雨過天晴

ジャズとホークスとファッションなどなど
興味のあることには片っ端から手を出して
そして時々飽きます

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2014-10-24 | 音楽

やはり金曜の夜はワクワクしますね。

帰りに一杯やりたかったのですが、残念ながら声かける人皆NG。

仕方なしに帰ったのですが、帰った後お誘いが。

惜しい。

もうちょい早ければ・・・。

 

さて今夜のジャズ。

ベテランサックス奏者オリヴァー・レイク率いるTrio 3がヴィジェイ・アイヤーを迎えた作品。

 

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Intakt Records
Intakt Records



1. The Prowl
2. Synapse II
3. Willow Song
4. Shave
5. Rosmarie - Suite for Trayvon (and Thousands More)
6. I. Slimm
7. II. Fallacies
8. III. Adagio 4:15
9. Wiring
10. Chiara
11. Tribute to Bu

Oliver Lake(as)
Vijay Iyer(p)
Reggie Workman(b)
Andrew Cyrille(ds)

 

フリー・ジャズです。

なので、初めてジャズに触れる方には薦めません。

 

私は1曲目を聴いて即購入。

レジー・ワークマンの繰り返されるベースリズムに乗っかっちゃいました。

 

特にレイクとアイヤーを中心に繰り広げられるフリーのインプロヴィゼーションを堪能できました。

下記タイトル曲です。

これぞフリー・ジャズ。

 

 

ラストのアフリカンなリズムも好きです。

 

 

明日はウクレレのレッスン日。

相も変わらず自主練ができていませんが、愉しくウクレレを弾いてきます。

 

そういや明日は日本シリーズが始まる日だ。

ホークスの先発はスタンリッジ。

今年の交流戦ではナイスピッチだったし、明日も大丈夫でしょう。

あとはホークス打線がメッセンジャーを打ち崩すのみ!

ホークス、頑張れー。

 

 

 

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天使の屍

2014-10-24 | 

今朝で無事読了。

貫井徳郎の「天使の屍

 

天使の屍 (角川文庫)
貫井 徳郎
角川書店

 

Wonderful Story」に掲載されていた「犬は見ている」同様、なかなか質の良いミステリー作品でした。

 

息子の自主性を大事にし、息子を信頼していた父親。

ある日彼の息子が謎の自殺を遂げる。

全く思い当たる節がない父親は、その理由を求めて息子の友人らから話を聞いて回る。

そんな中、更なる自殺者が出てしまう・・・。

 

子供は大人とは異なる価値観を共有し、大人の尺度では計り知れないことを考えている。

いつの世も「最近の若者は・・・」という言葉が大人の口から出てくることからも明確なように。

この作品では息子の死後、父親が「真の父親」となるために奔走し、そして若者に振り回される。

「父親」とは子供にとってどういう存在なんだろう。

子どもとどういう形で向き合うのが正しいのか。

ミステリーとは別の部分で考えさせられた作品でもあります。

96年の作品ということもあって、一世代前の少年少女像が描かれていますが、現在においては子育ての環境はさらに難しさを増しているのかもしれません。

 

ミステリーではあるものの、そのあたりの「余白」を持たせてくれているように感じます。

 

次のミステリー作品は道尾秀介の『片眼の猿』を準備しています。

 

片眼の猿―One-eyed monkeys (新潮文庫)
道尾 秀介
新潮社

 

その次の本も、その次の次、さらに次までストックがあるので、読書の秋を満喫します。

 

 

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