たか爺のワンダースクール通信

「センス・オブ・ワンダー」をキーワードにした野遊び教室「自然体感塾ワンダースクール」の活動記録とお花中心のブログです。

いつもの湯の丸・鹿沢高原へ

2022年07月31日 | みんなの花図鑑

 7月25日(月)は、猛暑続きの東京を脱出していつもの湯の丸・鹿沢高原へ。これまたいつもの休暇村嬬恋鹿沢に1泊だけです。例によって、数撮りゃ当たるかもしれない方式でやたらと撮りまくってきたので、写真の整理をしながら少しずつ載せていきます。まあ、当たったためしはないけどねぇ…。


 午前8時半過ぎに出発し、9時40分頃甘楽PAにて休憩。大泉JCTから小諸ICまでのちょうど中間地点ぐらいかな。コロナ対策というわけではありませんが、たか爺は元々人ごみが苦手なので大きなSAは普段からあまり使いません。


 10時45分には東御市の道の駅 雷電くるみの里に到着。朝食は6時半頃だったので、まずは軽く腹ごしらえです。


 山菜そばをいただきましたが、手打ちの割には麺はのびていたし、おつゆもしょっぱくて…。普段のようにざるそばにしておけばよかったかぁ…。


 「信濃くるみ」です。Wikipediaによると、「アメリカから輸入されたペルシャグルミとテウチグルミが自然交雑してできたとされている」とのこと。


 花暦的なものも掲示されていました。もう少しで本物の花たちに会えますね。


 外気温28℃。さち婆が乗車中のため「警告」が出ております。
 ここまで171.5㎞であと379㎞走れることになっていますが、これが曲者でねぇ…。ずっと高速利用ならそうなんだろうけど、このあと標高680mから2000mまで30分登坂するとなるとどうなりますか?


 今回最初に撮っていたのはノアザミでした。
 雷電くるみの里から20分の地蔵峠(標高1732m)には寄らず、そのまま湯の丸高峰林道へ。もう10分登れば池の平湿原(標高2000m)なのですが、寄道しちゃうのはいつものことで…。まずは「リンネの岩」周辺を散策。6月に来ればリンネソウやゴゼンタチバナ、ツマトリソウなどが見られる場所です。


 ウラギンヒョウモンかな。


 性標が確認できるので♂です。ヒョウモンチョウの仲間は裏側も撮れないと、素人にはお手上げですねぇ…。


 笹の上に多かったのはこのフキバッタ。成虫でも翅は極端に短いけど、これはまだ幼虫だと思います。


 頭胸部の黒いラインの様子からずっとミカドフキバッタにしていますが、いい加減なじじいの言うことは同定の参考にはなさらぬように!?


 ハナチダケサシは群生している所も撮ってこないと…。


 これまた素人には厄介な…。セグロコシホソハバチ? データが少なすぎて比較もできないので、絶対に信じちゃダメですよ…。


 ウラギンヒョウモンです。


 マルハナバチsp.も飛んできて。


 まだこんな状態のノアザミもおもしろいなぁ~。


 オオチャバネセセリです。


 セセリチョウの仲間は大きくて優しいお目めがチャームポイント!


 ヨツバヒヨドリにいたキスジホソマダラ。今回はやたらといて、虫たちが集まる花には必ず来ている感じでした。


 ミドリヒョウモン♂。


 性標は4本です。


 キシタギンウワバ。


 ヨツバヒヨドリに来ていたハナアブは?


 シマハナアブ♀。


 ヤマハハコです。


 ウラギンヒョウモン♂。


 これはヒョウモンチョウとは逆に、表が撮れずに毎年悩むところです…。


 あやしいままだけれども、いつもヒメキマダラセセリにしちゃっていたかな?


 オオフタホシヒラタアブ? との2ショット。まあ、どっちもかわいいのでそれでよし!?


 とりあえず、ここではノアザミの群生に感謝でした。


 さち婆が見つけてくれたヒメキシタヒトリです。


 なんか最近、虫が苦手なはずのさち婆のほうがいち早くいろいろと見つけてくれております!? 


 シャジクソウ。


 ゴゼンタチバナもこの状態で残っていました。


 ヒメキマダラヒカゲです。


 ヨツバヒヨドリにはアサギマダラですよねぇ~。もう1ヶ所寄道しないと!?


 再スタートします。外気温は28℃から23℃へ。
 でもね。雷電くるみの里からまだ13.6㎞しか走っていないのに、ひたすら登坂だと残りの走行可能距離は379㎞から280㎞へと99㎞も減。帰りは上信越道も下り中心なので給油せずに帰れるか、満タンにしてこなかったことを後悔するかみたいな感じかな。まあ、いざとなったらSAで給油すればいいだけなんだけど。続く。

 昨晩は親子でワンダー「夜の森探検隊」。やっぱり今年はおもしろかったぁ~。とりあえず、7月のワンダースクールも無事に終了してよかったですね。

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加須市大越昆虫館「夜間採集・観察会」

2022年07月30日 | 加須市大越昆虫館

 7月23日(土)は加須市大越昆虫館へ。


 たか爺の虫の師匠たちが開催している自然教室「夜間採集・観察会」のお手伝いです。



 到着すると、ライトトラップが2か所にセット済みでした。


 18時15分には点灯!


 暗くなるまでは庭で虫探しを。


 参加者は14家族44名。ワンダースクールからも4家族14名が参加してくれました。おごせ昆虫と自然の館時代からずっとお世話になっております。


 これは18時45分。アブラゼミの幼虫が木登り中です。


 この子ですね。


 でも、残念…。黒い紐のところまで来たら、このあと落ちてしまいました。別の木にとまらせてはみたものの、羽化しているところまでは見られず…。無事羽化できていたらいいのですが。


 以下、例によって「夜間採集・観察会」の様子を時間順に載せておきます。ピンボケブレブレばかりですがご容赦を…。


 19時頃から集まってきたのはハラヒシバッタ。


 模様はいろいろですが何頭も。オンブバッタの幼虫も来ていましたね。




 これはナツアカネでした。アキアカネのように避暑には行かないもので!?


 セスジスズメです。




 これはアオドウガネだったかな。


 19時15分過ぎからコガネムシの仲間が増えてきて、子どもたちの争奪戦が始まりました!?
 


 エゴヒゲナガゾウムシを観察中です。


 交尾中に。


 産卵中。でも、こんな写真じゃねぇ…。まあ、参加者の方たちには実際に見てもらえたということで。



 あらっ!?


 19時25分頃からニイニイゼミも増えてきて…。


 ナツアカネも来たの?




 アカメガシワの樹液に来ていたヨツボシケシキスイです。




 
 ありゃ!?


 1人でもうこんなに捕まえていたのかぁ~。この子は帰りにリリースしていきましたがそれもよし、持ち帰って飼ってみたり、標本を作ってみるもよし。とりあえずは自分の手で捕まえてみて、当然触ってもみないことには、虫たちとのいい関係は始まりません!? まあ、虫に限った話ではありませんけれどもね。


 スジコガネです。


 この子は事前にノコギリクワガタのリクエストがあったので、ペアで持参してお土産にしてもらいましたよ。



 トウキョウヒメハンミョウやモンスズメバチも来ています。参加者の方が刺されると大変なので、モンスズメバチは酎カップに回収ですね…。


 ベッコウハゴロモです。


 小さなトビケラはパスさせていただいて…。


 これはウンモンスズメだったかな。


 ここでたまたま20時ジャスト。


 この子はノコギリクワガタ♂を見つけてくれました!


