たか爺のワンダースクール通信

「センス・オブ・ワンダー」をキーワードにした野遊び教室「自然体感塾ワンダースクール」の活動記録とお花中心のブログです。

里山体験プログラム「化石でワンダー探検隊」(土塩層と楊井層)

2024年04月03日 | 化石でワンダー探検隊

photo by takajii

 3月20日(水)の里山体験プログラム「化石でワンダー探検隊」の本編です。あとでご家族だけでも来られるように、土塩層と楊井層の両方を見ておいてもらいたいので、ちょっとタイトなタイムスケジュールとなっております…。


photo by sachibaa

 参加者は4家族15名。午前の部は10時30分にスタートです。集合場所の駐車場にてこれまで採れた化石を見てもらっているところですね。tenki.jpでは16時台に小雨、weathernewsは15時台に1㎜の雨となっていたお天気占いはハズレて、雨がポツポツと降ってきました…。まあ、本降りにはなりそうもないし、ここまで来ちゃったらそのまま開催です。


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 10時40分には土塩層のある河床へと出発!


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 振り返って、帰りの目印となる工場を確認してもらっているところかな。まだ小さな2本の木はハリエンジュ(ニセアカシア)なので、トゲトゲに要注意です。


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 10時55分頃、今から約1.000万年前の土塩層に到着しました。2019年の台風19号以降ルートがわかりやすくなったので、駐車場から15分ぐらいでたどり着けます。夏草が繁茂するようになると、ちょっと厳しいかも!?


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 露出した泥岩層です。奥のほうには、駐車場でいっしょになった他のご家族の姿も。


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 時間が限られているのですぐ開始です。


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 あとは例によってほぼ時間順に載せておきますね。


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 早速見つかったようです。


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 木の枝かな。


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 これは何だろう?


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 広葉樹の葉っぱですねぇ~。


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 この流木は「バナナ!」ときたかぁ~。たか爺も昔なら持ち帰って、ウェルカムボードにでもしていたかも!?
 土塩層での化石探しは11時45分に切り上げ、駐車場へ戻ります。各自の車で対岸の鹿島古墳群まで移動してもらって、お弁当タイム。12時45分から楊井層へと出発しました。


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 ここから午後の部。ガガイモです。


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 雨がパラパラきた後なので、綿毛もまとまってぼわっと…。


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 少しはふわっと舞ってくれたかな。


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 明戸の堰に到着です。


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 今回は上流側を使いました。


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 木の幹の部分を発掘中!?


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 葉っぱかな。


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 こちらも。


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 この足跡は鹿?


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 こっちはタヌキ?


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 足跡もおもしろいんだけれども、たか爺にはよくわかりませんねぇ…。


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 たか爺はさらに上流部の様子も見ておきました。


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 なかなかいい感じです。


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 すぐ近くにいたハクセキレイですが、ズームの効かないTGだったもので…。


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 ウスバカマキリの卵鞘です。


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 決してウサギの糞ではありません!?


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 スナゴミムシダマシの仲間のようですね。


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 最後に大当たり!


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 広葉樹と針葉樹の葉っぱです。


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 針葉樹のほうは「生きている化石」のメタセコイア。


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 これは800万年前のメタセコイアですけれどもねぇ~。来年も上流側を使うことになりそうかな。

 本日は母とご近所でお花見の予定でしたが、雨天中止です。明日は降らないでくれるといいのですが…。明日から日曜まで遊ぶのにちょっと忙しくなりそうなので、23日以降の写真の整理ができません。とりあえず、お遊び最優先ということで!?

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「化石でワンダー探検隊」事前調査(楊井層)

2024年03月25日 | 化石でワンダー探検隊

鹿島古墳群

 3月15日(金)の「化石でワンダー探検隊」事前調査の続きです。今回も、この春休みに親子で化石探しをしてみたい方用に目印等も載せておきます。


 いったん駐車場まで戻って、車で対岸の鹿島古墳群まで。小さな駐車場とトイレもありますよ。植松橋を渡る際には、上流側にコハクチョウたちが残っていましたね。


 早咲きの桜はまだでしたが、菜の花がきれいでした。


 菜の花とオオアラセイトウです。




 たか爺は毎年ここで白花を探してしまいます…。



 今年もけっこう見つかったかな。


 今から800万年前の楊井層へはこちらから。土塩層と違って一本道なのでわかりやすいし、歩きやすい道となっています。


 倒木もありましたが、脇に道が出来ているので大丈夫です。


 ここはガガイモだらけでした。Wikipediaによると「割れた実の内側が鏡のように光るのでカガミイモ(鏡芋、輝美芋)の名がつき、これが訛ってガガイモとなった」という説もあるようです。なるほどねぇ~。



 綿毛付きの種が残ったものもいくつかあったので、当日遊んでもらえそうです!?


