「介護録」とユルユル日記

介護終了、ブログタイトルかえました。

ご挨拶

2014年12月7日をもって私の介護生活は終了しました。

介護中、このblogに毒吐きし、多くの介護仲間さんに助けられました。
過去記事を読むと穴があったら入りたい気分でもありますし、今とは考え方も違うところもあります
身勝手な独りよがりも多々ありますが、そんなあれこれも、介護中の方たちのデトックスに一役かえたらという思いから「介護録」として残しておくことにしました。

今後はユルユルと日常をつぶやきながら時に介護や認知症に対する思いを書いていこうと思います。

タティング

タティングは↓こちらに 写真をアップしていくことにしました。
お暇が出来たらのぞいてやって下さい。
→こちら Instagram

講演から1~ケアプラン自己作成

2005-09-17 | ●介護録(~2015.2月)
初めて聞きました。ケアプランは自ら作成出来るものだったなんて…。
これまで一度も聞いたことがない。
確かに、簡単なものではないので、なかなか自分で作ろうと思う人はいないかもしれないけど、制度として存在するものならば、市の作るパンフ等には記載すべきだと思う。(載ってる?見た記憶はないけど…)

講師の保健師さんも、介護保険導入時に行政からなかなか説明がないので自ら問い合わせたらしく、その結果は「一般のひとに言わないで」だったという。行政も分からないのだ。それで、この方は自ら「ケアプラン自己作成講座」を主催した。それがきっかけで、この講演の協賛である「北海道立女性プラザ」の講師として登録されたという。

ケアプラン作成の手引きは、自治体では浜松市、社協は東京と京都が発行している。
民間では「全国マイケアプランネットワーク」が取り組んでいる。

元々行政が行っていた介護事業が、介護保険導入により、保険料もサービス利用料も利用者が一部負担する契約制度という仕組みになったもの。自己負担がある代わりに、自分でサービスを選択出来るのが当然。もちろん、それに伴う責任も自分になる。 だから、それはやる気さえあれば自分で作っていいもの、ということ。

↑のHPをチラリと覗いてみました。
手引き書や、提出用のソフトも出ているようです。
当然、介護保険についての知識が必要なので、簡単ではないと思う。たけど、もっと広く伝える努力を行政はするべきでしょう。

自己作成の利点は、制度がよくわかる。事業者とも対等な立場で話をすることができる。サービス事業者と直に交渉するので予定の変更など迅速…などということ。
短所は個人で情報を集めるが難しかったり、素人の思いこみプランになる場合もあること。
多分、まだ少数派なので事業所や行政にあまりよく思われない…なんてこともありそう。
だけど、今後は自分の老後は自分で考えたいと思い、自己作成する人も増えていくのかもしれない。