たか爺のワンダースクール通信

「センス・オブ・ワンダー」をキーワードにした野遊び教室「自然体感塾ワンダースクール」の活動記録とお花中心のブログです。

親子でワンダー「冬のクワガタさがし」

2024年02月23日 | 冬のクワガタさがし

photo by sachibaa

 2月12日(月)の午前中は親子でワンダー「冬のクワガタさがし」。


ウスバフユシャク photo by takajii

 まずは、集合時間前に撮っていた男子トイレ内のフユシャクから。


トビモンオオエダシャク photo by takajii

 こちらはトイレの外壁におりました。初めて見ましたが、早春に羽化するエダシャクのようです。


photo by takajii

 同じく外壁にて。試しにGoogleで画像検索してみると、「流木」関係しか出てきません…。実に見事な擬態と言えるかな!?


アヤモクメキリガ photo by takajii

 この画像だと「Xylena」属がトップに出てきたので、どうにか種名までたどりつけました。でも、あとはやっぱり「流木」ばかり…。成虫で越冬した「冬夜蛾(キリガ)」です。
 シャチホコガかと思いこんで調べてもわからなかったので、久々に「新・蛾像掲示板」にも投稿。Gatorinさん、いつもありがとうございます!


photo by sachibaa

 当日1家族がキャンセルとなり、参加者は4家族11名。毎年参加してくれているベテラン組2家族と、「冬のクワガタさがし」は今回初めての2家族でしたね。


photo by takajii

 見てもらっているのは、こちらのハンノキの雄花序です。


photo by takajii

 落下した折枝も多く花粉を大放出中なので、ハンノキの花粉に反応しちゃう方は要注意ですよ。


photo by sachibaa

 トイレの外壁にいたガたちを見てもらってから、雑木林へと移動。ナラ枯れのコナラも見ておいてもらいました。


photo by sachibaa

photo by sachibaa
photo by sachibaa

 転がっていた細めの朽木では、クワガタやカミキリの幼虫の食痕を。


photo by sachibaa

 なんとアカゲラも目の前に!  これではまったくわかりませんが、目の前でしょ!?


photo by sachibaa

 思いきりトリミングしてもブレブレで証拠写真にもなりませんけど…。ワンダースクール開催時には、たか爺もさち婆もズームが効かないコンデジのTGしか持ち歩かないのでご容赦を…。


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 すでに崩されていた朽木からは、早速クワガタの幼虫が出てきましたね。


photo by sachibaa

 現地では作業上の注意事項など。


クワガタの幼虫 photo by sachibaa

 あとは例によってほぼ時間順に載せておきます。


アオゴミムシ photo by takajii

 子どもたちにとっては「黄金の虫」です!?


photo by sachibaa

コクワガタ♀ photo by sachibaa


photo by sachibaa

クワガタの幼虫 photo by takajii


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謎の幼虫 photo by takajii

 たか爺も初めて見たかな。北隆館『日本幼虫圖鑑』には載っていませんでしたが、ネット上で見る限りはルリゴミムシダマシの幼虫に似ている感じです。


photo by sachibaa

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 それにしても、みんな大きくなっちゃって!? たか爺もじじいになるわけだぁ…。


photo by sachibaa

 今回もお手伝いに来てくれた高校生なんか、1歳で「どろんこ田植え体験」デビューしていますからねぇ~。


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 今回はこの1頭だけだったカブトムシの幼虫も見つけてくれましたよ。


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 ハサミムシです。


ヒゲジロハサミムシ photo by sachibaa

 脚は乳白色ですが付根は黒く、他の画像では触角先端の白い節も確認できました。


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クワガタの幼虫 photo by sachibaa


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コガタスズメバチ photo by takajii

 今回はこの1頭のみでした。


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クワガタの幼虫 photo by sachibaa

 上は何だろう?


photo by takajii

 パーツケースに入りきらない…。さすがですねぇ~。
 

コクワガタ♂♀ photo by takajii


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 これもわからないと思いますが、さち婆はオオタカも見たようです。白く見えるところですけど…。


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 11時40分頃、再集合してもらって。


photo by sachibaa

 コガタスズメバチや見つかった幼虫たちを見てもらいました。


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 昆虫マットやビンへの詰め方なども。


photo by sachibaa

 大先輩からプレゼントタイム!?


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photo by sachibaa

 クワガタ以外にカミキリムシやゴミムシダマシ系の幼虫も入っていますね。1頭ずつ撮っておけばよかったかぁ…。


photo by sachibaa

 指にはめて「カブトリング」!?


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 お土産ですね。
 今年も子どもたちにとっては「冬の宝物探し」を楽しんでもらえたようで何よりですが、残念ながら本日開催予定だった2回目は雨天中止…。あとは来年のお楽しみということで!?
 尚、朽木採集をこころよく思わない方もいらっしゃるかと思いますが、ワンダースクールの「冬のクワガタさがし」は子どもたちの自然体験活動の一環として、管理者の了解を得て開催いたしております。以前、東京都のTV番組や、練馬区教育委員会の委託講座で利用させていただいたこともありました。念のため。

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「冬のクワガタさがし」事前調査

2024年02月16日 | 冬のクワガタさがし

 2月8日(木)は親子でワンダー「冬のクワガタさがし」の事前調査へ。ついでに秋ヶ瀬公園のピクニックの森もひと回りしてきました。


 雑木林の中にはまだ雪も残っています。


 でも、倒木が埋もれるほどではないので、場所や朽ち具合は確認できてよかったですね。


 とりあえず、ここ数年使わせてもらっている場所だけはひと通り見ておきました。


 この朽木にはクワガタやカミキリの幼虫の食痕も。


 ハンノキの折枝です。ハンノキに限らず、5日の雪で折れて落下したものが多かったですね。


 雄花序はもう花粉放出中…。


 指先ではじくだけで抹茶色の花粉が舞いあがります。たか爺は幸い花粉症ではないので何でもござれですが、ハンノキに反応しちゃう人は要注意ですね。


 これは朽木というか、昨年幼虫だらけだった朽木の跡です!?



 手つかずのこちらはそろそろいい感じかもしれません。 



 今年もこの一帯で作業してもらえそうですね。


 手前の木は根元から抜けて奥の木の枝にもたれかかっているだけ…。


 先端部も折れて引っかかっているだけなので、いつ落ちてくるかわかりません…。


 このユリノキも危ないなぁ…。


 真ん中の2本もユリノキです。



 このあたりの倒木もいい感じでした。


 ヤドリギも増えたかな。


 レンジャクはまだのようですが、この日は鳥より鳥屋さんのほうが多い感じでした!?


 ツグミです。


 クスノキの折枝は、ノコギリとIKEAのキャリーバッグ L 持参にて回収に来たいところですが、家の在庫から使っておかないと…。もう「魔法の小枝でキーホルダー作り」でのお祭りごとへの出展、委託講座や出前講座もやめちゃいましたからね。


 ここにもクスノキの折枝が。でも、やっぱり欲しくなっちゃうよなぁ…。


 ここからは秋ヶ瀬公園のピクニックの森です。ザリガニの池は干上がったままですね。


 メダカの池もこんな感じ。


 ハクセキレイはいましたが。


 脚が冷たくないのかね。



 三本土管の池には少し水が戻ったかな。



 あとはアオジや。


 シジュウカラ。鳥屋さんたちも来ていないわけです!?


 最後に、野焼き済みの田島ヶ原サクラソウ自生地へも。


 3月からが楽しみですねぇ~。

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親子でワンダー「冬のクワガタさがし②」

2023年03月03日 | 冬のクワガタさがし

photo by takajii

 2月23日(木)は親子でワンダー「冬のクワガタさがし」の2回目です。


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 参加者は定員ジャストの8家族20名。


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 今回は何年も続けて参加してくれているベテラン親子が中心でした。


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 危ない朽木です…。虫は出そうなので、むしろベテラン組のほうが危ないかも!?


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 これも倒木を動かしちゃうといつ跳ね上がるかわからないし…。


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 現地ではまず、前回出てきて仮住まいに移しておいたコガタスズメバチたちを見てもらいました。


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 4頭の内2頭は仮住まいがお気に召さず移動したようですが、2頭は残っていましたね。


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 作業上の注意事項はモデル役も配して具体的に!? 親子や兄弟だと向かい合って作業しがちですが、これが一番危ないもので…。「化石でワンダー探検隊」の際も同じですよ。


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 では、作業開始!


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 あとは例によってほぼ時間順に載せておきますね。


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 クワガタの幼虫はすぐ見つかります。


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 なんせ前回実績のある場所なもので!?


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photo by takajii


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 こちらでもクワガタの幼虫。


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 こちらでも。


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 アカシマサシガメです。


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 謎の卵は多分ナメクジとかカタツムリとかだと思うんだけれども、持ち帰って孵化させてみたことはないもので…。


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 ヒゲジロハサミムシかな。


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 「黄金の虫」! アオゴミムシです。


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 コクワガタ♀も出てきました。


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 クワガタの幼虫はみんな大漁です!? サイズはいろいろですが、大物も多かったですね。


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 こちらでもコクワガタ♀。


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photo by takajii


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 コクワガタの成虫は♀のみ5頭見つかっていたかな。


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 再集合してもらって幼虫の飼い方など。


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 経験者のほうが多いので簡単に。


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 2頭しか写っていませんが、アオゴミムシが集団越冬していた朽木もありました。


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 子どもたちにとっては本当に「黄金の虫!」なんだよなぁ~。


photo by takajii

 前回も今回も、今年は少なかったカミキリムシの幼虫です。たか爺は以前何頭も羽化させてみましたが、大きな幼虫はみんなウスバカミキリでした…。おいしい昆虫としてもトップクラスの人気で、「マグロのトロ」と形容されているみたい!?
 持ち帰った幼虫たちは大切に育ててあげてください。幼虫が食べ進んだ痕、蛹室、幼虫から蛹へ、蛹から成虫へと、観察することもできるといいですね。注意事項や配布資料は「冬のクワガタさがし①」の記事参照ということで。

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親子でワンダー「冬のクワガタさがし①」

2023年02月28日 | 冬のクワガタさがし

photo by sachibaa

 朽木の話をしているところかな。
 2月18日(土)は午前10時から、親子でワンダー「冬のクワガタさがし」の1回目でした。毎年20名ずつ2回に分けて開催。「小1以上」の日程ですが、保護者2名が参加される場合には未就学児の弟や妹の参加もOKにしています。



 受付の際に渡している「注意事項」です。たか爺にとっては「諸刃の剣」のようなプログラムなもので!? 子どもたちにとっては「冬の宝物探し」なんですけれどもねぇ~。そのあとさらに、幼虫から成虫になるまで観察することもできちゃいます。


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 参加者は6家族18名。移動中です。


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 ここはきれいに管理されている雑木林ですね。


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 ここから倒木もそのままにしてくれてあるエリアへ。クワガタやカミキリムシの幼虫が食べた痕や蛹室を見てもらっているところです。


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 今回は「冬のクワガタさがし」は初めてのご家族が中心だったので、ちょっとした探検気分も味わってもらえたかな。


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 でも、ここは早く通り過ぎてくださいねぇ…。


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 「ここはやっちゃダメ!」とか言っているところだと思います。


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 実際に「冬のクワガタさがし」をしてもらう場所に到着して、作業上の注意事項など。


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 昨年の「稲刈りにチャレンジ」の際に水がたまっていた田んぼに落としちゃったさち婆のコンデジも、そろそろ限界かなぁ…。逆光だと白玉団子だらけでございました!? 以下もご容赦を!


