がじゅまるの樹の下で。

*琉球歴女による、琉球の歴史文化を楽しむブログ*

当サイトの掲載写真・イラスト等の無断転載/無断使用を禁じます

傳説補遺 沖縄歴史

2012年09月02日 | ・和心な本、琉球な本

先日、平和通りにある古本屋さんで手に入れた本。

「傳説補遺 沖縄歴史」
島袋源一郎著

この本の出版は1952年だけど、
文章が書かれたのは戦前にさかのぼり1932年。

かなりのヴィンテージ本になってて
かなり…高かった…。

それでも買ってしまった自分ってバカかも、
と思いつつ…
(それでも結構悩みましたが

 

でも作者が島袋源一郎さんじゃなきゃ買ってなかったな~。 

この人が戦前に行った調査や集めた口伝、
興味深いもの満載なんです。

阿麻和利の墓調査とか尚巴志と読谷の関係とか、
懐機=布里説!?とか(笑)

これまでは色んな本で引用されているのを見てきたのですが
原文も読んでみたかったので「これは…!」と。

きちんと読むのはこれからですが(今はつまみ読み)
どんなビックリ記述が出てくるか楽しみです(笑)

ヴィンテージ本と言えば、
その価格表記も見どころの1つですが、

これは

B圓 150圓

でした。

「新説 阿麻和利」の$1.00に増して
歴史を感じます…。

 

*B圓* 
 B円(ビーえん)は1945年から1958年9月まで、
米軍占領下の沖縄県や鹿児島県奄美群島で、通貨として流通したアメリカ軍発行の軍票。
1948年から1958年までは、唯一の法定通貨だった。

(by wikipedia)

 

今日もご訪問ありがとうございます。
↑ぽちっとクリック応援お願いします♪


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする