たか爺のワンダースクール通信

「センス・オブ・ワンダー」をキーワードにした野遊び教室「自然体感塾ワンダースクール」の活動記録とお花中心のブログです。

里山体験プログラム「稲刈りにチャレンジ」

2023年09月30日 | 里山体験プログラム

photo by takajii

 9月24日(日)の里山体験プログラム「稲刈りにチャレンジ」の本編です。


photo by sachibaa

 嵐山町のつたえ農場は、「安全なお米をくり 美味しくべ みんなでがおになるために結成された、 無農薬で米作りをする集団」でございます。手前側は地元の幼稚園の子どもたちが稲刈り済みですね。


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 午前10時にスタート。参加者は9家族30名でした。



 6月の「どろんこ田植え体験」参加者や、もう何年も参加し続けてくれているご家族のみなので、注意事項や配布資料「生きものごはん田んぼめぐみ」(クリアファイル)の説明は簡単に。


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 あとはつたえ農場代表の五十嵐さんにお任せです。


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 稲刈り作業は10時15分頃から。子どもたちも11時までは頑張ってください! それまでは、虫とり網や魚とり網の使用は禁止ですよ!?


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 この子は早速コオイムシを捕まえてきました。まあ、網は使ってないからなぁ…。


コオイムシ photo by takajii

 環境省カテゴリでは準絶滅危惧、埼玉県・東京都・神奈川県では絶滅危惧Ⅰ類ですが、無農薬の田んぼでは個体数も多い感じです。卵塊を背負ったオスの「子負虫」姿も一度見てみたいですね。産卵は4~8月ということなので田植えの際に見つかりそうだけれども、まだ見たことはありません。


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 あとは例によってほぼ時間順に載せておきますね。


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 ワンダースクールの活動報告記事はどうしても長くなってしまいますが、ご容赦のほど…。


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 この子はまたコオイムシを。10頭は見つけていたかな。


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 稲刈りもやってはくれていたということで!? 探したってそう簡単には見つからない虫も、この子には見えちゃうんだから仕方ありませんよね。


ヌマガエル photo by takajii

 国内外来種です。国立環境研究所の『侵入生物データベース』によると、「高温耐性はきわめて高く,幼生の高温耐性は43度と,報告されているカエル類の中で最も高いことが知られる」とのこと。風呂でも飼えるオタマちゃん!? 増えちゃうわけだぁ…。


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アキアカネ photo by takajii


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 稲刈りの舞を!? 今年も頑張って作業してくれていました。


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 この子たちも。今年は女子チームのほうが頑張ってくれていた感じですね!? なんて書くと、子どもたちからは「今年も!」とか、「俺だって!」とかツッコまれそうですけど…。


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 大きなアズマヒキガエルもいたようですが、これじゃあわからないかぁ…。


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 「実るほど頭を垂れる稲穂かな」は、最初にもう少しまともに撮っておかないと…。


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ナカグロクチバ(幼虫) photo by takajii


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 お待たせしました! 11時になって真っ先に用水路へ下りていた子どもたちです。


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 田んぼでははざかけ作業が始まりました。


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 記念撮影中ですね。


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ヌマガエル photo by sachibaa

 お腹は真っ白です。ツチガエルはお腹に細かい黒斑があるので、お腹を見れば見分けられるかな。


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 これにて終了。あとはつたえ農場の方たちにお任せです。というわけにもいきませんでしたが…。


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 ヌマガエルかな?


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 ショウリョウバッタかショウリョウバッタモドキ?


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ミズカマキリ photo by sachibaa


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 あらっ!? はざかけ棒が折れちゃいました…。


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 かけ直す作業を手伝ってくれていた子どもたちですね。


コバネイナゴ photo by sachibaa


ウラナミシジミ photo by takajii


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 これもヌマガエルでした。そういえば、今年は誰もニホンアマガエルを捕まえていなかったです。たか爺も姿を見かけませんでしたねぇ…。


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 カワニナが多い用水路です。


ヌマムツ photo by sachibaa


スジエビ photo by sachibaa


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 何かと思ったら、帽子にカマキリがのっておりました!


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 この子もヌマムツを捕まえていましたね。


ニホンカナヘビ photo by takajii

 無農薬の田んぼは、まさしく「生きものごはん田んぼめぐみ」の世界です。「私たちが『自然の生きもの』だと思っている生きものの多くが田んぼで育って」いること、子どもたちにも少しは感じてもらえたでしょうか?
 ウスバキトンボも飛んでいたので、マーキング調査にもご協力いただきました。でも、これは改めて。続く。

 明日は親子でワンダー「草はらジャングル探検隊」なので、夜更かしせずに早く寝ておかないと…。

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つたえ農場の田んぼの様子

2023年09月20日 | 里山体験プログラム
 つたえ農場の五十嵐さんが写真を送ってくれたので、こちらを先にageておきます。


 毎年「里山体験プログラム」でお世話になっているつたえ農場代表の五十嵐さんが時々写真を送ってくれるので、今年も6月25日(日)の「どろんこ田植え体験」以降の田んぼの様子を載せていきます。この文章の下に最新の写真を追加して、その都度この記事を更新していく予定です。
 尚、「稲刈りにチャレンジ」は9月24日(日)、「つたえ農場の収穫祭」は11月11日(土)に開催予定。田植えに参加された方も参加できなかった方も、ぜひご参加ください。

◆9月20日(水)
 稲刈りへのご参加、お待ちしております!




◆8月19日(土)
 稲の花です。




◆7月15日(土)
 田植えから3週間。ブンケツも始まり大きくなりました。




◆7月7日(金)
 寝ていた苗もすっかりたちあがりました!




◆6月25日(日)
 田植えのあとの田んぼの様子です。


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里山体験プログラム「どろんこ田植え体験」

2023年07月10日 | 里山体験プログラム

photo by takajii

 6月25日(日)は嵐山町のつたえ農場へ。里山体験プログラム「どろんこ田植え体験」でした。


photo by sachibaa

 定員50名のところ2家族6名がキャンセルとなり、参加者は11家族40名です。



 まずは、この「生きものもごはんも田んぼのめぐみ」の説明から。ファイルをスキャナーで取り込んだものなのでちょっと下が切れてしまいましたが、現地では大判のポスターを使いました。
 「ごはん1杯=米粒3000~4000粒=稲株3株=オタマジャクシ35匹」とは、「稲3株分(0.15㎡)の田んぼで、オタマジャクシは35匹育っています」という意味です。他の生きものたちの絵は、たとえば「沼ガエル1匹」が育つためには「ごはん6杯」分の田んぼが必要というふうに考えてもらえばいいかな。そのカエルが大好物の「ヤマカガシ1匹」は「ごはん3500杯」分、カエルもヘビも食べる「小サギ1匹」は「ごはん15万杯」分の田んぼが必要になるわけですね。


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 田んぼや畔、用水路で出会う可能性がある危ない生きものに関しても、写真を見ておいてもらいました。


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 田植えに関しては、つたえ農場代表の五十嵐さんにお任せです。なんとニホンヤモリ付きの育苗箱を持ってご登場!? 夜に備えてお休み中だったのかな。


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 さっそく手が出ておりました。


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「ヤモリは爬虫類だけど、イモリは両生類。それじゃあタモリは?」
 たか爺も久々に持ちネタを…。「人類じゃなくて、哺乳類」ですよね!? 


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 まずは育ち過ぎた苗をちょっとほぐしてもらってから。


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 いよいよ田んぼの中へ。


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 そろそろスタートできそうかな。


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 手前の半分は、地元の幼稚園の子どもたちが田植え済みとなっています。


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 以下、例によってほぼ時間順に載せておきますね。


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 似たような画像ばかり多くなってしまいますがご容赦を…。


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 たか爺はひとまずお先に用水路へ下りて安全確認を。道路から田んぼへと渡る橋の下には、今年もキアシナガバチの巣がありました。女王蜂と働き蜂はまだ4頭。巣とは反対側の場所を通れば問題ないと思いますが、生きもの探しに夢中になってハチたちを興奮させてしまうような子がいると…。以前ここで刺されたママもいますからねぇ…。


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 ついでに撮っていたヤマトシジミです。


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 田んぼへ戻って。


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 これにて田植えは終了です。


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 お疲れ様でした!


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 あとはもう少し続けたい方たちだけ残ってもらって。


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 最後まで植えてもらいましたよ。


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 田植えの終わった田んぼです。


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 この子はカブトエビを見つけておりました。


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 田植えの後は用水路へ。


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 田んぼの泥を落とすというよりも、子どもたちはすぐ生きもの探しになっちゃいますけれどもねぇ~。


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 まあ、あとはご自由に!


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 ヌマムツの幼魚、ハグロトンボのヤゴ、カワリヌマエビsp.などが捕まっておりました。


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 下流側です。


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 アメリカザリガニですね。


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 上流側ではこの子たちも。


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 アメリカザリガニは今年6月から「条件付特定外来生物」となったため、これまでどおり捕まえて飼ったり食べたりすることはOKですが、一度飼ったものを捕まえた場所以外の水域に放したりすると、懲役3年以下または300万円以下の罰金です。ご注意を!


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 アブラハヤかと思ったら、背鰭や腹鰭の前縁がちょっと赤っぽいし? 国内外来種のヌマムツだらけの用水路となってしまっているので、アブラハヤやウグイが戻ってくるといいんですけれどもね。


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 ヌマムツです。


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 アメリカザリガニも大漁でした。


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 今回もいろいろと見つけてくれていた子ですね。


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 コシマゲンゴロウです。


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 カブトエビ、ヒメガムシ、コガムシも。嵐山町のカブトエビは、アジアカブトエビかアメリカカブトエビのいずれかになるようです。詳しくは 嵐山町web博物誌【動物編】 を見てみてください。


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 カブトエビの裏側はこんな感じですね。


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 この子たちはカワニナやシジミの貝殻を。シジミはマシジミだかタイワンシジミだかよくわかりませんけれども…。


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 これはまだしっぽ付きのかわいいニホンアマガエルでした。

 子どもたちもお約束どおり1時間は作業に集中してくれたし、田んぼや用水路の生きもの探しも楽しんでもらえたようで何よりです。ちゃんと「生きものもごはんも田んぼのめぐみ」を体感してもらえる企画になっているでしょ!? これは適当でいい加減なたか爺流を受け入れてくれた旧NPO法人むさしの里山研究会の新井さんや、現在お世話になっているつたえ農場の五十嵐さんたちのおかげですよねぇ~。
 ワンダースクールを始める前の自然教室センス・オブ・ワンダーでは群馬の農家さん、むさしの里山研究会でも一度だけ他の農家さんのお世話になった年もありました。でも、生業とされている方たちは当然作業に関してはかなり厳しく、終了後にも「いい加減すぎる」と怒られちゃいました…。たか爺と同じく子どもたちの自然体験重視の方たちにめぐり合えて、本当にありがたく思っております。

 今週末は親子でワンダー「夜の森探検隊」なので、今日明日中には事前調査に行ってこないといけませんが、昨日からクーラー入れっぱなしの書斎にこもりっぱなしで…。現在2階の他の部屋は35℃。こう暑くてはまいりますねぇ…。

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チョウトンボのリベンジはならず…

2023年07月09日 | 里山体験プログラム

 6月25日(日)は、嵐山町にて里山体験プログラム「どろんこ田植え体験」。でもその前に、小川町農産物直売所近くのチョウトンボが群飛ぶ場所へ立ち寄りました。


 やはり数は増えていましたが、残念ながらリベンジはならず…。


 空をバックにすればAFも合いやすかろうと思ったのですが…。


 たか爺の腕では無理みたいですねぇ…。



 モノクロ写真じゃないからね!?



 とまっていたってブルーの色は出ず、何だかみんなシルエットに…。まあ、今年はとりあえずここまでということで!? 「どろんこ田植え体験」へと続く。

 本日の里山体験プログラム「風布川で沢遊び」は、昨晩20時の段階でweathernews(寄居町) 2-17時雨、tenki.jp(日本の里) 11-15時小雨といずれも雨予報だったため、残念ながら雨天中止です…。

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里山体験プログラム「たけのこ掘り②」

2023年05月15日 | 里山体験プログラム

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 4月29日(土)は滑川町の谷津の里へ。里山体験プログラム「たけのこ掘り」の2回目です。


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 駐車場脇の広ぉ~い芝生広場では、さっそく虫とりが始まっていました。


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 これはナナホシテントウだったかな。


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 たけのこ掘りは午前10時にスタート。谷津の里管理組合の組合長さんがお話中です。ワンダースクールは牧場側、谷津の里のお客様2グループは農園側の竹林を利用することになりました。参加者は13家族42名でしたね。


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 竹林へと向かう途中に放牧されていたお馬さんです。


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 ちょっと痩せているかも?


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 右側が今回利用させてもらった竹林になります。


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 あとは例によってほぼ時間順に載せておきますね。


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 今年はたけのこの発生も早かったので心配しましたが、広ぉ~い竹林の出るところには出ている感じでひと安心です。


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 たけのこも撮っておかないと。


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 前組合長さん直々にたけのこの掘り方を教えてくれたようですね。


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 これでもうたけのこ掘りの達人になったかも!?


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 次は自分たちで。


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 ここはキンランだらけの場所でしたね。


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 この子が捕まえていたのは?


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 ニホンアマガエルでした。


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 そろそろみんな1人2本は掘れた頃でしょうか。


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 竹林の外へ出ると、放牧されていたお馬さんが牧場へ帰るところでした。


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 これは何を見せにきてくれた時だったっけ? 最近は記憶のほうがちょっとあやしくなってきております…。


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 嫌いな方はごめんなさいねぇ…。たか爺は芋虫毛虫も大好きなので、このきれいな緑と紋様の幼虫にも感動です!