 明戸の堰に到着。まっすぐ歩けば駐車場から5分ぐらいでしょうか。


 まずは堰の上流側へ。




 こちら側でも化石探しは出来そうですね。


 毎年利用している下流側です。


 ここを下ります。爺さんは要注意でございます…。


 今回は迂回して楽なルートを下りてみましたが、待ち構えていたのはトゲトゲのハリエンジュたち…。かえって危ないかもなぁ…。


 とりあえずジャンプして中州へは渡れましたが。


 藪漕ぎは必須…。




 亜炭層です。


 毎年使っていた場所は露出している部分が少なくて…。


 川原で転石を探すにしても、コセンダングサだらけじゃねぇ…。



 転石も探せば見つかるのですが、今年はお試しで上流側を使ってみる手もありますね。


 川原から明戸の堰を。


 魚道かな。
 これにてこの日のお仕事は終了!? 男衾自然公園のカタクリの様子でも見てから帰りますか。続く。

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「化石でワンダー探検隊」事前調査(土塩層)

2024年03月24日 | 化石でワンダー探検隊

 3月15日(金)は、「化石でワンダー探検隊」の事前調査で深谷市の荒川河川敷まで。まずは左岸の土塩層から。
 春休み前なので、化石探しをしてみたい親子用に、現時点でのアプローチルートはなるべく詳しく載せておきますね。車は川本天神グラウンドの駐車場に停めて、荒川河川敷を15分は歩きます。


 その前にテニスコート脇の公衆トイレを利用。地域猫ちゃんが出迎えてくれました。


 なぜかトイレの入口に置かれていたお坊さん? ちゃんと木魚を叩いておりました!? 今回はたか爺1人なので、行き倒れにならないよう気をつけないと…。


 駐車場のユーディケー深谷工場側に、河川敷へと下りる階段があります。そこを下りて踏みあとを行くと、すぐこの道に出ます。この道を下流側へ。


 この柵を越えてさらに進みます。


 昨年、結構な幅の水路が掘られた場所に出ました。ここに水が流れていると土塩層へのアプローチは不可能となるので、今回の事前調査では一番の心配事でしたが、よかったぁ~。
 杭にロープが張ってある場所の左側から水路へ下りて渡ります。


 水路の上流方向です。増水時の洪水対策用なのかな?


 転石をばらしたあとですね。


 たか爺は行きに大失敗…。この水路の中のほうが歩きやすいかと思っちゃって…。


 土塩層の近くまで歩いていったら上り口がなくて、この枯草の中を藪漕ぎする破目となりました…。


 これは帰りに撮ったものですが、先の杭の左側を下りて斜め向かい側のここから上るのが近道ですね。上りやすい場所ならどこでもOKですけれども。


 上ると水路に沿ってこんな獣道ならぬ化石採集者の道が!? あとは道なりで土塩層の近くまで行けるので、助かりますねぇ~。奥に見える荒川右岸の竹林が目印ですよ。


 カワウやカモさんたちです。


 荒川左岸の土塩層に無事到着しました!


 昨年より川の水位は高いかな。


 とりあえず、これぐらい地層が露出していれば開催できそうです。


 目印となる対岸の竹林も入れて。



 今から1.000万年ほど前の地層になります。


 この大きな穴は? また巨大な古代ザメ、カルカロドン・メガロドンの歯でも出たのかな!?


 葉っぱの化石に。


 木の枝あたり。



 カワヤナギ系の花ですね。


 帰ります。万が一この道が見つからなかった場合は、ユーディケー深谷工場を目印にしてください。藪漕ぎする破目になっても、迷子になることはありません!? 夏だとマムシやアシナガバチの巣に要注意ですけれどもねぇ…。


 ハリエンジュ(ニセアカシア)です。このあと対岸の鹿島古墳群まで。続く。

 本日は加須市大越昆虫館の「早春の昆虫・植物観察会」のお手伝いに。ワンダースクールからも2家族7名が参加してくれました。またお天気占いがハズレてよかったです!?

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里山体験プログラム「化石でワンダー探検隊」

2024年03月19日 | 化石でワンダー探検隊

photo by takajii

 3月10日(日)は、里山体験プログラム「化石でワンダー探検隊」で小鹿野町まで。


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 東京ではもう終わりの梅がまだきれいです。


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 「ようばけ」をバックにおがの化石館を。秩父での化石探しデビューしたい親子には一番のお勧めなので、またリンクしておきますね。ここを見学してからようばけへ向かえば、ハズレなし!?


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 山の神古墳にもお参りしておきました。


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 3家族10名が参加予定でしたが当日1家族がキャンセルとなり、参加者は2家族6名。日にちを間違えちゃったみたいです…。


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 例年どおり、まずはこれまで見つかった化石を見てもらってから出発しました。


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 移動中です。


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 ようばけですね。


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 解説板も見ておいてもらって。


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 上流側へと移動します。


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 ここから川原へ。


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 一応「探検隊」なもので!?


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 ここは簡単に渡れますね。


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 わかりにくいかと思いますが、上半分の細くて短いラインは幼魚の群です。


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 化石を含む地層の崖に到着!


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 早速見つけましたね。


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 日曜日ですが、他には誰も来ておりません!?


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 あとは例によってほぼ時間順に。


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 川原の転石です。


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 久々の上流側なので、たか爺は転石狙いの旅へ!? でも、成果のほうは…。ようやく見つかったカニの甲羅の部分ですね。下もカニの一部かな。


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 ナグラベンケイガニではなくムカシエンコウガニあたり? 本体はほとんど残っていませんでしたけど…。


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 これは化石探しではなく、石積み遊び!?


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 おにぎりを食べたあと、たか爺はまた旅に出てここまで。川の流れの真ん中あたりから撮ったようばけです。本当は右側の中州に渡れる場所がないか探していたのですが、見つかりませんでした…。アプローチが難しいこの中州は、宝の山になっているような気がするんだけどなぁ…。


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 13時頃からはお魚とりも始まりましたね。


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 かなり捕まっていた幼魚たちです。オイカワあたりでしょうか。


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 たか爺も今度は崖で。何だろう? 


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 この日見つかった化石です。


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 こちらも。


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 二枚貝が中心ですが、たか爺にはよくわからないものもあります。種名等を正確に知りたい方は、埼玉県立自然の博物館に預けると調べてもらえますよ。


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 これは化石ではありませんが、お気に入りが見つかってよかったですね。


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 これも化石ではありません。


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 クビキリギスです。


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 「口紅をひいたねずみ男」ですね!?

 本日は、坂戸市の北浅羽桜堤公園と寄居町の男衾自然公園までお花見に。明日は深谷市での「化石でワンダー探検隊」があるので、早く寝ておかないと。明日の朝、お天気占いが変わっていませんように!

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「化石でワンダー探検隊」事前調査で小鹿野町まで

2024年03月17日 | 化石でワンダー探検隊

 おがの化石館の駐車場から見た「ようばけ」です。
 3月7日(木)は、「化石でワンダー探検隊」の事前調査で小鹿野町まで。皆野寄居有料道路が延伸されて299号につながってから、わが家からは1時間半ぐらいで行けるようになって助かります。


 ようばけを入れておがの化石館も。



 駐車場に設置されている解説板と注意書きです。


オオカマキリの卵鞘

 縦横を間違えたわけではありませんからね!? 念のため。


オオイヌノフグリ改めホシノヒトミ


 赤平川へと下りる途中には雪が残っていました。


 木が伐られて見通しがよくなり、この位置からもようばけが見られるようになりましたね。


 これは正面から。


 こんな岩が対岸まで崩れ落ちてくるわけで…。


 赤平川の下流方向です。今年は水量が多くて、たか爺の長靴でも中州へは渡れそうもありませんでした。アプローチ可能なら、今年は何年かぶりに上流側を使うかな。


 上流方向はこんな感じ。でも、2019年の台風19号で流れが変わり、川岸沿いに上流側の川原まで移動できなくなりました。


 対岸にも雪が残っています。


キササゲ



 増えるわけだぁ~。川原だと風だけでなく、増水時には水流も利用出来ちゃいますよね!?


 いったん川原から上がってこちらも。


 竹藪になっていた場所もきれいになりました。廃墟となった謎のバンガロー村はそのままです。


 この道を上流方向へ。もうすでに「探検隊」気分でしょ!?


 知る人ぞ知る場所から竹藪こぎをして、ここから上流側の川原へ。


 上流側です。


 なぜかまたちょっと流れが変わったようで、ここなら難なく渡れるようになっていてラッキー!


 以前よく使っていた崖はさらに上流部まで続いています。


 中州でも転石を狙えますね。


 こういう場所は怖いけど…。


 崖を崩さなくても、下に転がっている欠片をよく見てみると、こういう化石はすぐに見つかると思います。


 崖の上は雑木林なので、「春のクワガタさがし」もできちゃうかも!? 道具は似たようなものだしね。


 ここはオニグルミだらけでした。


 ここで行き止まり。川の水量が少なければ崖沿いにさらに先までいけるんですけれどもね。


 さち婆はせっせと川原の菜の花摘みでした!? おいしかったです。


タネツケバナ


 振り返って下流方向を。


 このあたりは転石が多かったかな。


 流れ沿いを下流方向へ戻って。ここが渡れるとカニ化石も多いのですが、崖崩れが怖くてなぁ…。


 こんな滝はあったっけ!? たか爺の記憶にはないけど…。


 上流側から見たようばけです。


 コセンダングサも撮っておいてあげますか!? 転石探しの際の天敵ですけれども…。とりあえず、下流側は使えなくても、久々に上流側の崖や川原が使えそうなので良かったぁ~。

 本日の親子でワンダー「どこかで春が」は無事終了。午後は多聞院の雪割草も見てきたので、パソコンに取り込んだままの写真がどんどんたまっていきます。明日は「晴」で明後日は「曇」となると、明日もどこかへ出かけたくなっちゃいますよねぇ…。

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里山体験プログラム「化石でワンダー探検隊」

2023年04月30日 | 化石でワンダー探検隊

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 4月9日(日)は、里山体験プログラム「化石でワンダー探検隊」で小鹿野町です。たか爺たちは早く到着したので直前下見へ。


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 山の神古墳にもお詣りしておきました。
 

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 国指定天然記念物の「ようばけ」です。詳しくはジオパーク秩父をご参照ください。


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 「ようばけ」への立入や化石採集は禁止されているので、下流方向の中州と右岸を利用します。川の水の濁りもとれ、中州へも渡りやすくなっていてひと安心ですね。


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 ミヤマセセリ。


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 ツバメシジミ。


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 テングチョウ。


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 スジグロシロチョウ。
 チョウたちにも遊んでもらいましたよ。


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 アケビ。


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 フジバカマ。


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 こちらを管理されている方にもお会いすることができました。頑張ってください!


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 「化石でワンダー探検隊」は午前11時から。集合場所にてまずは配布資料の説明など。参加者は5家族18名です。


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 これまで採れた化石も見てもらいました。


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 出発します。せっかくなので「蝶を呼ぶ花壇」も見てもらって。


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 これは宮沢賢治と保阪嘉内の友情の歌碑の前にて。


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 「ようばけ」の解説板を見てもらっているところですね。


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 赤平川の川原へ下りて。


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 中州へ渡ります。


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 下流方向へ移動して、現地では作業場所や作業上の注意事項など。


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 これはさらに下流のほうから見た右岸と、流れの右側が中州になります。


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 あとは例によってほぼ時間順に載せておきますね。


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 たか爺が見つけたサンドボールです。


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 なぜこんなものができるのか改めて調べてみようかと思ったら、野球の「サンドボール」しか出てこなくて…。「化石」をプラスしても、10年以上前の自分のブログ記事ではどうにもなりません…。おがの化石館にサンドボールとして展示されていたことはわかりましたけれどもね!? 「ノジュール」と呼ばれているものだとしたら、中に化石が入っていたかも?