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 10時半頃から作業開始! 1時間後に再集合してください。


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 抹茶色になってきたハンノキの雄花序。昨年の球果も残っています。


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 この倒木にはカワラタケがびっしりと。木材腐朽菌のキノコがセルロース・ヘミセルロース・リグニンという木の成分を分解してくれるので、シロアリ以外の虫たちも食べられるようになるわけですよね。
 カワラタケは抽出された成分から抗がん剤も作られているようなので、昔から煎じたり薬用酒にしたりして飲んでいた人たちってすごくない!?


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 あとは例によって、親子での「冬のクワガタさがし」の様子をほぼ時間順に載せておきます。


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 これはコメツキムシ系の幼虫かな?


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 右の子の手のひらにのっているのは?


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 ママが見つけたコクワガタの成虫♂でしたねぇ~。


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 残念ながら、この日の成虫はこの1頭のみでした。


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 クワガタの幼虫です。お尻のほうだけど…。


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 幼虫を持ち帰る際には、ケースに崩した朽木をなるべく細かくしたもの入れておいてあげてください。


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 クワガタの幼虫は次から次へと出てきました。


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photo by sachibaa


photo by takajii

 大漁!?


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 左下のほうから朽木を食べ進んできたわけですね。


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 キマワリの幼虫です。


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 右のパパが見つけてくれた生きものを撮影中。


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 このスズメバチですね。


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 コガタスズメバチの新女王でした。


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 これは別個体。他の虫の蛹室利用?


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 クワガタの幼虫も大漁でしたねぇ~。帰ってからのビン詰め作業が大変だったかも…。


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 アオゴミムシです。昔この虫を見つけて、「たかじぃ、たかじぃ~、黄金の虫見つけた!」と大喜びしていた子がおりました。まさしく「冬の宝物」を見つけたわけですよねぇ~。オサムシ科にはきれいな虫が多いですからね。


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 そろそろ1時間でしょうか。


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 11時半に再集合してもらって、幼虫の飼い方などを。空瓶に細かくした朽木を入れて、すりこ木で押し込んでいるところです。3回ぐらい繰り返すといっぱいになるかな。


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 昆虫マットを何種類か紹介中です。同じぐらいのサイズの幼虫がいたら、朽木、昆虫マット、菌糸ボトルに分けて飼ってみるのもおもしろいかもしれません。


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 あとは12時まで作業続行でも朽木集めでも。後片付けもお願いいたします。


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 またコガタスズメバチが出てきたので、たか爺が回収中です。


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 仮住まい用の朽木のかけらに載せて。


photo by takajii

 せっかくだから記念撮影もしておきますか!?


photo by takajii

 すぐに飛ぶことはないので、触ったりしなければ大丈夫ですよ。


photo by takajii

 そしたらまた…。結局、コガタスズメバチのみ計4頭。この雑木林の朽木からは、他にモンスズメバチ、キイロスズメバチ、クロスズメバチ、オオスズメバチが出てきたこともありますが極めて稀です。


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 回収中です。このあと、スズメバチたちを載せた朽木は目立たない場所にそのまま伏せておきました。つぶさないように気をつけて、朽木サンドにしてあげると尚可!?


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 シロダモの葉っぱの裏に字を書こうとしているところかな。たか爺がライターであぶったあとが残っております…。


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 シロダモの葉っぱをお土産にするのかと思ったら。


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 セミの抜殻を見つけたのかぁ~。
 お天気にも恵まれて、とりあえず今年の1回目は無事終了。次回も楽しみですね。最後に、この日の配布資料に使った大昔の雑誌記事を。





 「『月刊クーヨン』2006.3より 撮影/宇井眞紀子 写真提供(虫だけね)/太田隆司」と記載しておけば、当時から掲載許可は出ていますからね。念のため。 

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親子でワンダー「冬のクワガタさがし」-2

2022年03月06日 | 冬のクワガタさがし

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 2月27日(日)は親子でワンダー「冬のクワガタさがし」の2回目です。


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 定員20名のところ2家族がキャンセルとなり、参加者は5家族15名となりました。


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 移動しながら朽木の話をしているところかな。


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 ナラ枯れ病の話も。


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 雑木林の中へ入って。


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 クワガタやカミキリムシの幼虫の食痕を見てもらっているところかな。


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 鳥が運んだ種から育ったシロダモがあったので、葉っぱの裏をライターの火であぶって見てもらいました。


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 さて、どうなるでしょうか? まあ、「白くて火でとけるものってなぁ~んだ?」って聞いても、今の子どもたちにはピンとこないようですけれどもねぇ…。バースデーケーキの蝋燭もカラフルになっちゃってるし。


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 こっちは「冬のクワガタさがし」の際にも厄介者のヒカゲイノコズチ。この日の参加者も種を運んでくれたことでしょう!?


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 現地では作業上の注意事項を。


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 23日に出てきて仮住まいに移しておいたコガタスズメバチの越冬女王も見てもらいました。


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 あとは例によって、親子での「冬のクワガタさがし」の様子をほぼ時間順に載せておきます。


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 ここから先は虫、特に幼虫が苦手な方は閲覧注意!?


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 小さなクワガタの幼虫です。


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 かわいいクワガタの幼虫でしたねぇ~。


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 左端はクワガタであとはカミキリムシの幼虫ですね。


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 これは大物でした。


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 これも。


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 オオクシヒゲコメツキの幼虫は肉食なので、朽木や昆虫マットでは飼えません。朽木の中で他の甲虫の幼虫たちを食べております…。


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 1時間後に再集合してもらって、幼虫の飼い方など。


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 スポンジケーキのように柔らかくなった朽木を触ってみてもらっているところかな。持ち帰った幼虫は大切に育ててあげてくださいね。


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 参考図書のご紹介も。詳しくは1回目の記事をご参照ください。


photo by takajii

 実はたか爺、前日にこの9本のマット詰めをやったら腰にきてしまって、この日は屈むのもつらくてねぇ…。結局このまま物置へ収納となりました…。

 本日は里山体験プログラム「ジャガイモ植えとピザ作り体験」。午後は武蔵丘陵森林公園でした。明日は小鹿野町まで「化石でワンダー探検隊」の事前調査に行ってくる予定でおりますが、起きられるかなぁ…。

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親子でワンダー「冬のクワガタさがし」-1

2022年03月01日 | 冬のクワガタさがし

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 2月23日(水)は親子でワンダー「冬のクワガタさがし」の1回目。雪が降った11日(金)の順延日程で、冬の雑木林で虫探しです。台風による冠水被害や緊急事態宣言の影響で、なんと3年振りの開催となりました…。


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 定員20名のところ参加者は8家族20名ジャスト。集合場所にてまずは「注意事項」から。
 「朽木は虫たちの冬の隠れ家となったり、産卵場所や幼虫のエサとなったりします。基本的には何もしないでそのままにしておいてあげるのが一番です。朽木を崩す際には、生きものたちへの『申し訳ないけど…』という気持を忘れず、また朽木を崩すことを快く思わない人たちもいることを忘れないでください。(中略)冬鳥狙いのバードウォッチャーも多い季節なので、なるべく邪魔をしたりしないように気をつけてください。何かありましたら、たか爺までご連絡ください。」
 以上は配布した「冬のクワガタさがし注意事項」より。まあ、たか爺としては虫が大好きな子どもたちに冬の宝物探しもやらせてあげたいわけです!?
 移動中の注意事項も。そのあと開催予定の雑木林へと移動しました。


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 カワラタケがびっしり付いた倒木で、木の分解されにくい成分をキノコが分解して朽木となり、昆虫が食べられるようになるなんていう話をしているところかな。


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 何本かすでに伐られていた場所にて、ナラ枯れ病に関しても。

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 雑木林の中へ入って。


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 すでに誰かが崩していた朽木ですね。


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 この子は早速クワガタの幼虫を見つけておりました。


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 朽木がある場所を見てもらいながら移動します。


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 現地では作業上の注意事項など。
 「①ハンマー・ドライバー・ピンセットなどでケガをしないようにご注意ください。お子様が道具を手に持ったままふざけたり、移動したりすると、ケガをしたりケガをさせたりする危険もあります。一箇所にかたまって作業したり、向かい合って作業したりするのも危険です。 ②朽木を乱暴に崩すと木クズが飛び散って目に入ることもありますのでご注意ください。誤って幼虫等をつぶしてしまうこともあります。その際は木クズの下に埋めておいてあげてくださいね。 ③ムカデ、ゴミムシ、サシガメ、スズメバチなどには触らないようにしてください。また、出てきても絶対に殺したりはしないでください。ムカデやゴミムシにはちょっと移動してもらって、スズメバチはスタッフが回収して、最後に仮住まいへ移します。 ④立ち枯れの木や倒れたまま他の木にひっかかっているだけの木は危険です。作業しないでください。まだ生きている木も傷つけないでください。 ⑤ちょっと崩してみて幼虫の食痕のない朽木からは見つかりません。無駄に崩し続けたりせず、そのままにしておいてください。残しておけば、この夏以降にクワガタが産卵する可能性も出てきます。 ⑥最後には、崩したものをなるべく朽木のもとに集めて、ちらかしたたまにしないこと。後片付けをお願いします。」
 以上は「冬のクワガタさがし注意事項」より。


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 それでは作業開始!


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 以下、親子での「冬のクワガタさがし」の様子をほぼ時間順に載せておきます。


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 ワンダースクールの活動記録の記事はどうしても画像が多くなってしまいますが、ご容赦ください。


photo by sachibaa

 また、虫が苦手な方はこの先閲覧注意ですよ…。


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 早速何か見つかったかな?


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 コクワガタの成虫♂でしたねぇ~。


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 カミキリムシの幼虫です。


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 クワガタの幼虫ですね。手前は幼虫が食べ進んだ痕になります。


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 大きなクワガタの幼虫でした。


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photo by takajii


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 この子もコクワガタの成虫♂。


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 これも大きなクワガタの幼虫でした。


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 これは残念ながら「謎の卵」ではなく、瑠璃色の皮がむけたジャノヒゲの実…。


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 もうほとんど土と化していた朽木です。


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 カミキリムシの幼虫だらけだったかな。


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 コクワガタの成虫では最大だった♂ですね。


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 この子たちもクワガタの大きな幼虫をかなり見つけておりました。


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 コクワガタの成虫♀です。


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 コガタスズメバチの新女王ですね。


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 ヤマトタマムシの幼虫もご登場! 3年前と同じ子が見つけておりました。


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 出てきた細いエノキの枝もお持ち帰りです。この子なら3年前と同じく無事に羽化させることができるでしょうね。


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 左側のパパがたか爺に見せに来てくれたのは?


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 コカブトムシ♀でしたねぇ~。この日一番のレアものでした。


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 作業は1時間ほどで再集合してもらいます。


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 まずは2冊ほど参考図書のご紹介を。



 こっちはちょっとマニアックかも!?


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 クワガタやカミキリムシの幼虫の育て方も。この夏に無事羽化してくれるといいですね。


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 ヤマトタマムシの幼虫やコカブトムシを見てもらっているところかな。


photo by takajii

 たか爺が回収しておいたコガタスズメバチの新女王たちは、最後に仮住まいへ移しておきました。

 終了後も作業を続けたり、瓶詰め用の朽木を集めていかれたご家族もいましたが、たか爺たちはお先に失礼して午後は多聞院へ。もう3月になってしまいましたが、このブログのほうはもうしばらく2月分が続きます…。

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「冬のクワガタさがし」事前調査

2022年02月09日 | 冬のクワガタさがし

 2月7日(月)は、11日(金)に予定している親子でワンダー「冬のクワガタさがし」1回目の事前調査へ。


 台風による冠水被害や「緊急事態宣言」発出の影響で3年ぶりの開催となるため、現在の状況だけは確認しておかないといけませんからね。


 すぐ近くにいたツグミです。さち婆が見つけておりました。
 たか爺は毎日のようにワンダースクールの子どもたちを連れ歩いていた頃、性質の悪い野鳥カメラマンたちに散々な目にあわされてきたので、鳥を見にいったり探したり撮ったりする趣味はございません…。最近ズームの効くコンデジの類を持ち歩くことが多くなって、たまたま見つかったら撮ってはみる感じかな!?


 ハンノキはこの時期、花粉症の方は要注意ですよ。


 何年か前まではずぅ~っと夏休みの「夜の森探検隊」で利用していた場所です。やぶ蚊だらけだし、夜も活動するモンスズメバチも多く、近年はマムシも増えてきちゃって…。写真に写っている範囲だけで3匹も見つかる夜もあったりしてねぇ…。



 「冬のクワガタさがし」に関しては特に問題なさそうです。


 今年もこの雑木林の中がいけそうかな?



 中へ入ってみると脇の笹薮がことごとく枯れていました。花をつけた痕が残っていたので、寿命なのかもしれませんね。


 低い位置にあったヤドリギです。


 コゲラはあちこちでギィギィ鳴いたり、コンコンやっておりました。アカゲラかアオゲラあたりの大きなコンコンも聞こえましたが、さち婆でも見つかりませんでした。


 コブシですね。


 ユリノキです。もう何年も前になりますが、右下の途中から折れて落下した木からはクワガタの大きな幼虫がかなり出てきておりました。


 ウグイスもピンボケブレブレ…。


 このモズはメスでした。


 ここはメタセコイアのほうだったかな?




 ヤドリギだらけですが、レンジャクは来ませぬように!?
 近くで「冬のクワガタさがし」をしていた同好の士は好青年で、ちょっと情報交換も。前回は切株の根際からヒラタの成虫が出たようです。この日も大きな幼虫を見つけておりました。


 だるまさんがころん「だ」!


 キジバトはちょっと休憩中!?


 この子はちょっと警戒心が強かったけど。


 昔からいるこの子は相変わらずこんなんだからねぇ~。


 最初後ろから見たもので、これにはビックリ!? 昔いろいろと見つけちゃっている身としては、念のため確認はしておかないと!?

 とりあえず以前のように開催はできそうでほっとしましたが、明日から警報級の大雪予報では明後日の1回目は中止するしかないかぁ…。明日の状況を見て夜には判断しないとね。

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冬のクワガタさがし④~キッズフリー~

2019年03月03日 | 冬のクワガタさがし


 ファミリーでの日程はすでに終了しましたが、キッズフリーのリクエストがあったので、2月27日(水)は「冬のクワガタさがし」です。



 アカゲラかアオゲラあたりが朽木の中の虫を食べた痕ですね。
 朽木の中の幼虫に卵を産みつけるキバチやオナガバチなどの寄生蜂も同じですが、どこにお目当ての幼虫がいるのかよくわかりますよねぇ~。人間にもそんな能力があったら、「冬のクワガタさがし」も楽でいいのに!? たか爺の場合は、ついているキノコや木の朽ち具合であたりをつけるしかないわけですが、はずれることも多いからなぁ…。


 
 クワガタの幼虫はすぐに出てきました。かなり大きなものです。



 こちらはカミキリムシの幼虫ですね。
 昔何頭も羽化させてみましたが、その結果からいくとサイズ的に多分ウスバカミキリだと思います。



 今回は手つかずの細い折れ枝を使いましたが、大当たりでした。


 
 クワガタの幼虫のみ4頭をお持ち帰りです。



 終了後は冬の森散歩も。
 この立ち枯れの木もじき倒れそうですねぇ…。



 そのうちクワガタも産卵してくれるかな?



 昨年の台風24号では、あちこちの公園で大きな木も倒れました。でも、すぐに片付けられてしまうのが普通です。この森のようにそのまま転がしておいてもらえると、キノコが分解して虫たちも利用できるようになり、最後には「冬のクワガタさがし」も楽しめるようになります。



 倒れたり倒れる前に伐採した木、枝打ちしたり折れて落ちた枝を集めてある場所です。定期的に処分されてしまいますが、たか爺にとってはネイチャー=アート的にも「宝の山」ですね!?



 左右どちらを頭と見るかによって違う生きものに見えますよね?
 庭が広ければおみやげにしたいところです。


 
 虫たちに利用されて洞となった心材部。でも、ここに集められた木は、木の中の虫たちもろともそのうちチップにされちゃうかなぁ…。



 『葉っぱのフレディ』の木、モミジバフウの「木の実のトゲディ」です。まだ在庫があるので拾いませんけど…。



 裏にお手紙が書ける葉っぱのシロダモですね!?
 この画像ではわかりにくいけれども、シロダモハコブシの付いた葉っぱもありました。左はキヅタです。



 ゴマギの芽吹きもすすんでいました。

 本日3月3日(日)の「化石でワンダー探検隊」は雨天中止です。昨夜の現地の天気予報では、曇から雨に変わる時間帯が検索上位5サイト共に18時以降に好転。でも、今朝の予報では11時から雨に変わっておりました…。気温も4℃。送迎5名だったので、車の荷物を下してシートアレンジを変えたり、これまで採集した化石のサンプルや資料も準備したのになぁ…。残念です。