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 調べてみたら、ヤガ科ヨトウガ亜科のアヤモクメキリガの幼虫のようですね。大きかったほうは終齢幼虫かな。


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 マメ科のカラスノエンドウもタデ科のスイバもキク科のノゲシも食べるようなので、食うには困らない環境におりました!?


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 観察中です。


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 この子のパパが見つけてくれたのかな。まさしく「センス・オブ・ワンダー」な1枚となっております。


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 気に入ってくれてありがとねぇ~。


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 ピンボケ写真で残念ですが、パパはナナフシモドキの幼虫も見つけてくれましたね。


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 この子も見つけておりました。


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 最後にこの子が捕まえていたのは?


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 ウスバシロチョウでした。たか爺は開催時間前に撮っておきたかったのですが…。


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 これもピンボケで残念…。名前は「シロチョウ」だけれども、シロチョウ科ではなくアゲハチョウ科。別名は「ウスバアゲハ」ですが、たか爺としては「シロアゲハ」とか「ウスバシロアゲハ」のほうがわかりやすくてよかったのではないかと思っております。
 1回目は雨天開催となってしまいましたが、とりあえず今年は4年振りに「たけのこ掘り」が開催できて本当によかったぁ~。今回は虫やカエルも出てきてくれましたからね。番外編へと続く。

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里山体験プログラム「たけのこ掘り①」

2023年05月07日 | 里山体験プログラム

 4月15日(土)は滑川町の谷津の里へ。里山体験プログラム「たけのこ掘り」の1回目です。コロナで3年間開催できませんでしたが、ようやく再開していただけることになりました。


 天気予報どおり雨でしたが、雨でも掘りたいご家族だけで開催してもらえるかどうか相談したところOKが出たので、希望者のみにて雨天開催です。


 なんせ4年振りだし、今年はたけのこも早くてもうかなり出ていましたからね。たけのこが発生し続けてくれるかどうか、29日(土)の2回目のほうが心配かも…。


 集合場所から徒歩にて竹林へ。今回は牧場側の竹林です。
 9家族29名の予定が、参加者は4家族11名。どうしても掘りたいと言っていたさち婆とたか爺も含めて5組13名!? 途中から谷津の里のお客様も2~3組来ていました。



 掘り方を教えてもらっているところです。



 広ぉ~い竹林のどこを見てもたけのこだらけで、奥まで入る必要もありませんでしたね。


 あとは例によってほぼ時間順に。


 雨なので写真はたか爺のTG-5のみ。フラッシュなしのブレブレ写真量産でございました…。


 いくらTG-5でもレンズの水滴はこまめに拭きとらないと…。





 たけのこは1人3本! 3人だと1家族9本になってしまいますね。






 あらっ!? たか爺の分もよろしく!




 「泡を吹く木」は久しぶりに見ました。昔のワンダーキッズやサタデースクールは基本的に雨天でも開催だったので、見る機会も多かったのかもしれません。木の枝や葉っぱに落ちた雨水が幹を伝って根元に流れていく樹幹流に、木の表面に付着したいろいろな物質が溶けこんで根元で泡立つこともあるみたいな感じです。







 掘ったたけのことお借りしたシャベルは、軽トラで運んでもらいました。


 直売所で売っていた掘りたてのたけのこです。某スーパーではもっと小さなものが1本648円とかだったので、半額以下かな。


 これは帰宅後。さち婆は8本も掘っていたのかぁ~。2本掘りすぎでは!?


 「たけのこ掘り」は早めに終了。雨にもかかわらず参加してくれた皆様、またお世話になった谷津の里の皆様、ありがとうございました!
 お昼は東松山のロイヤルホストにて、たか爺は海老・帆立・蟹のトマトクリームソースのパスタを。


 こちらとドリンクバイキングもセットでいただきました。雨だけどこのあとちょっとだけ東松山ぼたん園へも。続く。

 本日の里山体験プログラム「プライベイトリバーで川遊び①」は、残念ながら雨天中止です。あっという間に川が増水するところも見ているので、さすがに雨天開催とはいきませんねぇ…。

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里山体験プログラム「春の風布川」

2023年04月20日 | 里山体験プログラム

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 4月2日(日)は寄居町風布へ。


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 里山体験プログラム「春の風布川」です。


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 参加者は11家族37名。集合場所の川原にてまずは注意事項など。


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 彩谷橋です。楓は春もきれいですね。


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 このタチツボスミレは、川の中の岩の上に咲いておりました。


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 まずは旧トンボ・ホタル公園へと移動して。以前は寄居町にトンボ公園を作る会が運営していた公園ですが、現在は町が管理しているのかな?


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 橋の上からお魚たちを観察中です。


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 公園では食べられる野草の話を少々。


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 セリ、ヨモギ、ツクシ、ノカンゾウ、オランダガラシ(クレソン)など、試してみたい野草を摘んでいってくださいね。


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 ハムシを見つけていた子です。


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 イタドリハムシでした。ということは、イタドリも摘めたじゃん!?


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 ミヤマキケマンは食べちゃダメだからね…。


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 あとは例によってほぼ時間順に載せておきます。画像がかなり多くなってしまいますがご容赦ください。


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 沢の生きもの探しも始まりました。


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 お子様の興味に応じて、食べられる野草摘みも虫探しも沢の生きもの探しもOKな場所となっております。


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 お花見もね!?


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 マツモムシを見てもらっているところかな。


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 お口で刺されるとかなり痛いみたいですが、試してみる気にはなりませんねぇ…。


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 左上の子が見つけてくれたのは?


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 カジカガエルの卵かな。


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 ニホンカナヘビですね。


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 カワトンボのヤゴは、ニホンかアサヒナかまではわかりません。この写真では肝心の部分がよく見えませんが、側鰓先端の形からいくとアサヒナっぽいかな?


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 ダビドサナエのヤゴです。


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 『水生昆虫の観察-安全できれいな水をめざして-』の「生活型のいろいろ」によると、フタスジモンカゲロウの幼虫は泥や砂の中にもぐっている「もぐり型(掘潜)」。


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 シロタニガワカゲロウの幼虫は石の表面をだくようにしてすべり動く「すべり型(匍匐)」です。他にもクロマダラカゲロウは石の間を歩いてくらす「あるき型(匍匐)」で、チラカゲロウは水の中を泳いで移動する「およぎ型(遊泳)」と、カゲロウは種類によって「生活型」が異なりおもしろいですね。探す場所や探し方も違ってきますよ。


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 モンキマメゲンゴロウはもちろん「およぎ型」ですよね。


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 オランダガラシ(クレソン)は摘み放題! ここの水質ならサラダもOKかな。外来種駆除もかねてどんどん食べてあげないと!?


