百菜健美☆こんぶ家族ラボ

おいしい
と感じることは生きる喜びに
そして笑顔になります。
舌で味わい、
目は閉じていても
耳は心で。

みょうが・茗荷・秋みょうが・天ぷら

2023-09-13 | 昆布

みょうが・茗荷・秋茗荷・天ぷら・香野菜

秋みょうが美味しいですね。

小ぶりのサイズを目にしたら、早々天つゆや香り塩を仕込みます。

薄く衣をつけた揚げたてのみょうがを一口でほうばると、香りが鼻を抜け、しゃきしゃきした食感が何とも心地よい。

初秋の醍醐味ですね。暑い日ならそうめんの付け合せにも最適です。

みょうがの香り成分には発汗作用があるので血行を良くし、消化をよくする効能も期待できます。

色も美しいので、何かとお料理のアクセントになりますね。

3〜4月頃が旬の茗荷竹は若い頃の茎で、天麩羅に美味しいですよ。

7月ごろの早(わせ)茗荷は比較的小ぶりで、八月に入ると赤く丸みを帯びて秋茗荷となります。

みょうがをさっと茹で、熱い内に甘酢に漬ければ鮮やかに発色し、日持ちするピクルスになります。

これを刻んでご飯に混ぜれば即席のお寿司がすぐに作れます。

茗荷をつけた甘酢に焼き鮭やじゃこをくぐらせてご飯に混ぜると、さっぱりとした旨味で、食欲がない日にも箸が進みます。

 

 

 

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アンチエイジング・キレイを作る・抗酸化力

2023-09-12 | 昆布

ブロッコリー・抗酸化力・アンチエイジング・エイジングケア・食養生

エイジングケア力を含むものには、高い抗酸化力があります。

よく知られているのは、アサイー、ラズベリー、りんご、プラムなどの果物。その他に黒豆、レンズ豆、大豆などの豆類やナッツ類、ブロッコリーや紫玉ねぎ、ほうれん草、さつま芋などの野菜、飲みのもならお茶や赤ワイン、スパイスならクローブ、ウコン、シナモン等です。

これらを意識して摂取すると体のサビを止める働きが期待できるようです。

内容を見ると、アントシアニン、イソフラボン、カテキン、スパイスなどが良さそうですね。

これらは米国農務省と国立老化研究所より開発された抗酸化力による新しい指標のORAC値、米国では認知度があるそうです。

中医学薬膳や日本の栄養学から見ても、体の錆止めに効く食材として、黒豆や緑黄色野菜、ナッツ類、ポリフェノール類などは同じですし、体に良い影響があるものばかりです。

日々の養生にもなりそうです、キレイや若々しい体を目指して取り入れてみても良いかも知れませんね。

 

 

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小豆・あずき茶・小豆・デトックス

2023-09-11 | 昆布

小豆・あずき・豆・デトックス

あんまり甘いものが得意じゃない私でも、小豆たっぷりの豆大福などをいただくとホッとして気持ちが穏やかになります。

甘みや舌触りもさることながら、身体にたまった余分な湿(水滞・すいたい)を取る小豆を心地よく感じるのかもしれません。

特にむくみが気になる方(雨季に体が重い、頭痛がする、膝などの関節が痛い、睡眠が浅いなどの症状が出やすい方も)に、お勧めです。


昔から日本で食されている小豆は、湿をとり解毒作用があると言われています。

利尿作用が高いので体の余分な水分を排出し、むくみ解消に有効です。ハトムギをプラスするとさらに効果が高まります。


最近では、食べやすい蒸し小豆なども販売されているので、そのままつまんでおやつにしてもよし、シチューやスープ、サラダに加えても。

私はむくみが気になる時は、洗ったあずきをゆっくりから炒りし、煮出したあずき茶を飲用します。

 

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新米・米・仁多米・奥出雲

2023-09-10 | 昆布

新米・炊きたて・ごはん・米

新米の季節になりましたね。

毎年日本のお米は世界一だと、お茶碗の中にピカリと光る銀しゃりをみて深く思います。

炊き立ての良い香りが鼻に抜けて甘みが口中に広がる幸せ。

好きなお米の一つに奥出雲の「仁多米」があるのですが、もちもちとした食感が特徴です。

山間が広がる畑の中の田植えは楽しく、稲刈りをお手伝いしている時期もまりました。


お楽しみのご褒美はお結びです。

お米が育った新鮮な水で炊かれていて、東京ではマネのできない贅沢さ。

新米の季節は、ほぼ毎日炊きたてを楽しみます。


湯気の立つごはんにおろしたての山葵でいただく卵かけごはん、ジュワッとごはんに溶けるバター醤油ごはん、黒胡麻と海苔を佃煮風に炊いたものなど、気分によってシンプルに楽しんでいます。

