たか爺のワンダースクール通信

「センス・オブ・ワンダー」をキーワードにした野遊び教室「自然体感塾ワンダースクール」の活動記録とお花中心のブログです。

「ミドリシジミを見る集い」2024

2024年07月08日 | 秋ヶ瀬公園

2017.6.15

 6月22日(土)は秋ヶ瀬公園のピクニックの森へ。埼玉昆虫談話会・埼玉県生物多様性センター共催、埼玉県公園緑地協会 秋ヶ瀬公園管理事務所後援の「ミドリシジミを見る集い」2024のお手伝いに行ってきました。たか爺は昆虫の専門家でも研究者でもないので、交通整理やお片付けぐらいしか手伝えませんけれどもねぇ…。


2017.6.15

 夕方の「卍巴」の観察なので写真は撮れません。昔早起きしてコンデジ(RICOH CX-5)で撮った画像を載せておきます。


 準備中です。


 素晴らしい標本の数々も展示されていましたね。




 あらっ!? もう卍巴が始まった?


 と思ったら、チョウトンボでした…。


 参加者の方たちも集まり始めて。


 16時半にスタート! 埼玉昆虫談話会の江村会長がご挨拶中です。


配布資料の表紙

 配布資料もミドリシジミの「生活史(関東平坦部)」「発生時期予測」「観察マニュアル例」「成虫の色彩変異」に加え、故巣瀬司さんの「『秋ヶ瀬ピクニックの森』の百数十年間の歴史」と充実したものになっていました。


 右回りと左回りの2班に分かれて出発します。参加者は59名+関係者20名だったようなので、それでもほぼ40名ずつですね。



 たか爺は萩原さんがリーダーの班へ。「ミドリシジミ雌の多型現象の謎1」というすばらしい標本を作られた方です。採集したAB型の雌に産卵させて、得られた43卵を羽化するまで飼育。その結果をまとめた標本となっておりました。


 ワンダースクールからも1家族4名が参加してくれましたね。


 これはヤブキリだったかな。


 目もいいけど、鳴き声でも虫の居場所が分かっちゃう子ですからねぇ~。



 今度はイトトンボを。


 オオアオイトトンボかな?


 コシアキトンボも捕まえておりました。今年の「ウスバキトンボ全国マーキング調査」のほうもよろしく!


 卍巴の観察中です。


 GIFアニメにて4コマのシルエットを…。ミドリシジミは1頭だけで、2頭はコムラサキのようでした。


 E-M1 MarkⅢ+40-150㎜f4ではここまで…。とりあえず、ミドリシジミ同士の卍巴も見られたのでよしとしておきます。



 ナナフシモドキですね。


 集合場所に戻ってきて、無事終了となりました。

 昨日湯の丸・鹿沢高原から帰ってきましたが、何だか疲れちゃって19時には寝床へ。缶ビール1缶だけで寝ちゃうのは何年振りかな!?
 5日は野反湖で遊んでから、休暇村嬬恋鹿沢に二泊。6日は鹿沢万座パークボランティアの「植物相調査」に参加しました。7日はさち婆のみ「篭ノ登山巡視美化活動とリンネソウ観察」に参加のため、たか爺は池の平湿原へ。でも、鹿沢園地も池の平湿原も花は激減している感じでしたねぇ…。
 それにしても、帰ってきたら練馬は暑過ぎるぅ…。

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「初夏の生きものさがし」事前調査

2024年06月08日 | 秋ヶ瀬公園

 5月24日(金)は秋ヶ瀬公園のピクニックの森へ。親子でワンダー「初夏の生きものさがし」の事前調査でした。でも、最終的に当日の参加希望者は0に…。やっぱりこれまでの「親子で勝負! ザリガニ釣り」のようにはいかないようですね。


 名前だけになってしまった「ザリガニの池」は満水状態です。昔は1時間で70匹釣っちゃう子もいたぐらいでしたが、理由はともかく「条件付特定外来生物」のアメリカザリガニが激減したことは良しとしておきますか!?


 網は入れていませんが、北側の池とつながったので生きものたちも少しは戻ってきた雰囲気でした。



アカミミガメ


カイツブリ

 いずれも餌になる生きものがいなければ、この池にいる必要もありませんよね!?


