雨過天晴

ジャズとホークスとファッションなどなど
興味のあることには片っ端から手を出して
そして時々飽きます

人の魅力

2012-01-26 | そのほか

昨晩FBをいじっていると友人(♀)からチャットでコメントが来た。

 

「育児経験ない人が2歳児の面倒見れると思う?」

 

?????

 

話の経緯を聞くと、彼女の友人(♀)が現在切迫流産の恐れがあって入院中。

旦那さんが子供(2歳)の面倒を見ているものの、仕事と昇格試験と育児に追われる日々に育児ノイローゼ気味。

本来自分たちの親に面倒を頼めばいいと思うが、これまた嫁が親と仲が悪いらしい。

という経緯を踏まえ、友人自身(独身)が預かることを買って出たよう。

 

「いや悪いことは言わんから、辞めときな。なんとかして祖父母に面倒見させるべきだよ」

ということを暗に言葉に込めて、友人とチャットを交わす。

1,2時間の面倒をみるならいざ知らず、数日間預かるという。

子供に何かあれば、入院している友人も心配することになるだろうし、なにより私の友人自身も不幸を被ることになる。

 

でも彼女の腹は決まっていて、単に背中を押してほしいだけの様子。

こうなると頑として動かないのは分かっている。

 

仕方がないので、必要事項(家の近所の夜間救急の確認や保険証の預かり etc)を確認させ、そのうえで何かあれば私に電話するように伝える。

もちろん私に電話する前に子供の親である友人夫妻に連絡した上で繋がらなかった場合だけど。

やっぱり自分もそうだったけど、環境変わると子供は急に発熱したりして、自分がパニくることがあるので。

 

うんうん、と頷きながら彼女は私に感謝をしてきました。

 

 

先ほど連絡があり、結局子供を預かるかどうかについては、もう少し様子を見てからになった模様。

ただ一連のやり取りを見てて、私は友人が周りの人に慕われる理由が分かりました。

もう絶対自分が助けてやんなきゃの一心で行動しようとしていました。

 

人の価値なんて絶対的ではなく、色んな見方で色んな結果が出てくると思うけど、彼女に関して言えば絶対いい奴。

間違いなくいい奴。

 

彼女を友人に持ったことを私は光栄に思う。


不思議の国のアリス

2012-01-26 | 音楽

さて運動してきた私の今宵の友はジャズからデヴィッド・ヘイゼルタイン・トリオ『不思議の国のアリス』。

 

日本のジャズレーベルであるヴィーナス・レコードから発売されたもの。

ここのレーベルは比較的スタンダードを要求するレーベルではあるものの、だからこそアーティスト・ジャズマンの技量を計れるというもの。

デヴィッド・ヘイゼルタインは割と自我が強く、なかなか難解なジャズをよしとするきらいが強いミュージシャンだけど、ある意味日本のレーベルと手を組むことでそうではないことを立証された。

 

蘊蓄はそれくらいで、聞いてて気持ちの良いトリオである。

これぞピアノトリオの真骨頂。

 

私は元々レーベル買いする傾向が強く、澤野工房は大好き。もちろんBlueNoteも。

このころは結構ヴィーナスをこのんでいました。

今でも聞いてて、心地よくなります。

 

不思議の国のアリス
デヴィッド・ヘイゼルタイン・トリオ
ヴィーナス・レコード

 

David Hazeltine Trio - Beautiful Love