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冬のクワガタさがし③~キッズ&ファミリー順延日程~

2019年02月26日 | 冬のクワガタさがし


 2月23日(土)はキッズ&ファミリー「冬のクワガタさがし」の順延日程です。冬の雑木林での虫さがしもいよいよ最終回ですね。


photo by masapapa

 移動中、伐採された木の切株でキノコや朽木の話をしているところかな。木の分解されにくい成分をキノコが分解してくれないと、クワガタの幼虫も食べることができません。


photo by masapapa

 これも移動中。先週カブトムシの幼虫が出てきた分解の進んだ朽木を見てもらっているところです。


photo by masapapa

 現地では作業上の注意事項など。



 参加者は4家族13名。


photo by masapapa

 先週末と同じ場所です。
 幼虫も成虫も確実に出てきますからね。


photo by masapapa

 コクワガタの成虫はすぐに出てきました。


photo by masapapa

 これはオスのほうだったかな。



 メスのほうです。


photo by masapapa

 以下、この日の様子を。


photo by masapapa

photo by masapapa

photo by masapapa

photo by masapapa




 クワガタの幼虫です。


photo by masapapa

 たくさん見つかりましたね。



 この夏確実に羽化してくれそうな大きなものが多かったです。



 子どもたちには人気のないカミキリムシの幼虫は、昆虫食マニア絶賛の逸品なんですけれどもね!?


photo by masapapa

 最後に幼虫の飼い方を。
 持ち帰った朽木でも昆虫マットでも、瓶詰めする際の湿り具合がポイントかな。幼虫から蛹へ、蛹から成虫へなるところが見られるといいですね。



 週間予報ではあやしかったお天気も好転して何よりでしたが、時々強い風が吹いてヒヤヒヤしました。立ち枯れの木も多い雑木林なので、折れ枝や倒木の心配がありますからねぇ…。無事に終わってくれて、ほっとしております。



 ゴマギも芽吹きはじめました。
 たか爺もいよいよ春モードへ。お花見のほうも忙しくなりそうだなぁ~。

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冬のクワガタさがし②~親子でワンダー~

2019年02月20日 | 冬のクワガタさがし

photo by masapapa

 たか爺たちより早く到着されていたご家族と送迎のご家族は、駐車場の近くの朽木でまずは小手調べ!? 昨年までクワガタの幼虫がけっこう出てきた木ですが、もうそろそろ終わりかな。


photo by sion

 2月17日(日)も「冬のクワガタさがし」です。
 当日のキャンセルもなく、参加者は11家族33名でした。



 移動をともなう「親子でワンダー」は定員20名。年間予約ではキャンセル見込み分も含めて30名まで受け付けています。開催にあたっては予想どおり定員内に収まるか、中には3家族に満たなくなって中止する日程もあったりするのですが、「冬のクワガタさがし」だけは別のようですね。


photo by masapapa

 以下、この日の様子です。


photo by masapapa

photo by masapapa

photo by masapapa

photo by sion

photo by masapapa

photo by masapapa

photo by masapapa

photo by masapapa




 成虫はやはりコクワガタのメスが多かったですね。



 けっこう大きなオスも見つかっていました。



 幼虫も大物が中心です。幼虫から蛹になって羽化するところまで、ご自宅で見てもらえるといいですねぇ~。


 
 丸々と太ったカブトムシの幼虫たちを見つけてくれたご家族もいました。
 
 ちょっとまた天気予報があやしくなってきましたが、子どもたちにとっては冬の宝物さがしのような「冬のクワガタさがし」も23日(土)の順延日程にて終了予定。そろそろたか爺の頭も春モードに切り替えないといけません。お花見のほうも忙しくなりそうかな!?

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冬のクワガタさがし①~親子でワンダー~

2019年02月19日 | 冬のクワガタさがし
 2019年度の会員登録受付が始まって、新しいアドレスブックへの登録や年間予約入れ、年間予約状況の確認メールなどでちょっとバタバタしております。まあ、この時期は毎年のことですが、ただでさえ苦手な事務仕事をこなすペースも年とともにスローになっていくわけで…。



 2月16日(土)・17日(日)は親子でワンダー「冬のクワガタさがし」。
 キャンセル待ちのままご参加いただけなかった6家族21名には、「ごめんなさい!」をしておきます。来年度も日曜のほうはすでに「キャンセル待ち受付」となっているので、追加日程を設ける必要もありそうです…。


photo by syunsuke

 まずは16日(土)分から。
 事前調査の際に見つかったコガタスズメバチの巣の残骸を、見たり触ったりバラバラにしてもらったりしているところです。朽木でアート作品ですよね!?


photo by syunsuke

 クワガタやカミキリムシの幼虫の食痕や、蛹室の話をしているところかな。


photo by masapapa

 参加者は10家族27名。キャンセル待ちだったご家族には申し訳ないけど、無連絡不参加も1家族…。


photo by syunsuke

 現地にて作業の仕方や注意事項などの話をしてから、いよいよ「冬のクワガタさがし」がスタートです。


photo by masapapa

 作業時間は1時間ほど。


photo by syunsuke

 クワガタの好みそうな朽木がある場所を選んでいますからね!?


photo by masapapa



photo by masapapa

photo by masapapa

photo by masapapa

photo by masapapa

 あとは運次第です。



 他の木に引っかかっていた細い折れ枝には、アカゲラかアオゲラあたりがつついて幼虫を食べた痕が残っていました。



 地面におろしてみると、おろす際に折れてしまった場所から出てきたのは?



 なんとタマムシの幼虫でした! クワガタの幼虫よりもレアものかも!? 4頭は見つかっていましたね。


photo by masapapa

 出てきた枝もお持ち帰りです。クワガタやカミキリムシの幼虫のように簡単にはいかないと思いますが、チャレンジしてみてください。


photo by syunsuke

 こちらのパパが見つけてくれたのは?



