2016/11/21
「山道をにぎやかに行く少女らはリュウノウギクを帽子に挿せり(鳥海明子)」
「万葉の百代草モモヨグサとは野菊かと遠江の防人歌いしという
(静岡によく咲いている。花言葉:無情の美)」
「この道にふつと消えたき野菊かな(矢島渚男)」
「野菊とは雨にも負けず何もせず(和田吾朗)」
「はればれとたとへば野菊濃きごとく(高安風生)」
「冬のくえ刺身や鍋やあら煮など美味とはいえど高くて食えん(『くえ鍋』)」
「天然のくえは中々獲れなくて養殖施設増えているらし
(白身は淡泊で旨味あり、皮はぷるぷるのゼラチン質、出汁の旨味で雑炊に)」