今夜のジャズはハンガリーの俊英ピアニスト アロン・タロスの『Little Beggar』
LITTLE BEGGAR | |
BMC RECORDS | |
BMC RECORDS |
1.Little Beggar
2.Hendersong
3.Ke-Bop
4.B.M.
5.The Song
6.Chicken Run
7.Big Talk
8.Weighted Words
9.Cloud Atlas
10.Epigramma
11.Chanson
Aron Talas (p)
Jozsef Barcza Horvath (b)
Attila Gyarfas (ds)
ベースは澤野工房のロバート・ラカトシュ・トリオでもお馴染みジョセフ・バルカ・ホラーツとジャズ・ギタリストを父に持つアッティラ・ギアファスのトリオ作です。
前作『Floating Island』でも同じトリオでリリースしています。
Floating Island | |
クリエーター情報なし | |
メーカー情報なし |
かわいい仔羊の頭突きジャケットに惹かれて手に取った次第ですが、これが聴いてみると良いです。
現代欧州のピアノ・トリオの王道を行くようなタッチ。
リーダーのタッチはクラシックを土壌としているような流麗でありつつ、場面場面で軽やかな一面を魅せてくれます。
スイング感もあってつい体が動くところも。
また気になったのはドラムス。
タロスとほぼ同い年くらいのギアファスですが、彼のシンバルの音が独特ですね。
かなり多用しているのですが、騒々しさが感じられず、広がりをもたせるような感じとでも言うのでしょうか。
普通こんなに鳴らすと結構うっとおしいと感じるのですが、彼のシンバルはそれを感じさせない。
新しい発見。
Aron Talas Trio - Little Beggar
これは来日してもらうしかないでしょう。
ハンガリー大使館さん、是非彼らのスポンサーについてください!!
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