たか爺のワンダースクール通信

「センス・オブ・ワンダー」をキーワードにした野遊び教室「自然体感塾ワンダースクール」の活動記録とお花中心のブログです。

くらかけ清流の郷は閉鎖中

2019年12月24日 | 川の生きものさがし


 12月15日(日)の午前中に、国分牧場さんで撮っていたコセンダングサです。



 チャの花も。



 この日は里山体験プログラム「お餅つき大会」終了後、くらかけ清流の郷へ。普段はこんなに穏やかな都幾川なのですが…。



 台風19号のあと堆積した砂利で、川の流れも単調になってしまいましたね。



 入口にロープが張られていて駐車場も使えないので、路駐してちょっと様子を見てきましたが、これまで化石と自然の体験館での「化石発掘体験」のあと、みんなでお弁当を食べていた場所もご覧の通り…。正面にあるトイレも使用禁止となっておりました。



 有料のバーベキュー場にあった売店も跡形もなく、みんな流されてしまったようです。そういえば、国分牧場さんも牛肉を納品していたんだって!



 とりあえず、26日(木)のキッズ冬休み「化石発掘体験」の午後の利用は諦めるしかなさそうです。



 車で渡るのは怖かったけれども、鞍掛橋は通行可能。帰りは向こう岸から東松山IC利用で帰宅しました。

 今年は、年賀状用の葉っぱとオギの「子」作りにはすぐ妥協!? でもそのあとに、地獄の日々が待っておりました…。
 筆ぐるめの住所録への追加入力が終わる寸前に、突然筆ぐるめが終了してしまって作業がパアに…。バックアップデータを探しているうちに、今度はなぜかワンダースクールの会員のフォルダ自体が消滅!? 悪戦苦闘してどうにか2017年度分までのデータは戻せましたが、この2年間に入会された方たちのデータは入力し直す破目になりました。
 それでもようやく、年賀状のレイアウトも完成したので、昨日は年賀状300枚とプリンターのインクの6色パックも2パック購入。ところが、100枚も印刷しないうちにプリンターが壊れたぁ…。エプソンに電話してああだこうだやってみたけどダメぇ…。修理に出しても年明けじゃあねぇ…。
 仕方ないので、ヤマダ電機へ電話して同じインクが使えるプリンターがあるかどうか調べてもらったら、そんなのありまっしぇ~ん。ネットで同機種を検索してみたら、これまたビックリで2年前に購入した時よりも高くなってるじゃん!? たか爺がプリンターに2万円以上出すわけないんだけどなぁ…。背に腹は代えられず購入しましたけれどもねぇ…。
 今年は23日には出せると思っていたのに、25日過ぎになっちゃいそうです。あっ、でも、25日は鎌倉詣でで26日は「化石発掘体験」があったかぁ…。何だかボヤっきっぱなしの年末でございます。
 でもね。筆ぐるめの不具合で改めて気づいたうれしいこともありました。開設当初はキッズ会員だけだったワンダースクールも、現在はファミリー会員中心に毎年100家族350名前後が会員登録して参加してくれています。来年3月までの今年度でちょうど20年になるわけですが、住所は不明になっていても住所録に残っているのは504件。計算上ではこの5年分にもならない!?
 なぜかというと、何年も続けて参加してくれたキッズ会員や参加してくれているファミリー会員が多いからなんですよねぇ~。最近はあまり参加してくれていないけれども、小1で入会した1期生も高校生からはアシスタントとしてまだ在籍しております。現在キッズアシスタントとして絶賛活躍中のしゅんすけだって、0歳だったか1歳だったかで「どろんこ田植え体験」デビュー! で、来年はもう中学生になっちゃうからなぁ~。
 まあ、いつまで続けられるかわからないけれどれも、たか爺ももう少しは頑張ってみましょうかね。

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化石発掘体験・番外編~キッズ冬休み~

2018年12月29日 | 川の生きものさがし
 12月26日(水)の「化石発掘体験」の番外編です。



 これは開催時間前。
 化石と自然の体験館の駐車場脇の藤棚です。



 今年も藤棚の下はこんな状態ですからね。



 「葉っぱでアート」の際に出番も多い種だけは、拾い集めておくしかありません…。もういくつか寝ると公開予定の年賀状用のイノシシの目にも使いました。鞘のほうは在庫があるのでパスです。



 草地にはセイヨウタンポポ。



 綿毛も。



 鞍掛橋です。
 「化石発掘体験」は11時から12時半までなので、終了後キッズ送迎の2名は、近くのくらかけ清流の郷へ移動してお弁当。ちょっとだけ遊んでいきました。



 ファミリー参加のご家族も。
 都幾川の水量は少なく、水たまり状になった場所にはオイカワかカワムツあたりの幼魚たちが群れています。



 捕まえたところですね。



 他にはヌカエビが多かったけれども、カワゲラの仲間の幼虫やサナエトンボの仲間のヤゴも見つかっていました。



 どちらもモンキマメゲンゴロウかと思ったら、あれっ?



 こちらはキベリマメゲンゴロウでしたね。
 モンキマメゲンゴロウよりレアものです!?



 アオバアリガタハネカクシは、たまたま水面を歩いていたか岸辺にいたのかな? 体液に毒をもつ別名「やけど虫」なので、つまんだ時につぶさないでよかったですねぇ…。



 鞍掛橋の下流方向です。



 やっぱり渡ってみますか。



 ファミリー参加のパパが見つけてくれたヤゴは、アオハダトンボかハグロトンボ、クロスジギンヤンマかギンヤンマでした。時期的にこの大きさだと、いずれも前者の可能性が大きいのかな?



 くらかけ清流の郷は3月まで冬季休業中なので、他には誰もおりません。昨年は氷が張っている場所もあったので氷遊びでしたが、今年は暖かくて助かりましたね。



 シーズン中の土日は川遊びやバーベキューで超混みだろうから、キッズ春休みで「川の生きものさがし」もいいかもしれません。でも、ここまで来るなら「化石発掘体験」もやらせたいところなので、やっぱりついでにちょっと寄ってみる感じになっちゃうかぁ…。

 今年は結構いろいろ捨てられているので、せっせと大片づけに励んではおりますが、大掃除のほうは…。明日は例年通り鎌倉へお墓参りに行ってから、おふくろを迎えに行ってくるので、あとは31日だなぁ…。2階のほうは年が明けてから、初片づけ&初掃除になっちゃうかぁ…。

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川の生きものしらべ~キッズ&ファミリー~

2018年07月20日 | 川の生きものさがし

photo by yamato

 7月16日(月)はキッズ&ファミリーの「川の生きものしらべ」。
 巾着田の高麗川です。


photo by yamato

 参加者は5家族15名。
 久しぶりにやまとが手伝いに来てくれて助かりました。参加者のスナップ写真を撮らせたら、ワンダースクールでは№1です!?


photo by yamato

 でも、連日猛暑続きですからねぇ…。
 川の生きものさがしは30分で切りあげることにしました。
 

photo by yamato

 10時半には再集合。「川の生きものを調べよう-水生生物による水質判定-」の下敷も使いながら、捕まった生きものたちを見てもらいます。
 以下、見るに堪えない写真ばかりですが、証拠写真ということで…。



 まずは「Ⅰきれいな水」の指標種から。
 このサワガニは、はさみが大きくて左右の大きさが違うのでオス。通常は右のはさみが大きいようです。



 裏側を見てみると。
 言い得て妙な俗称「ふんどし」の形でもオスだとわかりますね。



 ヘビトンボの幼虫は「あるき型(匍匐)」。
 以下も「生活型のいろいろ」は、谷幸三『水生昆虫の観察』トンボ出版より。



 とりあえずフタツメカワゲラ属までにしておきますが、ヤマトフタツメカワゲラになるのかな?
 「カワゲラ類」として「Ⅰきれいな水」の指標種となっています。



 次に「Ⅰ、Ⅱ両方でみられる水生生物(指標種ではない)」から。
 シロタニガワカゲロウの幼虫は「すべり型(匍匐)」。



 チラカゲロウの幼虫は「およぎ型(遊泳)」。



 ヒゲナガカワトビケラの幼虫は、「みのむし型(携巣)」ではなく「あみはり型(造網)。



 「もぐり型(掘潜)」のコオニヤンマのヤゴは、「Ⅱややきれいな水」の指標種です。



 ひろパパが成虫も捕まえてくれましたね。



 お顔のほうも。



 「川の生きものを調べよう」の下敷には載っていませんが、オジロサナエのヤゴは「A.きれいな水にすむ水生昆虫」(『水生昆虫の観察』より)。



 モンキマメゲンゴロウも同様です。



 オナガサナエのヤゴは「B.少し汚れた水にすむ水生昆虫」。
 水質的には下敷の「Ⅱややきれいな水」と同程度だと思いますが、表現の仕方でイメージが違ってきてしまいますよねぇ…。



 まだ小さかったオニヤンマのヤゴも同様です。



 カジカガエルのオタマジャクシです。
 より小さなアカガエルspの子ガエルを捕まえていた子もいました。



 シマドジョウですね。



 カジカもけっこう捕まっていました。



 オイカワかと思ったら、アブラハヤの幼魚かな?



 短時間だった割りにはいろいろ見つかってよかったですねぇ~。



 11時前には川遊びモードへ突入!
 生きものさがしを続けていた子どもたちもいました。


photo by masapapa

 川の水量は少なくて人が多かったので、水は濁ってしまっていますけれどもねぇ…。


photo by masapapa

 総合的に判断すると、巾着田の高麗川は「少し汚れた水」(「Ⅱややきれいな水」)の川となります。


photo by masapapa

 水質的にはとりあえず、安心して子どもたちを遊ばせることはできる川ですね。
 ワンダースクールで使わせてもらっている川では、日本の里の風布川やよしざわ自然農園さんの越辺川が「Ⅰきれいな水」の川となっております。

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小川の生きものさがし~キッズ&ファミリー~

2018年05月09日 | 川の生きものさがし

photo by syuichi

 5月6日(日)は「小川の生きものさがし」で巾着田。


photo by sachibaa

 ワンダースクールでは毎年4月と5月の2回開催しています。
 今年は春休み企画に「春の巾着田」も入れたので、この小川での生きものさがしは3回目になりますね。


photo by syuichi

 参加者は5家族10名。
 すばやく泳ぎまわる魚を見てもらっているところです。水量は少ないので、瞬時に網を叩きつけることができる子ならば、もしかすると奇跡が起こるかも!? たか爺は昔チャレンジしてみて、光り輝く大物をゲット! 魚とり網の中で輝いていたのは、ベストの胸ポケットから飛びだしたシルバーボディのコンデジでございました…。


photo by sachibaa

 コカナダモごとすくって、生きものの探しかたを実演中です。


photo by syuichi
 
 ヌカエビはやたらと入っておりました…。


photo by sachibaa

 開始早々に、シマドジョウやカワムツを捕まえていた子です。
 スジエビも捕まえていましたね。


photo by sachibaa

 お魚の撮影中。
 まあ、「動くな! 落ち着け、おちつけ、とまってくれぇ~!」なんて言っても、なかなか思うようにはいきませんけれどもねぇ…。



 先の子が捕まえていたアブラハヤです。



 この写真だと背鰭前縁の赤いラインがはっきりしていませんが、カワムツの幼魚だと思います。


photo by sachibaa

 コオニヤンマのヤゴを見てもらっているところかな。



 水生生物による水質判定では、カワニナと同じく「Ⅱややきれいな水」の指標種です。



 はくちゃんが見つけてくれたヤマサナエの抜殻は、たか爺のおみやげに…。まだ小さなコヤマトンボやサナエトンボの仲間のヤゴも何種類か見つかっていました。
 目がいい子なので、他の子どもたちだとあまり気づかない小さなカゲロウやカワゲラの幼虫たちも見つけてくれましたね。



