9月3日からは、ワンダースクールの新遊期もスタート!? 3日(火)・4日(水)・5日(木)のワンダーキッズ、7日(土)・8日(日)のサタデースクールは、さくら草公園のトノサマバッタの原っぱで「トノサマバッタ狩り大会」です。今年はすでに草刈り済みだったためか、トノサマバッタは少なくて7人の子が1~2匹というレベルだったので、「トノサマバッタ狩り大会」改め「バッタ採り大会」と相成りました。
参加者は5日間で、キッズ19名+ファミリー4家族11名の計30名と、ちょうどいい感じです。内21名の小学生たちは、制限時間1時間で捕まえたバッタの種類別ポイント×匹数の合計でカウントさせてもらいました。バッタの種類別ポイントは、以下のとおり。日本自然保護協会の「自然しらべ2006」の際のバッタ自然度を参考にしています。
①クルマバッタ 5ポイント
全体が写っているほうは4日にたか爺が撮った個体で、手に持っているほうは8日にしおんが採った個体です。飛ぶと後ばねの黒い帯が目立つので「クルマ」というわけですが、横から見ると胸が高く盛り上がっています。今年はこの1匹しか捕まっていませんでした。
②ショウリョウバッタモドキ 4ポイント
草丈のある場所をよく探すとけっこう見つかりますが、子どもたちには…。隠れみの術では№1かな。れいのみ1匹でした…。
でも、たか爺に見つかっちゃったからといって、今さら手で顔を隠されてもなぁ!?
③トノサマバッタ 3ポイント
緑色型と褐色型です。胸の盛り上がり方はクルマバッタほどではなく、途中に溝があって途切れている感じですね。
④クルマバッタモドキ・マダラバッタ・ショウリョウバッタ 2ポイント
クルマバッタモドキの褐色型と緑色型です。胸は盛り上がらず、白い線がX(エックス)のように見えます。個体数は多く、かなりの子が捕まえていました。
マダラバッタは、毎年子どもたちに配っている「バッタの見分け方」には載っていませんが、この原っぱには多いバッタ。荒地好みなので、草よりも石ころが多い場所に集まっている感じですね。
ピンク色の個体は、8日にけいたが捕まえていたものです。
ショウリョウバッタは2点でオンブバッタは1点ですが、並べておきます。いずれもメスです。長さ的には10㎝弱と5㎝弱で倍は違う感じですね。そういえば、この原っぱのショウリョウバッタのオスはよく飛んでくれちゃうので、写真は撮らせてもらっていませんでした…。
⑤オンブバッタ・コバネイナゴ・ハラヒシバッタ・キリギリスの仲間・コオロギの仲間など 1ポイント
コバネイナゴとキリギリスの仲間になるホシササキリです。今までずっとこのタイプはみんなウスイロササキリにしちゃっていたけど、両方いたのかぁ…。
やはりキリギリスの仲間のツユムシは、れいが捕まえていました。ヒメギスもりくたろうが捕まえていましたね。
正真正銘のキリギリスのほうは、たまたま道路を歩いていたものです。コオロギの仲間では、エンマコオロギがかなり捕まっていました。
最後に、持ち帰らないバッタたちをリリースしますが、飛んで逃げていくバッタたちはサービスが悪くて!? なかなか写真には写りこんでくれません。かろうじて1匹だけですね…。
以下、今年の結果発表! 21名中の上位8名です。
◎優勝 しおん(小3) 35匹 57ポイント 8日 フリーコース
◎準優勝 けんと(小3) 21匹 35ポイント 7日 サタデースクール
◎第3位 かこ (小3) 20匹 28ポイント 4日 ワンダーキッズ水曜
◎第4位 はるちか(小4) 12匹 24ポイント 4日 ワンダーキッズ水曜
◎第5位 りくたろう(小3) 12匹 23ポイント 8日 サタデースクール
◎第6位 なおゆき(小3) 12匹 22ポイント 7日 サタデースクール
◎第7位 こうた(小3) 12匹 21ポイント 5日 フリーコース
◎第7位 けいた(小4) 11匹 21ポイント 8日 サタデースクール
2年生では、はじめがトップで第9位。11匹で20ポイントです。13匹のしゅうと10匹のあまねが18ポイントで第10位。1年生では、れいが同じく10匹で18ポイントの第10位と頑張っていましたね。