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 菜の花に来ていたミヤマセセリ。


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 川の生きものさがし中です。


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 たか爺が見つけた葉っぱは痕跡が中心で本体は…。


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 かなり下流まで行ってはみたのですが…。


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 振り返るとこのロケーションなので、化石は見つからなくてもまあいいかぁ~。


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 小さな二枚貝だらけでしたね。


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 葉っぱの化石は凸と凹!


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 薬莢ですねぇ…。多分猟師さんのものだと思いますが、鹿か猪でも撃ったのかな。


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 「ようばけ」をバックに菜の花を。


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 セリは摘みませんでしたけれどもね。


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 カワゲラはホソカワゲラ科までにしておきます…。


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 カニの化石はこの甲羅のみでした。


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 後半は川の生きものさがしが中心!?
 まあ、何でもありのワンダースクールなもので、化石でも虫でも川の生きものでもお好きなものを探してみてください。


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 ミヤマカワトンボのヤゴです。


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 ヌマエビsp.はカワリヌマエビ属かと…。


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 アブラハヤ。


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 ヒガシシマドジョウ。


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 ヘビトンボの幼虫。


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 とりあえず、見つかった生きものたちは見ておいてもらわないとね。


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 さち婆はこの日もいつの間にか摘んでいたようで、夕食にはオランダガラシ(クレソン)と菜の花が追加されておりました!?

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里山体験プログラム「化石でワンダー探検隊」

2023年04月10日 | 化石でワンダー探検隊

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 3月21日(火)は、里山体験プログラム「化石でワンダー探検隊」で深谷市の荒川河川敷へ。


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 集合場所の天神グラウンド脇の菜の花です。


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 桜の開花も始まっていました。


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 胴吹きですね。


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 土手のルピナス。


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 同じくハナニラです。


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 ベニシジミは花にとまってくれないと…。


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 まずは集合場所にて、これまで採れた化石を見ておいてもらいます。参加者は5家族17名。やはり関越道が渋滞していたようで、1家族は午後からの参加となりました。


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 約1.000万年前の土塩層が広がる場所へと移動します。


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 以前は大人の背丈以上の枯野原を藪漕ぎしないと辿り着けませんでしたが、河川改修工事で歩きやすくなりましたね。


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 でも、この水路に水が流れるようになると来年の開催は難しいかなぁ…。大雨の際の洪水対策用ならいいのですが。


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 土塩層に到着! 15分は歩くかな。


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 荒川の水位は事前調査の際よりも上がっていましたが、それほど水没していなくてよかったですね。


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 あとは例によって、ほぼ時間順に載せておきます。


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 木の葉や枝など。


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 木の実か何か?


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 化石じゃないけど、お腹がぱんぱんのハムシもご登場。コガタルリハムシかな。


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 この二枚貝はツキガイあたり?


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 これは?


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 木の葉です。


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 葉脈もはっきりしていますね。


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 木の枝あたりかな。


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 二枚貝の凸と凹。


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 二枚貝2種。


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 そうそう、午前中だけの参加だったこの子たちは今回にて卒業です。さびしくなりますが、うれしいお手紙やかわいいPOST CARDをありがとう! ママからも素敵なお手紙とおいしいお煎餅をいただいてしまいました。ご家族で遊ぶのに忙しくなってくれたようで、これぞワンダースクール冥利につきるというものでございます。そのうちどこかのフィールドでまた会いそうだけど!?


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 これにて午前中の土塩層は終了。とりあえず、二枚貝中心に何かしら出てはくるということで!?


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 午後は荒川右岸の下流側へと移動して、鹿島古墳公園でお弁当タイム。この子は早速チョウを追いかけておりました。


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 土塩層より上の約800万年前の楊井層へはここから。こちらは土塩層よりも近くて歩きやすい道です。


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 堰の前に出て。


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 下流側の川原へと下ります。


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 物好きな人が歩く道を通って。


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 楊井層です。


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 あとは例によって。


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 楊井層は植物化石が中心。


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 二枚貝も出てきますけどね。


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 メタセコイアです。


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 なかなか様になっておりました!?
 ちょっとハードなタイムスケジュールになってしまうので、来年度からは土塩層と楊井層とに分けて、午前中のみ2時間コースにしたほうがいいかもしれませんね。

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里山体験プログラム「化石でワンダー探検隊」

2023年03月27日 | 化石でワンダー探検隊

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 3月12日(日)は里山体験プログラム「化石でワンダー探検隊」で小鹿野町へ。集合場所のおがの化石館駐車場にて配布資料の説明からスタートです。


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 参加者は5家族12名。これまで見つかった化石も見てもらいました。


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 移動して赤平川の川原へと下ります。


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 「ようばけ」の解説中かな。


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 この前にちゃんとした解説板を見てもらっているので、国指定天然記念物なので立入や化石採集は禁止とか、そんなことよりもいつ落石があるかわからない危険な場所だとかの話が中心ですね。


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 ようばけです。


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 今年も川の水は少ないので中州へと渡り、下流側へと移動します。


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 あらっ!?


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 ここも渡って。


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 このあたりでいいかな。


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 あとは根気と運次第!?


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 川原にはテングチョウが多かったですね。


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 この卵鞘は、コカマキリじゃなくてウスバカマキリなのかな?