 樹液ポイントのクヌギには、残念ながらクワガタの姿はなし。


 メダカの池です。


 ノイバラにはアワフキムシの泡が。指で泡をどかして幼虫を探してみてもらったあと、「これって虫のおしっこね」の話もできないかぁ…。



 三本土管の池も満水状態でした。


 三つの池がつながりましたね。


ミツクリハバチ属の幼虫

 かわいいお顔は写せなかったけど…。



 炊飯場の池です。



チョウジソウ


ヒメウラナミジャノメ


オオヒラタシデムシ


 今年も楽しみな季節がやってきましたが、今からこんなに暑くちゃなぁ…。


 帰りに田島ヶ原サクラソウ自生地の様子も見てはきましたが。


 この中を歩く気にはなれませんでしたねぇ…。

 昨日は午前8時発にて鹿沢高原へ。12時から鹿沢万座パークボランティアの「植物相調査②」に参加したあと、いつもの休暇村嬬恋鹿沢に宿泊。本日は湯の丸高原のレンゲツツジや池の平湿原のミツバオウレンなどを見てから帰ってまいりました。上着を忘れたらちょっと寒いぐらいでしたね。

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ちょっとだけ秋ヶ瀬公園へ

2024年01月06日 | 秋ヶ瀬公園
 1月5日(金)は午後から秋ヶ瀬公園管理事務所へ。昨年加須市大越昆虫館の自然教室のお手伝いに行った際、sundog師匠から所長が代わられたと聞いていたので、年始のご挨拶に伺いました。子どもたちの自然体験活動に関しては、これまでの所長さん以上にとても理解のある方でよかったですね。

フユシャクsp.

 ご挨拶の前に立ち寄ったこどもの森駐車場のトイレの壁にいたフユシャク亜科です。秋ヶ瀬公園ではよく似たクロバネフユシャクとシロオビフユシャクの他、本来は山地性のユキムカエフユシャクまで確認されているので、たか爺のような素人が写真で同定なんてできません…。


 こちらは外壁に。


 これも外です。

クサカゲロウsp.

 こちらも外壁にとまっておりました。


 ご挨拶のあと、明日の親子でワンダー「凧あげと土手の初すべり」の事前調査で彩湖・道満グリーンパークの予定でしたが、14時半頃からまずはピクニックの森もひと回り。


 昔、野鳥カメラマンもどきたちが大集結して森の中が丸ごと更地となってしまった「レンジャク騒動」のあと、たか爺の写真入りの注意書きも使い続けてくれて本当にありがとうございます! その後「フクロウ騒動」もありましたが、日本野鳥の会や秋ヶ瀬野鳥クラブなどの方たちのご努力もあって、最近フィールドマナーも少しずつ向上してきているようです。

シロハラ

 証拠写真ということで…。 


 ザリガニの池は干上がったまま、すでに陸地と化しておりました…。


 メダカの池改めライギョの池も、ここまで干上がったのはこの24年間で初めてかもなぁ…。


 ギンヤンマやオオヤマトンボのヤゴも見られた池ですが、こんな状況でもライギョだけは生き残るのかな?


 ツチフキの池改め三本土管の池もご覧の通りで…。
 昨年初めて5月の親子でワンダー「親子で勝負! ザリガニ釣り」も開催できませんでしたよね。4月からの来年度は年間予定にも入れませんでした。アライグマの影響もあるのでしょうが、アメリカザリガニは「条件付」とはいえ「特定外来生物」にも指定されたので、ちょうどいいタイミングなのかもしれません。


 ヒキガエルの池改めブルーギルの池です。昔は毎年アズマヒキガエルの蛙合戦が見られた池なんですけれどもねぇ…。

オニグルミ


 炊飯場脇の小さな原っぱは?


 と、いうことになっていましたね。


 タナゴの池改め炊飯場の池です。タイリクバラタナゴはまだ生息しております。

コゲラ

 これも証拠写真ということで…。


 こちら側には水もなく。


 今年はガマの穂も少なかったかな。
 ワンダースクール開設から数年は毎日のように通っていた秋ヶ瀬公園ですが、この24年間で一番変わったのは池の生きものたちなのかもしれません。外来生物の増加だけでなく、ここ数年は地球沸騰化の影響か池の水がなくなってしまえば当然ですけれども…。昆虫、特にトンボや野鳥にもこれからどんな影響が出てくるのでしょうか。そういえば、昔は「カワセミ騒動」もありましたねぇ…。

アオサギ

 この日は75-300㎜(35㎜換算150-600㎜)も使ってみたものの、撮らせてくれたのはアオサギぐらいだったかぁ…。


 ピクニックの森のあと、桜草公園の田島ヶ原サクラソウ自生地へも立ち寄って。


 今年の草焼きは10日のようです。一度見てみたいものですが、そんな暇はないかぁ…。


 準備も進んでいるようでした。3月のアマナから楽しみに待つことにしましょうかね。

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「県の蝶・ミドリシジミを見る集い」2023

2023年07月08日 | 秋ヶ瀬公園
2017.6.15撮影

 6月24日(土)は、夕方から秋ヶ瀬公園のピクニックの森へ。埼玉県生物多様性センターと埼玉昆虫談話会共催「県の蝶・ミドリシジミを見る集い」2023のお手伝いに行ってきました。

2017.6.15撮影

 ミドリシジミの写真は撮れないので、昔の画像を載せておきます。この年は親子でワンダー「初夏の森で虫さがし」の際にかなり出ていたので、苦手な早起きをしてでも、翅をひろげているところが見たくなってしまったようですね。


 昨年までは里山体験プログラム「どろんこ田植え体験」が土日の2回開催だったので、土曜の夕方はパスしていましたが、今年から日曜のみに変更したため、久々にミドリシジミの卍巴(まんじともえ)飛翔も見たくなりました。




 自分も写りこんでしまってうまく撮れませんでしたが、展示されていた標本の一部も載せておきます…。


 卍巴飛翔の観察がメインなので、16時半にスタートです。埼玉昆虫談話会会長の江村さんがご挨拶するところですね。
 配布資料によると、「ミドリシジミが埼玉県の蝶に指定されたのは平成3年(1991年)11月14日」。「見る集い」はその翌年から開催されていますが、コロナによる中止もあって今年でちょうど30回目となるようです。以下も「」内は当日の配布資料より。


 出発します。


 「ミドリシジミの成虫は、午前中は下草などに生息しています。夕方になると、梢に縄張りを作り、そこに入ってきた個体を追尾します。この追尾行動は数個体がからみあう場合も多く、『卍巴・まんじともえ』と呼び、18:00前後に多く認められます」。


 この捕虫網はなんと10m!


 「近年は気温が高く、ミドリシジミの発生時期が早い傾向です。本年の『さいたま市』での気象庁アメダスデータからミドリシジミ成虫の発生時期を予測した結果では、50%羽化日は5月26日と計算されました。平年は6月9日ですので、この時点で14日間、発育が進んだことになります」。


 残念…。トンボでございました。まあ、TG-6で撮れるわけないんだけれどもねぇ…。


 ミドリシジミが入ったかな?


 観察中ですね。



 「推定羽化50%日の2~3週間後に卍巴飛翔の観察個体数がピーク」となるようです。



 とりあえずTG-6の点々画像を…。このために100-400㎜レンズやストロボを買う予定はないけれども、EM-1 MarkⅢ+40-150㎜も持っていけばよかったかな。まあ、たか爺の腕ではそれでも無理だと思いますけれどもねぇ…。


ハンゲショウ

ナナフシモドキ

 何頭隠れているかわかりますか?


 集合場所に戻ってきました。


 「ミドリシジミ雌の多型現象の謎1」というこの標本はすばらしくてねぇ~。


 採集したAB型の雌に産卵させて、得られた43卵を羽化するまで飼育。その結果をまとめた標本となっております! 雄が19頭、雌が24頭で、雌はA型5・B型7・AB型5・O型7。


 他の個体でも何度か試されているようでした。写真がまともに撮れていなくて残念です。
 久しぶりに卍巴飛翔が見られてよかったのですが、やぶ蚊の猛攻にはまいりましたねぇ…。メッシュのフード付きジャケットを持っていけばよかったのになぁ…。

 一昨日6日(木)は湯の丸・鹿沢高原へ。いつもの休暇村嬬恋鹿沢に一泊して、7日(金)は池の平湿原でした。遊び疲れちゃってブログもお休み…。明日の里山体験プログラム「風布川で沢遊び」はお天気がねぇ…。今のところweathernewsとtenki.jpの予報も微妙に異なり、判断に迷うところでございます。

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ピクニックの森をひと回り

2023年06月26日 | 秋ヶ瀬公園

 6月13日(火)は秋ヶ瀬公園へ。ピクニックの森をひと回りしてきました。


 ザリガニの池にもようやく水が戻りましたね。北側の池ともつながったので、他の水域の生きものたちも入ってきたかな。

オニグルミ

アカメガシワ


 メダカの池も満水状態に。

アカミミガメ


 遅きに失した感は否めませんが、2023年6月1日よりアカミミガメとアメリカザリガニは「条件付特定外来生物」となりました。現在ペットとして飼育しているアカミミガメとアメリカザリガニは、これまで通り飼うことができますが、野外に放したり、逃がしたりすることは法律で禁止されます。まあ、どんな生きものでも、☆になるまで責任を持って面倒をみるのが当たり前のことなんですけれどもね。

コイ

 何でも食べてしまうこいつもなかなか厄介者で…。

コシアキトンボ♂

シオカラトンボ♂

 でも、なぜかミドリシジミは1頭も見つからず空振りでした…。


 外回りの園路は冠水して小川状態に。


 長靴でしたが無理せず内回りです。


 三本土管の池も満水で土管も水没して見えません。アメリカザリガニの姿も目視できたので、今さらですがザリガニ釣りもできるかな。まあ、やぶ蚊の猛攻に耐えられる方限定ですけれどもねぇ…。


 こちらの池ともつながりました。
 

 外回りの園路沿いに群生しているこの花はいまだに謎のままです。花も葉っぱもミゾソバに似ているのですが、時期的にどうかと…。ミゾソバにはシロバナとかヒカゲとかの変種もあるようなのですが…。


 炊飯場の池ですね。


 ヒメタニシだらけでした。


 根元近くでエノキとクヌギがくっついちゃっています!?


 ナナフシモドキだらけでしたね。


 エノキのほうにも。



 10頭近くおりました。

シャクガsp.♂

 この手はたか爺には難題で…。オオバナミガタエダシャクになるのかな?

ノコギリカメムシ

イオウイロハシリグモ


 ピクニックの森のあとこどもの森へも。地域ネコちゃんもお元気そうで何よりですね。


 梅雨時だけ水がたまる池です。田んぼに似た環境なので、ホウネンエビやカイエビも見られる不思議な池となっております。


 ここの園路も冠水。

オオスズメバチ(女王蜂)

モンスズメバチ(女王蜂)

 働き蜂たちはまだ見られませんでした。


 ヨツボシオオキスイやクロバエsp.たちとも仲良くね!?

サトキマダラヒカゲ

ヤマトカギバ

ノカンゾウ





 最後は花で締めておきますか。

 この日は虫よけなしでも全然平気だったのですが、一昨日「ミドリシジミを見る集い」のお手伝いに行ってきたら、ピクニックの森はもうすでにやぶ蚊だらけで…。シャツやズボンの上からも刺されまくって、顔なんかもうボコボコです…。2日経ってもまだ腫れてる感じかなぁ…。
 昨日の里山体験プログラム「どろんこ田植え体験」は今年も暑かったけれども、無事に開催できて何よりでした。これからまずは、先々週土日の写真の整理からですねぇ…。 

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ピクニックの森をひと回り

2022年01月06日 | 秋ヶ瀬公園

 1月4日(火)はさち婆を実家まで送っていった帰りに、秋ヶ瀬公園のピクニックの森をひと回りしてみました。
 台風19号の冠水被害でしばらく閉園していて、一昨年からは今度はコロナでワンダースクールもほとんど開催できなかったので久しぶりです。ワンダースクールを始めてから数年間は、月曜から金曜の放課後はワンダーキッズ、土日の午後はサタデースクールの子どもたちといっしょに、秋ヶ瀬公園や彩湖道満グリーンパークへは毎日のように通っていたんですけどね。


 この朽木は「冬の森探検」の際にちょっと使えるかも!?


 これは「烏合の衆」の野鳥カメラマン対策です。レンジャクの当たり年にはノウルシの群生地どころか森の中が丸ごと更地になり、フクロウが営巣した年にはチョウジソウが犠牲になりましたからねぇ…。


 まだ旧「ワンダースクール通信」№1000からのたか爺の写真を使ってくれていますが、現在は公園管理者と秋ヶ瀬野鳥クラブ、浦和自然観察会などの方たちの努力によって被害も最小限にとどめられるようになってよかったです。


 カワラヒワの群が飛んできて。


 でも、強風にあおられてすぐに飛んでいってしまって…。


 メインの園路です。でも、この日はライトダウンだったので寒くてなぁ…。とりあえずさっさかとひと回りしただけね…。


 冬場は干上がることも多いザリガニの池は、今年は満水状態。


 池にいたのはマガモたちです。左端だけカルガモかも!?


 マガモ♀ですね。


 当日の気温しだいですが、今年は氷遊びもできそうかな。


 メダカの池改めライギョの池です!?


 外回りの園路も通れるようになっていました。


 こちらがメインの園路になります。


 三本土管の池にも氷は残っていましたね。


 池の奥にはコサギが。


 脚でこちょこちょ漁、かなりの成果が上がっていたかな。




 ガマの穂でも遊べそうです!?


