カレーに使われるスパイスは漢方・薬膳における生薬と共通するものが多いです。
その複雑な香りと辛さや効能を、脳や身体が記憶しているのでしょう、寒さを感じたり疲れた時に特に口にしたくなります。
デトックスも兼ねて月に1度、豆と野菜とスパイスだけのカレー(ダールカレー)を作ります。
香りは油溶性なので、スパイスと炒めて香りを立たせたら、後は野菜、水、豆と合わせてコトコト煮込むだけ(市販のカレー粉を使うなら2人分で大体大さじ2)、材料をお鍋に入れたら後はお任せです。
カレーに入るターメリックのクルクミンは脳や肝臓にも良いですし、シナモン、ナツメグ、クローブ、クミン、マスタードなどは消化を助け、胃の痛みやお腹の張りを和らげて血液をキレイにする効能があります。
心をも元気にするスパイス達がもしもキッチンに眠っていたら、休日カレーなどいかがでしょう。