 灯りに飛んできたわけではなく、アカメガシワの根元に隠れていたようです。


 これはアカメガシワにとめてヤラセ写真…。




 モンスズメバチも3頭は来ていたかな。懐中電灯やヘッドランプに突っこんでくることもありますからねぇ…。


 君はどうしちゃったのかなぁ…。ガになりたかったの?
 そういえば、今回はガが少なかったですね。撮っていたのは1種だけで現在調査中です。もしかするとガを専門に集めていた子がいたとか!?


 20時30分にはカブトムシのお土産をもらって解散です。
 次回の「夜間採集・観察会」は8月27日(土)の予定ですが、たか爺は当日も翌日も午前中は熱中症要注意の「トノサマバッタ狩り大会」があるので、お手伝いに行きたくてもちょっと無理かもなぁ…。


 帰りに昆虫館のトイレに入ったら、やけにニイニイゼミが騒がしくて。でも、姿は見当たらなくて。そしたら、車に乗り込む前にも!? たか爺のシャツのフードの中にずっと隠れていたわけねぇ…。

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帰りはカエデ園経由にて~武蔵丘陵森林公園~

2022年07月28日 | 国営武蔵丘陵森林公園

 7月20日(水)の国営武蔵丘陵森林公園の最終回です。


 こもれび花畑で見頃を迎えたコリウスもきれいなんだけれども…。


 いろんな色の葉っぱを見ると、たか爺は「葉っぱでアート」したくなっちゃうもので!?


 木立ダリアです。


 あとはカエデ園沿いのヤマユリを。





 確か早咲きの場所だったと思うんだけれども、まだまだ楽しめましたね。


 喫煙所の近くの無花粉ユリにはちょっと遅かったかぁ…。



 とりあえず一服しながら、今年も見られてよかったです。


 植物園展示棟ではアイスコーヒーをいただいて、ちょっと休憩。


 こんなご案内も掲示されていました。


 あとは園路沿いのヤマユリも見ながら、中央口へと戻りますか。





 ヒヨドリバナです。


 水生植物の池のチョウトンボ。


 6月には何10頭も飛び交っていましたが、この日はもう2頭のみでした。



 園路沿いに植栽されたキキョウです。


 これはノカンゾウになっていましたが?


 サオトメカズラも載せておきます。


 中央広場に戻って。


 最後に駐車場脇のヤマユリを。


 ブログへのアップを報告書に記載して送れば、今月のお仕事完了です!?

 本日は母とご近所散歩へ。ここのところ4週は続けて行けているかな。それにしても、暑かったぁ…。それでもやっぱりたまには外の空気が吸いたいとのことなので、木陰の多い公園まで。最高気温は30℃の予報でしたが、それ以上あったよなぁ…。次回からは夕方に変更したほうがよさそうですね。

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やまゆりの小径にて~武蔵丘陵森林公園~

2022年07月27日 | 国営武蔵丘陵森林公園

 7月20日(水)の国営武蔵丘陵森林公園の続きです。


 野草コースからはメインの園路にて「やまゆりの小径」へ。


 中央口側からの入口です。


 あとはひたすらヤマユリ三昧ですねぇ~。


 ちょっと「小径」っぽくない? これはオールド一眼&銀塩時代に使っていたさらにオールド90㎜MACROにて。


 同じ花なんだけれども、ネオ一眼で近くに寄って撮るとこんな感じです。






 見頃とはいえ、まだまだ蕾も残っていました。


 奥のほうにはオオバギボウシ。


 ヤマユリにもコチャバネセセリが多いなぁと思っていたら、これにはちょっと違和感が?


 あらっ!? アズチグモさん、そういうことでしたかぁ…。


 お邪魔しちゃったら移動して…。小さな体でよく捕らえたものでございます。


 ヒヨドリバナにも小さなハチやアブ、セセリチョウが集まっていましたが、ヤマユリのほうが狩りの成功率は高いのかな?







 こちらは西口側の入口です。



 「小径」っぽくね!?


 ヤマユリとオオバギボウシと。



 オオバギボウシだけでも撮っておいてあげないと…。




 園内最多約300輪が開花するという「やまゆりの小径」ですが、さて今回はそのうち何10輪撮れたのかな? 遅咲きの場所なので、本日現在もまだ「見頃」となっているようです。見に行かれる方はお早めに! このあとカエデ園経由にて中央口まで戻りました。続く。

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野草コースにて~武蔵丘陵森林公園~

2022年07月27日 | 国営武蔵丘陵森林公園

 7月20日(水)は国営武蔵丘陵森林公園へ。画像が多くなってしまうので何回かに分けます。


 この時期はもちろん、園内に約1万株が自生するというヤマユリがメインですね。中央口から入園してまずは野草コースへと向かうと、さっそく園路脇のヤマユリが出迎えてくれました。


 中央橋の上からクリの実を。


 オオシオカラトンボ♀も隠れていました。


 ニワウルシの実がこんなふうに色づいているのは、初めて見ましたね。


 野草コースへは北入口から。アキノタムラソウです。


 モンシロチョウが来ていました。



 秋の七草園のカワラナデシコ。



 同じくキキョウ。



 オミナエシです。


 コチャバネセセリたちが集まっていましたね。


 分山沼を過ぎると、ミゾカクシが群生している場所もあります。


 こんな雑木林に囲まれているため町中よりは涼しくて、今年はやぶ蚊も少なくて助かりました。


 レンゲショウマも開花していましたねぇ~。




 これからしばらく楽しめそうです。


 フシグロセンノウも。




 これは南入口だったかな。



 コミスジですね。


 ヤマユリにもコチャバネセセリ。





 このあと、園内で最も株数が多いと言われている「やまゆりの小径」へ。現在見頃を迎えているようなので、見に行かれる方はお早めに! 続く。

 25日(月)は、今年初めていつもの高原まで。6月には行けませんでしたからねぇ…。とりあえずこれまたいつもの休暇村嬬恋鹿沢に1泊して、たっぷりと楽しんでまいりました。でも、ようやく20日の武蔵丘陵森林公園の写真の整理に入ったところなので、ブログへのアップは当分先になっちゃうかなぁ…。

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たまには孫の発表会へも

2022年07月25日 | その他

 7月18日(月)は小4の孫2号のエレクトーン発表会へ。


 パルテノン多摩の小ホールです。


 たか爺は基本的にこういうシチュエーションは苦手なのですが、まあ、たまにはいいでしょう!?



 曲目は「ロンドンデリーの歌(アイルランド民謡)」だったかな。



 大変良くできました!
 他の子どもたちもアニソン中心にK-POP やらJAZZやらいろいろで、楽しませてもらいましたよ。


 腹ペコだったので、発表会終了後はここへ。でも大失敗! レストラン街なんだから他の店にすればよかったのになぁ…。


 「ささみの梅肉大根おろしパスタ」はとてもおいしゅうございましたが、特に混んでいたわけでもないのに時間がかかりすぎ…。他の品を頼んださち婆が食べ終わる頃に出てくるというのも、まったく何の配慮もないということで…。接客係もなんだか暗い子ばかりでちょっと残念なお店でしたねぇ…。食い物の恨みは恐ろしいんだからね!?