 帰りには田島ヶ原サクラソウ自生地へも。


 オギやヨシのジャングルもここまで片付けられていました。


 野焼きも近いですからね。

 ピクニックの森へは改めて「冬の森探検」の事前調査に来ないといけませんが、その前に来年度関係でドタバタかもなぁ…。

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久しぶりにピクニックの森へ

2021年09月11日 | 秋ヶ瀬公園

 9月7日(火)は久しぶりに秋ヶ瀬公園のピクニックの森へ。結局、緊急事態宣言の延長にともない中止することになりましたが、19日(日)の親子でワンダー「秋の生きものさがし」の事前調査ですね…。今年はやぶ蚊が少なくて助かりました。


 上の画像の手前側の歩道は冠水していて、何者かがうじゃうじゃと!?


 「特定外来生物」で、世界でも日本でも「侵略的外来種ワースト100」に選定されているウシガエルのデカオタマたちでした…。まあ、昔から子どもたちには人気があるので、19日まで水が残っていたら集合時間前から大騒ぎだったろうなぁ~。


 ワンダースクールではオオカマキリの原っぱと呼んでいた場所は、これまた「特定外来生物」で「日本の侵略的外来種ワースト100」のアレチウリでものすごいことに…。クズとの闘いの結果はいかに、という感じでしょうか!? でも、北アメリカでは逆にクズのほうが「侵略的外来種」なわけで…。


 干上がってしまうことが多いザリガニの池も、今は満水状態です。


 メダカの池はこれまで完全に干上がったことはありません。いずれの池でも子どもたちにガサガサやってもらったり、ギンヤンマを狙ってほしかったのですが…。


 園路沿いに多かったのは、このヒメジャノメとヒメウラナミジャノメ。


 交尾中だったヒメウラナミジャノメです。


 外回りの園路はこんな状態で通れませんねぇ…。


 メスのイトトンボは、種類まで調べてみようという気にはなれなくて…。


 ここも一応園路だったのですが…。


 ヤブガラシにはコアオハナムグリやサビキコリが多かったかな。


 炊飯場の原っぱはいい感じ!? 毎年最後にバッタやカエルとりで盛り上がる場所です。

マメコガネ

 これも北アメリカでは「Japanese beetle」として、嫌われ者の外来種だよなぁ…。

オンブバッタ

コバネイナゴ

コバネイナゴの長翅型かハネナガイナゴ



クビキリギスの幼虫


 炊飯場の樹液にはオオスズメバチ。




 ルリタテハやサトキマダラヒカゲ、カナブンたちもいたけれども、やっぱり「特定外来生物」のアカボシゴマダラが目立つよなぁ…。続く。

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クズの蔓でリースを

2021年01月21日 | 秋ヶ瀬公園

 1月18日(月)は久しぶりに秋ヶ瀬公園へ。ピクニックの森です。


 オギのトトロやフクロウをとめるクズの蔓のリースが在庫切れなので、冬の間に少しずつ集めておかないと…。この日はオオカマキリの原っぱの奥のポイントへ。


 こんな感じでクズの蔓が何本も木にからんでおります。でもなぁ…。実はすでに根元近くを切られてしまって上は枯れてしまっているものが多くてねぇ…。オオブタクサやノイバラに阻まれて、なかなか奥まで入れないし…。


 とりあえずこの5個だけ巻いておきました。帰宅後に汚れを落とし、しばらく乾燥させてからラッカースプレーをかけて使います。


 あとはお散歩。ザリガニの池の前の園路です。


 しばらく雨が降っていないので、ザリガニの池はごらんの通り…。


 水が残っていたのはいつもの場所だけでしたね。


 近づいてみると。


 アライグマの足跡だなぁ…。



 ドジョウやアメリカザリガニ食べ放題!?


 キジは遠くに。低倍率コンデジズームでブレブレですが、証拠写真ということで…。


 緊急事態宣言発出中なのでワンダースクールも活動自粛中ですが、23・24日に予定していた「冬の森探検」でちょっと危ない倒木渡りもやらせたかったなぁ…。


 水がなければ氷もはらず…。倒木ではありませんが、誰がどこまで行けるか楽しみにしていたのですが!?


 メダカの池改めライギョの池です。手前にはカルガモたち、左奥にはサギの仲間たち、右奥には相変わらず密集密接が大好きな野鳥カメラマンたち…。何がいたんでしょうね?


