「介護録」とユルユル日記

介護終了、ブログタイトルかえました。

ご挨拶

2014年12月7日をもって私の介護生活は終了しました。

介護中、このblogに毒吐きし、多くの介護仲間さんに助けられました。
過去記事を読むと穴があったら入りたい気分でもありますし、今とは考え方も違うところもあります
身勝手な独りよがりも多々ありますが、そんなあれこれも、介護中の方たちのデトックスに一役かえたらという思いから「介護録」として残しておくことにしました。

今後はユルユルと日常をつぶやきながら時に介護や認知症に対する思いを書いていこうと思います。

タティング

タティングは↓こちらに 写真をアップしていくことにしました。
お暇が出来たらのぞいてやって下さい。
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イモ団子を作る~

2005-09-22 | ■Sweets
さる日曜日、母と共に「イモ団子」を作りました。
ある意味、長い一日の時間稼ぎでもありますね~…。


イモをつぶしてます。ちょこっと映ってるのは母の手です。男爵芋くん、いい匂いです。

ここに片栗粉を入れて、まとめます。そんなにコネコネしなくても平気。

こんな感じになりました。必要分だけきってゆでまーーす。



この日はきな粉で食べました。見栄えがあんまり良くなかったのは、ちょっと小さく作りすぎ?

翌日はお汁粉にしました。一日冷蔵庫においたので、前日よりいい感じ。
カボチャ団子も美味です。北海道の郷土料理だと料理研究家が言ってたけど、ホント?



認知症の母と暮らすということ

2005-09-22 | ●介護録(~2015.2月)
ずっと捜し物ばかりしてる。
なんで特に用もないモノを箱や袋から出して他のところに移し替えるんだろ?
今夜は、コープでまとめ買いしたお風呂用のハンドタオルが五枚消えてしまった。

介護と聞けば「徘徊や妄想、大変そう」とか「食事や排泄の介護は大変だろう」って想像出来る。
そういうことも大変なんだけど、認知症の母との暮らしは日々の細かいことにストレスがある。

知人に「食事の用意はどうなの」と聞かれ「タマネギ切って、といえば切ってくれる。食器洗いはしてくれる」と答えたら「じゃ、いいね」と言われた。
一見ラクそうに見える。
でも実際は「どうやって切るの」から始まるし、目を離せない。同じことを何度もいわなくてはならない。
食器洗いも、サラダ油や料理酒で洗う。私が手を出すのは嫌がるので、さりげなくフォローしなければならない。自分でやったほうがずっと早い。

例えば、ガスコンロを新しくしたいけどまだ母も台所に立つ状況では悩む。
まとめ買いでストックしたくても、母の目につかないスペースがないときはあきらめる。
使いやすい新しいモノに変えたいものがあっても、母が混乱するものはやめておく。
なくされては困る大切なものは母の目につかいなところに片付ける。
郵便物は母より先に手にしなくてはどこかに置かれてしまうので危険…etc

ある冊子で、夫が認知症になった妻が夫が触れて困るもの、危険なものを排除したら部屋が片付いてシンプルな暮らしが出来るようになったと言っていた。
ここまで割り切るってなかなか出来ないゾと私は思う。なんせ自分もそこで日々暮らしているんだから…。
むしろ私は、家で過ごす時間が長いんだから、快適な暮らしのために使いやすい新しいモノを揃えたい…なんて思ってしまう。

こういう困り事も、さらに進行するまでの限られた時間なんだろうけど。