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その花は、生かされているのか死んでいるのか

2007-10-05 09:46:12 | アート
勅使河原茜の『いけばなデモンストレーション』

80人いう少ない中で行われるなんて機会はそうは無いんじゃないかと思う
すごく近くで見ることができた

完成したいけばなを見たことは何度もあるが
いけていく姿を見たのは初めてである
器の上で、どんどん世界が広がっていく
草月流いけばなで重視することがあるらしい
『線・色・塊』
この3つでバランスをとったり、1部分を強調させたりする
それにより、作品にメリハリを持たせる

5つのいけばなをいけたのだが
季節的に秋色の作品が多かった
中でも、写真にあるのは
高さ横幅ともに3メートル以上ある大きな作品だった
それをアシスタントと目の前でいけていった
圧巻でした
竹をワイヤーで固定して骨組みを作っていき
そこに、花材をいけていく
左右から見せるかおがかなり違うのもまた面白かった

いけていく中で、それ以上いけないほうがいいんじゃない?
その状態がバランスよく見えていたのにって
思う場所がひとつあった
感覚的な問題だろう(シロートだからね…)

なによりは草月流の考え方に心を打たれました
『自分にしかいけられない花をいける』
師範と同じものを作ると怒られるんだって
その精神があるから
革新的で、斬新な作品の数々が生まれるのであろう