2016/11/26
「開拓地の薬草サフラン摘むという勤労奉仕の一日ありき()」
「薬用の他に鑑賞花サフランイヌサフランもあるというらし(花言葉:愛への誘い)」
「サフランに土の爽涼あさゆふべ(蛇笏)」
「さふらんの花咲きにけり薬用の祖神(月斗)」
「サフランを摘む手染むべし濃紫(麟堂)」
「諺のペンは剣より強しとは一部真理で使いようかな(『ペンの日』)」
「浅田氏が会長らしい日本の『ペンクラブ』とは国際的と(国際ペンクラブの下部組織)」
「ペンなるは詩人・劇作家・随筆家の頭文字らし英語表記の(Poet,Playwrigt/Essayist,Editor/Novelist)」
2016/11/26
うまく作れないので、すぐにたくさん作れる方法について考える。夏井いつきさんの提唱するところは12音をつぶやいて、5音の季語をつけて、はい一句。実際はこうは簡単にはいかないが、つぶやきに後から状況にフィットする季語をつける方法である。先生は簡単にいうが、実際は難しい。歳時記というか、季語辞典というかを身近に置いて感覚を研ぎ澄ましていなければいけない。季語を全般的に理解するためには二、三年かかるのだろう。はじめに季語が決まっている場合を兼題というが、それに対してどう句を捻り出すか、これもやっぱり難しい。
やはり、季語に対する理解が必要で、過去の経験の中にある状況と季語を組み合わせて一句仕立てる。状況の描き方がポイントだが、これがうまくいかないのである。しからば状況をいかにして描いていくか?
テレビの番組では、その季節にある名所の風景などを写真で提示して、一句詠むように依頼したり、吟行を計画したりして句を捻らせたりする。吟行は有効で自分でもできるだろう。写真を見せてということであれば、図書館で写真集を借り出して、句を捻る方法である。
あと自分史を俳句で作るというのはいかがか。強制連関句会ということで、一日一句の句作はどうかと考える。とりあえずやってみよう。