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 小さな二枚貝の化石は凸と凹。


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 あとは例によってほぼ時間順に載せておきます。


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 たか爺はさらに下流部へと移動。


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 ようばけのほうを振り返るとこんな感じです。残念ながら、お宝の岩は見つからなかったけど…。


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 こちらの親子は現生の魚とりからスタート!?


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 これも現生のハムシだなぁ…。


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 これは何が見つかったときだったか…。


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 甲羅だけじゃないカニ狙いのたか爺も今回はノーヒット…。


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 小さな二枚貝しか見つかりませんでした。


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 現生のクビキリギスもご登場!? これから出会う機会も増えるかな。


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 こちらでも魚とりが始まって。


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 カマツカの幼魚です。


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 こちらの親子が捕まえておりました。


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 あとはアブラハヤかオイカワの幼魚たちでした。


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 ヒガシシマドジョウも。


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 モンカゲロウの幼虫です。


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 シロタニガワカゲロウの幼虫ですね。


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 これはお手上げ…。マダラカゲロウsp.の幼虫かと思いますが。


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 ダビドサナエのヤゴかな。


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 ミヤマカワトンボのヤゴです。


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 水生昆虫の観察中ですね。


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 13時半には再集合してもらって。


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 今回はこれが一番気になるところです。魚類の歯っぽいけれども何だろう? 長瀞の自然の博物館に預ければ調べてくれると思いますけど。


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 今回はめずらしくカニが見つからなかったなぁと思っていたら、なんと再集合場所の足元に…。まあ、気がついていないだけで、人生のお宝も実は足元に転がっているものなのかもね!?


photo by sachibaa

 この子が見つけておりました。
 小鹿野町での「化石でワンダー探検隊」は4月にも開催予定です。今度は久々に上流方向を使いたいのですが、川が渡れるかどうかですね。

 本日は、週末の親子でワンダー「春の生きものさがし」の事前調査で秋ヶ瀬公園へ。ついでにさくら草公園の満開の桜と田島ヶ原サクラソウ自生地のサクラソウも見てまいりました。明日は里山体験プログラム「春の風布川」の事前調査の予定。当然まっすぐ帰っては来ないでしょうねぇ…。このブログもすでに2週間以上遅れておりますが、パソコンに取り込んだまままだ見てもいない写真はたまる一方でございます…。

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「化石でワンダー探検隊」事前調査

2023年03月19日 | 化石でワンダー探検隊

 3月7日(火)は、里山体験プログラム「化石でワンダー探検隊」の事前調査で小鹿野町へ。おがの化石館の駐車場の梅です。



 当日も快晴だといいですね。


 毎年載せていますが、大正5年に地質巡検で秩父を訪れた宮沢賢治と保阪嘉内の友情の歌碑でございます。


 おがの化石館の駐車場からようばけへの途中にはきれいな公衆トイレもあります。この際だからついでに書いておくと、観光に力を入れている小鹿野町や越生町は公衆トイレも整備されていてGood! 寄居町はBadかな!?


 ようばけです。


 この解説板も毎年載せております…。


 テングチョウもお目覚めでけっこう見かけましたが、写真はなかなか撮らせてもらえなくて…。ミヤマセセリの姿はまだ見当たりませんでした。


 ようばけの上流方向。


 下流方向です。



 今年も中州へ渡れそうでよかったですね。


 これは何だろう?


 何か調査でもするのかな?


 菜の花の蕾はさち婆がせっせと摘んでおりました。


 摘みたてだとやっぱりおいしいし、川原のものはいくら摘んでもOKなもので。


 ここでは魚とりや水生昆虫探しもできそうです。


 ツチイナゴもお目覚めですね。


 ここには幼魚たちが群れていました。昨年捕まっていたオイカワかアブラハヤあたりかな。


 宝の山は健在!?


 こんな小さな二枚貝の化石は、誰かが割った砂岩のかけらを見ていくだけでも見つかると思います。


 今回は下流側の中州を使う予定ですが、以前利用していた上流側の様子も見てきました。


 シカかイノシシ用かな。


 オオアラセイトウです。


 ちょっとすごいことになっていましたが…。


 流れがまた少し変わったようで、昔使っていた場所へも行けるようになっていましたね。



 小鹿野での「化石でワンダー探検隊」は4月にも開催するので、その際は久しぶりにこっちを使ってもいいかな?


 二枚貝です。


 これは駐車場への帰り道。


 まだ食べてみたことはないけれども、おいしそうなお豆腐屋さんのフクジュソウです。このあと、例年通り節分草園まで足を伸ばしました。続く。

 本日の午前中は秋ヶ瀬公園にて親子でワンダー「どこかで春が」。そのあと田島ヶ原サクラソウ自生地と多聞院へも。日曜なので時間をずらしたにもかかわらず、金山緑地公園の駐車場は満車で残念…。明日は寄居までカタクリを見に行ってみる予定でいますが、金山緑地公園経由で所沢ICから関越道かな。
 写真はどんどんたまる一方でもう追いつきません…。来週は水曜あたりから雨が続きそうな予報なので、ブログへのアップが3週遅れとならないよう、せっせと整理に励む予定でおります…。

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里山体験プログラム「化石でワンダー探検隊」

2022年04月23日 | 化石でワンダー探検隊

photo by takajii

 4月10日(日)は「化石でワンダー探検隊」で小鹿野町へ。赤平川の下流側から見た「ようばけ」(太陽の当たる崖)です。今回も下流側の中州にて約1.500万年前の化石を探してみてもらいました。


photo by sachibaa

 参加者は11家族32名。集合場所のおがの化石館の駐車場にて、まずは配布資料の説明から。


 配布資料の原典も載せておきます。


 団体で開催するにはどうしても限られた場所となってしまいますが、他の場所でも化石を探してみたい方にはお勧めです! 他県版もありますよ。ただし、実際に行ってみないと現在の状況はわかりませんけれどもねぇ…。