お米を食べると体力気力ともパワーが出ますが、人の脾胃にもっとも優しいのもお米です。

 

 

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白きくらげ・木耳・銀耳・美肌スープ・薬膳

2023-09-08 | 昆布

白木耳・木耳・きくらげ・美肌食

道行くとイチョウの木に銀杏がたわわです、秋ですね。
肌の乾燥が気になり始めるのもこの頃。

肺も潤す美容食として人気の白きくらげは、料理やデザートに大活躍します。

私のお勧めの下処理は、たっぷりの湯でとろみがでるまで約1時間半ほど下茹でします。

ふるふると柔らかく、多めに茹でて小分け冷凍すればいつでも楽しめます。


肌に良いスープとして、コラーゲンと旨味の素となる骨つき鶏(塩麹をもみこむ)と一緒にさらに煮込むと、最強のツヤ肌に。

その際、体を温め滋養のあるものをプラスします。

生姜のスライス、松の実、クコの実、ナツメ、玉ねぎや長ねぎなどを加えてゆっくり煮込み、薄味に仕上げる。胃腸を整え、冷えも改善する丁子(クローブ)をアクセントに加えても良いでしょう。

器によそい粗塩を添え、好みで黒こしょうや山椒をふって全体を引き締めると美味。

 

 

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つがに・ツガ二・モクズガニ・郷土料理

2023-09-07 | 昆布

つがに・ツガニ・モクズガニ・カニ

ツガ二を始めて食したのは、4年前の今頃。

日本一綺麗な清流と言われる高津川でとれた元気な川ガニ。

川のカニといっても、大きめで力が強い暴れん坊、腕にプレスリーの様な毛がヒラヒラと着いているのが特徴です。

とっても美味しかったので、組合から自宅に送ってもらい調理してみました。

地元では茹でられることが多いようですが、私は網袋に入れて重石押して蒸しました。

オレンジ色のミソがねっとりと濃厚で、海カニのミソに負けません。

特にメスの内子が美味で、ヤンチャなカニと格闘したかいがあったというもの。


ローカル感溢れるツガ二料理と出逢うと嬉しくなります。

地方によって呼び名も微妙に変わり、食べ方も様々。

炊き込みご飯のツガ二飯や、皮ごと潰すツガ二汁、里芋と甘辛く炊くいもたきなど、郷土色豊かで楽しい。

益田市にある田吾作さんは、日本一の居酒屋と謳われ魚介の鮮度は最高。

地産の美味しい新米と炊かれたツガ二の炊き込みごはん美味しかったなぁ。

旬の味覚を程よく楽しめました。

薬膳ではカニは寒性で清熱瘀血です。

 

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山芋・長芋・ねばりっこ・滋養

2023-09-06 | 昆布

長芋・山芋・ねばりっこ・山薬

「ねばりっこ」は鳥取県の特産品。

ご縁があって香りの良いムカゴと共にいただきました。

山芋と長芋の掛け合わせのようなお芋で、長芋より少し皮が厚く、粘りがとても強い。

まっすぐボディーなので、調理しやすいのがとても嬉しい。

おろしたねばりっこを、フライパンでそのまま焼くだけで美味。

粉をほとんど加えなくてもお好み焼きのように焼けます。

磯辺揚げも、その粘りで海苔にのせて油へ滑らせるだけで簡単。


山芋系に含まれる成分には、たんぱく質を分解する酵素が含まれ胃の粘膜を保護します。

体力を回復する効果も高いので養生します。
薬膳では、乾燥させたものは生薬で山の薬と書いて(山薬)さんやくと読みます。

喘息や空咳によく、「益気養陰・補脾肺腎」とされています。
私は、疲れたなと思ったら山芋をおろしてお味噌汁に入れたり、蒸し料理にして滋養を高めています。

 

 

 

