少し寒の戻りなのか、寒い日が続きますね。
さっきDAZNで楽天戦見てたら仙台は雪が舞っていました。
これを乗り越えると一気に暖かくなるようです。
暖かくなるとジャズの世界も一気に動き出す気がします。
期待の高い新譜のリリースが続きますし、海外のアーティストたちの来日も増える。
4・5・6月は要チェックのライブが関西でもあるので嬉しいです。
さて最近聴き惚れてる作品なんですが、ノルウェーのギタリスト ラーゲ・ルンドの新譜『Terrible Animals』の出来が素晴らしい。
Terrible Animals | |
Criss Cross | |
Criss Cross |
1.Hard Eights
2.Aquanaut
3.Suppressions
4.Haitian Ballad
5.Ray Ray
6.Octoberry
7.Brasilia
8.Take It Was
9.Terrible Animals
10.We Are There Yet
Lage Lund (g)
Sullivan Fortner (p)
Larry Grenadier (b)
Tyshawn Sorey (ds)
ジャケットは昔のCriss Crossの作品で見たことあるようなデッサンタッチのルンド。
後ろのメンツがすごくて、タイショーン・ソーリー、ロイ・ハーグローブ・クインテットでお馴染みサリバン・フォートナー、ブラッド・メルドー・トリオのベーシスト ラリー・グラナディエ。
聴き始めるとすぐ思いつくのですが、タイトルの”Terrible”な”Animal”はソーリーのことじゃないかな、と。
激しく、尚且繊細なドラミングとシンバル。
思い切り叩きまくる曲も、しっとりとブラッシングする曲も実にウマい。
ソーリーの代表作にしても良いんじゃないでしょうか。
ルンドはエフェクターをうまく活用してとても奥行きのある演奏です。
そして何より全曲彼のオリジナルで、作曲能力の高さが垣間見えます。
1曲目の出だしは、オーネット・コールマン的で「おっとそっちに行くのか」と思いきや、意外に暖かいメロディーだったり。
スローな5曲目はギター、ベース、ピアノのユニゾンが心地良く、1曲選ぶならこれだな。
素晴らしいメンバーで素晴らしい演奏、素晴らしい録音。
コイツは良い出来です。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます