たか爺のワンダースクール通信

「センス・オブ・ワンダー」をキーワードにした野遊び教室「自然体感塾ワンダースクール」の活動記録とお花中心のブログです。

鹿沢園地にて

2024年11月12日 | 湯の丸・鹿沢高原など

 10月26日(土)の鹿沢高原の最終回です。


 鹿沢園地入口のいこい橋から湯尻川を。


 鹿沢インフォメーションセンター向かい側のハウチワカエデですね。


 キャンプ場では「嬬恋ほくほくマルシェ」開催中。





 紅葉狩りも楽しめました。





ズミ



 昼食は車内にて。セブンのおにぎりとマルシェで購入した具沢山のトマトスープです。


 昼食後、ちょっとだけ野草園へも。


 今はススキ野原ですね。



ツタウルシ


ヤマトリカブト


 水車の前は鹿に食べられています…。


メタカラコウ


マルバダケブキ


ヤマトリカブト

 花もまだ残っていました。



ハウチワカエデ


 では、鹿沢インフォメーションセンターへ。
 13時半から16時半まで、上信越高原国立公園 鹿沢万座パークボランティアの「秋の意見交換会」に出席。4月の総会、5~9月の「植物相調査」と毎月1回は通い続けてきましたが、今年度はこれにて終了です。たか爺としては、来年度こそ鹿の食べない「野草園」への電気柵の設置を切に望むところですね!? そのあと植物相がどう回復していくものか見てみたいところですが、それまで生きていられるかなぁ…。
 本当はもう1泊したかったところですが、翌日はNACOT「野川わくわく観察会」の下見に参加予定だったので、終了後すぐに帰途につきました。おしまい。


 これは小諸ICの近くまで下りて来て。
 でも、周りは真っ暗な夜の上信越道は怖かったぁ…。何だか異空間の中を100㎞で走っている感じ!? しかも、関越道は事故か何かで大渋滞。嵐山小川ICから下道を利用しても、帰宅は21時となりました。疲れたぁ…。

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たまだれの滝

2024年11月11日 | 湯の丸・鹿沢高原など

たまだれの滝

 10月26日(土)の鹿沢高原の続きです。落差5mと言われている小さな滝ですが、とても心癒される場所ですね。 


 地蔵峠から鹿沢園地へと向かう途中にあって、駐車場からも近いので、ついつい立ち寄ってしまいます。


 まずはりんどう橋の上から湯尻川の上流方向を。


 下流方向です。


 橋を渡って奥の坂道を上ると、滝はすぐそこですね。


 肺気腫のたか爺でもまだ大丈夫な坂道でございます!?


 駐車場から滝まで5分とかかりません。


 到着です。


 まずは正面から。


 振り返るとこんな感じ。



 アングルを変えて左から。


 この日は12-40㎜ F2.8 PRO使用なので、広く撮ってからズームしてみたいな撮り方になっちゃいますね。


 今まで気づかなかったけれども、こんな所にも小さな滝が!?


 今度は右から。




 下に戻ります。


 たまにはりんどう橋も入れて。


 これも橋?



 駐車場のハウチワカエデです。


 ちょっと下流方向へも歩いて紅葉狩りですね。


 これは駐車場のほうを振り返って。







テンナンショウ属

 葉っぱは鹿が食べたのかな? バイケイソウやヤマトリカブトは食べていますからね!?


ウラナミシジミ

 ポツンと一輪だけ咲いていたセイヨウタンポポに来ていました。


ハネナガフキバッタ


ヒロバネヒナバッタ

 陽だまりではバッタたちもまだ元気です。


 駐車場まで戻ってきました。そろそろ鹿沢園地へと向かいましょうかね。続く。

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鹿沢高原へ

2024年11月10日 | 湯の丸・鹿沢高原など

 10月26日(土)は、鹿沢万座パークボランティア「秋の意見交換会」に出席。でも、13時半からなので、それまでは鹿沢高原にて紅葉狩りです。


 「紅葉」とは言っても、ここは黄葉。地蔵峠から嬬恋村のほうへ少し下ったあたりですね。


 レンゲツツジスポットの前から反対側を。


 桟敷山登山口の駐車場にも車を停めて。


 少しだけ林道を歩いてみます。




ズミ


 あらっ!? 最近のものと思われるこちらは?


 てっきりツキノワグマの爪痕かと思って、思わずあたりを見回しちゃいましたよ…。でも、時期も違うし針葉樹でもないし?


 パークボランティアのメーリングリストで聞いてみたら、これもニホンジカかぁ…。爪痕ではなく歯形だったんですね。頼むからせんべい平のヨツバヒヨドリだけは食べないでくれぇ…。


 たまだれの滝へと向かう途中からは紅葉も。








 湯尻川です。



 今回はこんなところで。続く。

 本日のアートを楽しむ観察会「オギのトトロやフクロウ作り」は無事終了。午後は、来週末の事前調査で秋ヶ瀬公園のこどもの森もざっと見てきましたが、トウカエデ、ナンキンハゼ、モミジバフウなどの紅葉はまだでした。親子でワンダー「木の実草の実葉っぱのフレディ」までに、もう少し色づいてくれるといいですね。

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海野宿にて

2024年11月09日 | 湯の丸・鹿沢高原など

海野宿

 10月25日(金)の最終回です。さち婆のご指示で布引観音の次はお隣東御市の海野宿へ。
 信州とうみ観光協会のホームページによると、「海野宿は寛永2年(1625)に北国街道の宿駅として開設されました。北国街道は、中山道と北陸道を結ぶ重要な街道でした。佐渡で採れた金の輸送、北陸の諸大名の参勤交代のほか、江戸との交通も頻繁で善光寺への参詣客も多くありました。寛保2年の大洪水によって隣接する田中宿が被害を受け、本陣が海野宿へ移されてからは、伝馬屋敷59軒、旅籠23軒と、たいへんな賑わいを呈していました。明治に入り宿場機能が失われてからは、養蚕の村へと移り変わりました」。「伝統的な家並みが現在まで保存されていることから、昭和61年には『日本の道百選』に、62年には『重要伝統的建造物群保存地区』に選定を受けています」とのこと。


 わかりにくい場所でしたが、駐車場があったので車を停めてちょっと歩くとこちらへ到着。
 


 白鳥神社の境内にあった立派なケヤキです。


 なるほどねぇ~。


 横から入ってしまって大変失礼いたしました…。こちらが正面ですね。


 海野宿は白鳥神社のすぐ横から始まっています。




 もう16時近くなので暗くて、明るさを調整してもこんなところ…。モノクロ写真みたいです。


 これはあえてモノクロのフィルターをかけてみました。上と大して変わりませんよね!?


 下校中の小学生も入れて。


なつかしの 玩具展示館


 そうか、400年かぁ~。



古本カフェ のらっぽ


 海野宿の解説板です。


 海野宿街道案内も。


 カラスは上から落とした木の実か何かをくわえておりました!?


 元気な小学生たちも入れて。


 大した距離ではないので、端まで歩いて振り返ったところだったかな。


 用水をメインに。


 戻ります。








卯建と気抜き



 解説板もありました。
 先のホームページによると、「『本うだつ』は江戸時代のもの、『袖うだつ』は明治時代のものです。どちらも富裕な家でなければできるものではありませんでした。このようなところから『うだつがあがらぬ』という言葉も生れています」。「『気抜き』は明治時代の蚕室造りの象徴です」とのこと。


海野宿資料館



そば処 かじや


 今度またゆっくり歩いてみたい場所でしたね。



 千曲川沿いのススキです。



 最後にまた海野宿の産土神の白鳥神社を。このあと小諸市の宿へと向かいました。翌日の鹿沢高原へと続く。

 本日はおこもりしてオギの穂の整理と、明日のアートを楽しむ観察会「オギのトトロやフクロウ作り」の準備完了。お天気もどうにかもちそうかな。

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布引観音は二段滝まで

2024年11月08日 | 湯の丸・鹿沢高原など

 10月25日(金)は小諸城址のあと、次はさち婆に言われるがまま布引観音へ。


 でも、石段を20分も登るなんて肺気腫のたか爺には無理ぃ…。上ったら下りてこないといけないわけだしね。


千曲川

 さち婆を見送ってから、とりあえずはこちらへ。


 残念ながら、川原へは下りられませんでしたけど…。



コシロノセンダングサ


 アルミアート花器って? ちょっと覗いて来ればよかったですね。


クサギ


 さち婆が戻ってくるまで最短でも40分はあるし、どんな感じの場所なのか途中まで登ってみますか!?



 と、いうことです。


 なんか怖いんだけど…。


 頼みますよ。


布引二段滝





シラヤマギク


 こんな石段がまだ続くけど、早くも息切れがひどくなってきました…。


 この辺でカエルほうがよさそうですね!?




 そういう場所だったのかぁ~。さち婆も戻ってきたので、さてお次はどちらへまいりましょうか? 続く。

 本日はちょこっと彩湖・道満グリーンパークまで。オギの穂集めです。明日整理の予定。
 なんと明日の「つたえ農場の収穫祭」は、先方が勘違いされちゃっていて明後日に変更されてしまっておりました…。たか爺は「オギのトトロやフクロウ作り」があって無理ぃ…。楽しみにしていたんだけどなぁ…。こんなこともあるんですね。

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大手門公園にて

2024年11月07日 | 湯の丸・鹿沢高原など

アワコガネギク

 10月25日(金)の小諸城址の続きです。


三の門

 懐古園を出てこの門をくぐり大手門公園へ。肝心の大手門は見てこなかったけど…。


 この地下道を通ります。


 城下町っぽいかな!?


 大手門公園内の停車場ガーデンではクマさんがお出迎えです。まずは小諸市観光案内所がある駅のほうへ。


 小諸駅の改札口の前では、お野菜や果物などを売っていました。


 停車場ガーデンへと戻ります。


コウリンタンポポ


しなの鉄道


 ここにもクマさんたちがいましたね。



 桜の紅葉です。



 ダリアも少々。


 トチノキですね。


マツムシソウ


リンドウ



アケボノフウロ

 以上3種は、大手門公園のこじんまりとした浅間山麓野草園にて。


オオケタデ


ヒメアカタテハ


本陣主屋

 パンフレットによると、「小諸宿本陣の大名の宿泊所を移築復元したレストラン」とのこと。


キムネクマバチ

 もう元気がなかったけど…。


 JR小海線は小諸どまりなので、これもしなの鉄道なのかな?



 ネコバスも停車中でしたね!?

 本日は立冬で木枯らし1号まで吹いちゃって…。オギの穂集めはパスしておこもりです。10月20日に頂いてきたオオスズメバチの雄蜂たちも次々と☆になり、残りは7頭。今年は「みかん狩りと紅葉でアート」までもたないかなぁ…。

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小諸城址懐古園へ

2024年11月06日 | 湯の丸・鹿沢高原など

 10月26日(土)に上信越高原国立公園 鹿沢万座パークボランティアの意見交換会があったため、25日(金)は小諸に前泊です。渋滞する土曜日の関越道下りはあまり走りたくないないもので…。


 湯の丸・鹿沢高原へ行くために上信越道の小諸ICはよく利用していたものの、いつも素通りするだけだったので、まずは小諸城址懐古園へ。


番所跡


 紅葉も始まっていました。


 見頃はまだこれからですけれどもね。


懐古神社


山城館

 お昼は懐古園内のこちらを選んで大正解!


 何だかひんやりしていたので温かいきのこそばにしましたが、今度はお勧めの冷し出汁そばを食べてみたいです。パークボランティアの総会がある来年の4月には食べられるかな!?






 あらっ!? ヤマツツジ?


 ここはまだ紅葉していませんでしたが…。


ヤクシソウ


天守閣跡



セイヨウタンポポ

 まあ、わざわざここで撮っておく花でもないけど!?


 天守台からの眺めです。


 馬場では「東信菊花展」開催中でした。






 この花は初めてみたけど、ステビア? 野草として生えていましたが、花はこれだけしか残っていませんでした。






 人力車のお姉さんの後姿を!?


 水の手展望台へ。


 展望台からの眺望です。


 千曲川ですね。




 地獄谷を渡る酔月橋です。


 最後にこちらを。右下のほうにたまたま現在の小海線が写っておりました。



 続く。

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帰ります!

2024年09月20日 | 湯の丸・鹿沢高原など

ソバ

 9月7日(土)の最終回です。というより、ようやく今回の二泊三日の旅の最終回ですね…。


 土曜日なので、高速が渋滞しないうちに早めに帰ります!


 気温22℃の楽園から湯の丸高峰林道、東御嬬恋線を下りてきて、このソバ畑には寄道しちゃいましたけど…。




 池の平湿原は奥に見える山のどのあたりでしょうか?


 稲刈りも近い田んぼです。


 コスモスも咲いていましたね。




コセンダングサ


 まあ、他の名前で呼びたい方はご自由に!?


 さち婆がお買物をしたいそうなので道の駅 雷電くるみの里にも立ち寄って、今度こそ帰ります! 気温はもう29℃ですね…。


 二泊三日で468.1㎞の旅から無事帰宅です。気温は34℃。暑ぅ~い練馬に戻ってまいりました…。おしまい。翌日からはまたおこもり中心の生活ですねぇ…。

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池の平湿原にて

2024年09月19日 | 湯の丸・鹿沢高原など

ヤマラッキョウ

 9月7日(土)は最後に池の平湿原へ。もうチョウは期待できませんが、エゾリンドウやヤマラッキョウの花は見られるかな。


 気温は地蔵峠よりも3℃下がって19℃です。


エゾカワラナデシコ

 もう色あせちゃって…。


マルバダケブキ

 残り花もいいところですが、先月はあんなにチョウたちを集めてくれてありがとねぇ~。鹿が食べない植物でよかったです!?


 池の平湿原に到着しました。


イブキボウフウ

 ということにしておきます…。幼虫付きですが、見なかったことにしておきましょうね!?


ベニヒカゲ

 まだ頑張って生き残っていたかぁ~。他にもう1頭だけ見かけました。


ヤマラッキョウ

 とりあえず今回は、ベニヒカゲとこの花が見られてよかったです。




 前日の鹿沢万座パークボランティアの「植物相調査」でも、蕾は見つかっておりました。鹿は食べませんからね。


エゾリンドウ



 これは激減しておりました。大好物と言うわけでもなさそうですが、鹿が食べますからねぇ…。


 鏡池です。


ウメバチソウ




イワインチン



 放開口の解説板ですね。


シャジクソウ


 ザトウムシsp.が何かの幼虫を捕食中でした。


ウド

 アヤメ、カラマツソウ、ヤナギラン、マツムシソウ等と同じく、今回はエゾリンドウ、ワレモコウ、鹿は食べないとされていたアザミ類の減少が気になりましたねぇ…。池の平湿原も「高山植物の宝庫」とは呼べなくなる日も近いのかなぁ…。続く。

