そのままVon

おもに31文字の語呂合わせ日記

安麿侶墓誌

2012年10月05日 | 日めくり帖

10/5
「安萬侶の墓誌から文字が浮かび出る毛筆らしい試し書きかな()」
「そういえば奈良の畑で安萬侶の墓誌出でてから30年か(1979年)」
「偽書説もあった古事記もはっきりと実在しめす発掘なりし()」
「編纂の年から経ちぬ1300年古事記関連本が並べり()」
「一般の読者に向けた内容もわれの興味はマセさんの説(構造主義的古事記論)」
「積んどけるマセさんの本ときあれば精読したし古事記理解に()」

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万葉集#13.3295-13.3296

2012年10月05日 |  / 万葉集

10/5
「うち日射す三宅の原で直土に足踏みならし夏草を腰まではいりどのような人の子のため通うのかわたしの彼女もっともも母は知らないもっともも父は知らない貝の腸ワタ真黒き髪に真木綿マユフにてあざさ結びに大和なる黄楊ツゲの小櫛で抑へ刺す敷妙の子はそれがわが妻()」

「うちひさつ 三宅の原ゆ 直土ヒタツチに 足踏みつらね 夏草を 腰になづみ 如何なるや 人の子ゆゑそ 通はすも吾子アゴ うべなうべな 母は知らず うべなうべな 父は知らず 蜷ミナの腸ワタ か黒き髪に 真木綿マユフもち あざさ結ひ垂り 大和の 黄楊ツゲの小櫛を 抑へ刺す 敷妙の子は それそ吾アが妻(#13.3295)」

「父母に知らせぬ子ゆゑ三宅道の夏野の草をなづみ来(け)るかも(反し歌 #13.3296 右二首。)」
「父母に知らせぬ娘ゆえ三宅道を夏野の草を掻き分け来たよ()」

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