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親子でワンダー「夜の森探検隊」

2022年07月24日 | 夜の森探検隊

photo by sachibaa

 7月17日(日)は親子でワンダー「夜の森探検隊」。昨年は7月から「緊急事態宣言」が発出されてワンダースクールの活動も休止したため、2年振りの開催となります。
 一昨年7月の「夜のクワガタさがし」、8月の「カブトムシの森探検」のあとナラ枯れの被害拡大により、これまでクワガタやカブトムシたちを集めてくれていた大径木はほぼ伐採処理されてしまいました…。今年はカシノナガキクイムシに穿孔されても枯死せずに生き残った木からの樹液頼みですね。


photo by sachibaa

 たか爺たちは早く着きすぎてしまったので、まずはこちらの小さな雑木林へ。ここもナラ枯れの被害は免れず、かなりの木が伐られていました。


photo by takajii

 アカボシゴマダラです。


photo by takajii

 ニイニイゼミはやかましいほどで、時々ヒグラシも。ミンミンゼミと、早くも1頭だけツクツクボウシも鳴いていましたね。


photo by takajii

 リョウブの花も載せておきます。


photo by sachibaa

 集合場所の駐車場に着くと、夕方けっこう雨が降ったようなので長靴が無難かな。


photo by takajii

 このオオスズメバチは未交尾女王かと。


photo by sachibaa

 参加者は4家族10名。定員は20名にしていますが、これぐらいの人数のほうが動きやすくてちょうどいい感じでした。


photo by sachibaa

 今年は例年とは異なるコースにて。


photo by sachibaa

 以下、例によってほぼ時間順に載せておきます。


photo by takajii

 たか爺は今回超ブレブレ写真ばっかりで…。ファイル情報を確認してみたら、1/8秒・ISO1600じゃねぇ…。片手の手持ちで撮れているわけがない。暗くても多少の灯りがあると、フラッシュも発光してくれない感じです。
 コンデジは以前マクロに強いRICOHのCX-5を愛用していましたが、スナップ的な撮影だとCanonのほうが機種を問わずきれいに撮れたかな。現在のTG-5も昼間ならきれいに撮れるのですが、夜はまだうまく使いこなせておりません…。


photo by sachibaa

 あとはさち婆のCanonSX720頼みでございます。


photo by sachibaa

photo by sachibaa


photo by sachibaa

 参加者の子どもたちは小1が3名に、幼児のときから何年も続けてきてくれている小2と小4の愛弟子たち。いつも次から次へといろいろ見つけてくれる子たちなので、今回はたか爺も楽をさせていただきました!? 期待どおりでおもしろかったですねぇ~。


photo by sachibaa

photo by sachibaa


photo by takajii

 これも1/8秒・ISO1600…。


photo by sachibaa


photo by sachibaa

 カブトムシはねぇ…。以前はみんなとりあえずケースいっぱい捕まえてはおいて、最後にリリースみたいな感じでしたが、今回は見向きもされず!?


photo by sachibaa

photo by sachibaa

 ちょっとは遊んでみてもらわないと…。


photo by sachibaa

 この子は初めてチャレンジしてみてくれたのかな?


photo by sachibaa

 これは?


photo by sachibaa

 キープ成功!


photo by sachibaa

 ナナフシモドキでしたねぇ~。


photo by sachibaa


photo by sachibaa

 今度は?


photo by sachibaa

 ノコギリクワガタでした。


photo by sachibaa

 かつての二股の名木の切株の上にカブトムシたち。どなたかがバナナメインのトラップを仕掛けていたようです。この森では必要ないと思いますけれどもねぇ…。カブトムシには手も触れていないのでご安心を!?


photo by sachibaa

 そうそう、トイレもチェックしないとね。


photo by takajii

 残念ながらヒゲコガネではなく、コフキコガネでしたが…。


photo by sachibaa

 自販機に来ていたカミキリは何だったのかな?


photo by takajii

 たか爺もトイレ内にてツマキシャチホコを撮っていたもので…。ここではバレバレですが、小枝そっくりでしょ!?


photo by takajii

 羽化しているニイニイゼミも愛弟子が見つけてくれましたよ。


photo by sachibaa

 お次は、切株の裂け目に隠れていたクワガタを見つけて。


photo by takajii

 ピンセットにてキープ成功です。コクワかノコクワかどっちだったっけ?


photo by takajii

 三連休中日の日曜のため、夕方からかなりの人が入っていたようです。先行者の親子は1組だけでしたが下の子がかなり騒がしくて、音に敏感なクワガタたちを落としまくり…。でも、そう長くはいないだろうから、予定していたルートは使わずにUターンしてよかったかもね。


photo by sachibaa

 さっそくメスのノコギリクワガタ。


photo by sachibaa

photo by sachibaa

 これはヤブキリでした。


photo by sachibaa

photo by takajii

 アオオサムシです。


photo by takajii

photo by sachibaa

 これもノコギリクワガタだったかな。


photo by takajii

 交尾中だったノコギリクワガタです。


photo by sachibaa

 これもノコギリクワガタ。


photo by takajii

 カブトムシ。


photo by takajii

 トラップだなぁ…。でも、なかなか優秀なお方が仕掛けられたようです!?


photo by sachibaa

 ここにもカブトムシ。


photo by sachibaa

 せっかくなので記念撮影だけでもしておきますか!? でも、バックも選んでくれぇ…。


photo by sachibaa

 そろそろ戻りますか。


photo by sachibaa

 集合場所に戻って、たか爺は最後までわが家に残っていたカブトムシ♂3・♀2をリリース。


photo by takajii

 会員の方が羽化させた一昨年のカブトムシの孫たちですね。


photo by sachibaa

 残念ながら10頭ぐらい集まっている光景は見せてあげられなかったので、もう少しランダムに並べてヤラセ写真を撮っておけばよかったのに!?


photo by takajii

 そういえば、もう1人の愛弟子のほうも、交尾中のノコギリクワガタを見つけてたか爺に撮らせてくれましたね。性格は正反対に近い感じですが、共通しているのは並外れた観察眼と集中力でしょうか。


photo by takajii

 いつの間にかノコギリクワガタも8頭キープしておりました! さすがです。たか爺は念のためノコギリクワガタをペアで4家族分持参しましたが、必要なかったようで何よりでございます。
 「夜の森探検隊」は今月末にもう1回あるので、また事前調査にも行ってこないといけませんが、もう夏休みに入ったので虫より人のほうが多かったりして!?

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ご近所散歩にて

2022年07月23日 | みんなの花図鑑

 7月14日(木)は、近くの介護付き有料老人ホームに入居している母とご近所散歩へ。ご近所の畑の縁に咲いていたオニユリです。


 今にも雨が降り出しそうなお天気でしたが、さすが晴ばぁば!? 母をホームへ送り届けた直後に雨が…。念のため折畳傘を持っていって正解でした。
 猛暑日続きだった週はパスしましたが、今のところほぼ毎週連れ出せているかな。週1回往復5時間かけて鎌倉まで通っていたなんて、今はもうちょっと考えられません…。近くにいてくれるだけで本当に安心だし、助かりますよねぇ~。


 「ゴーヤ」や「ニガウリ」のほうがなじみ深いけれども、標準和名は「ツルレイシ」。


 もう実も生っておりました。


 中の種はカメさんの形をしていましたね。


 そういえば昔、トチの実で「宝船」を作った際に使ったよなぁと、画像を探してみたけれども見つからず…。代わりにこちらを。ピンボケですが鶴はスダジイ、亀がツルレイシとなっております。


 アーティチョークの和名「チョウセンアザミ」はちょっと…。地中海沿岸原産の「チチュウカイアザミ」なのにね!?


 蕾を食用にするようですが、食べたことはないなぁ…。


 花にはハナムグリや小さなハムシたちが群がっておりました。


 チェリーセージはわが家の庭の縁にて。


 母も「かわいいねぇ~」と喜んでおりました。これは帰宅後に撮っていたものなので、雨で濡れております。


 ついでに16日(土)のわが家のオニユリも。鎌倉の実家の庭から連れてきた花ですね。


 時計草もまだ咲き続いています。雨なので、いずれも室内から90㎜MACROにて…。

 昨日は練馬区健康診査へ。尿検査、心電図、胸部エックス線検査の結果は問題なし。世の中血圧の上がるようなことばかりなので、血圧は若干高めのまま!? 服薬の必要まではなさそうですが、今度ハチの師匠にオオスズメバチ酒でも分けてもらいましょうかね。まあ、たか爺の場合、一番問題なのは10日後に結果が出る血液検査です。そろそろ危なそうな予感!?
 今晩は加須市大越昆虫館にて「夜間採集・観察会」があるので、たか爺もお手伝いに行ってまいります。夕方出る予定なので、外環や東北道の渋滞は心配なさそうかな。

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自然体感塾ワンダースクール 8月のご案内

2022年07月21日 | ワンダースクール 翌月のご案内など
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8月のご案内   2022.8.28現在
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 自然体感塾ワンダースクール「 8月のご案内」です。会員制の野遊び教室のため、会員登録の上ご参加ください。第23期2022年度の年間予定はこちらをご参照ください。

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 新型コロナウイルス感染者もまた増えてきましたが、現時点では8月のワンダースクールも開催予定でいます。ただし、里山体験プログラムや加須市大越昆虫館等に関しては受入先の判断次第、また今後の状況によってはワンダースクールの活動を休止する可能性もある点、ご了解ください。
 参加不参加に関しては、コロナの感染リスクはゼロではない点ご了解の上、ワクチン接種の有無や体調、持病なども考慮して改めてご判断ください。あくまでも自己責任にてご参加いただきますようお願いいたします。開催1週間前までのキャンセルに関してはキャンセル料不要ですが、早めにご連絡いただけると助かります。

◆ご参加にあたっては必ずマスク着用。ただし、2歳以下のお子様やご家族以外の方と接触しない状況下では不要とします。受付の際には手の消毒と検温にご協力ください。
◆ご両親揃って参加される方は、当日の注意事項や作業の説明などの際には1名のみ集まってもらって、もう1名がお子様を見ているようにしてください。あとは他のご家族との「身体的距離」を意識した行動をお願いいたします。誰かが何かを見つけたり捕まえたりした際には、子どもたち同士が頭を突き合わせるような形になるのを避けて、なるべく横並びになって観察してくださいね。そうはいっても、たか爺には無理みたいです…。
◆ご参加後、もしコロナへの感染が疑われるような症状が出た場合にはすみやかにご連絡ください。万が一参加者やスタッフの感染が判明した場合には、保健所へ報告し指導された対応をとらせていただきます。

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つたえ農場の田んぼの様子


 つたえ農場代表の五十嵐さんが時々画像を送ってくれるので、「どろんこ田植え体験」以降の田んぼの様子を随時更新していきます。時々見てみてくださいね。

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8月のご案内

 夏休み期間は他のご予定も山盛りだと思います。ご家族の予定を再確認の上、キャンセル・日程や参加人数の変更・参加申込など、その都度早めにご連絡ください。
 日程を問わず、ご参加の際に虫よけと虫刺されの薬は必携。川遊び以外は、カ・ハチ・ケムシ・ダニ・植物によるかぶれなどへの対策上、暑くても服装は長袖・長ズボンが無難です。スズメバチも働きバチたちが増えてきます。帽子を忘れず黒い服装も避けてください。保護者の方は、スズメバチを刺激する整髪料や香水にも要注意です。また、夜のプログラムの際にヘッドランプは使用しないでください。夜も活動するモンスズメバチが顔に飛びこんでくることがあります。
 川遊びや川の生きものさがしなどのプログラムの際には、必ず川に入れる靴(ウォーターシューズ尚可)をご用意ください。素足やサンダルは危険です。また、お子様には何か1点目立つものを着用させ、絶対に目を離さないように! ライフジャケットを使用される方は、体に合ったものを正しく装着してください。
 熱中症対策も忘れずに、飲物は多めにご用意ください。特に今年もマスクを着用しての活動となるため、夏用マスクの利用、人と離れた場所でははずすなどの工夫も必要です。小雨開催や天候の急変も多い季節となりますので、レインウェア・タオル・着替えなども常備してください。

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★7月23日(土) 加須市大越昆虫館「自然教室 夜間採集・観察会」


 たか爺の虫の師匠たちが運営する昆虫館の自然観察会です。ライトトラップに飛んでくる虫やセミの羽化の観察中心ですね。たか爺もお手伝いに伺う予定でいます。本年6月11日(土)の様子です
 昆虫館は土日祝日の10時-16時に開館。7月25日から8月12日までの平日も夏休み特別開館です

□18時半-20時半 □加須市大越昆虫館 □参加費 400円/1名 □持物 虫よけ&虫刺されの薬・飲物・採集道具・着替え・タオル・必要な方は軽食など □雨天開催
⇒終了しました。

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★7月30日(土) 親子でワンダー「夜の森探検隊」


 昨年も今年もナラ枯れの被害甚大で、これまでの樹液ポイントの木はことごとく伐られてしまいました。ところが、枯死を免れてカシノナガキクイムシが穿孔&脱出した場所から樹液を出している木が結構あって、今年は予想に反してかなり面白いことになっています!? 土日は人出も多いため当日どうなるかはわかりませんけれどもね。
 7月11日(月)の事前調査の様子はこちら、17日(日)の「夜の森探検隊」の様子はもう少ししたらブログにアップしますので見てみてください。一昨年の「夜のクワガタさがし」の様子です。

□19時-20時半 □定員20名 ▲小1以上 □持物 懐中電灯(ヘッドランプ不可)・虫とり網・入れもの・虫よけ&虫刺されの薬・飲物・レインウェア・着替え・必要な方は軽食(ただし、開催時間中は食べられません)など □服装 長袖長ズボン帽子必須・長靴が無難 ※雨のあとでなければ普通の靴でもOKです。虫よけと熱中症対策も万全に! □参加費 1.000円/1名または3.000円/1家族 □小雨開催
⇒終了しました。

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★8月7日(日) 里山体験プログラム「プライベイトリバーで川遊び③」


 よしざわ自然農園さんでのんびり川遊びです。川の生きものや虫さがしもOK。ご家族で自由にお過ごしください。朝日のあたる家もお借りしますのでシャワーも使えます。川には深い場所もありますので、お子様から絶対に目を離さないように! 残念ながら途中から雷雨になってしまいましたが、本年7月3日の様子です一昨年はこんな感じでした

□10時半-14時半 □越生町・よしざわ自然農園 □定員30名 □持物 お弁当・飲物・敷物・川に入れる靴(素足やサンダルは不可)と服装・着替え・タオル・魚とり網・入れものなど ※必要に応じて、水中メガネ・浮輪・ゴムボート・ライフジャケット・釣具・ストーンペインティングをしたい場合は水性顔料インクのマジックセット・雑巾など □参加費 1.000円/1名または3.000円/1家族 □雨天中止 ▲晴れでも当日の川の状況次第で中止することもあります。
⇒終了しました。

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★8月10日(水) 親子でワンダー「夜の森探検隊」


 内容、持物等は7月30日(土)と同様です。なぜか年間予約は0!? 今年はちょっと特殊な状況のためこの時期の様子も見ておきたいので、1家族でも参加希望があれば開催予定です。一昨年の「カブトムシの森探検」のの様子です。
⇒中止します。
 また、夏休み期間の他の平日に関してはお子様の年齢を問わず、4.000円/1家族(2家族以上の場合は通常どおり)にてガイドウォークもOKです。ご相談ください

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★8月14日(日) 加須市大越昆虫館「自然教室 昆虫採集と標本作成」

 たか爺の虫の師匠たちが運営する昆虫館の自然観察会です。2019年の様子です

□10時半-12時 □加須市大越昆虫館 □参加費 400円/1名+材料費1.000円/標本作成1セット □持物 虫よけ&虫刺されの薬・飲物・採集道具・着替え・タオルなど □雨天開催
⇒私は伺えないので、参加希望の方は昆虫館へご連絡ください

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★8月21日(日) 里山体験プログラム「プライベイトリバーで川遊び④」


 よしざわ自然農園さんでのんびり川遊びです。川の生きものや虫さがしもOK。ご家族で自由にお過ごしください。朝日のあたる家もお借りしますのでシャワーも使えます。川には深い場所もありますので、お子様から絶対に目を離さないように!

□10時半-14時半 □越生町・よしざわ自然農園 □定員30名 □持物 お弁当・飲物・敷物・川に入れる靴(素足やサンダルは不可)と服装・着替え・タオル・魚とり網・入れものなど ※必要に応じて、水中メガネ・浮輪・ゴムボート・ライフジャケット・釣具・ストーンペインティングをしたい場合は水性顔料インクのマジックセット・雑巾など □参加費 1.000円/1名または3.000円/1家族 □雨天中止 ▲晴れでも当日の川の状況次第で中止することもあります。
⇒終了しました。

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★8月27日(土) 親子でワンダー「トノサマバッタ狩り大会」


 バッタの種類の多い広い原っぱで、バッタやキリギリスの仲間を捕まえてみてください。レアもののクルマバッタやショウリョウバッタモドキは見つかるでしょうか? とりあえずバッタとりを楽しんでもらえればOKです。日陰のない原っぱとなりますので、熱中症対策は万全に! 防災訓練等で予定している原っぱが使用できなかった場合には、移動バージョンに変更します。ご了解ください。一昨年の様子です

□10時-12時 □さくら草公園 □定員30名 □持物 虫とり網・透明なケース(中が見えない虫かご等は不可)・虫よけ&虫刺されの薬・飲物(多めに)など □服装 長袖長ズボン・運動靴・帽子 ※雨上がりの場合は長靴 □参加費 1.000円/1名または3.000円/1家族
⇒終了しました。

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★8月27日(土) 加須市大越昆虫館「自然教室 夜間採集・観察会」

 たか爺の虫の師匠たちが運営する昆虫館の自然観察会です。ライトトラップに飛んでくる虫の観察中心ですね。

□18時-20時 □加須市大越昆虫館 □参加費 400円/1名 □持物 虫よけ&虫刺されの薬・飲物・採集道具・着替え・タオル・必要な方は軽食など □雨天開催
⇒終了しました。

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★8月28日(日) 親子でワンダー「トノサマバッタ狩り大会」


 内容、持物等は8月27日(土)と同様です。一昨年の様子です。みんな汗びっしょりですね…。
⇒雨天中止です。

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

 会員の方への連絡はすべて、ご登録いただいたアドレス宛へパソコンよりBCC送信しています。その際にMail Delivery SystemからのUndelivered Mail Returned to Senderのメールはチェックしておりません。ご了解ください。確実に受信できるアドレスの登録をお願いいたします。
 メールのほうの「8月のご案内」には、日程ごとに予約されている方は苗字&予約人数を入れてあります。必ずご確認の上、キャンセル・日程や参加人数の変更・新たな参加申込などの連絡は早めにお願いいたします。私のほうでも間違いや勘違いが多々あるかもしれません…。

 年間予約された日程で参加できなくなった日がありましたら、早めにご連絡ください。早ければ早いほど助かります! キャンセル待ちの方へはその都度個々に連絡させていただきますので、その際には翌日までにご返信をお願いいたします。
 開催日から起算してさかのぼって7日目に当たる日以降のキャンセルに関しては、理由の如何を問わずキャンセル料が必要となりますのでご注意ください。私の都合や雨天などにて中止した場合には不要となりますので、キャンセル料のお振込は開催日以降にお願いいたします。大変申し訳ございませんが、無連絡不参加の場合またキャンセル料のお振込が確認できなかった場合には、その後の年間予約はいったんすべて取り消しとさせていただき、キャンセル待ちの方を優先させていただきます。お手数ですがこの「翌月のご案内」の際に、欠員のある日程へ改めて参加申込をお願いいたします。
 限られた定員内とはなりますが、1人でも多くの方がご参加いただけるよう、今年度もご協力のほどくれぐれもよろしくお願いいたします。

 最新の予約状況、追加開催や臨時開催、予定変更などに関しては、この「8月のご案内」をチェックしてください。変更があるたびに随時更新しています。メール後にキャンセルの連絡も入ってきますので、メールでは「受付終了」となっていても、「参加申込受付中」に変わる日程もあるかと思います。

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
自然体感塾ワンダースクール
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
Mail s.o.wonderschool@coffee.ocn.ne.jp
旧URL http://wonderschool.iinaa.net/
Blog https://blog.goo.ne.jp/wondertakajii
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近くの雑木林にて

2022年07月21日 | 夜の森探検隊

 7月13日(水)は17時過ぎから近くの雑木林へ。昔から樹液を出している木の根元近くには、早くも小型のノコギリクワガタ♂がご出勤です。


 いきなりクワガタが出てきちゃったら、ハナムグリはシロテンでもシラホシでももうどっちでもいいか!? 10頭ぐらいは持ち帰って調べてみる予定だったのですが、また返しに来るのも面倒だし。そこはまあ、元々いい加減なじじいなもので…。


 こちらも、お取込み中のところを失礼して写真だけ…。


 カナブンも出てきましたね。例年だとこれから少しずつハナムグリと入れ替わっていくのかな。


 クロヒカゲです。


 この雑木林でもヤマユリが開花していました。


 車で他の雑木林へ移動すると、ニイニイゼミが羽化していましたねぇ~。


 まだ18時を過ぎたところでしたが、元々暗い場所だからか、早く大人になりたかったのか!? カシノナガキクイムシの穿孔&脱出による樹液は複数の木で確認済みなので、夜なら間違いなくクワガタも期待できる場所です。でも、今回は夜を待たずに次の雑木林へ。


 19時前には次の雑木林にて、このカブトムシと木の上のほうのめくれにコクワガタ3頭は確認できました。でも、大きなお寺のお墓の近くなので、なかなか夜に1人で来てみる気にはなれなくて…。撮ったり採ったりしてみたら、人面カブトとか人面クワガタとか!?


 ヤブキリ♀もおりました。


 19時45分頃には最初の雑木林に戻って、まずはカブトムシ。


 アオオサムシも♬ジュエキーがお好きでしょ もう少しみていましょ♬。昔、肉食のヤブキリが樹液に来ていて驚いたことがありましたが、幼虫は花粉も食べているわけだし、♬ありふれた話でしょ それでいいの今は♬!?


 センチコガネかな。


 カブトムシとモリチャバネゴキブリ、アリさんたちも。





 「夜の森探検隊」開催場所ほどではありませんでしたが、いずこも夜はカブトムシだらけでございます。


 ちょっとまた失礼して…。


 フシキキシタバに。


 オオシマカラスヨトウ。ガは種類も個体数もやっぱり例年よりかなり少ないですねぇ…。そういえば、ホバリングしながら樹液を吸うベニスズメやクルマスズメも、今年はまだ見てないよなぁ…。


 ノコギリカミキリは今年初です。この時期一番目につくはずのウスバカミキリも、今年はまだ見ていません。いったいどうなっているのかな?


 上のほうに小型のノコギリクワガタ♂が2頭いたので、網先で続けてチョンチョンポロポロといくはずが、入ったのは大顎の欠けたこちらだけ…。頑張って子孫を残すよう励まして、リリースしておきました。


 今回は小型のノコギリクワガタ♂2と、コクワガタ♂2・♀1のみキープ。ノコクワハウスとコクワハウスにプラスしておきました。今月末にはリリースすることになるんだろうけれども、万が一の際の「保険」用ということで!?

 昨日は武蔵丘陵森林公園にてヤマユリ三昧。本日はこれから母とご近所散歩の予定です。そろそろ「8月のご案内」も作って、近日中にメール連絡しておかないといけませんね。

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爺さん1人で「夜のクワガタさがし」!?

2022年07月20日 | 夜の森探検隊

 コクワガタたちです。
 7月11日(月)は、親子でワンダー「夜の森探検隊」の事前調査へ。8日(金)の昼下見であたりをつけておいたエリア中心に歩いてみました。


 カブトムシはもうかなり出ていましたが、当日いくらでも見つかるだろうし、ワンダースクールでは欲しがる子も少ないのでお土産用にキープする必要もありません。


 でも、今回はなぜかコクワガタよりもノコギリクワガタばかり次々と見つかって、子どもたちへのお土産集めに忙しくなってしまいましたね。ナラ枯れの被害甚大で期待薄だろうと、今年は「夜のクワガタさがし」から「夜の森探検隊」にタイトルまで変更しましたが、逆に例年よりもおもしろくなってくれそうです。
 たか爺としては本当は撮ってから採りたいところですが、クワガタは音というか振動に敏感なので、写真を撮ろうとしてコンデジが入っているベストのポケットに手を突っこんだだけでも、ポロリと木から落ちてしまいます。下草のある場所だともう見つかりません…。右手に懐中電灯、左手に捕虫網を持ったまま抜き足差し足忍び足で木に近づき、見つけたら下から網の先でチョンとつついて網の中へ落とす感じで、今回は採ることに全集中! 夜の呼吸、クワの型 、網先でチョンです!?


 これはまだ暗くなる前に。今年はなぜかカナブンでさえめずらしかったりして。


 ピンボケでしたがナナフシモドキ。


 コシロシタバです。



 カブトムシは次から次へと…。


 この木だけでも上から下まで裏側も含めて10頭以上来ておりました。


 ムクゲコノハに。


 キシタバ。何だか今年は、樹液に集まるはずの昼のチョウも夜のガも極端に少ない感じだなぁ…。




 カブトムシは右のヤマトゴキブリよりも多かったかも!?


 コメツキムシの仲間は当日見つかったら、子どもたちに握ってみてもらいたいですね。


 この木も上から下までぐるりとカブトムシは10頭以上でしたが、左上にノコギリクワガタもいたのかぁ…。気づかなかったぁ…。たか爺の網なら届いたのになぁ…。


 ちょっとエグイけど…。アオオサムシがミミズを捕食中でした。たか爺としては、こういうシーンも子どもたちには見ておいてもらいたいと思っていますよ。


 男子トイレの手洗い場にもカブトムシ…。まあ、よくあることだけど。


 この木も上から下までぐるりと、カブトムシは7~8頭ぐらい来ておりました。あたりをつけておいた場所には当たりはずれもあったけれども、とりあえず今年のルートは決まりましたね。


 羽化したばかりのニイニイゼミも今年は初めて見ました。


 ここからは帰宅後。



 ノコギリクワガタは♂10・♀7の17頭。


 コクワガタは♂のみ6頭。
 今年は他の場所へ集めに行くこともなく、事前調査の際だけでとりあえず土日のお土産はキープできてしまいました! でも、クワガタやカブトムシは例年並みかそれ以上なのに、どうしてガやカミキリムシ、モンスズメバチたちが少ないのか気になるところです。


 仮住まいも用意しておかないと…。ノコギリクワガタは大きさ順に5ペアとその他で6ケースに分けて。
 

 コクワガタは1ケースにまとめて。
 16日(土)の「夜の森探検隊」は雨天中止で残念でしたが、17日(日)は無事開催。でも、お土産用に用意しておいた虫たちはそのまま残っております!? まあ、最後にリリースしてくればいいだけなんですけれどもね。

 本日はかかりつけの整形外科へ。先代は内科小児科の名医でわが家のホームドクターだったため、たか爺は現在も飲み過ぎに効くお薬をいただいております!? ついでに区の健康診断の予約も済ませ、久々に首と腰の牽引もしてもらってきました。夜の虫探しシリーズは上を見上げることが多いし、けっこう歩いてしまうもので…。まあ、お酒も夜の虫探しも死ぬまではやめられないかも?

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男衾自然公園のヘメロカリスなど

2022年07月18日 | みんなの花図鑑

 7月10日(日)は、里山体験プログラム「風布川で沢遊び」の帰りに男衾自然公園にも立ち寄りました。


 残念ながらヘメロカリスには遅すぎましたねぇ…。









 残り花は楽しめたので、とりあえずよしとしておきますか。

オオシオカラトンボ♂

オナガサナエ♂



 撮らせてくれてありがとねぇ~。



 紫陽花ももう残り花です。

 本日は孫2号小4のエレクトーン発表会があって、多摩センターのパルテノン多摩まで。「夜の森探検隊」のあとなので、15時半開演で助かりました…。明日はお天気も悪そうなのでおとなしく過ごして、明後日は武蔵丘陵森林公園でヤマユリ三昧かな!?