 暑い日になったので、早めに高麗川のほうへ移動します。
 川原はバーベキューの人たちでにぎわっておりました。
 


 魚釣りをしている人たちもいましたが、子どもたちが中に入って遊びまわっている川で釣れる魚がいるのかね? 地球は何度か釣ってたけど!?



 ドレミファ橋です。お魚は橋の下狙いですね。
 前日の越辺川同様に川の水量が減りすぎて、岸辺でガサガサできる場所はございません…。


photo by syuichi

 魚を捕まえていたのはやっぱりこの子。



 シマドジョウは大漁ですよね。


 
 ヨシノボリの仲間も捕まえておりました。
 あとはなぁ…。口だけはよく動くんだけれども、生きものを捕まえるにはまだまだ修行が足りない子どもたちでございます…。口数よりも手数を増やさないとね!?


photo by sachibaa

 まあ、泳いでいる魚を追いかけたくなる気持ちはとてもよくわかりますが…。


photo by sachibaa

 この川にはいてほしくないコイもいたようです。
 カワムツやオイカワよりも、まだ捕まる可能性はあったかも!?


photo by sachibaa

 オタマジャクシでも見つけたところかな。
 これは手のひらのほうが簡単かもしれませんね。



 カジカガエルのオタマジャクシのようです。
 いっしょに写っているのは、小さなカワゲラの仲間の幼虫ですね。



 ヘビトンボの幼虫は、「Ⅰきれいな水」の指標種となっています。


photo by syuichi

 この時ではありませんが、最初にカジカガエルを捕まえていた子です。



 これはもう1人の子が捕まえていたカジカガエルのほうですね。
 この日の虫や花の記事は改めて…。

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くらかけ清流の郷

2017年07月23日 | 川の生きものさがし


 7月20日(木)は、東松山市のくらかけ清流の郷へ。まあ、たか爺は昔から、バーベキューにはまったく興味ありませんけれどもね。そんな時間があったら、おにぎりを歩き食いしながらでも生きものさがしをしていたいほうなので…。
 そういえば同じ理由で、子育て中にもキャンプはしたことなかったかぁ…。ひたすらペンションや休暇村利用でございました…。



 鞍掛橋です。車でも渡れますが、できれば渡りたくないかも!?



 以前、東松山市在住の会員の方が教えてくれたので一度見に行ってみる予定でいましたが、それっきりになっておりました…。
 26日のキッズ夏休み「化石発掘体験」で利用させてもらう化石と自然の体験館のすぐ近くなので、午後にお弁当を食べてちょっと川遊びもいいかなぁということで事前調査です。ネットの情報で見る限り心配なく使えそうな場所でしたが、やっぱり自分の目でちゃんと確認しておかないとね。



 鞍掛橋の上流部の川の生きものさがしをしてみたい場所です。



 下流部では川遊びもできます。浅すぎて、高学年の子にはちょっともの足りないかもしれませんけれどもねぇ…。



 右下の護岸された場所は釣場ふう!? 親子で小物釣りを楽しんでいた方もいましたね。



 さらに上流部は川幅が広すぎてちょっと危ないかな?
 でも、とりあえず駐車場もトイレも整備されているし、子どもたちにも安全に遊んでもらえそうな川でよかったですねぇ~。



 たか爺とちょっと遊んでくれたコミスジです。
 カブクワスポットでもあるとは思うのでちょっと歩いてみましたが、今回は空振り…。一度ゆっくりポイントになりそうな木を探してみたいところですね。

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川の生きものしらべ~キッズ&ファミリー~

2017年07月04日 | 川の生きものさがし


 7月2日(日)は、キッズ&ファミリー「川の生きものしらべ」で巾着田へ。
 いい加減なたか爺ではございますが、今回は一応「全国水生生物調査」として、『川の生きものを調べよう』に定める指標生物の調査にチャレンジしてみました!?


photo by syuuichi

 川底の生きものたちが中心になるため、採集方法から。


photo by syuuichi

 シロタニガワカゲロウの幼虫だらけです。
 ヨシノボリやまだ小さなシマドジョウも網に入りました。


photo by syuuichi

 まずは生きものたちを捕まえてみてもらいます。


photo by syuuichi

 外環の事故渋滞にはまって途中から参加となってしまったご家族もいましたが、参加者は4家族14名。


photo by masapapa

 アシスタントはまさパパ、キッズアシスタントはしゅういちです。


photo by masapapa

 カジカガエルの子ガエルを見つけたところだったかな。


photo by masapapa

 生きものさがしは早めに切りあげ、11時には再集合してもらいました。


photo by masapapa

 捕まった生きものたちを見てもらいながら、解説も少々。

 以下、公益財団法人河川財団発行『川の生きものを調べよう 水生生物による水質判定』に基づく水質階級順に。写真はまともに撮れていませんけれどもねぇ…。



 「Ⅰきれいな水」の「カワゲラ類」は、フタツメカワゲラ属の一種の幼虫がかなり見つかっていました。



 帰り際に、たまたま見つかった成虫です。



 「Ⅰきれいな水」の「ヘビトンボ」の幼虫は2頭。
 今回は見つかりませんでしたが、「Ⅰきれいな水」の指標種としてはこれまで「ヒラタカゲロウ類」のエルモンヒラタカゲロウの幼虫、「カワゲラ類」のカミムラカワゲラの幼虫、「サワガニ」等も見つかっています。



