「介護録」とユルユル日記

介護終了、ブログタイトルかえました。

ご挨拶

2014年12月7日をもって私の介護生活は終了しました。

介護中、このblogに毒吐きし、多くの介護仲間さんに助けられました。
過去記事を読むと穴があったら入りたい気分でもありますし、今とは考え方も違うところもあります
身勝手な独りよがりも多々ありますが、そんなあれこれも、介護中の方たちのデトックスに一役かえたらという思いから「介護録」として残しておくことにしました。

今後はユルユルと日常をつぶやきながら時に介護や認知症に対する思いを書いていこうと思います。

タティング

タティングは↓こちらに 写真をアップしていくことにしました。
お暇が出来たらのぞいてやって下さい。
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介護アンケート結果…甘い!

2005-09-16 | ●介護録(~2015.2月)
市が行った介護アンケートの結果が地元新聞に載った。
こんな上っ面をなぞるような質問でいいのかーと怒りを覚えて回答したことを思い出した。

新聞の見出しは「9割が介護サービスに満足」だった。
「家族の負担が減った」「在宅介護が続けられる」「本人、介護者の外出が増えた」…だから9割が満足ですって。甘いわ!

介護サービスを受ける前はいわば「ゼロ」の状態。サービスを受けはじめると、介護者の負担は軽減する。当然そういう観点で判断するなら介護サービスを受けて良かった…になる。

でも、なんか違う…と思わない?

↑の話は、介護サービスの入り口部分、介護支援を受けてホッと息をつく…という意味での満足にすぎない…と思う。

もっと、細かな、踏み込んだ質問をしてみるといい。
受けたいサービスが受けられない、情報が少なすぎるなど、いろいろ出てくるはずだ。

私も介護負担が減ったという意味で介護サービスを受けて満足、ということになる。
でも、デイケアとのトラブル、続けたいデイサービスは空きがない、個別のニーズにあったケアを必ずしも受けられるわけではない…など、不満とまでいかなくても改善出来ないかと思ったことは多々ある。そういう観点からは、けして100%満足ではない。

新聞の記事は、満足9割のほかは低所得者世帯の負担軽減制度が浸透していないという話だけ。
介護の経験がなければ、介護サービスは、利用者の多くが十分満足している制度なんだ…と思ってしまいそう。

まぁ、記事云々より、あんな(上っ面だけ)内容のアンケート自体が問題かな。良い結果が出るように作られていた?というのは考えすぎ?