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 これまで見つかった化石も見ておいてもらいました。


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 利用させてもらう公衆トイレ経由にてようばけの前へ。


photo by sachibaa

 解説板も見ておいてもらいました。


photo by sachibaa

photo by takajii

 赤平川の川原に下りて中州へと渡ります。


photo by sachibaa

 暑い日になったので、子どもたちは長靴よりもウォーターシューズのほうが正解でしたね。


photo by sachibaa

 現地にて作業してもいい範囲と作業上の注意事項など。「古秩父湾堆積層及び海棲哺乳類化石群」として国指定天然記念物となっているようばけ内は立入禁止で、化石の採集も禁止されています。というより、いつ落石があるかわからない危険地帯ですからねぇ…。


photo by sachibaa

 あとは例によって、この日の様子をほぼ時間順に載せておきます。


photo by sachibaa

 川原の石ではなく、こんな砂岩や泥岩の転石を割ってみてください。


photo by sachibaa

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photo by takajii

 大昔の海の生きものの化石だけではなく、今この川で生きている生きものたちも探してみてください。狙うポイントはばっちりですね!?


photo by takajii

 と思って見ていたら、この子はなんと!


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 大昔のほうのカニの化石を見つけておりました。


photo by sachibaa

 奥に渡るとお宝の山があるのですが、ここまで来ていたご家族は意外と少なかったかも。


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 さらに奥まで歩くとはさみばけ。たか爺もまだ見にいったことはありません。


photo by takajii

 たか爺の大好きなロケーションです。


photo by takajii

 シカの足跡ですね。


photo by sachibaa

 お宝の山には2家族のみ!?


photo by sachibaa

 普通に川虫を付けて流せば、オイカワやアブラハヤあたりが釣れるとは思うのですが…。


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 二枚貝。上の粒々した部分は何だろう?


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 ようばけの上流側です。


photo by takajii

 崖笑う季節となりました!?


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 何が捕まったのかな?


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 頭が黒いヘビトンボの幼虫は、頭楯が黒いのでタイリククロスジヘビトンボだと思います。黄白色だとヤマトクロスジヘビトンボになりますね。


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 これはとても小さなサワガニでした。


photo by takajii

 ダビドサナエのヤゴです。写真は撮っていませんでしたが、今年羽化するサイズのコオニヤンマのヤゴを見つけていたパパもいました。フタオカゲロウ属の幼虫やあやしいエビたちはうじゃうじゃと…。ヒガシシマドジョウも何匹か捕まっていました。


photo by sachibaa

 何だかとても気持ちよさそうですねぇ~。


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 そういえば、たか爺は化石探しの写真を撮っていなかったのかぁ…。


photo by takajii

 最後にそれらしき写真を!?


photo by takajii

 カニですね。これ以下は、宝の山にて大当たりだったパパが見つけていた化石です。


photo by takajii

 これもカニ。ナグラベンケイガニやムカシエンコウガニで有名な場所ですが、まあカニはカニということで!?


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 二枚貝。


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 炭化した植物です。


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 葉っぱですね。


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 このパパが捕まえていたのはオイカワでした。


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 「サンドボール」としておがの化石館にも展示されているものです。でも、化石じゃないからなぁと思っていたら、先ほど改めて「ノジュール」で検索してみてビックリ! 生きものの成分が地層の中にしみだして、海水のカルシウムと化学反応を起こして炭酸カルシウムに変わり、地層を固めて硬くなったもののようです。なので、割ってみたら中から化石が出てくることもあるんだってさぁ~。


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 再集合してもらって。


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 みんなどんな化石を見つけたか、シェアリングタイムです。


photo by sachibaa

 この子もカニを見つけていました。


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 これも二枚貝? ユキノアシタガイ系とか?


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 ここからは解散後。あとは子どもたちの気が済むまでどうぞ!?


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 こちらは生きものさがしを続行中です。


photo by sachibaa

 遊んでくれた生きものたちをリリース中かな。


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 さて、帰りましょうか。


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 またよろしく! ぜひまたご家族でもお出かけください。皆野寄居有料道路が皆野秩父バイパスへとつながって国道299号の上蒔田交差点まで行けるようになったので、小鹿野町も近くなりましたからね。

 本日は弟夫婦が母の面会に行ってくれました。帰りにわが家へリフォーム祝も!? ありがとねぇ~。

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化石でワンダー探検隊~楊井層~

2022年04月03日 | 化石でワンダー探検隊

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 3月21日(月)の里山体験プログラム「化石でワンダー探検隊」の午後の部です。
 

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 土塩層での化石探しのあと駐車場所まで戻って、各自の車で対岸の鹿島古墳公園の駐車場へと移動ですね。


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 たか爺たちは、まずは鹿島古墳公園の早咲きの桜を楽しませていただきました。


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 ここから出発します。


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 5分ほどで堰へ出て。


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 下流側の川原へ下ります。


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「化石林」として有名な約800万年前の楊井層へは、土塩層よりも簡単にたどり着けますよ。


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 樹幹の化石を観察中かな。


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 さっそく葉っぱの化石を見つけていた子ですね。


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 あとは例によってほぼ時間順に載せておきます。


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 メタセコイアの仲間の葉っぱの化石ですね。


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「生きている化石」と言われているメタセコイアですが、これは本物の化石です!?