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里山体験プログラム「風布川で沢遊び」

2022年07月18日 | 里山体験プログラム

photo by sachibaa

 7月10日(日)は寄居町風布の日本の里へ。里山体験プログラム「風布川で沢遊び」です。


photo by sachibaa

 今年はこちらの東屋をお借りしました。


photo by takajii

 本当はいつもの水車小屋の裏を予約していたのですが、土日ともコスプレ撮影会のイベントが入ってしまって、風布館も含めて対岸は貸切とのこと。


photo by takajii

 まあ、こちらも駐車スペースを含めて貸切みたいな感じになって、かえって良かったですね。


photo by sachibaa

 10時半に集まってもらってまずは注意事項など。あとは1日自由に遊んでもらいます。やっぱり沢の生きものや虫探しが中心になるかな。


photo by sachibaa

 参加者は定員ジャストの9家族30名。キャンセル待ちは0になって何よりでした。


photo by sachibaa

 早く到着されていたご家族がオナガミズスマシを何頭も捕まえていたので、ものすごい速さで水面をクルクルと泳ぎ回る姿を見てもらっているところです。


photo by takajii

 オナガミズスマシは埼玉県では「絶滅危惧Ⅱ類」。いつもだとケースの縁によじ登るような恰好でしかとまってくれないのに、君たちは偉い!


photo by takajii

 カジカガエルの卵塊も開始時間前に、いつもいろいろ見つけてくれる子が見せにきてくれました。


photo by sachibaa

 あとは例によってほぼ時間順に。


photo by sachibaa

 たか爺は上流方向、さち婆は下流方向と分かれたので、適当に調整して載せておきますね。


photo by sachibaa

 ここまでは下流側というより集合場所の近くです。


photo by takajii

 ここからは上流側にて。


photo by takajii

 まだ小さなヘビトンボの幼虫です。「川ムカデ」とはよく言ったものですね。


photo by takajii

 フタツメカワゲラ属の幼虫と、トンボの羽化殻はダビドサナエかな。


photo by takajii
 
 カミムラカワゲラ属の幼虫はどこか変?


photo by takajii

 ナミウズムシが隠れておりました。撮った時には気づかなかったぁ…。そういえば昔、ワンダーキッズの子でプラナリアの再生実験を自由研究にしていた子もいましたね。3等分に切ると3匹になったり、両側に頭ができたり!? まあ、「頭」とは言わないんだろうけどね。


photo by takajii

 ヒゲナガカワトビケラの幼虫です。これもその場では気づかなかったけれども、濃オリーブ色系は初めて見たかも。たか爺の目もいよいよダメになってきたかぁ…。


photo by takajii

 一番奥に立っているパパより先は藪漕ぎしないと進めません。


photo by takajii

photo by takajii

 そろそろ下流方向へ戻りましょうか。


photo by sachibaa

 下流側には小さな子どもたちも多かったので、さち婆は撮るより採るほうで頑張ってくれていたようですね!?


photo by takajii

 上流側の画像が続きます。


photo by takajii


photo by takajii

 マツモムシはお口でチクっとやられるとけっこう痛いらしいので、注意事項にも追加しておかないと…。この川で見たのは初めてです。


photo by takajii

 これがいつもの姿勢!? バックスイマーですね。


photo by takajii

 アブラハヤ。


photo by takajii

 つかんでみたかな? つかめば名前もわかる魚ですよ!?


photo by takajii

 上流側から見た下流方向。


photo by sachibaa

 下流側から見た上流方向。さち婆も沢を上ってきたので、同じ橋が写っています。


photo by takajii

 これはミヤマカワトンボを捕まえたときだったかな。


photo by takajii

 クロコノマチョウも捕まえていましたね。


photo by takajii

 これは大きなサワガニでした。


photo by takajii

 羽化するまで3年かかると言われていたコオニヤンマのヤゴです。文一総合出版の『ヤゴハンドブック』では「2~4年1世代」となっています。成虫の姿かたちは似ていますが、オニヤンマ科でもヤンマ科でもなくサナエトンボ科ですね。


photo by takajii

 ダビドサナエかと思いますが、クロサナエやモイワサナエの可能性もあります。『ヤゴハンドブック』では「2年1世代」となっていて、他のサナエトンボ科も「1年1世代」は少ないようです。


photo by sachibaa

 さち婆も採るほうから撮るほうへ!?


photo by sachibaa

 ここは魚が集まる場所です。


photo by takajii

photo by sachibaa

photo by sachibaa

 魚はアブラハヤ。サワガニやコオニヤンマのヤゴなどけっこう捕まっていました。


photo by sachibaa

 この仕掛けにも入ったようですね。


photo by takajii

 沢沿いにはミゾホオズキ。


photo by takajii

 キササゲも。


photo by sachibaa

 こちらの親子はひたすら虫探しでした。


photo by takajii

 そろそろお弁当タイムかな。


photo by takajii

 羽化まで5年かかると言われていたオニヤンマのヤゴは、『ヤゴハンドブック』では「3~4年1世代」となっています。


photo by takajii

 フタスジモンカゲロウの幼虫は、巾着田の高麗川で見つかるモンカゲロウよりもきれいな水がお好みのようで、よしざわ自然農園さんの越辺川でもよく見つかりますよね。


photo by takajii

 午後はたか爺も下流側へ。


photo by sachibaa


photo by sachibaa

 ダム作りかな。


photo by sachibaa

 これは?


photo by takajii

 このヘビトンボの幼虫たちが見つかったときでした。子どもの疳の薬や強精薬になるらしいので、一度焼いたり干物にして食べてみますか!? 


photo by takajii

 カジカガエルのオタマジャクシです。


photo by takajii

 この子は、たか爺にミヤマカワトンボを見せにきてくれましたね。


photo by takajii


photo by takajii

 カジカに。


photo by takajii

 アブラハヤ。
 どちらもさち婆が捕まえていたみたいです!? どんだけ網を入れて生きものを捕まえていたんだか、1週間経っても腕が痛いみたいでシップまで貼っておりました…。 


photo by takajii

 ヒガシシマドジョウは風布川では初記録です。


photo by sachibaa

 この子が捕まえてくれましたね。


photo by sachibaa

 これは何を捕まえたときだったのかな。もしかすると、またさち婆かも?


photo by sachibaa

photo by sachibaa

 手乗りミヤマカワトンボです。


photo by sachibaa

 小さな子どもたちにも触ってみてもらったのかな。何だかたか爺の代わりをしてくれていたみたい!?


photo by sachibaa

 前日キャンプに行って捕まえてきたというコクワガタ♂も。


photo by sachibaa

 風布川で捕まえた生きものたちをリリース中です。


photo by sachibaa

 代わりにコクワガタ♂をもらって、お土産にしたのかな。


photo by takajii

 たか爺たちもそろそろ引き上げようかと片づけをしていたら、ウラギンシジミが見送りに来てくれました。


photo by sachibaa

 近くのご家族は虫探しから沢の生きもの探しへ。オニヤンマのヤゴを捕まえてご満悦のようで何よりです。

 たか爺は、やれ自然体験だ、自然観察だ、環境教育だという前に、お子様が小さなうちから親子でもっと野遊びを楽しんでもらいたい、「センス・オブ・ワンダー」を共有してもらいたいと思っているので、季節によってどこでどんなことをして遊べるのか一度体験してみてもらって、あとは親子で楽しんでもらえればそれだけで十分です。
 でも、小学生なら今回見つかった生きものたちのことを調べてみるだけでも「自由研究」になるし、他の川の生きものたちと比較してみて「水生生物による水質判定」もおもしろいかな。水生生物は捕まえてみないことにはどこに何がいるのかもわからないし、まだまだ謎が多い生きものたちですからねぇ~。
 たか爺としてはこの場所だけではなく、ワンダースクールに参加してくれていた子どもたちが自分の子どもを遊びに連れてこられるようになるまで、生きものたちも含めた現在の自然環境がこのまま変わらないでいてくれることを願うばかりでございます。

 昨晩の「夜の森探検隊」は無事終了。たか爺は子どもたちの写真が撮れていなくて大ショックでした…。ストロボが発光していなかったのかな? あとはさち婆頼みです。でも、この23年間の夜の虫探しシリーズで一番盛り上がったかもね!?