 ヒキガエルの池改めブルーギルの池では、アオサギがせっせとお魚とりを。


 ブルーギルやアメリカザリガニだけ食べてくれると、「悪食」なんて言われずに「益鳥」って言われるようになるかもよ!? やっぱりブレブレはご容赦を…。


 オニグルミです。



. ガマの穂でも遊ばせたかったなぁ…。


 フジの蔓のブランコは、周りにシュロが増えちゃってもう難しいかもしれません。シュロはむしろ今のうちに伐ってしまうべきなので、公園の許可をもらって伐ってしまいたいところなんだけれども、伐るのが大変だしねぇ…。


 帰りに寄った田島ヶ原サクラソウ自生地は野焼き済みでした。


 アマナ、ノウルシ、サクラソウと咲き続く春が楽しみですねぇ~。

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親子でワンダー「木の実草の実フシギダネ」

2020年11月30日 | 秋ヶ瀬公園
 11月21日(土)の午前中は、親子でワンダー「木の実草の実フシギダネ」で秋ヶ瀬公園のこどもの森へ。なんと参加者は1家族3名です!?
 ワンダースクールでは、「基本的に親子でワンダー/アートを楽しむ観察会は3家族以上、里山体験プログラムは受入先の最少催行人数以上にて開催」することにしています。この日も3家族8名が参加予定でしたが、当日たまたま2家族が体調不良でキャンセルとなってしまったわけです。こんなご時世なので、他の参加者へ気をつかってくれたみたいですね。
 でも、1家族だけになってしまうと子どもがつまらないかぁ…。ということで、念のため電話で確認したところ、1家族だけでもOKということになりました。


photo by takajii

 駐車場脇のエノキの黄葉とトウカエデの紅葉です。
 風が強かったので、葉っぱも風に飛ばされて次々と木を離れていきます。こんな画像でも右の2枚はわかるかな?


photo by takajii

 トウネズミモチの上の空にも、他の木の枯葉が舞っております。


photo by takajii

 事前調査の日から5日経っているので、トウカエデの紅葉も進んでいましたね。


photo by takajii

 トウカエデの翼果です。


photo by takajii

 くっつきむしのチカラシバ。


photo by takajii

 「木の実草の実フシギダネ」は、チカラシバの「ウニぃ~!」からスタートしました。



 以下も含めて昔の画像も…。動物付着散布で逆さトゲ型です。
 

photo by sachibaa

 果穂の付根を指ではさんでずずぅ~っと上まで持ってくると、「ウニ」やクリの毬のようにまとまります。


photo by sachibaa

 大成功!


photo by sachibaa

 たか爺オリジナルのくっつきむし用のビンゴ盤にくっつけているところかな。ちょうど3家族分残っていたので持参しました。そういえばここ数年、「くっつきむしの草の実ビンゴ」は年間予定に入れていなかったかぁ…。来年度は復活させましょうかね。


photo by sachibaa

 同じく動物付着散布で柔らかいフック型のアレチヌスビトハギもくっつけて。



 ヘアピン型のイノコズチも。


photo by takajii

 今年は不作なので、風散布のトウカエデの「種のシャワー」はちょっとだけ。枝を叩くとバラけた翼果がくるくる回転しながら落ちてきます。たまにアカスジキンカメムシの幼虫も落ちてきますけれどもねぇ…。


photo by takajii

 ツチイナゴも見つかりました。このまま成虫で越冬するバッタです。


photo by sachibaa

 涙の痕のような模様がチャームポイント!?


photo by sachibaa

 コバネイナゴやオンブバッタたちもまだ元気でした。


photo by sachibaa

 アメリカセンダングサも動物付着散布で逆さトゲ型です。


photo by sachibaa

 さち婆が撮っていたカツラの枝には袋果がびっしりと。
 棘のように見える部分ですが、まだ開いてはいないようですね。


photo by sachibaa

 ワンダーキッズの子どもたちが「小さなバナナ!」と呼んでいた袋果と種は、持参したサンプルを見てもらいました。



 本当にちいさな種ですが、ちゃんと薄い翼もついていますよねぇ~。


photo by sachibaa

 たくさん落ちていたラクウショウの球果を見てもらっているところかな。手はベタベタになっちゃうけど…。


photo by sachibaa

 葉っぱはメタセコイアのほうだったか記憶のほうが…。


photo by sachibaa

 メタセコイアの球果と種もサンプルを見てもらいました。



 周りには翼が付いております。


photo by takajii

 でも、舗装された園路に戻ると、まだ熟しきっていない緑色の球果が強風でたくさん落ちていてラッキー! 写真は撮っていなかったので、午後の森林公園のものですけれどもねぇ…。
 そのまま空箱にでも転がしておくと、じき球果が開いて種がこぼれてきます。


photo by sachibaa

 以前はトウカエデの原っぱ経由でしたが、今年はトウカエデの翼果は不作だし、くっつきむしのオオオナモミやキンミズヒキも姿を消してしまったので、ユリノキへと続く園路を直進しました。


