日本での封鎖が3週間となり、色々な意味で疲れが出てきている頃かと思う。
家にずっといることのストレス。
特に、子供達にとっては、学校は休校(それもいつ再開かわからず)、公園でも思うように遊べず、半端じゃないストレスが溜まっていると思う。
外出制限とは言っても、どうしても仕事に出なくてはいけない人もいるだろう。
私は家にいるのに、どうしてあの人は、などと考えただけでもストレスになる人。
そう思われてるだろう。。。と考えながら出勤するのも辛いところがある。
外に出るから、いや、家にこもっているだけでもコロナが怖い、という人。
特に持病のある人にとっては、特に怖い。
そして、日本政府は、残念ながら、(かなり)頼りない。
これから(いや、すでに)、多くの人たちを支援していかなければいけないのに、マスクを回収とか。
各家庭たった2枚のマスクを配布するのに、どれだけの労力と、資金と、時間を使っているのか。
それが、国民の血税で賄われているのだと思うが、もっと他に有効な使い道があるだろうと思うのに。
日本を離れていると、理解に苦しむ。
情報も楽観説、悲観説とが交錯した状態。
経済を優先すると楽観説になるし、安全を優先すると悲観説になる。
世界各国と比較して、あーだ、こーだ、と。
コロナを先に経験した国に住む身として、とにかく、ただ一つ言えることは、というよりどの国にも共通して言えることは、
このコロナは、とにかくしぶとい
想像以上にしぶとい
ということ。
感染者数がどうの、これは、PCR検査の実施数で変わるし、政府がどの程度(中国で無症状者をカウントしなかったとか)を数値として発表するかで変わる。
致死率(死者の数ではない)も同じ。
しかし、変わらないのは、
潜伏期間が、例外を除いて最高14日、しかし、5−7日で発症する人が多い
無症状の感染者が多く、知らない間に他人を感染させてしまう
重症化の割合はそう多くはないが、若い人でも、持病を持っていなくても、重症化する人がある程度いる
感染すると、完治までにかなりの時間がかかる
などである。
特に、最後の、
完治までにかなりの時間がかかる
これは、もっと声を大にして言わないといけないと思う。
もっとよく理解しないといけないと思う。
完治まで、3週間から1ヶ月以上になる人がかなりいる。
だから、増加傾向を抑えないと、コロナが終息の方向へ行かないと、病院のベッドが、満床のまま空かなくなる。
そこで、自分が感染し、重症化したら???
ドイツが封鎖を解き、すでに感染者数が増加している。
イタリアも、5月3日で封鎖が解けた後、同じ現象が起こるだろう。
ちょっとでも気を緩めると、このコロナはそこにつけ込んで、深く入り込む。
ある意味イタチごっこ。
でも、なんとかしてこのイタチを追い払わないことには、明日の自分がいないかもしれないくらいに考えた方がいい。
それくらい、このコロナはしぶといのである。