予想はしていたが、封鎖が5月3日まで延びた。
ただし、復活祭明けの4月14日から、本屋、文房具屋、ベビー、子供用品のお店は開くと言う。
さて、今日は聖金曜日。
キリストが十字架に架けられた日だから、この日に騒ぐ人はいない。
そして、日曜日が、キリストの復活の日。
本来なら、家族、親戚が集まり会食、自宅に招く人もいるし、天気が良ければ、セカンドハウスに行く人も多い。
海に山に、一人で過ごす人は少ない。
旅行に出る人も多いし、そうでなくても、ピクニックに出たり、家でじっとしている人の方が少ない日である。
それが、今年は、みんなそれぞれの同居家族単位での復活祭。
イタリアはシングルがかなり多いから、一人で過ごす人も多いということになる。
一人で住んでいる高齢者も多いし、施設に入っている人もいる。
しかし、近くても、遠くても、他の家族の元へ行くことはできない。
施設に面会にいくこともできない。
彼と、彼女と、一緒に過ごすこともできない。
夫婦なら、また、子供がいればある程度賑やかだが、まさか封鎖がここまで延びると思わず、一人で過ごしていた人にとっては復活祭の昼食さえも一人とは、かなりきついかもしれない。
彼、彼女の関係なら、もう1ヶ月会っていないことになるし、あとほぼ1ヶ月会えないことになる。
これは、遠距離でなくても、つまり、同じ市内に住んでいても、会いに行くことは基本的にできない。
2ヶ月会えず、もちろん、電話、ビデオ電話はいくらでもできるが、会えず、本当の愛を確かめられるか、別れるか。
このコロナが大きな鍵を握るかもしれない。。。
さらに、4月25日は解放記念日。
5月1日のメーデー。。。
ううう。。。。。 コロナを心から恨む。。。。
今日も、集中治療室、一般の病棟の入院患者は減少、しかし、死者は500人を超え、新しい感染者は1400人近い。
1400人。。。。本当にどこで感染するんだろう。
と言いながら、明日、私が感染するかもしれないが。
ただし、新しい感染者の68%は軽症で、自宅での隔離ということ。
つまり、7割近くは、かなり軽症ということになる。
今日、ヨーロッパの某国から帰ってきていた娘の14日間の自宅隔離が終わった。
やっと、今日、初めて、おかえりなさい〜とハグすることができた。
しかし、今日、早速、私の代わりに買い物に行ってきてくれたのだが(スーパー入店の待ち時間1時間)、つまり、我が家の感染の可能性が増えたとも言える。
今まで以上に、手をきちんと洗わなくては。