さて、ブログを元のスタイルに戻してまして
金沢・京都から、再び伊是名島です。
前回の伊是名記事の続き。
今日は尚円王御庭公園にある「金丸像」について。
衣装の翻りがカッコイイ
この金丸像ができたのは
金丸生誕580年を記念しての1995年建立。
制作したのは伊是名出身の画家、名嘉睦稔さん、
考証はこれまた伊是名出身の歴史家、高良倉吉先生です
名嘉睦稔さんは版画家としてのスタイルが有名なので
彫刻作品を見たのは初めてでした!
版画の作風と全然違うのでびっくり(笑)
(当たり前と言えば当たり前ですが…)
ちなみにワタシは名嘉睦稔さんのファンです。
画集も持ってます
これはふれあい民族館ロビーに掲示されていた高良先生の考証覚書。
本島に渡って王府で活躍した時期、
また国王になった時期ではなく、
伊是名で過ごした青年期の金丸をいかに表わすか。
しかも、一般的に
「島人に狙われて」「島から逃げた(脱出した)」
とされているので
その折り合いをどうするのか。
など。
結果、
金丸は「島を捨てた」「島から逃げた」というよりは
「大志を持って本島に渡った」
というスタンスへ。
金丸像が指さす方向、
そしてそのまなざしの先は沖縄本島。
ところで個人的な感覚だと指をさす時は通常利き手になるのですが…
(皆さんはどうですか?)
だとすると、
金丸は左利きだった!?
…なんてね(笑)
右手で指さすポーズにすると設置した時公園広場に体が開かない(向かない)から…でしょうネ。
そんでもって……
金丸イケメン
髭もないからなおさら(笑)
この凛々しい表情からも彼の「大志」が伺えますね
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