先日、平和通りにある古本屋さんで手に入れた本。
「傳説補遺 沖縄歴史」
島袋源一郎著
この本の出版は1952年だけど、
文章が書かれたのは戦前にさかのぼり1932年。
かなりのヴィンテージ本になってて
かなり…高かった…。
それでも買ってしまった自分ってバカかも、
と思いつつ…
(それでも結構悩みましたが)
でも作者が島袋源一郎さんじゃなきゃ買ってなかったな~。
この人が戦前に行った調査や集めた口伝、
興味深いもの満載なんです。
阿麻和利の墓調査とか尚巴志と読谷の関係とか、
懐機=布里説!?とか(笑)
これまでは色んな本で引用されているのを見てきたのですが
原文も読んでみたかったので「これは…!」と。
きちんと読むのはこれからですが(今はつまみ読み)
どんなビックリ記述が出てくるか楽しみです(笑)
ヴィンテージ本と言えば、
その価格表記も見どころの1つですが、
これは
B圓 150圓
でした。
「新説 阿麻和利」の$1.00に増して
歴史を感じます…。
*B圓*
B円(ビーえん)は1945年から1958年9月まで、
米軍占領下の沖縄県や鹿児島県奄美群島で、通貨として流通したアメリカ軍発行の軍票。
1948年から1958年までは、唯一の法定通貨だった。
(by wikipedia)