 「Ⅱややきれいな水」の「コオニヤンマ」のヤゴは、まだ小さなものが何頭か見つかっていました。



 指標種ではありませんが、サナエトンボの仲間のヤゴは他にももう1種類。左側のヤゴです。



 「Ⅱややきれいな水」の「ヒラタドロムシ類」の幼虫です。
 今回は見つかりませんでしたが、「Ⅱややきれいな水」の指標種としては「カワニナ類」も多い川ですよね。



 「Ⅰ、Ⅱ両方でみられる水生生物(指標種ではない)」の「タニガワカゲロウ類」のシロタニガワカゲロウの幼虫は、個体数では№1でした。



 「Ⅰ、Ⅱ両方でみられる水生生物(指標種ではない)」の「チラカゲロウ」の幼虫も何頭か見つかっていましたね。



 「Ⅰ、Ⅱ両方でみられる水生生物(指標種ではない)」の「ヒゲナガカワトビケラ類」の幼虫です。



 ガガンボ類の幼虫は、「川の生きものを調べよう」には載っていません。 



 「ユスリカ類」の幼虫は、「Ⅳとても汚い水」の指標種ですね…。



 ヨシノボリ。以下、対象外の生きものたちも載せておきます。



 シマドジョウです。魚類ではオイカワやカワムツの幼魚も捕まっていました。婚姻色の出たヌマムツの死体も流れてきていましたね。



 カジカガエルのオタマジャクシ。



 ヌカエビです。


photo by masapapa

 「川の生きものしらべ」終了後は、自由に遊んでもらえればOK!
 暑い日になりましたからねぇ…。



 もちろん、川の生きものさがしを続けてもらってもOKですよ。
 


 午後は混むかと思っていたら臨時駐車場も開かず、この程度で助かりました。入口付近の川原は、避難民のテント村のようになっておりましたけれどもね!?



 オオシオカラトンボのカップルです。他の虫たちも少々…。



 未熟のハグロトンボ。



 ヤブキリの終齢幼虫は、参加者の子が川に流されていたものを救出!?



 ホソヘリカメムシです。

 そういえば、「全国水生生物調査」調査結果はネットで提出できるとのことだったので、早くまとめておかないと…。また忘れちゃいますよねぇ…。

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カワトンボなど~「小川の生きものさがし」番外編~

2017年05月10日 | 川の生きものさがし
 カワトンボに関しては、DNA解析によってニホンカワトンボとアサヒナカワトンボの2種に落ち着いたようです。でも、少なくともたか爺のような素人には、外見だけでは判断できないようですね…。以下、とりあえずニホンカワトンボにしておきますが、もし間違っていたらご教示いただけると幸いです。




 ニホンカワトンボのオスの無色翅型と橙色翅型。
 5月7日(日)の「小川の生きものさがし」は、GW最終日ということもあって関越の渋滞も事故もなく早めに巾着田へ到着しました。受付はアシスタントのまさパパとしゅういちにお任せして、たか爺は小川に沿ってちょっとブラブラと。今年もきれいなカワトンボが多く見られましたね。



 オランダガラシです。「クレソン」のほうがわかりやすいかな?
 「番外編」としたのはあくまでも時間のことで、カワトンボもオランダガラシも当然この「小川の生きもの」の1種とはなりますね。



 アオスジアゲハも吸蜜にきていました。



 ヘラオオバコ。



 花は下から上へと咲きのぼっていきます。



 キツネノボタンです。



 オオジシバリ。



 ピンクがかったシロツメクサも咲いていました。



 オオカワジシャです。



 アメリカフウロ。



 ハルジオンはどこにでも咲いている季節です。



 トイレにはこんな貼紙も。里山はどこも大変だなぁ…。イノシシもシカもどんどん食べてあげるしかないか!?



 ここからは「小川の生きものさがし」終了後。



 キツネアザミです。



 このニホンカワトンボを撮ろうと思って、たか爺はまた小川に入りました。



 そしたら、このオスはすぐにメスをキープ。尾部の付属器でメスの頭部をつかんで尾つながりになったところです。頑張ってテリトリーを守っていた甲斐もあるというものですね。



 メスがオスの交接器に生殖門をドッキングさせて、ハート型の交尾完了です!



 上のメスの産卵シーン。植物に産卵します。



 オスも近くで見守っておりました。まあ、優しいとかほほえましいとかということではなく、自分の遺伝子を残すために必死なだけなんですけれどもね。
 近年、人間だけは何だかいろいろとおかしくなってきているようです…。生きものというのはみなオスかメスに生まれてきて、つがいになって自分の遺伝子を残して死ぬ、これが本来の姿なんですけれどもねぇ…。