 大きなメスのクワガタです。



 コクワガタのメスはかなり見つかっていましたが、30㎜オーバーは珍しいかも。オオクワガタみたいでしょ!?



 幼虫はいくらでも出てきます。


photo by masapapa


 大きく育ったものが多かったですね。


photo by syunsuke

 崩した朽木も持ち帰って、大切に育ててあげてください。



 この子が見つけてくれたのは?



 クビキリギスのメスでした。
 成虫で越冬するキリギリスの仲間です。



 そういえば今年はスズメバチの越冬女王が出てこないなぁ…と思っていたら、最後にご登場!



 起こしちゃってごめんなさいねぇ…。
 コガタスズメバチです。



 この子が見つけてくれましたね。

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「冬のクワガタさがし」事前調査

2019年02月08日 | 冬のクワガタさがし


 くん爺です。
 2月25日で18歳になるので、人間だと88歳の米寿かぁ~。



 2月7日(木)は「冬のクワガタさがし」の事前調査へ。
 ほんとうはもっと早く行く予定でいたのですが、今年はなんだか体調が悪くてなぁ…。くん爺とどっちが先かわからなくなってきました!?



 枯草や落葉に埋もれた朽木です。これは当たりかも?



 元々倒木の多い雑木林ですが。



 キノコが分解してくれないと、虫は食べられませんからねぇ…。



 この冬すでに誰かが崩していた朽木です。
 どうだったかな?



 おいしそうだったキクラゲはお土産にしておけばよかったのに…。



 サルノコシカケです。



 昔はずっとコフキだと思っていたのですが、オオミノコフキタケなんていうやつも出てきてよくわかりませんねぇ…。まあ、ワンダースクールとしては、ちと古いけど「サルコシ大統領」のままでいいか!?



 カワラタケです。



 こっちはカイガラタケになるのかな?



 「木の実のトゲディ」、モミジバフウですね。



 念のため、他の場所もチェックしておきましたが、この木はまだ早いかなぁ…。



 ここはいい感じかも?



 この立ち枯れもじき倒れそうです。



 最後に、あらっ!? コガタスズメバチかな。

 とりあえず今年の「冬のクワガタさがし」も開催はできそうですが、初回となる明日は今のところ雪の予報で中止するしかなさそうですねぇ…。

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冬のクワガタさがし~キッズフリー~

2018年02月24日 | 冬のクワガタさがし


 2月22日(木)は、キッズフリーの「冬のクワガタさがし」です。
 平日の放課後に1人でもやってみたいことがある子は、日時をご予約ください。ワンダースクールやフィールド周辺のお子様限定となりますが、ご自宅や学童からの送迎にて遊びに連れていきますよ。
 別名「爺孫ワンダー」! 家庭教師ならぬ「野外遊師」です!? ワンダースクールは2000年5月に、毎週月・木・金の放課後1名ずつのワンダーキッズからスタートしたので、たか爺としてはなんだかなつかしい感じですね。
 月2~3回定期・同エリア2名以上にて参加を希望される方は、「ワンダーキッズ〇曜コース」として応相談。この時期はちょっと宣伝もしておかないと…。


 
 キツツキの食痕です。やっぱりこの木からスタートします。



 今年は、大雪で折れまくったクスノキの枝も定番アイテムですね。



 自然の中での危険回避のテストも!?



 これも大雪で折れたコブシの枝。



 毛皮のコートをまた1枚脱いで、春を待っていたのにね…。



 「冬のクワガタさがし」にはもちろん、まだ確実に出てきそうな朽木を使いました。



 クワガタの幼虫たちはすぐに出てきます。 



 今年はこれで最後になるので、たか爺はせっせと瓶詰め作業も。
 まずは、湿り具合に注意しながら幼虫が出てきた朽木を集めます。



 すりこぎで押し込むとこんな感じに。
 また朽木を足して押し込み、さらにもう1回足して押し込んで、上までぎっしりと詰めます。



 真ん中にくぼみを作ってあげて、幼虫を入れます。
 あとは温度変化の少ない場所で保管するだけですね。



 1頭ずつが理想的ですが、これはこのまま2頭で試してみる予定。



 コツコツと作業して、自分でも大きな幼虫を見つけておりました!



 伐採した木をそのままにしてくれてある場所です。



 今年は「倒木渡り」で遊ばせてもらいました。



 来年からは「冬のクワガタさがし」用にも使えそうです。



 たか爺は帰宅後、昆虫マットの瓶詰め作業も。
 とりあえず右端の1本のみ使用。左の2本は、現地で幼虫が出てきた朽木を詰めたものですね。

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冬のクワガタさがし~ワンダーキッズ~

2018年02月23日 | 冬のクワガタさがし


 2月19日(月)のワンダーキッズも、「冬のクワガタさがし」です。



 キツツキの食痕と、モンスズメバチの巣を駆除した痕が残っている木を見てもらっているところですね。残念ながら、すぐに気づいてくれて、たか爺の質問にもまともに答えられたのは右端の子1人だけでございました…。



 どうしてここで遊んではいけないのか、テストさせていただきましたよ!?
 真ん中の立ち枯れの木も、風が強い日には要注意です。もしかすると、大人なら押し倒せるかも?



 やっとわかってくれたかぁ…。でも、危ないことをしている子もいるなぁ…。まあ、とりあえず今のところは大丈夫なんですけれどもね。



 まずは、確実に出てくる場所からスタート!



 前日の「親子でワンダー」で大当たりだった朽木の残りです。



 もちろん、クワガタの幼虫はすぐに出てきますよね。



 でも、向かい合って作業しちゃダメだからねぇ…。



 これは、朽木の下からカナヘビが出てきたときだったかな?



