2009年 7月25日(土) 天神祭 能船を楽しませていただきました。
帝国ホテル前(大川/OAP桜広場前桟橋)の能船では
『三番叟』
『羽衣』
『猩々乱』
感動しました。関係者のみなさま、ありがとうございました。
まず『三番叟』でした。
歌舞伎ではいろいろな種類の三番叟をいろいろな役者で楽しんだことがあります。歌舞伎の三番叟はいろいろありますが、私は『操り三番叟』も好きかもしれません。
また、狂言もしかり。狂言の三番叟は、三番叟を独立してみました。歌舞伎と同様に好きです。
ただし能楽の『翁』に続けての狂言の『三番叟』は観たことがないんです^^::
三番叟が好きだといいつつ、頼りないことです。
私は三番叟が好きで、小芝居にまで三番叟を求めたことがあります。いろいろな小芝居役者の三番叟を写真におさめて集めたこともありますが、本来小芝居は私の趣向にはあわず、写真は全て手放しました。
文楽では経験がありません。
三番叟の意味合いはいろいろといわれていますが、基本共通項は五穀豊穣と子孫繁栄だと思います。
民俗学の本にも度々でてきますが、村人で行われる三番叟は、その昔はもとは子どもで行われたところもあったと記されていました。
男子三人。
小さな子から次々に大きな子にバトンタッチして舞われます。
これは稲や作物がだんだん実り大きくなる姿です。
三番叟は手には鈴と扇、烏帽子、鶴文様の着物(素襖)。
足は高らかにかかげあげ、地鎮祭の形をとっておられるのでしょうか?
三番叟は意味深威信時の一つですが、関係書物をずいぶん前に読んだため、うる覚えです。
間違いやお気づきの点がございましたら、ご指摘 ご指導をお願い申し上げます。
『三番叟』は芝居などでも縁起の良い演目とされ、杮落しや正月、襲名などでも舞われることがあります。
私は歌舞伎や小芝居ではそういった機会に恵まれ、数えきれないくらいに観ています。
ところで今回聴き、拝見した神事としての三番叟は迫力あるものでした。
とにかくかっこいいのです。
素敵でした!
この感動をどうお伝えすればいいものか、私にはわかりません。
ただただ今は、また観たいと思うばかりです。
関係者のみなさま、すばらしい時間を過ごさせていただき感謝申し上げます。
ありがとうございました。
実りあれ 足高らかに 三番叟