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 ニリンソウもきれいでした。


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 たか爺はお先に集合場所へ戻っておにぎりタイムでございます。


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 オタマジャクシはほたる池のヤマアカガエル? カワトンボのヤゴも入っています。


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 後頭角に突起はないので、コシボソヤンマではなくミルンヤンマのヤゴですね。


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 ほたる池ではヤマアカガエルのオタマすくいで盛り上がっておりました。


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 みんなお弁当タイムかな。


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 オオヤマカワゲラの幼虫です。


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 生活型は「あるき型」。


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 この子も見つけていましたね。


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 エイザンスミレ。


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 ヤブレガサ。


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 風布館の新メニューです。この4月から日本の里の指定管理者は変わりましたが、くに兄はそのまま残れたようでよかったですね。早速食べていかれたご家族もおりました。でも、もうかすうどんが食べられないのはちょっとさみしいかも…。


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 カジカの卵塊です。ちょっとややこしいけど、午前中にトンボ・ホタル公園のほうで見つかったのはカジカガエルの卵で、これはお魚のカジカの卵ですね。


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 これは小さなサワガニでした。


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 クロタニガワカゲロウかな。


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 あらっ!?


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 刺したり噛んだりする虫ではないので、まあいいかぁ~。


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 ニホンカナヘビです。


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 これは何だったっけ…。


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 コオニヤンマのヤゴですね。


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 ミヤマカワトンボのヤゴ。もうじききれいな成虫も見られるようになります。


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 アブラハヤはピンボケで…。


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 この卵は??? 謎のまま…。


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 ミズムシは「水虫」でもカメムシ目ミズムシ科の昆虫でもなく、甲殻網ワラジムシ目ミズムシ科の生きものです。


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 クロスジヘビトンボの幼虫は頭楯が白っぽく見えるので、タイリクではなくヤマトのほうになるのかな。


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 14時半にて今年度初の里山体験プログラムも無事終了。たか爺はこのあと長岡ICまでもうひとっ走りして新潟入りしました。
 今週末も明日からちょっと忙しくなりそうなので、このブログも3週遅れは確定かぁ…。やたらと撮りまくってきた新潟の写真は、それこそ時間順に整理しながらぼちぼちとアップしていく予定です…。

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里山体験プログラム「みかん狩りと紅葉でアート①」午後の部

2022年11月23日 | 里山体験プログラム

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 11月13日(日)の里山体験プログラム「みかん狩りと紅葉でアート」の午後の部です。


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 やまき園さんでのみかん狩りのあとは、日本の里へ下りて。


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 風布館で売っていた「寄居の朝どれ野菜」は、さち婆がたけのこ芋を買っておりました。おいしいお芋ですからねぇ~。大根はやまき園さんで70円だったからなぁ…。


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 お弁当タイムに沢の生きもの探しをしていた子どもたちです。


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 たか爺たちも車から荷物を運んで水車小屋の前にサンプル作品を並べてから、おにぎりタイムでした。サンプルを売物と間違えて、5枚も選んで持ってきた婆さまにはビックリしちゃいましたけど…。まあ、以前「ねりま子育てメッセ」とかで、インクジェットでプリントしたものを500円ぐらいで販売したこともありましたけれどもね。


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 ヤマゼリかな。


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 さっそく落葉を集め始めていた子です。


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 午後の「紅葉でアート」は12時半からスタート。


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 今年も水車小屋の裏の東屋にて。



 作り方は2パターン。というわけではないんだけれども、たか爺の場合はということで…。



 その1は、大きな葉っぱが何かに見えたらそれをベースにして、あとはパーツとして何を使うかあてはめていく感じ!?



 その2は、小さな葉っぱをパーツとしてイメージしていく感じかな。



 これは絵心のないたか爺には難しいのですが、まあ、あくまでも「子どもと楽しむネイチャー=アート」ということで!?
 

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 まずは落葉集めからですね。


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 あとは例によってほぼ時間順に載せておきます。以下、作品づくりの様子を。


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 目に使う種を選んでいるところかな。


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 以下、この日の作品を。
 クリとクヌギの殻斗を使ったママの傑作「ウサギ」は、来年の年賀状にも使えるレベルでしたねぇ~。尻尾の赤い実には何を使ったんだろう?


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 立体作品ですが、ちゃんと「紅葉でアート」しております!?


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 「古代魚 ユーステノプテロン」は本物よりもかわいいかな。目にはフウセンカズラを使っております。


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 こちらはパパ作の「ホシバナモグラ」。そうきましたかぁ~。正面から見た構図でもおもしろかったかもしれません。


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 「カマキリ」と「日の出」です。


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 「水を飲みにきた鳥の親子」。


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 ママの「ウサギ」も来年の年賀状に使えるレベルの傑作で、これから作ろうとしているたか爺のハードルを上げてくれちゃいましたねぇ…。


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 パパ作はどくがポケモン「モルフォン」です。


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 ママ作は「季節の移ろい」。なるほどねぇ~。


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 パパとの合作はトイストーリーの「リトル・グリーン・メン」。


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 確かにカラフルな「ハート」になっておりました。

 「葉っぱでアート」「紅葉でアート」はこの時期、どこでも簡単に親子で楽しめます。落葉を拾い集めて、木工用ボンドで画用紙に貼るだけですからね。すぐにスキャナーで取り込めば色も作ったときのまま保存できるし、キッチンペーパーをかぶせて押し花風にしておくと、色は変わってもそのまま残しておくこともできますよ。ぜひ近くの公園でもお試しあれ!

 でもなぁ…。10家族34名が参加予定だった2回目の20日(日)は雨天中止…。もう本日になっちゃったけれども、23日(水)の里山体験プログラム「秋野菜の収穫体験」も雨天中止です…。天気予報がハズレたら怒り心頭だけれども、お天気ばっかりはどうしようもありませんので、まあいいか!?

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里山体験プログラム「みかん狩りと紅葉でアート①」午前の部

2022年11月21日 | 里山体験プログラム

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 11月13日(日)は、里山体験プログラム「みかん狩りと紅葉でアート」で寄居町風布へ。


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 たか爺たちは午前8時に家を出て、JA花園農産物直売所にて時間調整です。これは、お花でいっぱいの温室の片隅にひっそりと置かれていたウサギたち。


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 今度寄ったら買ってきちゃうかも!?


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 まずは日本の里へ。誰もが撮っちゃう水車小屋ですね。


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 今年も水車小屋裏の東屋をお借りしました。


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 日本の里の紅葉を楽しみながら、坂を上ってやまき園さんへと向かいます。


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 坂の途中に咲いていたベニバナボロギク。


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 葉っぱを触った感じだと、「鬼」はいないほうのノゲシかな!?


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 草紅葉です。


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 花後のキツネノマゴですね。


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 蔦紅葉もきれいでした。


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 受付はこの先にて。


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 コスモスはみかん山をバックに撮っておきました。


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 参加者は4家族13名。今年は実がやや大き目で綺麗に育ったものの数は少ないため、みかん狩りは9月25日までに予約済みの方専用の営業となっています。例年だと混雑している休憩所もガラガラでしたね。


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 では、みかん山へと。


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 みかん狩りは1時間食べ放題、指定のレジ袋に入るだけのお土産付きです。


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 さっそく試食中ですね。


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 以下、例によってほぼ時間順に載せておきます。


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 今年は確かにみかんも人も少なかったかな。


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 みかん山から里の秋を!?