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小川の生きものさがし~キッズ&ファミリー~

2017年05月09日 | 川の生きものさがし

photo by masapapa

 5月7日(日)は、キッズ&ファミリー「小川の生きものさがし」で巾着田です。
 年間予約では10家族34名にて受付終了。キャンセル待ちも3家族13名でした。でも今回は、その後のキャンセルも多くてねぇ…。実際の参加者は3家族12名です!? アシスタントはまさパパとしゅういちにお願いしました。


photo by masapapa

 参加者のご家族に、ギバチとナベブタムシの写真を見てもらっているところです。
 絶滅危惧種のギバチは、オタマジャクシぐらいのサイズから30㎝近くになるまで何年か飼ったことがあります。でも、たか爺は一度も刺されたことがありません。漢字で書くと「義蜂」なので、背鰭や胸鰭の棘が刺さると蜂に刺されるぐらいは痛いのかも? まあ、刺されても命にかかわることはないと思うので、試しに誰か刺されてみてもらってもよかったかな!? 残念ながら今回は、幼魚も見つかりませんでしたねぇ…。
 水生のカメムシの仲間のナベブタムシは、たか爺も身をもって体験済みです。お口で刺されても、ちょっとチクッとする程度ですけれどもね。写真は撮っていませんでしたが、今回は幼虫も含めてかなり見つかっていました。


photo by masapapa

 小川の生きものの探し方を実演中。


photo by masapapa

 あとは親子で探してみてくださいね。


photo by masapapa

 いいお天気だったので他の親子連れも多かったけれども、生きものはやっぱり小川の中へ入って探さないとねぇ~。何かいないかなぁと小川を眺めながら歩くだけだと、網と入れものは持っていても、だだのお散歩で終わっちゃいますよ!?


photo by syuuichi

 何が入っていたのかな?



 こちらの親子は、サナエトンボの仲間のヤゴの脱皮殻も見つけていました。アオサナエかもしれません。


photo by masapapa

 参加者の方たちとまさパパが捕まえてくれた小川の生きものたちを仕分け中です。


photo by masapapa

 まずは魚の仲間たちから見てもらいました。



 ドジョウです。


photo by syuuichi

 仲間さがしクイズ!?



 一番手前のシマドジョウが正解!
 奥の魚はカワムツです。



 この幼魚はよくわかりませんが、オイカワかカワムツだと思います。交雑種も増えているようですね。



 ジュズカケハゼ。
 魚の仲間は4種類(幼魚がオイカワだと5種類)でした。



 コヤマトンボのヤゴです。



 ヤマサナエにしておきます。
 サナエトンボの仲間のヤゴは、たか爺にはちょっとあやしいかなぁ…。



 まだ小さなアオサナエ? 他にもミヤマサナエのようなヤゴがいたけれども、これはもっとあやしいので載せないでおきます…。写真は撮っていませんが、ハグロトンボのヤゴも見つかっていましたね。



 シロタニガワカゲロウの幼虫は個体数も多いです。



 チラカゲロウの幼虫を見つけてくれた方もいました。



 カワゲラの幼虫も2種類。大きなほうは(カミムラ)カワゲラで、小さなほうはコグサヒメカワゲラになるのでしょうか。シジミやカワニナ、ヌカエビやアメリカザリガニ等も当然見つかっていました。
 まあ、たか爺としては昔からずっと、子どもたちや子どもといっしょに遊びたいパパやママたちに、「小川の生きもの」に限らず生きものさがしの楽しさ、今回はこんなに浅くて小さな水路にもいろいろな生きものたちが棲んでいることさ感じてもらえれば、それだけでもう十分ですねぇ~。

 番外編へ続く。

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ちょっとだけ都幾川へも~里山体験プログラム~

2016年05月24日 | 川の生きものさがし


 なんだか、こんな学校があったらいいなぁ~という感じの里山の小学校みたいでしょ? まあ、一応「ワンダースクール」のお昼休みということで!?
 5月21日(土)は、午前中の「兜川の生きものさがしとトンボの羽化の観察」終了後、嵐山町のオオムラサキ活動センターまで移動。例年どおり、テラスをお借りしてお弁当タイムです。でも、今年は参加者のご家族は誰も来ませんでした。お腹が減りすぎちゃって、そのまま兜川の岸辺で食べていった人が多かったのかな。



 蛹になりかけていたオオムラサキの幼虫です。
 お食事中になんですが、一応「オオムラサキ活動センター」なもので…。



 子どもたちには、食後に観察してもらいました。



 こちらは、コクサギの葉っぱで蛹になりそうだったカラスアゲハの幼虫です。



 ムモンホソアシナガバチのお母さんは、まだ孤軍奮闘中。卵も見えますね。



 チョウの初認日が書かれた黒板です。



 好きに遊んでいいけど、預けてあるコンデジは濡らすなよぉ…。
 時間がもったいないので、歩かずに車で都幾川まで移動。都幾川の水量はやはり少なくて、ちょっと淀んでいる感じでした。



 アオハダトンボは個体数も多かったです。でも、写真はねぇ…。とまると何度か翅を開いたり閉じたりするんだけれども、少しでも開いているところは撮らせてもらえませんでしたね。



 産卵中です。



 クロイトトンボのカップルも。



 サナエトンボも羽化していました。



 オジロサナエです。これは新井さんに確認してもらったので大丈夫!



 その後、4家族は都幾川へも寄ってくれました。また川の生きものさがしをしていた子どもたちです。



 そこまで入ったかぁ~。暑い日になりましたからね。



 この子もここまで。この2人がついていてくれれば大丈夫でしょう。



 たか爺の目の前で、なんとまだ3歳の子がドジョウを捕まえておりました!



