がじゅまるの樹の下で。

*琉球歴女による、琉球の歴史文化を楽しむブログ*

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琉球舞台の大河ドラマ

2009年10月23日 | ・『百十踏揚』を読ム

唇の内側に口内炎ができて腫れてしまってイタイ和々です(涙)
ビタミン採らなきゃー。

昨日、同僚と
「テンペスト」やら「百十踏揚」やら琉球王国時代が舞台の本の話をしてました。

「テンペスト」はきっとドラマ化は無理だけど、
「百十踏揚」はイケる!

という話(笑)

女性が主人公で爆発的な人気を誇った大河ドラマ篤姫も
記憶に新しいところ。

是非、「百十踏揚」を大河ドラマでやってほしい

だって、そろそろ沖縄が舞台の大河ドラマがあってもいいんじゃない?

実は、昔、私がまだ子供だったころ、
「琉球の風」という琉球が舞台の大河ドラマがありました。

しかし、なかなか厳しい視聴率だったそうで…

ま、実在した歴史上の人物ストーリーではなかったそうなので
色々な波紋があったらしいのですが。

でもっ!

当時の沖縄はまだまだ日本の中では知名度も関心度も下の下。

しかし、その後、あの安室奈美恵の登場により沖縄が
全国的に大躍進する時代になってきます。

NHK朝ドラ「ちゅらさん」で沖縄ブームは更に加速。

それから現在に至り、みなさんご存知の通り、
アムロちゃんに限らず、ミュージシャンも女優もモデルも
全国的に活躍している人がたくさんいます。

全国的な知名度も関心度も(当時に比べると)だいぶUPしていると思います。

ましてや、百十踏揚なら、本土・海外でも評価の高い肝高の阿麻和利の舞台の影響で
他の琉球史や人物よりは知名度も高いと思うし。

今ならきっと、視聴率とれると思うけどナー。

で、与並岳生著の「百十踏揚」

琉球版戦国時代とその直後、
三山が統一(※琉球本島天下統一)されたとは言え、
まだまだ非常に不安定な状況。

首里王府とは別に、強大な権力を誇る中城の護佐丸と勝連の阿麻和利。
その2大勢力がいつ反乱が起きてもおかしくない状況に、
王府の権力基盤を括弧たるものにしようとする首里王府。

首里王府内では王位継承の争い

志魯・布里(しろ・ふり)の乱 に
首里城炎上。

明国との冊封関係に各国との貿易合戦。

政略結婚、戦に知恵比べ。

全然、日本の戦国時代や幕末のドラマに引けをとらない
ストーリー展開ができると思うんだけどナ。

見てみたいものです。

写真は夕暮れの勝連城跡。
(過去に撮った写真です)

 

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