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 獅子柚子です。


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 これは小振りで違う品種のみかんだったのかな?


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 みかんのトンネル!?


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 こちらの斜面のほうが豊作でした。


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 訳あって1家族は撮れませんでしたが、みかん狩り終了後は日本の里へ。午後の「紅葉でアート」へと続く。

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つたえ農場の収穫祭

2022年11月19日 | 里山体験プログラム

 11月12日(土)は嵐山町南部交流センターへ。毎年里山体験プログラム「どろんこ田植え体験」と「稲刈りにチャレンジ」でお世話になっているつたえ農場さんの収穫祭にお邪魔しました。昨年と一昨年はヌエック(国立女性教育会館)の実技研修棟の調理室利用でしたが、また元に戻りましたね。


 という建物になっております。


 庭の大きなイチョウも黄葉していました。


 お隣は嵐山町立嵐山幼稚園。敷地内にある埼玉県指定有形文化財「日本赤十字社埼玉県支部旧社屋」です。


 調理実習室ではサラダや差し入れのマリネを盛りつけ中。
 たか爺たちは東松山市の国分牧場さんにて、ビーフウィンナー・ビーフチョリソー、シュラードミンガーなどを購入してから11時前に到着しました。ゆで卵はさち婆が持参。サラダのトッピングにちょうどよかったです。国分牧場さんでいただいてきたカキもおいしかったぁ~。


 つたえ農場の方たちは13名ぐらいだったかな。ワンダースクールからも1家族3名が参加してくれました。料理教室に通うほどお料理が大好きな子で、包丁さばきも手慣れたものです。


 庭ではピザを焼いたり、新米を炊いたりする準備も完了。


 ピザを焼くためのドラム缶は、つたえ農場代表の五十嵐さんの手作りだとか。


 まずは1枚目を。


 2枚目もスタンバイ。


 3枚目はこの子がトッピングしたようです。


 ボリュームたっぷりですねぇ~。


 駐車場のトウカエデもきれいでした。



 真っ赤っかとか真っ黄っきよりも、こんな状態の頃のほうがたか爺好みかも!?


 ヤツデも開花。


 ハチやアブは来ていなくて残念だったけど…。


 庭のテーブルにサラダやマリネなどいろいろ並び始めます。


 差し入れのマリネ。


 サラダ用のドレッシングもおいしかったです。




 豆苗ですね。


 餅つき機で作ったお餅もきれいに丸められて。スペシャル品も1つ!? なんとワンダースクールから参加されたパパはご実家のお隣が卸のお餅屋さんで、子どもの頃からよくお手伝いしていたとのこと。実に見事な腕前でございました。


 お餅用です。


 いつの間にかテーブルの上はこんな状態に。




 この子がトッピングしたピザも焼きあがりました。ピザは全部で6枚焼いたみたいです。


 なぜかここでヒメマイマイカブリもご登場!?


 せっかくなので正面からも。食事中なので触る気にはなりませんけど…。


 なんだかエスニックなカレーも出てきましたね。


 たか爺の差し入れはボイルして。


 豆乳鍋までやるんかい!?


 餅つき機ではお土産用を準備中。


 焼きマシュマロも始まりました。


 先がこげちゃいましたが、リッツみたいなものに小さくて薄いチョコレートチップといっしょに挟んで食べるのが今風なんだって!?


 その手もありましたか。


 お土産用のお餅も丸め終わって。



 庭で捕まえたニホンカナヘビですね。


 これは差し入れの生春巻きです。
 たか爺たちは14時にてお先に失礼いたしましたが、そういえば新米はまだ炊いていなかったよなぁ…。まあ、もうお腹いっぱいでしたけれどもね。車なので生ビールも差し入れの日本酒や焼酎なども飲めないし…。でも、いろんな人たちが集まるので、毎年楽しませていただいております!

 さて、問題は明日の「みかん狩りと紅葉でアート」です。テレビはいつも大雑把過ぎてどうでもいいとして、21時現在の明日の「寄居町風布」の天気予報は、weathernews.jpは20時まで曇で21時から雨に好転、tenki.jpのほうは12時まで曇で13時小雨のまま!? 現時点では開催方向ですが、明朝の予報で最終判断かなぁ…。

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里山体験プログラム「稲刈りにチャレンジ」

2022年10月02日 | 里山体験プログラム

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 9月25日(日)の里山体験プログラム「稲刈りにチャレンジ」の本編です。嵐山町のつたえ農場ですね。でも、残念ながら田んぼは今年でやめてしまわれることになりました。ワンダースクールとしても田んぼ関係の里山体験プログラムは、この日で最後になっちゃうかなぁ…。


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 昔のことは何も覚えていないので(…)、ちょっと旧「ワンダースクール通信」を調べてみたら、2005年に寄居町のNPO法人むさしの里山研究会の男衾の田んぼへ、7人の子どもたちだけ連れていったのが始まりでした。「田んぼ作り教室」として、もみまきから脱穀までの全7回だったかな。もうみんな立派な社会人ですねぇ~。
 2008年には皆農塾さんの田んぼをお借りしていますが、2009年からの7年間は里山ギャラリーノアを拠点に遊休農地を復田した用土の田んぼ生きもの公園にて。むさしの里山研究会の解散に伴い、つたえ農場さんには2016年からの7年間お世話になってきたわけです。
 そうか、オール7か!? むさしの里山研究会の新井さんやつたえ農場の五十嵐さんはもちろん、田んぼを管理してくれたりワンダースクールの子どもたちを受け入れてくれた多くの方たちのおかげで、これまでいろいろとラッキーだったのかもしれません。現在新井さんがトンボの調査で利用させてもらっている田んぼの方に打診してくれていますが、ワンダースクールも1年また1年といつまで続けられるかどうか…。もう7年は絶対に無理ぃ…。


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 地元の幼稚園の子どもたちが稲刈り済みです。これまで幼稚園とワンダースクールで半分ずつ田植えと稲刈りをやらせていただき、本当にありがとうございました! つたえ農場代表の五十嵐さんには改めて感謝ですね。


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 刈りとった稲を束ねるための紐切りを手伝ってくれていた子です。


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 参加者は13家族44名。まずは危ない生きものや注意事項など。


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 稲の刈り方や紐の結び方などは五十嵐さんのほうから。


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 雨でぐちゃぐちゃになった田んぼで、最後の稲刈りがスタートしました。


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 あとは例によってほぼ時間順に載せておきます。


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 画像はかなり多くなってしまいますがご容赦を…。


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 ものすごい勢いですねぇ~。


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 この子でした。


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 あらっ!? 長靴が抜けなくなっちゃったみたいで…。


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 この羽化殻はギンヤンマかな?