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せんべい平にて

2024年09月18日 | 湯の丸・鹿沢高原など

 9月7日(土)は、休暇村嬬恋鹿沢をチェックアウトしてからせんべい平へ。


 気温は22℃。もうすっかり秋景色でございます。


 紅葉も始まっておりました。


ミカドフキバッタ


アキアカネ


ハンゴンソウ


タムラソウ

 花はこの2種が中心です。


ヒメキマダラヒカゲ

 チョウはもうほぼ期待できませんね。



ツマグロキンバエ


ハクサンフウロ




タムラソウ


ギンボシヒョウモン


クジャクチョウ



ミドリヒョウモン


ネジバナ


オヤマリンドウ



ツリガネニンジン


 では出発! と思ったら、ハンドルにとまられてもなぁ…。


 地蔵峠にてトイレ休憩。


 ピンボケで残念でしたが、もしかするとミヤマヒメギス♀かな? 後脚腿節の付根がやたらと黒いので、ヒメギスではなさそうなんだけど。


ウラギンヒョウモン

 ロッジ花紋の裏庭です。


ジャノメチョウ


アキアカネ


 鹿に食べられていますねぇ…。ウドかな? このあと池の平湿原へ。続く。

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翌朝も鹿沢園地から

2024年09月17日 | 湯の丸・鹿沢高原など

シラヒゲソウ

 9月7日(土)は休暇村嬬恋鹿沢をチェックアウトする前に、まずはまた鹿沢園地から。さち婆は「植物相調査」の際に記録係だったので、写真は撮っていられませんでしたからね。短時間でしたが逆回りでショートカットしながら、また同じ花や実を撮っていたかも!?


 シラヒゲソウは、「植物相調査」のコース外にも群生している場所がありました。


ジンバイソウ


ミヤマガマズミ


 湧水川はすずらん橋から。




ツリバナ


ノハラアザミ


アキノウナギツカミ


 今さらですが、12-40㎜f2.8の40㎜側の最短撮影距離でMFして、さらにカメラ内のデジタルテレコンを使うとここまで寄れるんだぁ~。と感心しつつも、これまた今さらですが、昨日60㎜f2.8 Macroもポチッと注文しちゃいました! マクロはコンデジのTG-6に任せてと思っていたのですが、最近どうも相性が悪くなっちゃって…。


ゲンノショウコ


アケボノソウ


ヤマトリカブト


ススキ


 4月から毎月泊まっていた休暇村嬬恋鹿沢です。来年は7・8月だけにして、あとはどこに泊まりましょうかね!?


ナキイナゴ


トモエシオガマ


オヤマリンドウ
 
 いずれも鹿が食べる植物なので、よくぞご無事で! まあ、以前はもっと咲いていたと思いますけど…。


ミドリヒョウモン♀

 シラネセンキュウに来ておりました。以下も同じく。


キアゲハ幼虫


アカハナカミキリ


アカスジカメムシ


 いったん部屋に戻ってから休暇村をチェックアウトです。気温は意外と高め!? 続く。

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鹿沢園地にて

2024年09月16日 | 湯の丸・鹿沢高原など

アケボノソウ

 9月6日(金)は、12時から上信越高原国立公園 鹿沢万座パークボランティアの「植物相調査⑤」に参加。その際に撮っていた写真を載せておきます。


 アケボノソウは今回、「鹿の食べない野草園」で一番目立っておりました!? 昔、池の平湿原の方に鹿沢の野草園に行けば見られると教えてもらってから、鹿沢園地も訪れるようになりましたが、その頃はこんなに多くなかったです。鹿の食害により植物の多様性が失われ、単純植生へと変わりつつあるだけなのかも…。


 小さな虫たちに人気があるので、この花はアリさんだらけでした。


ツタウルシ(実)


オオウバユリ(実)

 鹿の大好物ですが、駐車場に近いためかこの一画まで来ていないようです。イケマに絡みつかれて、実も写っていますね。わかるかな?


ヤマトリカブト



 言わずと知れた毒草ですが、鹿は時々食べるんだって!?


サラシナショウマ

 鹿の大好物なので、残っていたのは駐車場の近くだけ。こんなに他の草に埋もれてしまうのは、もしかすると鹿の食害で大きくなれなかったかな。


 すぐ近くに鹿道があるため、食べられている草もありました…。


タムラソウ

 まだ大丈夫でしたが、これも鹿の大好物なので今後見られなくなる可能性もありますね。


アキアカネ


ジュウジナガカメムシ

 奥の1頭のみ成虫。手前はみな幼虫です。里ではガガイモ、山ではイケマに多いかな。


ススキ

 「トトロやフクロウ作り」の季節到来!? たか爺はススキよりもオギ派ですが、穂を集めたり試作したりでちょっと忙しくなります。


キツリフネ


ツリフネソウ

 いずれも鹿は食べません。


 ムシヒキアブです。


 サキグロムシヒキ♀かな?



