ツガ二を始めて食したのは、4年前の今頃。
日本一綺麗な清流と言われる高津川でとれた元気な川ガニ。
川のカニといっても、大きめで力が強い暴れん坊、腕にプレスリーの様な毛がヒラヒラと着いているのが特徴です。
とっても美味しかったので、組合から自宅に送ってもらい調理してみました。
地元では茹でられることが多いようですが、私は網袋に入れて重石押して蒸しました。
オレンジ色のミソがねっとりと濃厚で、海カニのミソに負けません。
特にメスの内子が美味で、ヤンチャなカニと格闘したかいがあったというもの。
ローカル感溢れるツガ二料理と出逢うと嬉しくなります。
地方によって呼び名も微妙に変わり、食べ方も様々。
炊き込みご飯のツガ二飯や、皮ごと潰すツガ二汁、里芋と甘辛く炊くいもたきなど、郷土色豊かで楽しい。
益田市にある田吾作さんは、日本一の居酒屋と謳われ魚介の鮮度は最高。
地産の美味しい新米と炊かれたツガ二の炊き込みごはん美味しかったなぁ。
旬の味覚を程よく楽しめました。
薬膳ではカニは寒性で清熱瘀血です。