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 はざかけ作業も始まりました。


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 ヌマガエルです。男衾の田んぼにはシュレーゲルアオガエルも多かったけれども、田んぼ生きもの公園やつたえ農場ではニホンアマガエルとヌマガエルが中心でした。今はもうヌマガエルだらけで、アマガエルはあまり見かけなくなりましたね…。


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 捕まっちゃったかぁ…。


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 東武東上線が通過中。こんな風景も好きだったんだけれどもなぁ…。


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 コオイムシを見つけていた子です。無農薬の田んぼですからね。


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 そういえば、さち婆は途中でコンデジを水没させちゃって…。そのあと撮っていた写真は全滅ね…。ここからはたか爺の予備のコンデジ使用です。


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 最後まで頑張ってくれていました。


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 この子もコオイムシを。


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 ありゃ!? 裏返しだったじゃん…。裏表もわからずに撮っていたとなると、たか爺の目もいよいよあやしくなってきたよなぁ…。何だかかなりショックだったりして…。


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 稲刈りは1時間にて終了です。


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 あとはつたえ農場の精鋭部隊にお任せですね!?


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 後半は、用水路の生きもの探しが中心でした。


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 この子たちが一番乗りだったのかな。


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 いろいろと捕まっております。


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 スジエビです。


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 たか爺にはもう、ヌカエビではなくヌマエビsp.とするしかないカワリヌマエビ属…。


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 「特定外来生物」のブルーギルの幼魚ですねぇ…。この用水路ではありがたくない初記録となりました…。


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 リリース中です。


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 この子は大きなアメリカザリガニを。


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 スジエビに。


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 ヌマムツ。


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 暑い日になっちゃったし、いつもより水も多かったので川遊びになっちゃったかも!? 用水路ですが、カワニナやコオニヤンマのヤゴも棲める水質ですからねぇ~。


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 嵐山ナイアガラの滝をバックに!?


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 ヨシノボリsp.。ここでは数は少ないかな。


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 この日一番大きかったヌマムツですねぇ~。


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 ウスバキトンボ全国マーキング調査のワンダースクール第1号はやっぱりこの子でした。


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 「ダA1」とマーキングしてリリースですね。「ダ」はワンダースクールのチームID、「A」はこの子のイニシャル、「1」は1頭目ということで。なんと本日は彩湖・道満グリーンパークにて2頭目も!


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 ヨシノボリsp.です。


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 たか爺の脚立ではちょっと危なかったので、今回はこれがあって助かりましたね。


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 これもアメリカザリガニだったかな。


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 いつもよりさらに画像が多くなってしまいましたが、この田んぼも用水路も最後になるのでご容赦を…。

 ちょうど1週間後の本日は、彩湖・道満グリーンパークにて親子でワンダー「草はらジャングル探検隊」。9月以降、なぜか3家族に満たなかったり雨天だったりして中止が多かったので、とりあえず日曜だけでも2週続けて開催できてホッとしております。10日(月)の里山体験プログラム「赤トンボしらべ」も無事に開催できますように!

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つたえ農場の田んぼの様子

2022年09月07日 | 里山体験プログラム

 9月6日(火)、「もう少しですね」ということで、五十嵐さんが画像を送ってきてくれました。


 残念ながら、つたえ農場さんは今年で田んぼ作りをやめてしまわれるので、ワンダースクールの田んぼ関連の里山体験プログラムも9月24日(土)・25日(日)の「稲刈りにチャレンジ」が最後になります。24日(土)にはまだ空きがあり、25日(日)もキャンセル待ちは受付ていますので、ぜひご参加ください。


 8月24日(水)の田んぼの様子です。


 稲の花ですね。
 9月24日(土)・25日(日)の「稲刈りにチャレンジ」までには、この暑さも収まってくれるといいのですが…。


 7月20日(水)、五十嵐さんが新しい画像を送ってくれたので追加しておきます。みんなに植えてもらった苗ももうここまで成長しましたよ。
 田んぼとは関係ありませんが、本日はモニターボランティアで国営武蔵丘陵森林公園へ。園内のヤマユリはあちこちで見頃をむかえています。予定されている方はお早めに。野草コースではレンゲショウマもちらほらと開花していました。しばらく楽しめそうですね。


 7月5日(火)、つたえ農場代表の五十嵐さんが田んぼの水入れの画像を送ってくれました。半分は地元の幼稚園の子どもたちが植え、6月25日(土)26日(日)には猛暑の中、ワンダースクールの親子で植えてもらった田んぼです。


 26日(日)の里山体験プログラム「どろんこ田植え体験」終了後、さち婆が撮っていた画像も載せておきます。


 水入れでカブトエビたちも喜んでいるかな!?
 これから9月の「稲刈りにチャレンジ」まで、新しい画像が送られてきたらこの記事の先頭に載せて随時更新の予定でいますので、田植えに参加されたご家族は時々覗いてみてくださいね。稲刈りもよろしく!

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里山体験プログラム「風布川で沢遊び」

2022年07月18日 | 里山体験プログラム

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 7月10日(日)は寄居町風布の日本の里へ。里山体験プログラム「風布川で沢遊び」です。


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 今年はこちらの東屋をお借りしました。


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 本当はいつもの水車小屋の裏を予約していたのですが、土日ともコスプレ撮影会のイベントが入ってしまって、風布館も含めて対岸は貸切とのこと。


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 まあ、こちらも駐車スペースを含めて貸切みたいな感じになって、かえって良かったですね。


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 10時半に集まってもらってまずは注意事項など。あとは1日自由に遊んでもらいます。やっぱり沢の生きものや虫探しが中心になるかな。


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 参加者は定員ジャストの9家族30名。キャンセル待ちは0になって何よりでした。


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 早く到着されていたご家族がオナガミズスマシを何頭も捕まえていたので、ものすごい速さで水面をクルクルと泳ぎ回る姿を見てもらっているところです。


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 オナガミズスマシは埼玉県では「絶滅危惧Ⅱ類」。いつもだとケースの縁によじ登るような恰好でしかとまってくれないのに、君たちは偉い!


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 カジカガエルの卵塊も開始時間前に、いつもいろいろ見つけてくれる子が見せにきてくれました。


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 あとは例によってほぼ時間順に。


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 たか爺は上流方向、さち婆は下流方向と分かれたので、適当に調整して載せておきますね。


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 ここまでは下流側というより集合場所の近くです。


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 ここからは上流側にて。


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 まだ小さなヘビトンボの幼虫です。「川ムカデ」とはよく言ったものですね。


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 フタツメカワゲラ属の幼虫と、トンボの羽化殻はダビドサナエかな。


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 カミムラカワゲラ属の幼虫はどこか変?


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 ナミウズムシが隠れておりました。撮った時には気づかなかったぁ…。そういえば昔、ワンダーキッズの子でプラナリアの再生実験を自由研究にしていた子もいましたね。3等分に切ると3匹になったり、両側に頭ができたり!? まあ、「頭」とは言わないんだろうけどね。


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 ヒゲナガカワトビケラの幼虫です。これもその場では気づかなかったけれども、濃オリーブ色系は初めて見たかも。たか爺の目もいよいよダメになってきたかぁ…。


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 一番奥に立っているパパより先は藪漕ぎしないと進めません。


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 そろそろ下流方向へ戻りましょうか。


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 下流側には小さな子どもたちも多かったので、さち婆は撮るより採るほうで頑張ってくれていたようですね!?