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 フウの仲間の葉っぱも出てくるそうですが、ワンダースクールではまだはっきりと分かる形では見つかっておりません。


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 実際の作業時間は1時間弱ずつなのでかなりタイトなタイムスケジュールとなってしまいますが、たか爺としては荒川左岸の約1.000万年前の土塩層と右岸の約800万年前の楊井層の場所とアプローチルートを覚えておいてもらって、もしこれをきっかけに化石や地学に興味を持った子がいたら、あとはいつでもご家族で楽しんでもらえたらいいかなぁという感じです。まあ、「化石でワンダー探検隊」に限った話ではありませんけれどもね。
 とりあえずこの日にて、ワンダースクール第22期2021年度も無事終了! この2年間はコロナで年間予定の半分も開催できていませんが、続けられただけでも良しとしております。
 本日の「春の風布川」は途中から雨に降られて流れ解散となってしまいましたが、今年度初の土日のワンダースクールも無事終了。帰宅後は2Fへの最後のお引越作業です。明日は昼まで寝ていたいところなのですが、いよいよ1Fのリフォーム工事が始まるのでどうなりますかねぇ…。

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化石でワンダー探検隊~土塩層~

2022年04月02日 | 化石でワンダー探検隊

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 3月21日(月)は、里山体験プログラム「化石でワンダー探検隊」で深谷市の荒川河川敷まで。


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 定員20名のところ参加者は9家族26名。キャンセル待ちは0になってよかったですね。


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 まずは集合場所の川本天神グラウンドの駐車場にて配布資料の説明を。


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 これまで見つかった化石も見ておいてもらいました。


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 河川敷に下りて、約1.000万年前の土塩層へ向かって出発します。


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 20分ほどで到着。遅れていたご家族を待っているところかな。


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 土塩層へ下りて作業上の注意事項のあと、1時間ほど化石を探してみてもらいました。


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 以下、例によって作業の様子を時間順にダダぁ~っと載せておきます。


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 炭化した本体はだいぶはがれてしまっていますが、葉っぱとわかりやすいかな。

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 二枚貝ですね。


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 これは何だろう?


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 午前の部はここにて解散。お弁当はここで食べてもらっても、午後の部の集合場所へ移動してから食べてもらってもOKです。午後の部へと続く。

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「化石でワンダー探検隊」事前調査

2022年03月31日 | 化石でワンダー探検隊

 3月17日(木)は、21日(月)の里山体験プログラム「化石でワンダー探検隊」の事前調査で深谷市まで。まずは荒川左岸の土塩層から。


 集合場所の川本天神グラウンドの桜はまだですが、菜の花がきれいでしたね。


 さち婆はせっせと蕾を摘んで帰って辛し和えにしておりました。


 川原に下りて。「化石でワンダー探検隊」の記事は意外と検索されているようなので、今回は初めて行ってみたい方にも役立つように土塩層までの景色も載せておきます。


 以前は大人の背丈まであるブッシュを抜けて、石ころだらけの川原を歩かないと辿りつけませんでしたが、今年は視界も開け、小砂利の道を歩けばOK!


 どなたかが付けてくれた目印かな。この先にもありました。昔は足元の石に矢印が書かれていたり、柳の木にテープが巻かれていて、それを頼りにようやく辿りつく感じだったので、ずいぶん楽になりましたねぇ~。



 奥の石ころだらけの場所を歩かなくても、堤のようになった場所の上を歩いていけます。




 カワヤナギになるのかな? よくわかりません…。


 土塩層に到着! 大人だと川本天神グラウンドの駐車場から下流方向へ15分ぐらいです。


 対岸の竹やぶを目指して歩けば、迷うことはないと思いますよ。


 集まっていた鴨さんはカルガモたちでした。


 川岸に広がる土塩層です。


 誰かが崩したあとは宝の山!?


 炭化した植物の化石はすぐに見つかります。


 さち婆が見つけていた葉っぱの化石です。


 二枚貝ですね。


 車で対岸の鹿島古墳群へと移動して、ここから荒川右岸の楊井層へ。


 こんな道を5分ほど歩くと。


 大きな堰へ出ます。


 上流方向です。


 樹幹の化石ですね。


 カワウが3羽。


 頭が白くなったもう1羽は、婚姻色になりかけているのかな。


 コハクチョウも2羽いて。


 1羽は「33」の足環付きでした。



 もう1羽のほうです。



 カワウたちをバックに。


 堰より下流方向です。



 川原へ下りて。


 オオアラセイトウですね。



 露出した地層狙いか転石を狙うか、今年はどっちがあたるでしょうか?



 樹幹の化石はいくらでも見られますが、一目で葉っぱとわかる化石が見つかるといいですね。


 帰り道にはノカンゾウ畑も!? 菜の花の辛し和えだけでなく、ノカンゾウのおひたしも夕食に追加されましたとさ。続く。

 昨日はスポーツ安全保険のインターネット加入依頼システムの仕様が改悪されていて、ひどい目にあいましたねぇ…。会員IDの入力欄がわかりにくかったり、パスワードも変更しなければならず桁数も変わっていてログインにてこずり、開いたと思ったら今度は加入手続きへと進めない…。なんとパソコンの画面だと広げて見ないと一覧が出てこないようで…。昨年の名簿利用で退会者のチェックをはずしたり、年齢を確認したりする作業を終えてから新規会員の追加入力をしようとしたら、今度はなんと時間切れ? 勝手にログアウトしちゃっているし…。内容は保存されていてよかったぁ…。こんなに面倒になっちゃうと加入者が減って、保険料値上げなんていうことになりませんように!

