雨過天晴

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そして時々飽きます

Anomaly

2019-04-17 | 音楽

今夜は高校の同窓会 in 大阪だったのですが、私療養中につき欠席。

実際集めたのは私なのに・・・。

残念の極み。

まあみんな愉しんで頂戴。

体調良くなったら次回参加しよう。

 

昨年末にリリースされたカリフォルニア州生まれでギリシャ育ちのサックス奏者アーロン・バーネットで『Anomaly

 

 

ANOMALY
FRESH SOUND
FRESH SOUND

 

1.Frontier
2.Embrace Of The Goddess
3.Picassonite
4.No More Bebop?
5.Light Beings
6.Wally's Stepchildren
7.The Prototype
8.Ditransparentmension

Aaron Burnett & The Big Machine:
Aaron Burnett (ts,ss)
Peter Evans (tp)
Joel Ross (vib)
Corey Wilcox (tb on 3,5)
Carlos Homs (p)
Nick Jozwiak (b)
Tyshawn Sorey (ds)

 

バーネットを知らなかったのですが、キャリアは充分でカート・ローゼンウィンケルとの共演やエスペランザ・スポルディングのサポートもしていたそうです。

今回は自身のバンド“ビッグ・マシーン”による最新作をFSNTからリリースしました。

購入したのはレーベル買いとピーター・エヴァンス、タイショーン・ソーリーの名を見つけたから。

昨年末に届いて一聴していましたが、少し寝かせて(他の作品のレビューで遅れただけです)改めて聴き直しましたが面白い。

 

全体的にややフリージャズ寄りのコンテンポラリーです。

しかもかなりガツンとブロウします。

エヴァンスのトランペットからコリー・ウィルコックスのトロンボーンと続きバーネットのブロウが楽しめる3曲目。

フロントが張り切って演奏できるのは後ろのリズムセクションがシッカリしているおかげ。

ニック・ジョズウィアックとソーリーの二人です。

ソーリーのドラムスはバシャーンと派手にいきますが、ジョズウィアックは目立たないけどよく聴くと味のある演奏。

さらに”天才”と称されるヴィブラフォン奏者のジョエル・ロスが緊張感を与えます。

これまで私が紹介した作品でも2回登場した人物(In Common: Walter Smith III, Matthew Stevens, Joel Ross, Harish Raghavan, Marcus GilmoreUniversal Beings

ロスは今度Bluenoteから初のリーダー作となる『Kingmaker』をリリースするほど注目されています。

 

Kingmaker
Blue Note Records
Blue Note Records

 

若い力が炸裂している本作は見逃せません。

年末のドサクサに紛れていたので昨年のベスト盤には挙げておりませんが、かなり重要な一枚だと思います。

 

 

参考動画ではドラムがクッシュ・アバディ。

彼も今後のキーパーソンの一人。

 

バーネット、今後注目していくべきジャズマンですね。

 

 

 

ジャズ
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