photo by sachibaa

 動物被食散布のムクノキの実を採ろうとしていたようです。今年はコースを変えたので、試食用には手が届く場所も探しておかないといけませんね…。


photo by sachibaa

 ミズヒキだったかな。動物付着散布で堅いフック型です。


photo by sachibaa

 ダイコンソウも見つかりました。



 ミズヒキと同じく堅いフック型ですね。


photo by sachibaa

 園路脇のユリノキは翼果をたくさん落としています。
 集合果は、持参したサンプルをプレゼントしておきました。



 集合果と翼果です。


photo by sachibaa

 カンレンボクの集合果。


photo by sachibaa

 強風だったのでけっこう落ちてもいました。


photo by sachibaa

 枝ごと折れて落ちていたものも見つかりましたね。
 茶色く熟すと風でバラバラになって飛んでいきます。


photo by takajii

 ナンキンハゼは動物被食散布。


photo by sachibaa

 落ちているものも多かったです。


photo by takajii

 こんなに集めたのかぁ~。と言いながら、たか爺も少々…。


photo by takajii

 モミジバフウは『葉っぱのフレディ』の木ですね。


 大人も子どももぜひご一読を!?


photo by sachibaa

 今は近づけなくなってしまいましたが、昔はこの木の根元に座って『葉っぱのフレディ』を読んであげたり、何年か前まではちょうどみんなが立っている場所で「葉っぱでアート」もやっていたっけな。


photo by sachibaa

 未熟な集合果も落ちていました。


photo by sachibaa

 熟したものも見つかりましたよ。
 開いたところからは翼付きの種も出てきましたねぇ~。


photo by takajii

 黄金色に輝いていたラクウショウです。


photo by sachibaa

 ガガイモの妖精の舞も!?


photo by sachibaa

 袋果の中には種髪付きの種がきれいに収まっております!


photo by sachibaa

 駐車場への帰り道はトウカエデの原っぱ経由にて。


photo by takajii

 紅葉がきれいでしたね。


photo by takajii

 まだアキアカネの姿も見られました。


photo by sachibaa

 捕まえてもいましたよ。

 今回は、お子様が未就学児の時からもう何年も続けて参加してくれていて、環境省主唱「新宿御苑みどりフェスタ」に出展していた頃にはお手伝いにも来てくれたご家族だけだったので、たか爺としては何だか来年度のルートの事前調査みたいになっちゃったかも!?
 終了後は所沢ICから関越道利用にて武蔵丘陵森林公園へ。続く。

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「木の実草の実フシギダネ」事前調査

2020年11月28日 | 秋ヶ瀬公園
 11月16日(月)は久しぶりに秋ヶ瀬公園のこどもの森へ。週末の「木の実草の実フシギダネ」の事前調査です。
 光が丘公園での「空とぶ魔法のフシギダネ」は風散布の木のフシギダネの観察と模型作り中心ですが、秋ヶ瀬公園では木も草も含めていろいろなタイプのフシギダネを観察してもらいます。時間があれば模型作りも少々という感じかな。


 まずは駐車場にて里の黄葉を。
 左からクヌギ、エノキ、トウカエデ、ムクノキです。種子散布のタイプからいくと、クヌギは重力+動物貯食の多型散布、エノキとムクノキは動物被食散布、トウカエデは風散布です。