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里山体験プログラム「化石でワンダー探検隊」

2022年03月26日 | 化石でワンダー探検隊

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 3月13日(日)は里山体験プログラム「化石でワンダー探検隊」で小鹿野町へ。集合場所のおがの化石館駐車場から見たようばけです。


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 早く到着されたご家族は先におがの化石館を見学。屋外展示の貝の密集層ですね。


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 まずは配布資料の説明から。


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 これまで見つかった化石も見ておいてもらいました。


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 年間予約は9家族で締めきりキャンセル待ちも5家族でしたが、実際の参加者は3家族11名に激減…。お天気にも恵まれたので、ちょっともったいなかったなぁ…。


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 移動して、ようばけの解説板にて。


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 川原に下りてようばけの見学中です。


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 広い中州へ渡ります。


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 現地では作業上の注意事項など。


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 あとはひたすら化石探しですね。まあ、何事も根気と運次第!?


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 以下、例によって親子での化石探しの様子をほぼ時間順に載せておきます。


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 炭化した植物です。


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 同上ですが、?なものも入っていますね。


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 こちらの親子は?


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 カニぃ~!


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 小さな二枚貝です。


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 下流側から見たようばけ方向。これから新緑もきれいな季節になりますね。


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 たか爺は化石よりもこのローケーションが大好きでなぁ~。


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 二枚貝です。


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 今年は流れとつながっていましたが、昨年は水たまりとなって魚たちが群れていた場所ですね。


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 昔の生きものの痕跡だけじゃなくて、今ここで生きている生きものたちも捕まえてみますか!?
 

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 ヒガシシマドジョウです。


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 オイカワとアブラハヤかな。


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 エビはなぁ…。


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 ずっと西日本はヌマエビ、東日本はヌカエビのレベルのままでいたら、埼玉県ではシナヌマエビなどの外来種のカワリヌマエビ属のほうが圧倒的に増えているようです…。


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 ミヤマカワトンボのヤゴはけっこう見つかっていました。


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 ダビドサナエのヤゴも。


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 やたらと多かったカゲロウの幼虫たちはナミフタオカゲロウとしたいところですが、幼虫の段階ではナミ・オオ・ヨシノの区別はできないという記述を見たことがあるので、フタオカゲロウ属までにしておきます。亜成虫になると翅に斑紋がない点で確定できるそうです。4月に羽化したものが見つかったら、確かめてみたいところですね。


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 ニンギョウトビケラの巣かと思いますが、サイズ的にどうなのかなぁ…。


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 再集合してもらって。


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 見つかった化石を並べて見てもらいました。


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 やはりカニと二枚貝が中心でしたね。


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 小鹿野町での「化石でワンダー探検隊」は4月にも開催。またいろいろと見つかるといいですね。 
 最後に、引っ越されて今年度で卒業となるご家族からはおいしいお菓子、参加頻度の高かった子からはお手紙もいただいてしまって、ありがとうございます。さびしくなりますが、長い間ご参加いただきましてありがとうございました。

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「化石でワンダー探検隊」事前調査

2022年03月15日 | 化石でワンダー探検隊

 3月7日(月)は「化石でワンダー探検隊」の事前調査で小鹿野町まで。


 おがの化石館の駐車場から見たようばけです。


 ようばけをバックにパレオパラドキシアも。小鹿野町でも化石が見つかっている約1.500万年前の海獣で、カバじゃないからねぇ…。


 駐車場の梅の開花はまだこの程度で、東京より遅いです。


 宮沢賢治・保阪嘉内友情の歌碑もようばけをバックに。


 これは本当にそうなので要注意ですねぇ…。


 これも毎年載せておりますが、こういう解説板があるとたか爺が説明する必要もないので大歓迎です!?


 工事中でしたが、当然日曜はお休みとのことで問題はなし。なんとようばけの途中に生えている木を伐採して下に降ろし、チェーンソーでさらに短く切断して運び出しているようでした。


 ようばけです。かなり上のほうで2名が作業中でしたが、どこにいるのかわかりませんよね? 高所恐怖症のたか爺には無理ぃ…。


 ようばけの上流方向。


 今年も利用する予定の下流方向の川原です。


 さらに下流方向へ少し歩いてみます。


 ここは小魚や水生昆虫の宝庫かも!?


 いい感じですねぇ~。


 宝の山かも!?


 二枚貝です。


 カニかな?


 炭化した植物ですね。
 いずれもどなたかが割ったあとの岩から見つかりました。マニアの方はいい状態の化石しか持ち帰らないし、初めての方は化石を化石として認識できていなかったりするもので。


 当日はここまで来ないと思いますが、さらに下流方向の様子も。


 このローケーション、最高だよなぁ~。


 ご家族で化石探しに行く際には、この先のはさみばけまで行ってみてもいいかもしれませんね。


 ワサビは収穫したかったのですが、ちょっと手が届く場所ではなかったもので…。


 下流側からようばけ方向を振り返って。


 鹿の足跡です。


 川原の花はタネツケバナぐらいでしたけれどもねぇ…。


 当日は通らない道の脇ですが…。


 昔「化石でワンダー探検隊」で使っていた場所ですね。台風19号の被害で流れが変わってしまいましたが、この日ぐらいの深さなら渡れるかも!?


 上流側から見たようばけです。


 これは駐車場へと戻る途中、お豆腐屋さんの庭に咲いていたフクジュソウですね。例年通りこのあと節分草園へ。続く。

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