皆さん、体調はいかがでしょうか。
私は週末エアコンに当たり続けてぐったりしています。
我が家では奥さんもエアコン好きではないので、一時期エアコンは使わず扇風機と、きつくなったら水風呂に飛び込む、といった超原始的な夏を過ごしたこともあったのですが、今年は無理。
エアコンガンガン。
ニュースでも、やれ38度超えだ、5日間連続だ、なんて聞くだけでぐったり。
今年は暑い夏を楽しむ!!、と意気込んでいた私ですが、いきなりつまずいた感じです。
Yuさんはこのクソ暑い中でも部活に頑張っています。
我々が中学生の時も当然のように部活はあったんですが、水のんじゃ駄目!とか今となっては頭が悪いとしか思えないような慣習が横行していました。
Yuさんにはくれぐれも暑くてふらつきそうになる前に休憩を取るようにきつく言っています。
さて自宅でぼんやりしつつTVのYouTubeザッピングを続けていたら久しぶりの映像。
エスビョルン・スヴェンソン・トリオ(e.s.t)のライブ映像。
長編は観たことなかったので新鮮な気持ちで観ていました。
今日のジャズはスヴェンソン没後10年でリリースされたライブ盤『e.s.t. Live in London』をご紹介。
エスビョルン・スヴェンソン・トリオ/ライヴ・イン・ロンドン (Esbjörn Svensson Trio/e.s.t. live in london) [2CD] [輸入盤] [Live Recording] [日本語帯・解説付] | |
Esbjörn Svensson,Dan Berglund,Magnus Öström | |
ACT MUSIC / King International |
CD 1
1.Tide Of Trepidation
2.Eighty-eight Days In My Veins
3.Viaticum
4.Mingle In The Mincing-Machine
5.In The Tail Of Her Eye
6.The Unstable Table & The Infamous Fable
CD 2
1.When God Created The Coffeebreak
2.Behind The Yashmak
3.Believe, Beleft, Below
4.Spunky Sprawl
Esbjörn Svensson (p)
Dan Berglund (b)
Magnus Öström (ds)
スヴェンソンが亡くなって10年ですか。
早いものです。
確かスキューバをしていての事故だったように記憶しています。
ジャズの垣根を超えて人気が出て、絶頂期を迎えつつあった頃です。
売れ始める少し前からジャズを聴き始めた私にはThe Bad Plusと同様にすごく衝撃を受けました。
本作品は2005年5月のロンドンのコンサート音源です。
当時は『Viaticum』をリリースした直後で、どこの会場もSold Outだったそうです。
VIATICUM | |
Act | |
Act |
2枚組の前半は、その『Viaticum』を中心に演奏し、後半はこれまた名作の『Strange Place for Snow』を中心に演奏しています。
Strange Place for Snow | |
Sbme Special Mkts. | |
Sbme Special Mkts. |
ライブならではの即興性はあるのですが、非常に完成度が高く、スタジオ盤と遜色ない出来栄え。
今聴いてもその先鋭性は変わらず。
現在の欧州ジャズの基盤になっているゆえ、古さを感じることがないんだと思います。
GoGo PenguinやPhronesisなどの人気ピアノトリオはここから始まっていると言っても過言じゃない。
聞き慣れたナンバーですが、ライブ盤で改めて聴くとやはり良いですね。
私も是非生で観たかったな。
この夏の熱さ、そしてスヴェンソンに敬意を払って、1mmカットの坊主頭にしてみました。
シャリシャリ頭で気持ちいい。