ツルキケマン


ツリバナ(実)


 紅葉している木もありました。


シラネセンキュウ



ミヤマガマズミ(実)


 湧水川です。


ジンバイソウ


 いったいどこがどうなっている花なんだか?


 アリさん付きですね。


ミズナラ(実)

 「植物相調査」は15時半頃終了。あとは鹿沢インフォメーションセンターにて、「哺乳類調査」でセンサーカメラに写っていた画像を見させてもらってから解散となりました。


サワギキョウ

 解散後もちょこっと野草園へ。残り花ですが、サワギキョウも鹿は食べないので今後増えていくのかな。


シラヒゲソウ


 鹿は同属のウメバチソウを食べるのでこの先が心配ですが、草藪の中にかなり群生していました。今のところ草藪や草丈の低さで救われている感じかもしれませんね。


 これもアリさん付きです。


カンタン♀

 なんとアケボノソウに来ておりました! 黄緑色の蜜腺溝にご執心でしたねぇ~。オスたちは昼間からけっこう鳴いていましたが、探しても見つかりませんでした…。


 野草園のススキ越しに休暇村嬬恋鹿沢を。では、そろそろチェックインしますか。翌日へと続く。
 交通費だけで往復1万2~3千円はかかるので、「植物相調査」が金曜の月は当日、土曜の月は前日に一泊して、近くで花よ蝶よも楽しませていただくことにしております。今回は入笠山へも寄りたかったので、白樺湖ビューホテルにもう一泊しちゃいましたけど…。来月も「植物相調査」と「意見交換会」がありますが、休暇村もそろそろ飽きてきたし花よ蝶よという季節でもないので、小諸や草津あたりで検討中!? 

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地蔵峠で昼食を

2024年09月15日 | 湯の丸・鹿沢高原など

ゴマナ

 9月6日(金)は、立科町の女神湖自然園から東御市の地蔵峠へ。1時間10分で到着しました。


ヨツバヒヨドリ

 もう綿毛です。
 先月は群生している場所にアサギマダラが群れていましたが、もう他のチョウの姿も少なかったですね。ただこれはそんな時期になっただけのこと。問題は、湯の丸高峰林道沿いのヨツバヒヨドリが見事に消えて、群生地はここしか残っていないことのほうですよねぇ…。南アルプスでの調査記録によると、登山シーズンには鹿は山小屋に近づかないようです。ここもGMOアスリーツパーク湯の丸が出来て、林間ジョギングコースやトレイルランニングコースも整備されたので、鹿たちも近寄りがたいのかもしれません。


クジャクチョウ

 この1頭のみキオンに来ておりました。キオンは鹿が食べないので、林道沿いにも増えたかも!?


ヤナギラン

 これは残り花。鹿の大好物ですが、ここは奥の方にもけっこう残っておりました。


 早めの昼食はレストハウス 湯の丸にて山菜そばを。地蔵峠にはお昼を食べるために立ち寄ったわけで…。


 すぐ出発します。


 ほぼ10分で休暇村嬬恋鹿沢の駐車場に到着。標高差300mちょっとで気温は2℃アップですね。


 ススキが目立つ野草園です。もうすでに「鹿が食べない野草園」となっております。


サラシナショウマ

 入笠山や女神湖では花盛りでしたが、ここでは駐車場の近くにだけひっそりと。鹿は食べるので、上の方ではもう見られませんでした。
 このあと12時から、上信越高原国立公園 鹿沢万座パークボランティアの「植物相調査」に参加。花もチョウも少なくて、写真はあまり撮っていませんでしたけれどもねぇ…。続く。

 本日の親子でワンダー「トノサマバッタ狩り大会」は熱中症が心配でしたが、無事に終わってくれてほっとしました。でも、暑かったぁ…。明日の「秋の生きものさがし」は残念ながら雨天中止です。

