ありのままでいる

ありのまま、見たまま、感じたまま

それをそのままストレートに伝えると、
けっこうな高確率で摩擦が起きる。
スロットでスリー７を揃えるよりも、よっぽどの高確率。

伝える側と受け取る側の関係性も、もちろんある。
伝え方にもよる部分も大きい。
そこは工夫も必要。

でもね、
そうやって、ああだこうだ、と伝え方を考えすぎてしまっていると、
けっこうありのまま言えなくなっていたりする。
「あれ、なんか違ってない？」となってしまったりする。

ありのままを伝え摩擦が起きると、
相手からの反発を受けることになる。
「そんなんじゃ、あなたの周りから人が離れていくよ」
なんて言われたりもする。
外れじゃないのだけど、受け取る側の自分のことにも問題があるんじゃないのかな。
事実をそのまま伝えると、相手の見たくない部分を伝えていることがある。
相手は薄々わかっているのだけど、それをストレートに言われる。
反発されても文句は言えないよね。
そこで私自身も「ごめんなさいね」って謝ってしまっていた。
「謝る必要あったのかな」と今は思っている。
だってね、それは自分の考えから出た発言なのだから。
それをちょっと反発されたからって、撤回するのは逆によくないよね。
自分の言ったことに信念なかったんじゃない、と思う。

そんなことが立て続けに何度も起こった時期があった。
それで委縮してしまって、ありのままを伝えることができなくなってしまっていては、
どんどん歪んていってしまっていたんだろうな。
いいんじゃないの、それが私なんだしね。
それぐらいにふんぞり返ってやっていいんだ。
私は私でいないとね。


周りに気を遣って、気を遣いすぎている人が多いのかな。
ちっちゃくなって、委縮しすぎている。
ちょっとのことで、過敏になっている。
感じ取るということはすごく大切なのだけど。
風通しがぜんぜん良くない。
そんな場所にいると、とても息が詰まる。


全部が全部、ありのままでいることはちょっと難しいかもしれない。
そうしてしまったら、社会生活は難しそうだし…
比率を少しでも増やしていければいいのかもね。
でも、ありのままでいられるということは、自分に強さも必要になってくる。