乱鳥の書きなぐり

遅寝短眠、起床遊喰、趣味没頭、興味津々、一進二退、千鳥前進、見聞散歩、読書妄想、美術芝居、満員御礼、感謝合掌、誤字御免、

天神祭 能船 1  『三番叟』  【実りあれ 足高らかに 三番叟】

2009-07-26 | 能楽・狂言


     



 2009年 7月25日(土)  天神祭 能船を楽しませていただきました。

 帝国ホテル前(大川/OAP桜広場前桟橋)の能船では

    『三番叟』

    『羽衣』

    『猩々乱』


 感動しました。関係者のみなさま、ありがとうございました。


     

 
 まず『三番叟』でした。

 歌舞伎ではいろいろな種類の三番叟をいろいろな役者で楽しんだことがあります。歌舞伎の三番叟はいろいろありますが、私は『操り三番叟』も好きかもしれません。

 また、狂言もしかり。狂言の三番叟は、三番叟を独立してみました。歌舞伎と同様に好きです。

 ただし能楽の『翁』に続けての狂言の『三番叟』は観たことがないんです^^:: 

 三番叟が好きだといいつつ、頼りないことです。



 私は三番叟が好きで、小芝居にまで三番叟を求めたことがあります。いろいろな小芝居役者の三番叟を写真におさめて集めたこともありますが、本来小芝居は私の趣向にはあわず、写真は全て手放しました。

 文楽では経験がありません。




 三番叟の意味合いはいろいろといわれていますが、基本共通項は五穀豊穣と子孫繁栄だと思います。

 民俗学の本にも度々でてきますが、村人で行われる三番叟は、その昔はもとは子どもで行われたところもあったと記されていました。

 男子三人。

 小さな子から次々に大きな子にバトンタッチして舞われます。

 これは稲や作物がだんだん実り大きくなる姿です。



 三番叟は手には鈴と扇、烏帽子、鶴文様の着物(素襖)。

 足は高らかにかかげあげ、地鎮祭の形をとっておられるのでしょうか?

 三番叟は意味深威信時の一つですが、関係書物をずいぶん前に読んだため、うる覚えです。

 間違いやお気づきの点がございましたら、ご指摘 ご指導をお願い申し上げます。



『三番叟』は芝居などでも縁起の良い演目とされ、杮落しや正月、襲名などでも舞われることがあります。

 私は歌舞伎や小芝居ではそういった機会に恵まれ、数えきれないくらいに観ています。



 ところで今回聴き、拝見した神事としての三番叟は迫力あるものでした。

 とにかくかっこいいのです。

 素敵でした!

 この感動をどうお伝えすればいいものか、私にはわかりません。

 ただただ今は、また観たいと思うばかりです。



 関係者のみなさま、すばらしい時間を過ごさせていただき感謝申し上げます。

 ありがとうございました。




      実りあれ  足高らかに  三番叟

              

        

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天満天神祭 4  『小若』船 / 大阪

2009-07-26 | お出かけ

  

         



 天満天神祭 4  『小若』船





 225日には100艘以上の船がでるそうですが、24日の天神祭にも多くの船を見ました。



   能楽船

   人形船

   水場船

   小若船

   太遊三の乗られた船

   龍(だんじり)踊りの船

   タイ(国)船
など・・・、

 他にも多くの船を見かけました。

   

 大阪はその昔 考の運河を造られたと記憶しています。

 たしか秀吉あたりだったと思いますが、はっきりは覚えていません。

 まぁ、そなこんなの理由も手伝って、陸の文化と船の文化が発達したのでしょうか。

 いい加減な話ですね^^;;



 天神祭の船の記録はこれで終わりたいと思います。

 次回は私が食い入るように見つめ聴いていた能楽船の記録をしたいと思っています。

 これからも見ていただければ、うれしいです。



 読んでいただいて、ありがとうございました。


       

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天満天神祭 3 『人形船』 / 大阪

2009-07-26 | お出かけ
       


   天神祭 3 『人形船』





 7月24日に天神祭に行記ましたが、25日が本番。

 100槽以上の船が出るそうです。



 24日には能楽船で三番叟と能楽の曲を楽しみました。

 25日には能楽以外にも巫女舞や他のいろいろなものも楽しめたようです。



 私は二日間を通して夫をひとりにするのは忍びないので25日は断念。

 自宅近くから夫と二人で斑鳩の花火を楽しみました。



 写真は『人形船』
 
 人形が見得を切り、手の形が格好いいですね。

 どこぞやの歌舞伎役者を思わせる姿・形です。

 


 この人形。

 大阪には24体だったか48体だったか(忘れて済みません)あるそうですが、一体が一千万円以上もかかるそうです。

 手のこった貴重なものなのですね。

 私はただただ驚くばかりです。



 文楽船とは書かれていませんし、遠くから見たものですからはっきりか確信をつかめませんが、おそらく文楽に使い物ではないと思います。

 ただ、私は文楽には2度しか行ったことが泣く、頼りない話で恐縮しています。



 最後までおつきあい下さいまして、ありがとうございました。

 感謝申し上げます。



  

              
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