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「夜の森探検隊」まずは昼間の事前調査

2022年07月16日 | 夜の森探検隊

 7月8日(金)は親子でワンダー「夜の森探検隊」の事前調査へ。まずは昼間の状況や危険箇所のチェックですね。
 ワンダースクールではこの22年間「夏はやっぱりカブトムシ」、「夜のクワガタさがし」、「カブトムシの森探検」などでずっと利用させてもらっている場所です。昨年は「緊急事態宣言」で中止しましたが、一昨年までの樹液ポイントの木はナラ枯れでほぼ伐採されてしまったため、今年から以前は他の場所で開催していた「夜の森探検隊」にタイトルを変更しました。子どもたちにクワガタやカブトムシを期待させ過ぎちゃうとかわいそうなもので…。
 でも、たか爺は諦めませんよ。今回はかなり広範囲にわたって歩いてみて、少しでも虫たちが集まりそうな新たなポイントを探してきました。


 この小さな一画はルート外。行き帰りにちょこっと立ち寄ると、なかなかいい感じの場所となっています!?


 昔からのポイントの木は健在でした。


 モリチャバネゴキブリが2頭お食事中ですね。下にはよくクワガタが隠れています。大径木が少ないためか、他の場所とちょっと離れているためか、今のところナラ枯れ被害は受けていない感じです。


 ニイニイゼミの抜殻も。


 これはカシノナガキクイムシに穿孔された場所からの樹液なのかな?


 ピンボケでしたがアオオサムシ。


 これもカシノナガキクイムシがらみだと思うのですが、今年穿孔されたわけではなさそうです。


 昨年穿孔されたけれども枯死せずに生き残った木?
 

 ナラ枯れで伐採された木の切株にもまた穿孔するのかな? ナラ枯れに関しては、たか爺にはちょっとまだいろいろと「?」が残っております。

アカメガシワ(雄花)

 林縁部に出てちょっと気分転換を!?

ヤブガラシ

ヨウシュヤマゴボウ

ヤブミョウガ


 二股に分かれたとてもいい木だったのですが…。なんて、ボヤいている暇はありませんね。


 このオオスズメバチは未交尾女王かも。


 それにしても、昼の樹液に来ている虫たちはやっぱり例年に比べて極端に少ないよなぁ…。


 夜が心配になってきてしまいます。


 こんな木だってご覧のとおり。


 何も来ていないんだからねぇ…。


 まあ、だいたいあたりはついたので次回は夜に歩いてみて、新しいルートを決める予定でおります。
 

 帰りには他の雑木林へも寄って。キマワリですね。


 ここは子どもたちへのお土産集めに使えそうかな!?


 ヤブキリ♂です。


 ヤマユリも咲いていましたね。

 このあと11日(月)に夜の事前調査へ。爺さん一人で大盛り上がりしてきたのですが、これは改めて。
 でもなぁ…。今年の「夜の森探検隊」初日の本日は、結局「雨天中止」と相成りました…。小雨程度なら虫も出てくるので開催方向でいたら、現地19-21時はweathernewsもtenki.jpも本降りの雨予報で雷注意報まで…。致し方ございません。

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近くの雑木林へ

2022年07月15日 | 夏の森で虫さがし

 7月6日(水)は、わが家から車で15分ほどの雑木林へ。


 オオバギボウシです。


 ヤマユリはまだ蕾でした。
 まあ、花見に行ったわけではないので、ヤマユリはこの3連休が終わったらまずは武蔵丘陵森林公園あたりでたっぷりと楽しませてもらう予定でおります。


 昔からの樹液ポイントの木は健在で何より。
 

 でもなぁ…。なんだか今年は昼の樹液に来ている虫がかなり少ない感じで、ちょっと気になっています。カナブン、シロテンハナムグリ、ヨツボシケシキスイなどの甲虫だけでなく、チョウやスズメバチの仲間も少ないかな。


 埼玉県はナラ枯れの被害甚大で、どの雑木林でもこれまで樹液ポイントとなっていた木はことごとく伐採されてしまいました。それでも、樹液が出ている木はそれなりにあるんですけれどもねぇ…。


 ここは以前からの樹液ポイントの木が残っていてひと安心かと思ったら、周りの木の多くはやっぱりみんなこんな状態…。カシノナガキクイムシに穿孔されています。


 埼玉県のホームページに載っていた「『カシノナガキクイムシ』によるナラ枯れ被害が拡大しています。」によると、「令和元年9月5日、新座市において県内で初めて『カシノナガキクイムシ』によるコナラへの被害が確認され」、「令和3年12月10日現在は新座市、さいたま市、志木市、川口市、狭山市、川越市、所沢市、入間市、飯能市、上尾市、三芳町、和光市、東松山市、三郷市、寄居町、鳩山町で」確認されているようです。


 もしかすると、この雑木林が初めて確認された場所なのかも!?


 ピンボケでしたが、ようやく甲虫が群がっている木が見つかりました。こんな光景が見たかったんだよなぁ~。ハナムグリたちの中にコクワガタ♂も1頭混ざっていましたね。


 シラホシハナムグリは関東では稀だと聞いていたので、たか爺はこれまでずっとシロテンハナムグリ1択でしたが…。


 シラホシハナムグリになるのかなぁ…。


 で、この緑色型はシロテンハナムグリ?
 両種を見慣れた人はぱっと見でもわかるようなので、今年は何頭か持ち帰ってみて頭楯のへこみや翅端の尖り具合、前脚跗節の長さ、背面のエッジや点刻の状態などをじっくりと見てみたいものです。でも、両種同時に見てみないと比較はできないかぁ…。


 ムモンホソアシナガバチも飛んできました。


 これはかなり上のほうですが、ルリタテハも来ていましたね。


 クロヒカゲです。


 今年は今のところ、サトキマダラヒカゲより出会っているかも!?


 キマワリもお久しぶりです。



 それにしても、本当にとんでもない状況となっております。カシノナガキクイムシに穿孔された木は枯れて、どんどん伐られていくとなると、雑木林はこの先どうなるのかなぁ…。5年で収束に向かうというような記事をどこかで読んだと思うけれども、その頃にはクヌギやコナラは消えちゃっているのかも?
 コロナウィルス感染者もまた増えてきました。こちらはいったい何年たったら収束に向かうんでしょうね? たか爺たちは8月になったら4回目のワクチン接種の予定で、いつもの高原へも早く花見に行きたいところなのですが…。

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