<遊ぶ>シュルレアリスム
東郷青児美術館
この企画展の一番前に出ているこのマグリットの作品
わけわからんよね。
他にもわけわからんのばかりだけど。
マン・レイの作品
ペンキで青く塗られたフランスパン
作品名「パン・パン」
なんのこっちゃ??
説明には、フランス語で色彩はパンと発音する。
「色彩パン」とも題名がついていた。
ただの語呂遊びだよね…
と、ここで悩んでしまうのは「アートってなんだ??」ということ。
だって、ペンキ塗ったパンだよ。
パッションにだってすぐ作れる。そんなこと朝飯前だ。
シュルレアリスムのアートの中には、
こちらに問題を投げてくるような作品が多いように思う。
(考えさせられるというか…)
デュシャンの「泉」もそうだ。
男性用小便器に別名のサインをして作品名をつけただけの作品。
「これってアートっていえるのかよ?」と思わされる。
そもそもアートってなんなんだよ、っていうことにまで考えが及び、
過去からの価値観への疑問を提示しているかのようにも感じられた。
シュルレアリスムとは何たるものか?
こんな考え方がある。
「ひとことで言えば、この現実を積極的に変えてゆく生き方のこと」
変えてゆくためには、考え方ももちろん変えていかなければいけないだろう。
シュールだとか、非現実的だとか、気持ちの悪い作品だとか言われることも多いだろうけど、
シュルレアリスムの作品には、生きていくためのヒントが隠されるいるのかもしれない。