雨過天晴

ジャズとホークスとファッションなどなど
興味のあることには片っ端から手を出して
そして時々飽きます

Spectrum

2019-11-10 | 音楽
先日ワタシのiPhoneから通知。
「結婚記念日:明日」
毎年iPhoneに教えてもらいます。

奥さんの最近買い替えたスマホからも奥さんに通知があったようです

二人で顔合わせて
「らしいよぉ」
お気楽夫婦なんてものは基本的に記念日を覚えない。
頑張ってYuさんの誕生日まで。
それ以上は受け入れるメモリー機能がないんでしょうね。
片方すげー覚えてて、片方まーったく覚えていない夫婦よりはマシでしょうか。

特に何も考えておらず、食事だけは近くのいい焼肉店でお肉を食しました。
ただ今回結婚20周年なんですよね。
「なんか欲しい物ある?」
「ない」
うーん、確かにお金がかかる時期ではあるけど、普通に貯金してて自由に動かせるお金もあるんだから、なーんにもしてあげないのもね・・・。
バーキンとか?
使わねー。
そんなおめかしして出ていかねー。
ワタシは?と聞かれたら腕時計と即答するけど。
まあXmasくらいまでに奥さんの希望があれば何かプレゼントしたいです。

さて少し前にリリースされ、話題になりましたが、上原ひろみの新譜で『Spectrum』。




  1. Kaleidoscope
  2. Whiteout
  3. Yellow Wurlitzer Blues
  4. Spectrum
  5. Blackbird
  6. MR. C.C.
  7. Once in a Blue Moon
  8. Rhapsody in Various Shades of Blue
  9. Sepia Effect

さーて初っ端から言っちゃおうかな。
この作品・・・・・ワタシの今年のベスト・ピアノソロに決定しました。
どうもどうも。
まだもう少し時間はあるけどもうこれ以上は無理。
上原ひろみ作品の中でもまあトップクラスでしょうね。
"色彩"をテーマに書き下ろされた新曲7曲に加え、ザ・ビートルズ「ブラックバード」とジョージ・ガーシュウィン「ラプソディ・イン・ブルー」のカヴァーを収録しています。
しかも8曲目のガーシュインのカヴァーは「ラプソディ・イン・ブルー」にジョン・コルトレーン「ブルー・トレイン」とザ・フー「ビハインド・ブルー・アイズ」を織り込んだ、22分46秒に及ぶ大曲。
ブルー✗3なのです。
これは表現者の素晴らしさのみならず、作曲者としてのランクが上がったことを証明してくれます。

昔は速弾きすげーなーと思うくらいでしたが、もはやそんなものでは語れません。
作曲面を考えると坂本龍一になれる、もしくは超えるそんな人になりそうな気がします。



そんな素敵なアルバムを聴きながら、結婚記念日のブログが書けたことはとてもうれしいし、記憶に残ります。

ワタシの一方的な想いですが、上原ひろみさん、本当にありがとうう。

ジャズ
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