 フタメカワゲラ属のカワゲラ。兜川でも都幾川でも捕まっていた幼虫が羽化したものですね。

 都幾川へは来月の「どろんこ田植え体験」の午後にも寄ってみる予定ですが、人数が多いので駐車スペースが…。オオムラサキ活動センターからチョウの観察をしながら歩いてもらうか、もう少し下流の有料駐車場付きの川原を使うか、現在考え中です。一度下見にも行ってこないといけません。
 でも、「砂金採り体験」の下見が先かぁ…。初めて使う場所はやっぱり自分の目で見ておかないと、いろいろと心配ですからね。

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兜川の生きものさがしとトンボの羽化の観察~里山体験プログラム~

2016年05月23日 | 川の生きものさがし

photo by yamato

 5月21日(土)は、里山体験プログラム「兜川の生きものさがしとトンボの羽化の観察」で小川町へ。


photo by shion

 羽化していたトンボを観察中です。



 ヒメサナエでした。
 講師はもちろん、NPO法人むさしの里山研究会代表でトンボ研究者の新井さんです。だから、すぐにわかるわけですね。たか爺では…。



 このアオサナエはトリミング…。



 新井さんが捕まえたアオハダトンボです。


photo by shion

 参加者は定員20名のところ9家族29名。
 毎年人気があるプログラムなので、今年もキャンセル待ちのままご参加いただけなかったご家族が4家族も出てしまいました…。路駐になってしまうため定員も増やせないし、今年度は「たけのこ掘り」に続いて2回目かぁ…。


photo by yamato

 この日のアシスタントは、キッズアシスタントのしおんとやまと。


photo by yamato

 受付と写真撮影中心にがんばってくれましたよ。



 これはたか爺が撮影。
 なんかいい雰囲気だったので、普段はあまり使わないズームを使ってしまいました。
 


 そんなに急いで、いったい何が捕まったのかな?


photo by yamato

 最後に、新井さんのレクチャータイムです。


photo by yamato

 もうすぐ羽化しそうなヤゴや、ヤゴの飼い方も教えてもらいました。


photo by yamato

 この子たちは、午後も兜川で生きものさがしを続けていったようです。


photo by katsuramama

 タイコウチも2匹捕まえたというご報告をいただきました。昨年も捕まえていた子どもたちですね。



 ミズカマキリはこの1匹だけ。



 コガムシも見つかりました。



 ヒラタドロムシの幼虫です。



 カワゲラの幼虫は、フタメカワゲラ属までにしておきます…。



 トンボの幼虫のヤゴは8種類。
 コオニヤンマは羽化が近いサイズのものがかなり捕まっていました。持ち帰られた方は、羽化するところを見られるといいですね。



 コヤマトンボです。



 左からオジロサナエ・ハグロトンボ(またはアオハダトンボ)・ミヤマサナエ。



 ダブりますが、ミヤマサナエ(左)とアオサナエ(右)です。



 ヤマサナエ。



 ヒメサナエ。
 もう何年も教えてもらっているのに、ヤゴはなぁ…。間違っていなければいいのですが…。



 魚の仲間は7種類。最後に捕まえていた人がいたモツゴは撮っていません…。
 アブラハヤはこれが最大サイズ。捕まえたのははるパパだったかな。



 ギバチはこれぐらいのサイズのものが何匹か捕まっていました。東京では絶滅危惧Ⅰ類、埼玉でも絶滅危惧Ⅱ類ですが、けっこう見ることはできます。



 ジュズカケハゼです。



 ドジョウ。



 シマドジョウ。



 オイカワの幼魚ですね。



 スジエビ。エビはヌカエビも。



 アメリカザリガニ。



 ヌマガエルも捕まっていましたね。

 そのまま兜川の岸辺でお弁当を食べていかれたご家族もいたようです。たか爺たちはすぐに嵐山町のオオムラサキ活動センターまで移動。午後はちょっとだけ都幾川で遊んでいきましたが、これは改めて。

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幻のメダカは見つからず…~ワンダーキッズ~

2016年05月19日 | 川の生きものさがし
 5月18日(水)のワンダーキッズは「幻のメダカさがし」。何年か前までけっこう見つかっていた公園まで出かけましたが、残念ながら今回は1匹も見つかりませんでした…。まあ、メダカ自体は秋ヶ瀬にも寄居にもかなりいるので、捕まえて飼ってみたい子は「ホタル狩り」の際にでもまた探してみてくださいね。



 昔は外来魚だらけだった池です。子どもたちにはエビ1匹捕まらず…。



 アオモンイトトンボ。



 捕食中です。食べられているのはバッタの仲間の幼虫?



 クワの実は女子だけがつまんでおりました。



 川でも生きものさがしです。



 近づきすぎ…。途中でとまってくれないと、肝心の獲物が写らないじゃん…。



 この子はシマドジョウを2匹捕まえましたね。



 ヒゲナガカワトビケラの幼虫はうじゃうじゃいます。
 土日は人が多くて無理だけど、ワンダーキッズなら「サバイバル魚釣り大会」もできそうです。そろそろ小物釣りの仕掛けも揃えないと…。



 シロタニガワカゲロウの幼虫も多くて、水質が良くなっている感じ。これなら川遊びもできそうです。



 オイカワは群れていても、魚とり網では捕まりません…。速いし、人の気配を察するとすぐ木道の下に逃げこんでしまいます。



 アゲハも春型は小さいですね。



 広い場所だとみんなコイに食われちゃうけど、ここならメダカもまだ捕まるかな?



 と、思ったのですが…。



 捕まった生きものたちの観察中。



 ヌカエビ、アメリカザリガニ、ヨコエビの仲間の3種類でした…。

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小川の生きものさがし~キッズ&ファミリー~

2016年05月03日 | 川の生きものさがし


 5月1日(日)は、キッズ&ファミリー「小川の生きものさがし」で巾着田です。参加者は定員ジャストの5家族20名。キッズアシスタントのしおんがお手伝いに来てくれました。
 連休中ということもあって人も出ていましたねぇ~。午前9時半前には到着しましたが、すでに駐車場はいっぱいで奥の臨時駐車場利用となっていました。まあ、そのほうが集合場所にも開催場所にも近いので、ワンダースクールとしてはかえって助かりましたけれどもね。大半は川原でのバーベキュー組ですが、小川で生きものさがしをしていた親子連れも多くて、たか爺としてはちょっとほっとしました。



 集合場所の東屋で、「危ない」というより「痛い」おもいをすることもある生きものの説明中です(しおん撮影)。



 今回もけっこう捕まっていたナベブタムシ。
 「きれいな水」に棲む水生のカメムシの仲間ですが、特殊な呼吸方法で完全に水中で生活できるそうです。お口でチクッと刺されるとどの程度痛いものなのか、身をもってチャレンジしていた子どもたちもおりました…。今回は4歳の子が大当たり!? でも、泣き出すほどではない?



