Hope
2019-10-14 | 音楽
やはり台風の被害は大きかったようですね。
しかも広範囲で。
しっかしとした堰があれだけ崩れて被害が拡散するとは思いませんでした。
土木大国と言われる日本ですが、ダムや堰での治水に加えた新たな対策が必要なのかもしれません。
特に被災を意識したチョイスではないのですが、ケヴィン・ヘイズとリオーネル・ルエケのデュオ盤で『Hope』。

- Violeta
- Hope
- Aziza
- Feuilles-O
- Milton
- Twins
- Veuve Malienne
- All I Have
- Ghana Boy
- Loving You
- Sweet Caroline
Kevin Hays (p, vo)
Lionel Loueke (g, vo)
Lionel Loueke (g, vo)
二人共NYで活躍中。
ルエケはロバート・グラスパーらとの共演も多く、忙しいギタリストの一人でしょう。
本作2017年にLPのみでリリースされていましたが、そこに3曲の追加トラックを加えてリマスターされEdition Recordsから今年リリースされました。
デュオ盤なのですがヴォーカルやアコギをパーカッシブに叩いてみたりなどの演出のおかげもあってか多くの音を感じます。
アップテンポの曲では明るく感じますし、スローバラードは包み込む優しさがあります。
下記にライブ音源がありますが観ていただけると、二人が相手の音に変に合わせに行こうとするというよりは、相手の意向を自分で汲み取ったあとの解釈で表現し返しているのがよく分かります。
これぞインタープレイ。
タイトルは「Hope=希望」。
偶然ではありますが、もし被災された方が電源・電波があってちょっと一息つきたい時に聴いてみてもらえると幸いです。