雨過天晴

ジャズとホークスとファッションなどなど
興味のあることには片っ端から手を出して
そして時々飽きます

ハガイ・コーエン・ミロ in 京都

2016-12-13 | 音楽

昨夜はハガイ・コーエン・ミロ トリオのライブを観に行きました。

場所は京都のジャズ・ライブ・ハウスのLe Club Jazz

 

京都は三条にあるんですが、そう言えば私の馴染みのショップの京都店が近くにあったな・・・。

少し早めに着いて、梅田店に以前いた顔馴染みの店員さんと久しぶりに会う。

今度飲みに行く約束をして、いざ会場へ。

 

メンバーはハガイ・コーエン・ミロ(b)、ジヴ・ラヴィッツ(ds)、ベン・ウェンデル(ts)。

 

 

主に以前紹介したアルバム『Penguin』からオリジナル曲を、そして3曲ほどスタンダードを演奏していました。

 

Penguin
Tzadik
Tzadik

 

ミロとラヴィッツは、以前行ったヤロン・ヘルマンのトリオ以来です。

 

ヘルマンのライブとは違い、ミロのリーダーグループなので、ベーシストと言えど、かなりミロの聴きどころが多かったです。

現役世代では、トーマス・モーガンも好きですが、ミロも好きなベーシストの一人です。

切れ味の鋭い演奏です。

そしてラヴィッツも本当に好きなドラマーで小気味の良いリズム取りに、ついつい体が動いてしまう。

そして今回の収穫はウェンデルですね。

tsの醍醐味は太い低音と伸び上がる高音、そして吹き上げたときの掠れ具合が私の中での評価軸なんですが、このバランスが絶妙。

特に掠れ具合、息の漏れ具合が良かったな。

 

オリジナル曲ばかりだと思っていましたが、ウェンデルとのアルバム共演と言うのは、私は知らないので、適度にスタンダードがまぶされていました。

中でもオーネット・コールマンの「Turnaround」は聴き応えありましたね。

オリジナルでは上記『Penguin』に収録されている「Family」が良かった。

 

 

20時から22時過ぎまでの2ステージをしっかり堪能しました。

思えば今年のジャズ・ライブは正月明け早々にトーマス・モーガンのソロライブで始まって、ハガイ・コーエン・ミロ・トリオで終わる。

好きな楽器で始まりと終わりを迎えられました。

 

来年もいいライブと出会えることを期待しています。

なお既に決まっているのは3月のヤコブ・ブロのトリオ。

これもトーマス・モーガン出ます。

 

京都の夜は寒かったですが、とてもいい夜でした。

 

 

↓ ポチっとお願いします

blogram投票ボタン