 幼虫を見つけてくれた子もいましたね。



 1時間ほど、小川の生きものたちを実際に捕まえてみてもらいます(しおん撮影)。



 小さな子どもたちでも安心な小川ですよ(同上)。



 何が捕まったのでしょうか(同上)。



 タイコウチを2匹も捕まえてくれた親子です。



 ナベブタムシと同じく水生のカメムシの仲間ですが、おしりの長い呼吸器の先を水面に出して呼吸しています。つかむと死んだふりをしますよね。



 この大きなアメリカザリガニもこの親子が捕まえていました。



 この子は魚狙いで、カワムツ3匹をゲット!



 カワムツです。オイカワの幼魚を捕まえていた子もいました。



 このタモロコは、ワンダースクールのご家族が捕まえたものではありませんが、写真だけ撮らせてもらいました。



 捕まった生きものたちの観察中です。



 なんと青いエビ! 昔青いアメリカザリガニを捕まえていた子はいましたが、ヌマエビの仲間では初めて見ましたね。



 トンボの幼虫のヤゴでは、ハグロトンボ(かアオハダトンボ)が個体数№1。



 イトトンボの仲間。



 コヤマトンボです。



 ヤマサナエ。



 カワトンボはもうほとんど成虫になっていて、個体数も多かったですね。
 ニホンカワトンボにしておきますが、無色翅の個体。



 同じく橙色翅のほうです。



 ヒラタドロムシの幼虫を見つけてくれた子もいます。



 シロタニガワカゲロウの幼虫。



 マダラカゲロウの仲間の幼虫を見つけてくれたご家族もいました。
 ヨシノマダラカゲロウ? まあ、いい加減なたか爺のことですので、他の生きものも含めて種名に関しては絶対に信用はしないように…。



 こうして見てみると、けっこう上までのぼっていたなぁ…。でも、木登りがしたかったわけではございません。枝に引っかかってしまった遊び道具を回収中です…。お見事!
 いいお天気で川遊びができるぐらいの暑さにもなったので、午後もゆっくりしていかれたご家族が多かったようですね。

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風布川で沢遊び~里山体験プログラム~

2015年06月23日 | 川の生きものさがし


 アジサイがきれいな風布川です。6月20日(土)の午後は「どろんこ田植え体験」のあと、希望者は風布川へ移動してお弁当。ちょっと沢遊びですね。



 子どもたちには、ぬるい田んぼの泥の感触をたっぷり楽しんでもらったあと、今度はきれいな渓流の水の冷たさを感じてもらうという趣向になっております!?



 残念ながら飛びこみをする子はいませんでしたが、暑い日だったので沢遊びにはぴったりでしたね。



 沢の生きものさがしが中心です。



 ヘビトンボの幼虫はかなり捕まっていました。



 ミルンヤンマのヤゴです。



 こちらも死んだふりをするオジロサナエのヤゴ。



 オオヤマカワゲラの幼虫ですね。



 このカワゲラの幼虫がわからない…。頭部のM字型の斑紋からいくとカミムラカワゲラ属で、クロヒゲカワゲラあたりになるのでしょうか?



 ガガンボの仲間の幼虫。



 クロタニガワカゲロウの幼虫です。夏休みの「のんびり沢遊び」の際には、ストロボを使って一通りちゃんと写真も撮っておきたいところですね。風布川や高麗川等の川の生きものしらべは自由研究にもなりますよ。みんな見たことがない生きものも多いと思います。



 網には入ったものの残念ながら逃げられてしまったトンボは、ミヤマカワトンボ。ちょっとわかりにくいけれども、網の縁と柄の間に逃げていくトンボが茶色く写っています。



 ミヤマカワトンボのオスです。なかなか写真も撮らせてもらえなくて、カメラを構えるとすぐにヒラヒラと…。



 ニホンカワトンボもまだ残っていました。



 帰りには、なぜか駐車場の川沿いにサワガニが。



 卵を抱えていましたね。

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春の小川の生きものさがし~キッズ&ファミリー~

2015年05月08日 | 川の生きものさがし


 5月6日(水)は、キッズ&ファミリーの「春の小川の生きものさがし」で巾着田です。まあ、春というより、もう初夏ですけれどもねぇ…。
 4月18日に開催した「区外実施型 ねりま遊遊スクール」は、練馬区教育委員会の規定によりお子様は「6歳以上」が対象となるため、ワンダースクールとしては乳幼児も含めてご家族そろって参加できる日程も設けました。参加者は5家族17名でちょうどいい人数でしたね。アシスタントはまさパパです。



 これはまさパパ撮影。まずは砂利底の比較的流れの速い場所、次に流れが堰き止められて水がたまったこの場所、底には泥と砂がまざった流れが緩やかで水草も多い場所を見てもらいながら、小川の下流部まで。



 最後におかしな「ビオトープ」池も見てもらってから、ご家族ごとに小川の生きものさがしを始めてもらいました。



 小川にはカワトンボがかなり飛んでいます。写真は撮らせてもらえませんでしたが、ハス田では(クロスジ)ギンヤンマも産卵していましたね。



 何か捕まったかな?