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酢橘・すだち・スダチ・薬膳

2023-09-05 | 昆布

すだち・酢橘・柑橘類・秋の味覚・果物

日中はまだまだ暑い日もあるこの頃。

お肉や鰻など滋養のあるものや、スパイスたっぷりのカレーなどを食してパワーをつけるのも大事ですが、そろそろ秋に向けて、体のコントロールをしましょう。

体を冷やすウリ科のものや、辛すぎるものを段々と控え目にし、酸味のあるものを食卓に足していきます。

我が家の庭にも少々実っていますが、酸味のキレがよいすだちは、気分を良くしストレスを緩和する手伝いをします。

ビタミンがCたっぷり、お水にしぼるだけでも酸味と香りで元気がでます。


旬の梨や柿にしぼるのもよいものですし、そろそろ出回る相棒のさんまにも必需品。

酢のかわり使う(すだち酢飯)もゴマを加えるだけで食が進みます。

また、白身やイカのお刺身は酢橘と粗塩が繊細な美味しさを邪魔せず、良いところを引き出しますよ。

りんごや青い蜜柑、銀杏も育ってきたし、ツクツクボウシも鳴き始め、すっかり秋めいてきました。

 

 

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黒きくらげ・木耳・キクラゲ・薬膳

2023-09-04 | 昆布

まいにち食薬養生帖・井澤由美子・黒きくらげ・キクラゲ・木耳・薬膳・食養生

きくらげはキノコの一種で黒、白の2種があります。

薬膳で黒きくらげは老化防止、エイジングケアに良しとされ、昔から不老長寿の食材とされてきました。

最近では国産の生黒きくらげもよく出回るようになりました。

生きくらげはぷるぷるとした食感、乾燥したものはコリコリとした独特の食感がなんとも楽しい。
下処理として、あれば固めの石づきを取り、熱湯で(表示通り)茹でて食べやすく切ります。

茹で黒キクラゲは生姜醤油や酢の物、春雨中華サラダに入れる、炒め物に加えるなどシンプルに楽しみます。

その他、お噌汁やスープ、鍋物に入れる(私はおでんに加えるのが好き)など。

加熱調理するものは、下ゆでなしでも大丈夫です。


きくらげには繊維も豊富なので便秘解消にも良いものです。

鉄分なども多く、タンパク質やビタミンCと摂取すると、効率よく体に吸収できます。

 

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無花果・いちじく・イチジク・蒸しいちじく・薬膳

2023-09-03 | 昆布

いちじく・イチジク・無花果・薬膳・食養生・蒸し無花果

古代ローマでは「不老不死の果実」とされていたいちじく。

いちじくは和食でも繊細な白和えなどいろんな食べ方がありますが、是非一度お試しいただきたい一品をご紹介します。


完熟いちじくが手に入ったら皮をむいて器に入れて蒸し、粗熱をとって冷蔵庫で(蒸し汁ごと)冷やしておきます。

次にタレを作ります、指で砕いたカシューナッツ3、4個を乾煎りし、香りが出たら胡麻大さじ1を一緒に炒ります。

熱いうちにすり鉢ですって、メイプルシロップ、醤油各同量、酢少々で伸ばしながら好みの味に整えて、さらによくすり混ぜます、これを冷やしたいちじくに適宜かけます。

香ばしい香りとトロリとした甘みがいちじくに絡まってなんとも美味、冷たいことも美味しいポイントです。

ビールよりスパークリングか白ワイン、日本酒がよく合います。

デザートにしたい時は、シンプルにレモンを絞って蒸せば、美しい天然の赤色が引き出されます。
繊維が豊富ないちじくと胡麻を合わせるとグンと便通効果が上がりますね。

いちじくは体の余分な熱をとり、喉の腫れをおさえます。

更年期の女性によい効能もたくん、母乳の出もよくすると言われています。

 

 

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にんにく・黒にんにく・疲労回復

2023-09-01 | 昆布

井澤由美子・発酵食・黒にんにく・免疫力・黒にんいくの作り方

まだまだ暑いですが、朝夕は少し秋めいてきましたね。

季節の変わり目です、油断して体調を崩さないように心がけたいものです。

私の強い味方は黒にんにく。

トロリと柔らかく口に入れるだけで衛気が満ちて元気になります。

熟成発酵し、フルーツのような甘さがあり、匂いがたいして気にならないのも良いところ。

発酵させることで普通のにんにくにはない、Sーアリルシステインというポリフェノールの一種が生成され、にんにくの何倍もの高い抗酸化パワーが期待できるそうです。


古くなった炊飯器などがあれば手作りも簡単、にんにく臭はするので、物置などで私は作っています。


老化防止、生活習慣病予防の他、体温を上げて血行不良を改善、エイジングケアにも最適です。

疲れ気味、風邪かな?と思ったら先手を打っていただくとよいかも知れませんね。

 

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