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 上流側の画像が続きます。


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 マツモムシはお口でチクっとやられるとけっこう痛いらしいので、注意事項にも追加しておかないと…。この川で見たのは初めてです。


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 これがいつもの姿勢!? バックスイマーですね。


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 アブラハヤ。


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 つかんでみたかな? つかめば名前もわかる魚ですよ!?


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 上流側から見た下流方向。


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 下流側から見た上流方向。さち婆も沢を上ってきたので、同じ橋が写っています。


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 これはミヤマカワトンボを捕まえたときだったかな。


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 クロコノマチョウも捕まえていましたね。


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 これは大きなサワガニでした。


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 羽化するまで3年かかると言われていたコオニヤンマのヤゴです。文一総合出版の『ヤゴハンドブック』では「2~4年1世代」となっています。成虫の姿かたちは似ていますが、オニヤンマ科でもヤンマ科でもなくサナエトンボ科ですね。


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 ダビドサナエかと思いますが、クロサナエやモイワサナエの可能性もあります。『ヤゴハンドブック』では「2年1世代」となっていて、他のサナエトンボ科も「1年1世代」は少ないようです。


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 さち婆も採るほうから撮るほうへ!?


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 ここは魚が集まる場所です。


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 魚はアブラハヤ。サワガニやコオニヤンマのヤゴなどけっこう捕まっていました。


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 この仕掛けにも入ったようですね。


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 沢沿いにはミゾホオズキ。


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 キササゲも。


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 こちらの親子はひたすら虫探しでした。


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 そろそろお弁当タイムかな。


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 羽化まで5年かかると言われていたオニヤンマのヤゴは、『ヤゴハンドブック』では「3~4年1世代」となっています。


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 フタスジモンカゲロウの幼虫は、巾着田の高麗川で見つかるモンカゲロウよりもきれいな水がお好みのようで、よしざわ自然農園さんの越辺川でもよく見つかりますよね。


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 午後はたか爺も下流側へ。


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 ダム作りかな。


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 これは?


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 このヘビトンボの幼虫たちが見つかったときでした。子どもの疳の薬や強精薬になるらしいので、一度焼いたり干物にして食べてみますか!? 


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 カジカガエルのオタマジャクシです。


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 この子は、たか爺にミヤマカワトンボを見せにきてくれましたね。


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 カジカに。


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 アブラハヤ。
 どちらもさち婆が捕まえていたみたいです!? どんだけ網を入れて生きものを捕まえていたんだか、1週間経っても腕が痛いみたいでシップまで貼っておりました…。 


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 ヒガシシマドジョウは風布川では初記録です。


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 この子が捕まえてくれましたね。


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 これは何を捕まえたときだったのかな。もしかすると、またさち婆かも?


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 手乗りミヤマカワトンボです。


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 小さな子どもたちにも触ってみてもらったのかな。何だかたか爺の代わりをしてくれていたみたい!?


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 前日キャンプに行って捕まえてきたというコクワガタ♂も。


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 風布川で捕まえた生きものたちをリリース中です。


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 代わりにコクワガタ♂をもらって、お土産にしたのかな。


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 たか爺たちもそろそろ引き上げようかと片づけをしていたら、ウラギンシジミが見送りに来てくれました。


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 近くのご家族は虫探しから沢の生きもの探しへ。オニヤンマのヤゴを捕まえてご満悦のようで何よりです。

 たか爺は、やれ自然体験だ、自然観察だ、環境教育だという前に、お子様が小さなうちから親子でもっと野遊びを楽しんでもらいたい、「センス・オブ・ワンダー」を共有してもらいたいと思っているので、季節によってどこでどんなことをして遊べるのか一度体験してみてもらって、あとは親子で楽しんでもらえればそれだけで十分です。
 でも、小学生なら今回見つかった生きものたちのことを調べてみるだけでも「自由研究」になるし、他の川の生きものたちと比較してみて「水生生物による水質判定」もおもしろいかな。水生生物は捕まえてみないことにはどこに何がいるのかもわからないし、まだまだ謎が多い生きものたちですからねぇ~。
 たか爺としてはこの場所だけではなく、ワンダースクールに参加してくれていた子どもたちが自分の子どもを遊びに連れてこられるようになるまで、生きものたちも含めた現在の自然環境がこのまま変わらないでいてくれることを願うばかりでございます。

 昨晩の「夜の森探検隊」は無事終了。たか爺は子どもたちの写真が撮れていなくて大ショックでした…。ストロボが発光していなかったのかな? あとはさち婆頼みです。でも、この23年間の夜の虫探しシリーズで一番盛り上がったかもね!?

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里山体験プログラム「どろんこ田植え体験」-2

2022年07月09日 | 里山体験プログラム

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 6月26日(日)も、里山体験プログラム「どろんこ田植え体験」で嵐山町のつたえ農場へ。
 いきなりですが、以下アオダイショウの画像が何点か続きますので、ヘビが苦手な方はスルーしてください…。



 たか爺はこの日もまずは用水路のチェックから。その際にアオダイショウの幼蛇を見つけました。これは参加者のママが道路の上から撮っておいてくれたものです。 


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 このあとすぐに姿を消してしまいましたが、アオダイショウの幼蛇はマムシ柄!? 3年前まで「夜の森探検隊」で利用していた場所では、捕まえようとすると頭もマムシみたいに三角っぽくなって、攻撃態勢までとるやつもおりました。マムシはこんなにスマートじゃないから、バレバレなんですけれどもねぇ…。


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 そしたらなんとすぐ近くにもう1匹! こちらはご立派な成体です。


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 でも、なんだか動きが変だなぁと思って見ていたら、目が白く濁っていました。よく見えてはいないようです。たか爺もそろそろ危ない白内障? なんていうわけもなかろうと帰宅してから調べてみたら、脱皮する前だったようですね。


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 ヘビの抜殻の目の部分を見たことがある人は、目の表面の皮も脱ぎ捨てていることをご存知だと思います。瞼がないので、皮というよりレンズみたいなもので目を保護しているのかな。脱皮する時期が近づくと、古いレンズと新しいレンズの間に体液が入って目が白濁しちゃうみたいです。いったん元に戻ってから数日で脱皮するとのこと。
 へぇ~! そうだったんだぁ~。じじいになってもまた一つ賢くなって、しかも田植えのあと何日かして、たか爺だって腕の皮だけは一皮むけたぜ!?


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 ヘビやカエルが苦手なさち婆も、上からズームで撮っておいてくれました。
 そういえば、この田んぼと用水路で見つかったことのあるヘビはこれまでマムシ、ヒバカリ、ヤマカガシ、シロマダラ、アオダイショウの5種類。ヒバカリが一番多かったかな。ヘビがお目当てで田植えや稲刈りに来ていた子どもたちも何人かいるのですが、今回は参加していなくて残念でしたねぇ…。


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 まだ到着していないご家族もいますが、参加者は6家族19名。今回はいつもどおりにマムシやヤマカガシ、スズメバチなどの写真も見てもらいながら「危ない生きもの」の話からスタートです。


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 ワルナスビの棘は現物を見てもらって。


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 資料として配布したクリアファイル「生きものもごはんも田んぼのめぐみ」の解説はポスター版にて。


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 田植えに関しては、つたえ農場代表の五十嵐さんに教えてもらいました。


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 いざ田んぼの中へ!?