 小さな子でも安心な小川です。



 1時間後、捕まった生きものたちを持ち寄って集まってもらいます。種類別に分けて観察ですね。



 魚の仲間は4種類。一番大きな観察ケースに入れて見てもらいます。この2枚もまさパパ撮影。



 アブラハヤは流れの速い場所でそうたが捕まえてくれました。お手柄です。2匹捕まえていましたね。



 ヨシノボリはまさパパ。



 ドジョウはかなり捕まっていました。



 シマドジョウのほうが少ない感じです。



 コヤマトンボのヤゴ。トンボの幼虫のヤゴは6種でした。



 ヤマサナエ。



 シオカラトンボですが、オオシオカラトンボの可能性もあります。



 ハグロトンボです。この小川だとアオハダトンボの可能性もあります。



 イトトンボの仲間は種類まではわかりません。



 前回は捕まっていなかったコオニヤンマのヤゴも見つかりました。



 水生のカメムシの仲間のナベブタムシです。誰もチクッとやられていなくてちょっと残念!?



 シロタニガワカゲロウの幼虫。



 フタオカゲロウの仲間の幼虫は、小川で捕まったものは写真を撮り忘れていましたが、午後の高麗川の浅瀬にもうじゃうじゃとおりました。
 ヌカエビ、アメリカザリガニ、カワニナ、シジミも含めて計18種類。そういえば、アメンボはいつも入れていなかったけれども、これも何種類かいるからなぁ…。



 エグリトビケラの仲間の幼虫も、午後に見つかったものです。



 この子たちが見つけてくれましたね。



 なんだか地味なイトトンボがいるなぁと思ったら、オツネントンボのカップルでした。
 高麗川の川原でお弁当を食べてから、ちょっとノビル掘り。もう蕾がついていて、茎はかたくなっていましたね。

 7日と8日は、ひたすら「練馬こどもまつり」の準備です。なんせ400人だからなぁ…。
 

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春の風布川~キッズ&ファミリー~

2015年04月05日 | 川の生きものさがし


 雨あがりの春の風布川です。川の水量は今までで一番少なかったですね。元々春は人も少ないのですが、風布館が休業中だったりお天気がいまひとつだったりしたためか、最初から最後まで他には車を駐車場に置いてハイキングでもしてきたらしい老夫婦が1組だけでした。



 エイザンスミレです。早く着きすぎてしまったため、参加者の受付はアシスタントのまさパパにお任せして、たか爺は池やトイレの直前下見も兼ねてまずはお花見。カタクリもアズマイチゲも今年は早かったようで、残念ながらもう終わっていました。



 これもエイザンスミレ。よく見るとかなり咲いていましたね。



 ナガバノスミレサイシンはこの花だけだったかな。いずれも昔サラリーマンだった頃、電車の回数券まで買って毎土日のように通っていた高尾山でよく見ていた花です。



 タチツボスミレは、どこでも見られるところが好きだったりして…。子どもたちと一緒で、顔も表情もみんな違いますからねぇ~。



 ヒメスミレかな。



 池のミズバショウは植栽されたものです。カエルの卵はアカガエルだけでした。
 トイレはねぇ…。予想通り水がとめてあって、入ることはできて男子小用は使える状態でしたが、一応「使用不可」…。「旧分校前のトイレをご利用ください」となっていました。寄居町のホームページを見てみたら、風布館の新たな指定管理者は決まったようですが、早く営業を再開してくれないと夏は大変だろうなぁ…。
 PS 4月6日に寄居町役場へ確認したところ7月1日より営業再開予定とのことです。3つの企業や団体が共同で運営するようなので、以前とは違う内容にはなりそうですね。6月の田植えの午後やホタルの前には間に合いませんが、その頃はまだ人出も少ないと思うので安心しました。 



 参加者はキッズ送迎2名・ファミリー現地5家族15名の17名。遅れる連絡のあったご家族を除きみんな揃った旨まさパパから連絡が入ったので、集合場所まで戻ります。



 待ちきれずに川の生きものさがしを始めていた子どもたち。これ以降の写真は、まさパパが撮っておいてくれたものです。



 何が捕まったのかな?



 とりあえず川の中を歩きながら、上流部の一番深い場所までご案内。ノカンゾウはだいぶ伸びてしまっていましたが、まだ摘めるものもありました。ヨモギやカキドオシも摘めますよね。



 ここからは、まさパパは子どもたちを連れてさらに上流部へ。昨年ヤマメを捕まえた場所までは行ってみないとねぇ~。遅れてくるご家族がいたため、たか爺はいったん集合場所へと戻りました。



 魚を捕まえたければ、こんな場所が一番です。



 いい感じです。あとはなるべく深くすばやく網を入れられるかどうか、ポイントをずらしながら根気よく何度も繰り返すことができるかどうかですね。



 この日一番大きかったアブラハヤ。残念ながらヤマメは捕まりませんでした…。ここからはたか爺が撮っておいた写真です。



 ミヤマカワトンボとニホンカワトンボのヤゴです。



 オオヤマカワゲラ。
 なぜかサワガニは1匹だけしか見つかりませんでした。



 カゲロウの成虫を見つけていた子です。



 種類までは調べられないけど…。



 池では、アカガエルの卵塊を触ってみてもらいました。



 水車の近くではアズマヒキガエルの卵塊も。



 初めて触ってみた子は、どんな感じだったかな?

 心配していた雨は一時ちょっとパラパラ程度ですんで助かりましたが、この時期にしては寒かったぁ…。でも、本日の「化石でワンダー探検隊」は雨天中止…。GWに順延日程を組みたいところですが、大渋滞だろうしなぁ…。まあ、土日とも諦めかけてはいたので、この日だけでも開催できてよしとしないといけませんね。

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