今日の大阪は雨。
雨の日は体調がすぐれません。
気圧が低いからでしょうか、湿度が高いからでしょうか。
首都圏は水不足が懸念されていますし、まあ梅雨入りしたわけですし、雨が降るのは当然なんですけどやはり嫌ですね。
ただ紫陽花には雨が似合うので、それだけが楽しみでしょうか。
さてそんな雨の日のジャズ。
私にしては珍しい、ジャズ・ギターのソロ・アルバム。
ECMかリリースされたフレンク・スネツバーガーの『In Concert』。
In Concert | |
Ecm Records | |
Ecm Records |
1.Budapest - Part I
2.Budapest - Part II
3.Budapest - Part III
4.Budapest - Part IV
5.Budapest - Part V
6.Budapest - Part VI
7.Budapest - Part VII
8.Budapest - Part VIII
9.Somewhere Over The Rainbow
Ferenc Snetberger(g)
スネツバーガーについては以前コチラのアルバムで聴いたことがあります。
ギターとほかの楽器のデュオとかなら聴くことはあるんですが、ソロとなると初めてです。
これを購入させるきっかけになったのはECMというレーベル買いですね。
私はECMの全てのアルバムを一聴するようなマニアではないので、私が聴いていた限りで申し訳ないですが、今年はECM結構当たってる気がするんですよ。
だからでしょうか、ギターソロ、と聞いてもあまり妙な先入観なく聴くことが出来ました。
本作はブタペストのリスト・アカデミーの観客の前で披露されたソロ・ギターの演奏を録音したものです。
1曲目から8局目まではスネツバーガーの即興で、アンコールのラストだけはスタンダード。
聴く前には緊張しましたが、演奏が始まると意外とすんなり耳通りがいい。
これは耳をすり抜けていく、ということではなく、耳の入口でいろんな葛藤があって内容がはいらない、ということでもなく、いわゆるビールで言うところののどごしの良さですね。
この良さを作り出しているのは演奏はもちろんのこと曲想によるところが大きいでしょう。
ジャズからクラシックから、ブラジル音楽、フラメンコまで彼のインプロビゼーションの要素となるのが彼のバックボーンとして根付いているからでしょう。
ライブ盤の悲しいところか、時折観客の咳込みが気になるところも正直ありますが、演奏には何ら問題ありません。
ジャズで用いられる楽器の中で私が評価しにくいのは実はギターで、あまり良し悪しをつけがたいところはあるのですが、本作は間違いなく「良」です。
Ferenc Snétberger - In Concert (ECM Album Teaser)
さて腰痛もだいぶ治まってきました。
ウクレレの自主練でもしようかな。
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