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女神湖自然園にて

2024年09月14日 | 湯の丸・鹿沢高原など

メスグロヒョウモン♀

 9月6日(金)は午前8時に白樺湖ビューホテルを出て、まずは女神湖自然園へ。


 8時14分には到着です。気温は18℃。さわやかな朝ですね。


 3年前の記事からコピペしておきますが、実は昔、女神湖畔にさち婆の職場と提携しているペンションがあって、下の子がまだ未就学児だった頃から毎年夏休みには家族で利用させてもらっていました。蓼科山や北横岳に登ったり、女神湖だけでなく蓼科湖や白樺湖でも遊んだり、当時は有料だった(かなり高かったような…)ビーナスラインを使って霧ヶ峰、八島湿原、美ヶ原のほうまで行ったりしていましたね。2泊目は八島山荘という年もあったかな。
 家族から夫婦だけの旅行になってからも、ペンションは引き続き利用させてもらいました。その際にオーナーさんから教えてもらったのが池の平湿原だったんですよねぇ~。残念ながら、奥様が亡くなられてしまってペンションは廃業。現在は休暇村嬬恋鹿沢泊が中心となっております。 


ミドリヒョウモン♂

 奥はクジャクチョウです。もうみんなボロボロですが、まだまだ元気!?


ウラギンヒョウモン


 右はミドリヒョウモンですね。



ミゾソバ



 おそらくハバチの仲間かと思うのですが、岐阜聖徳学園大学の「ハバチ幼虫図鑑」でも「未同定」となっておりました…。


ミドリヒョウモン

 木道から下りられる場所もあるのでそちらへ回って。


ウラギンヒョウモン


アケボノソウ



ノコンギク



ヤマトリカブト


タムラソウ


サラシナショウマ

 ミドリヒョウモン♂付きです。


ジャノメチョウ


ウラギンヒョウモン


メスグロヒョウモン♀


ミドリヒョウモン暗化型♀


 木道へ戻って。


トネアザミ


ミドリヒョウモン暗化型♀


モンキチョウ


カラマツ


 白鳥たちも休憩中です!?


 入口のサラシナショウマまで戻ってきました。



 まだみんないたのかぁ~。


 本当はもっとゆっくりしたいところで、3年振りに夢の平林道も走りたいところですが、そろそろ出発しないと…。気温は18℃のままです。でも、いったん暑ぅ~い下界へと下りてからまた車で山登りですね!? 11時には地蔵峠に着けそうかな。続く。

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入笠すずらん山野草公園-3

2024年09月13日 | 湯の丸・鹿沢高原など

ウラギンヒョウモン&ヒメキマダラヒカゲ

 9月5日(木)の入笠山の最終回です。


 山頂カフェでさち婆と合流して、まずはルバーブソフトで一息入れました。ゴンドラの最終は16時半なので、あとはまた少しだけ入笠すずらん山野草公園をウロウロと。


アサギマダラ♂

 マルバダケブキの残り花ですね。


オオイヌタデ

 高原だと違う植物に見えちゃったりして!?


キンエノコロ


 まあ、何もここで撮らなくたってという感じかなぁ…。


ハナイカリ


 上にヒメキマダラヒカゲとミドリヒョウモン、下にウラギンヒョウモンとヒメキマダラヒカゲです。


サラシナショウマ


 ミドリヒョウモンが来ています。行きは群生している場所から急いで入笠湿原だったので気づきませんでしたが、他にもあちこちに咲いていたんですねぇ…。


ウラギンヒョウモン&ヒメキマダラヒカゲ



ミドリヒョウモン



ホソバトリカブト


イヌゴマ


クサレダマ


ヤナギラン

 飛びそうで飛んではくれなかったけど…。 
 以下はゴンドラで下におりてから。


キキョウ



コスモス


ヤブマメ


 それでは、この日のお宿へと出発しますか。翌日は久々に女神湖畔に立ち寄ってから鹿沢へ向かいたかったので、白樺湖ビューホテルです。意外と近くて1時間もかからなかったかな。伊東園ホテルズは一泊二食付きで1万円以下。しかも、夕食バイキングの際はアルコール飲み放題となっております! で、夜も早めにぐっすり眠れちゃうわけね!?
 写真の整理が済み次第、翌日へと続く。

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