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 そろそろスタートできそうかな。


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 あとは例によってほぼ時間順に載せておきます。


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 昨年もお手伝いしてくれたパパが今年も左側のロープの移動係を引き受けてくれて、たか爺は助かりましたね。


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 やはり猛暑日とはなりましたが、前日の38℃越えまでは行かなかったし、少しは風もあってよかったです。


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 東武東上線が通過中ですね。


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 田植えは1時間ほどで終了。お疲れ様でした。


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 この子はヌマガエルでも見つけたかな。


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 あらっ!? 普通はすく跳んで逃げちゃうと思うんだけれども。


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 どんな魔法を使って、どんなお話をしていたのでしょうか?


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 用水路へ下りて。


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 生きもの探しが始まります。


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 さっそく何か捕まえたようです。


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 堰の下はカワニナだらけ!


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 こんなに集まるのには何か理由があるんでしょうね。餌となる藻類が多いとか、増水時に流されにくいとか?


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 控えめな迷彩柄のニホンアマガエルもおりました。田んぼはヌマガエル、用水路はニホンアマガエルが中心で、棲み分けているような感じです。


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 これはたか爺が。1網で3匹のヌマムツが入りました。


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 顔に追星が出ているのでオスですね。


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 ヤマサナエのヤゴも見つかっていました。


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 田植えの終わった田んぼに水入れ中です。


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 ついでに足も洗っとく!?


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 このハラビロトンボ♂は、ケースの中でショウリョウバッタの幼虫を捕食中でした。


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 田んぼではカブトエビ探しが始まります。


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 観察用のカップに入れて見てもらいました。


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 まだ小さいけれどもサイズもいろいろと。


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 在来種といわれているタイリクカブトエビは関東にはいないので、移入種のアメリカカブトエビになると思います。「生きている化石」と言われている本当に不思議な生きものですよねぇ~。


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 カブトエビを見せにきてくれたんだけれども。


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 なんとカイエビの仲間も混ざっていましたねぇ~。


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 卵をもったメスでした。ムスジかミスジか、とりあえずヒメカイエビsp.までにしておけば無難かな。


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 これがまた不思議な生きものでねぇ~。そういえば今年は見つかっていなかったホウネンエビはなんだか無防備な感じだけれども、カブトエビは背中に甲羅を背負っています。カイエビは二枚貝のような甲羅に守られていますよね。普段は隙間から脚を出して泳ぎまわっているわけです。


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 まだ探し続けております。


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 でも、最後にリリースして。


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 カブトエビ、ホウネンエビ、カイエビなどは雑草の芽を食べたり、泥をかきまぜて雑草の発芽や生長を押さえたりしてくれる田んぼの「草取り虫」ですからねぇ~。

 昨日は「夜の森探検隊」の昼下見に行ったら疲れちゃって…。来週からはいよいよじじいの夜遊び開始ですが、今年はいったいどんな夜になるのか見当もつきません。とりあえず行き倒れにだけはならないように気をつけないと…。

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里山体験プログラム「どろんこ田植え体験」-1

2022年07月06日 | 里山体験プログラム
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 6月25日(土)と26日(日)の2日間は、里山体験プログラム「どろんこ田植え体験」です。なぜか今年は過去最少人数での田植えとなりました!? まずは25日(土)の様子をアップしておきます。


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 たか爺は真っ先に用水路へ下りて状況を確認。


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 カワニナの滝登りです!? 左上はモノアラガイかな?


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 用水路の脇にはヤブカンゾウ。


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 畔のワルナスビの棘には今年も要注意ですねぇ…。


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 嵐山町のつたえ農場の田んぼです。


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 半分はすでに地元の幼稚園の子どもたちが植え終えていました。


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 参加者は4家族10名。でも、関越道が事故渋滞で10時にはまだ誰も到着していません…。まあ、それなら、つたえ農場代表の五十嵐さんと3人で始めちゃいますかねぇ~。たか爺とさち婆はいつも自分たちはできないので、ここぞとばかりに!?


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 ヌマガエルです。20年ぐらい前に初めて寄居町の田んぼへ8人の子どもたちを連れて行った際には、ニホンアマガエルやシュレーゲルアオガエルが中心でしたが、今や大半が「国内外来種」のヌマガエルに入れ替わった感じです…。


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 コガムシですね。


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 10時半過ぎには1家族2名が到着。さち婆は右側、たか爺は反対側へ移動して左側のロープ係も。


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 この子は、4~5年は続けて参加してくれている大ベテランです!?


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 たか爺もロープを移動したあと、左側だけは植えておかないと。


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 2家族目が到着して4名に。


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 3家族目も到着して7名に。


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 11時過ぎには4家族目も到着して。


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 ようやく全員集合です。


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 田植えは10時から11時の予定でしたが、スタートが遅れたので11時20分ぐらいまでは植えてもらって終了としました。この日の子どもたちは5歳・6歳・小1・小2・小3の5名。昨年も参加してくれている子どもたちばかりだったので、少数精鋭にて最後までがんばってくれましたねぇ~。


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 あとは用水路で泥を落としてもらって。


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 と、思ったら…。


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 さっそく用水路の生きもの探しが始まっておりました。


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 元々、虫や水の生きものたちを捕まえるのが大好きな子どもたちですからね。


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 最初に魚のヌマムツを捕まえたのは、やっぱりこの子。そういえば、まだ紙おむつの頃、田植えのあとに近くの都幾川に入って大はしゃぎしていたっけなぁ~。みんなあっという間に大きくなっちゃって、たか爺も年とるわけだぁ…。


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 次にこの子もヌマムツを。


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 また捕まえたようですね。


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 アメリカザリガニやハグロトンボのヤゴも入っていますが、ヌマムツは3匹だったかな。


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 たか爺にも見せに来てくれました。


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 この日一番大きかったヌマムツです。


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 ハグロトンボのヤゴも多かったですね。


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 上にあがって記念撮影!?


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 カブトエビの観察中かな。まだ小さなものが集まっていたようです。


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 これは、田んぼでは少数派となってしまったニホンアマガエルでした。


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 最後に、田んぼをバックに額紫陽花を。
 それにしても暑かったぁ…。この日の嵐山町の気温は38.5℃まで上がったようです…。8日連続の猛暑日の初日だったわけですね。中高生の頃は一応「湘南ボーイ」だったので、サンオイルは塗ったことがあっても日焼け止めなんて縁のないたか爺は、帰宅後久々にシーブリーズを!? それでも両手の皮がボロボロとむけてきちゃって…。
 終了後、お昼は近くのガストにて。そのあと菅谷館跡にも立ち寄りました。続く。

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