国連軍と戦い続ける日本(アンダーグラウンド:以下UG)が現世界でいうところ九州宮崎で発生した殺人性ウィルスを封じ込めることができるか、発生要因は、その対処法とは、といったことを通して人間の精神性を訴えかける作品。

これまた筆者の村上龍らしさが出ている作品だと思います。

ウィルスが人体に働きかけるプロセスなどは非常に緻密に描かれていて、著者の丁寧な取材がよくわかります。

 

最終的にウィルスに感染しながらも、死に至らなかった要因を明確には表現してなくとも、生き残った人物の精神性・背景に見え隠れするのも村上氏らしい表現であり、またその内容も彼の世界観に即したものになっています。

一連の作品を合わせてみることをお勧めしますし、村上龍作品を読んだことない方はこの作品群から読んだらいいとも思います。

 

ヒュウガ・ウイルス―五分後の世界 2 (幻冬舎文庫)
村上龍
幻冬舎