 起こしちゃってごめんなさい…。



 たか爺が仮住まいへとお引っ越しさせておきました。



 森の中へ移動します。
 でも、何だかもうあきちゃっている子どもたちもいて、「冬のクワガタさがし」はこれにて終了。最後まで集中していたのはこの2人だけでしたねぇ…。あとは、冬の森のお散歩でございました。



 ちょっとゆらしただけで、抹茶色の花粉を煙幕のようにまき散らすハンノキです…。



 この朽木は枝打ちや伐採された木の集積場のものなので、そのうち中にいる幼虫もろともチップにされてしまいます。まあ、園路に敷きつめられれば、今度はカブトムシたちの産卵場所にもなりますけれどもね。
 ゴミのほうの集積場では、余計なことをやっていた子も1人いたなぁ…。



 最後に、クスノキの枝もおみやげです。たか爺も早く、「ミニクワガタ」と「簡単テントウ」用の枝を集めに来ないといけませんねぇ…。

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親子で冬のクワガタさがし②③~親子でワンダー~

2018年02月21日 | 冬のクワガタさがし

photo by sachibaa

 2月18日(日)も「親子で冬のクワガタさがし」です。


photo by masapapa

 午前中は7家族25名、午後は5家族15名の2回に分けて開催しました。



 「親子で勝負! ザリガニ釣り」や「トノサマバッタ狩り大会」、「冬はやっぱり土手すべり」など、移動せずに広い場所で開催できる場合には1度に40~50名でもOKなのですが、通常の「親子でワンダー」は、たか爺のガイドウォークのような感じなので定員は20名。20名が同時に作業できる雑木林も限られてしまうし、そこまでの移動もともなう「冬のクワガタさがし」も同様です。
 年間予約ではキャンセル見込分も含めて30名まで受けつけ、あとは午後にも開催するとか追加日程を設けるとかしてきましたが、もう年なので午前+午後のW開催だとちょっと疲れちゃったかも…。そろそろやめておいたほうがよさそうですねぇ…。


photo by sachibaa

 まずは集合場所の近くの木で。


photo by sachibaa

 アカゲラかアオゲラあたりのキツツキが、朽木の中にいた幼虫を食べた痕を見てもらいました。比較的新しいものです。


photo by sachibaa

 裏側に回りこむと。


photo by sachibaa

 数年前、モンスズメバチが営巣していたので、たか爺が公園管理事務所へ連絡。ハチの師匠のsundogさんが巣を駆除したあとですね。
 幹を叩いてみるとすぐにわかりますが、中はもう空洞となっています。まだテープは巻かれていませんが、公園利用者の安全上は早めに伐採したほうがいいかもしれません。
 伐採した木は片づけたりしないで、できれば隅っこのほうにそのまま転がしておいてくれるよう、昔はよく当時の管理課長にお願いしていましたねぇ~。今でもそうしておいてくれることが多くて感謝しております。


photo by sachibaa

 これもキツツキがつついた痕ですが、さち婆が撮っておいてくれたこのズーム画像だと、巣には使っていなかったのかな?


photo by masapapa

 例によって、大雪で折れたクスノキの枝もおみやげにしてもらいました。
 「香りのえんぴつ」ですね!?


photo by sachibaa

 この朽木はゴマギだったかな。


photo by sachibaa

 モグラ塚です。30㎝ぐらい掘ってみれば、トンネルも見つかるかもね?


photo by sachibaa

 コブシの冬芽も、大雪で折れた枝のものです。


photo by sachibaa

 3年前に実績のある朽木は、枯草におおわれてとてもいい朽ち具合!?


photo by sachibaa

 今回使わせてもらう場所に着いたら、まずは作業上の注意事項と危ない生きものの話ですね。



 あとは、親子でクワガタ好みの朽木を見つけて、クワガタを探してみてください。


photo by masapapa

photo by masapapa

photo by sachibaa

 以上は、午前の部から。


photo by masapapa

photo by sachibaa


 以上は、午後の部から。


photo by sachibaa

 幼虫と小さな成虫も出てきた朽木だったかな。


photo by sachibaa

 幼虫を見つけたら、慎重に!


photo by sachibaa

 クワガタの幼虫です。


photo by sachibaa

 カブトムシの幼虫も。



 カミキリムシの幼虫ですね。昆虫食マニア絶賛の一品!?


photo by masapapa

 これは、このまま朽木ごと昆虫マットに埋めて飼ってもいいかも。



 朽木からとりだした幼虫たちは、空瓶で1頭ずつ飼ってあげるのが理想的ですけれどもね。


photo by sachibaa

 空瓶には幼虫が出てきた朽木の削りかすを詰めてもいいし、昆虫マットでもOKです。



 コクワガタの成虫も出てきました。



 これがこの日の最大サイズだったかな。


photo by sachibaa

 幼虫の飼いかたを説明中。
 空瓶はこれぐらいの大きさのものがいいですよ。


photo by sachibaa

 これは、シロダモの葉っぱの裏側のロウ物質を溶かしているところです。まあ、「白くて火でとけるものって、なぁ~んだ?」って子どもたちに聞いても、「雪!」とか答えられちゃう時代ではございますが…。

 とりあえず、親子での「冬のクワガタさがし」はこれにて無事終了。あとはワンダーキッズとキッズフリー、果たして出るか出ないか深谷市の河川敷を残すのみとなります。もう春ですからねぇ~。ワンダースクールとしては「どこかで春が」モードに切り替えないと! たか爺としてはお花見モードへも!?
 そういえば、この日さち婆が土手で摘んできた菜の花とカラシナのおひたし、おいしかったなぁ~。春は摘み草も楽しくて、おいしい季節です。3月になれば、「おひたしの王様」ノカンゾウも出てきます。親子でワンダーでも里山体験プログラムでも、ワンダースクールへご参加の際にはレジ袋必携ですよ! 

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