日本の様子は、一般のオンライン新聞で、淡々とした表現のものを見て、一部、週刊誌のオンラインの記事も読む。
週刊誌は、もちろん、表現がやや過激なところがあるだろうが、それにしても、東京の医療事情がかなり悪化してきているのがわかる。
または、今はまだオーバーでも、1週間後にはそうなるような気がする。
日本では、コロナの検査が陽性とわかっている患者を受け入れたくない病院が多い、ともあったが、その点、イタリアでは、散々言われたが、満床でない限り、拒否されることはない。(基本的にはないはず)
ところで、今、日本で、急増している患者は、昨日や一昨日、感染したわけではない。
だいたい14日程度前に感染した人が多いはずである。
これは、次のように計算できる。
感染 ー 発症まで6−7日 ー 熱、咳などの症状が3日程度続き、おかしいと思う ー 医療機関に受診希望、しかし、すぐに受診できない場合も多い ー やっと検査 ー 結果が出るのがおそらく翌日
これで、14日程度になる。
早くても10日。
なお、イタリアでは、発症は感染から6−7日後が多く、発症の3日前から感染の可能性がある、ということがわかってきているらしい。
そこで、今、新たな感染者という人たちは、3月の終わりに感染した人が多いということになる。
多少自粛したとはいえ、緊急事態宣言が出るまでまだあるため(または、宣言が出るとは想像していなかった)、まあまあ外出していた人は多いのではないか。
花見、送別会。。。
そして、その時に感染した人たちが、症状が出る前に、さらに、他人に感染、その人たちがまたさらに。。。。
だから、緊急事態宣言が出た、4月7日から3週間程度は、どうしても感染者数が大きく増加する計算になる。
落ち着くまで、最低でも2週間、たぶん、3週間はかかる。
つまり、今の時期が、医療が最も逼迫している時に当たる。
その間、もし高齢者が感染すると、医療の手が回らないことになる。
だから、もう実は遅いのではあるが、しばらくは、とにかく、外出しない、手を頻繁に洗う、顔を触らない、これを徹底するしかない。
医療が一番逼迫している時に、発症しないことは、かなり重要である。
それにしても、別の記事で、4月4日に任天堂のゲームが店頭に並ぶということで、ものすごい人が詰め掛けた、という記事も読んだが、この状態では、もう、救えないかもしれない。
東京には、既往症のある父がいる。
感染したら、もうだめだと思っている。
だから、父を救いたいが、もちろん、その他の方も救いたい。
そこで、バカみたいにこんなブログを書いているのだが、どうか、日本の方に、一人でも多くの方に、このコロナは普通ではないことをわかってほしい。