中筋忠浩
カウンセリングのセミナーで特別講師として話してくれた人。
大学の講師でもあり、放送作家でもあるかた。
「いまどきの若い人」という議題でスタートした講義。
大学の講師として、大学生と向かい合って、そこで感じていることを主に話はすすめられた。
真面目すぎて気持ちが折れやすいこと、目標や夢がないこと、
そのことをこれからカウンセラーを目指す人に伝え、少しでもより良い日本を目指す。
そんな講義内容だった。
大学に行ったことのない自分には、
講義というものがそもそもどういうものなのか、はっきりはわからない。
普通は壇上に上がった講師が、一方的に話しをするものなのだろうか。
中筋先生の講義は衝撃的だった。
話を話題を投げかけながら進む講義。
双方向のやり取りがある。
「会いたい人はいますか?」
言い方を変えると「あなたは目標とする人はいますか?」という意味になる。
「あなたの夢はなんですか?」という意味にもつながってくる。
正直ドキッとしてしまった。
「好きなことはなんですか?」
「それは本当に好きなことですか?」
「好き」ではなくて「嫌いではない」というだけなんじゃないですか?
これにもドキッとさせられた。
好きなことになら365日、ずっとそのこと考えるぐらいじゃないとダメ。
映画が好きで、年間30本ぐらい観る、そんなことで好きだとはいえない。
嫌いじゃない、というだけ。
今の自分の生き方に、突きつけられた言葉が山ほどあった。
生き抜くためには厳しい現実があると言わんばかりに。
だけど、人に対する優しさもすごく感じられた。
「いまどきの若い人」と題されたものだったのだが、
自分に当てはまることがほとんどで、刺さる言葉ばかりの講義だった。
壇上に椅子はあるが、それには一度も座らずに、
生徒のまわりを歩きながら熱も持って話をしている。
常にユーモアを絶やさない巧みな話術。
そして「人はよりよくなれる」ということを信じているのだと感じた。
最後、講義が終了の時には、深々とお辞儀をして退出していった。
普通の先生はこんなことしないだろう。
もっと尊大にしている人が多いのではないだろうか。
先日の映画 Paris, je t'aime
講義の終わりに中筋先生が薦めた映画。
先生も「多様性」については、強く言っていたように思う。
ちなみに、講義があったのは2ヶ月以上前
それでも、心の中にしっかり残っている話だ。
カウンセリングのセミナーで特別講師として話してくれた人。
大学の講師でもあり、放送作家でもあるかた。
「いまどきの若い人」という議題でスタートした講義。
大学の講師として、大学生と向かい合って、そこで感じていることを主に話はすすめられた。
真面目すぎて気持ちが折れやすいこと、目標や夢がないこと、
そのことをこれからカウンセラーを目指す人に伝え、少しでもより良い日本を目指す。
そんな講義内容だった。
大学に行ったことのない自分には、
講義というものがそもそもどういうものなのか、はっきりはわからない。
普通は壇上に上がった講師が、一方的に話しをするものなのだろうか。
中筋先生の講義は衝撃的だった。
話を話題を投げかけながら進む講義。
双方向のやり取りがある。
「会いたい人はいますか?」
言い方を変えると「あなたは目標とする人はいますか?」という意味になる。
「あなたの夢はなんですか?」という意味にもつながってくる。
正直ドキッとしてしまった。
「好きなことはなんですか?」
「それは本当に好きなことですか?」
「好き」ではなくて「嫌いではない」というだけなんじゃないですか?
これにもドキッとさせられた。
好きなことになら365日、ずっとそのこと考えるぐらいじゃないとダメ。
映画が好きで、年間30本ぐらい観る、そんなことで好きだとはいえない。
嫌いじゃない、というだけ。
今の自分の生き方に、突きつけられた言葉が山ほどあった。
生き抜くためには厳しい現実があると言わんばかりに。
だけど、人に対する優しさもすごく感じられた。
「いまどきの若い人」と題されたものだったのだが、
自分に当てはまることがほとんどで、刺さる言葉ばかりの講義だった。
壇上に椅子はあるが、それには一度も座らずに、
生徒のまわりを歩きながら熱も持って話をしている。
常にユーモアを絶やさない巧みな話術。
そして「人はよりよくなれる」ということを信じているのだと感じた。
最後、講義が終了の時には、深々とお辞儀をして退出していった。
普通の先生はこんなことしないだろう。
もっと尊大にしている人が多いのではないだろうか。
先日の映画 Paris, je t'aime
講義の終わりに中筋先生が薦めた映画。
先生も「多様性」については、強く言っていたように思う。
ちなみに、講義があったのは2ヶ月以上前
それでも、心の中にしっかり残っている話だ。