トウカエデの翼果は、光が丘公園同様に今年は不作でした。


このナンキンハゼは鳥が運んできたものですね。


エノキは豊作のようです。


くっつきむしのチカラシバは逆さトゲ型の動物付着散布。


アメリカセンダングサも逆さトゲ型。


イノコズチはヘアピン型のくっつきむしです。


駐車場からはカツラの小道へ。


カツラの落葉の匂いはかいでみてもらわないとね!?
綿あめか、キャラメルか、醤油せんべいか?
「小さなバナナ」の袋果と翼の付いた種はサンプルにて。

ツチイナゴ

これから厳しい冬を過ごさないと…。

コバネイナゴ

オンブバッタ

こちらの面々は間もなく姿を消します。


ニホンカナヘビの子どももちょろちょろと。


イラガsp.の繭です。


ノコンギクもまだ見られました。


実もたわわなトウネズミモチは園路側に。


メタセコイアの並木です。この手前にはラクウショウも。


きれいな球果は落ちていませんでした…。


ラクウショウはベタベタでなぁ…。
とりあえず葉や球果を比べて見てもらうことはできそうです。


ラクウショウですね。


トウカエデの原っぱのメタセコイアとトウカエデ。



やはりトウカエデの翼果は不作で、「種のシャワー」では遊べない…。


コセンダングサも逆さトゲ型。


花にはキタキチョウたちが来ていました。


ミズヒキは堅いフック型のくっつきむしです。
でも、子どもたちに人気があるオオオナモミは姿を消して…。


園路を抜けて、モミジバフウの木まで行ってみます。


落ちていたタイサンボクはアート用にいただいてまいりました!?
動物被食散布で鳥が食べるものと思っていたら、ちょっと?マークが。


モミジバフウの木へは園路側からは近づけないのでサッカー場から。
でも、やっぱり木の下は笹薮状態で近づけません…。


大昔はこの木の下で子どもたちに
『葉っぱのフレディ』を読んであげたりしていたんだけどねぇ…。


フレディ、見ぃつけた!?
まだ落ちてはいないけど、集合果も見てもらえますね。
翼の付いた小さな種はサンプルを見てもらう予定です。


ナンキンハゼの紅葉もきれいでした。


蒴果も豊作!


落ちているものも多かったです。
ハシボソガラスも食べに来ていましたね。


「毒バナナ」のカンレンボクの集合果も豊作。
まあ、抗がん剤にもなるみたいだけど!?


バラバラになったものは翼果です。
たか爺は、白く塗ってオギのトトロの口に使ったりしております。


ユリノキですね。


翼果もかなり落ちていました。

 でも、空とぶ種の模型作りもやるとなると、モミジバフウ、ナンキンハゼ、カンレンボクまでは歩けない…。一応模型の準備もしていって、あとは例によって成り行き任せでいきますか!?

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こどもの森へも

2020年07月30日 | 秋ヶ瀬公園
 7月27日(月)の秋ヶ瀬公園の続きです。
 ピクニックの森のあと、久々に公園管理事務所にも立ち寄りました。所長はお休みで残念…。広い公園なので災害復旧作業は大変だったと思います。埼玉県営の自然公園なので、本来は動植物の採集は禁止されているのですが、昔から子どもたちの自然体験活動にはとても理解があって、ワンダースクールとしてはこの20年お世話になりっぱなしです。改めて感謝ですねぇ~。
 お昼はプラザウェストのレストランで食べようかと思っていたら、休館日…。ファミマでおにぎりを買ってから、こどもの森の駐車場にて腹ごしらえを済ませました。


 長靴に履き替え、今度は念入りに虫よけ対策をしてから森の中へ。
 ここはくぐりぬけるしかないかぁ…。


 でも、一難去ってまた一難…。
 通り抜けたらクモの巣まみれになってしまいましたねぇ…。


 ウスバカミキリです。


 この木はもうダメかも…。
 スズメバチたちがブンブン集まるいい木だったんだけどなぁ…。


 不届き者にはがされまくってしまいましたが、この木はまだ健在でした。


 カブトムシ♀の姿も。
 でも、スズメバチがいない!? 冠水被害の影響もあるのでしょうか?


 モンスズメバチの働き蜂とコシロシタバです。


 一見何も変わらないけれども。


 中は水浸しで池のようになっておりました…。


 普段は干上がっていて、梅雨時にだけ水がたまる田んぼ的な環境の池です。今年もホウネンエビやカイエビも出たのかな? ハイイロゲンゴロウの姿はかなり確認できましたね。

 本日30日(木)は鎌倉詣で。行きも帰りも2時間15分ぐらいで助かりましたが、道中思わぬハプニングも。環八の渋滞を避けて普段とは違うルートを走ってみたら、ナビの指示通り右折した途端に白バイが…。右折禁止なんだって!? これにはまいったぁ…。でも、何だか本来の勤務場所へと向かう途中だったようで、今回は「注意」だけでご赦免となりました。とは言っても、「このアホナビめが!」という感じだよなぁ…。

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秋ヶ瀬公園が開園しました

2020年07月29日 | 秋ヶ瀬公園
 7月27日(月)は秋ヶ瀬公園へ。昨年の台風19号による冠水被害のため9ヶ月近く閉鎖されていましたが、7月13日(月)よりようやく開園しました。でも、森に入った途端にやぶ蚊の猛攻にあってもうボコボコです…。各社「曇」の天気予報もハズレて、雨にも降られちゃったし…。


 羽根倉橋へと続く秋ヶ瀬橋側の幹線道路の入口です。
 ようやく普通に走れるようになりました。


 ピクニックの森の駐車場は、簡易トイレのある森側のみ利用可。荒川側の駐車場は、災害ゴミが積まれていて立入禁止となっています。


 建物のトイレのある羽根倉橋側の駐車場も、立入禁止で利用できません。災害ゴミの山を「特定外来生物」のアレチウリが覆いつくしておりました…。土日は炊飯場や野球場の利用者の車で、すぐ満車になっちゃうかもしれませんね。


 ここから久々にピクニックの森の中へ。


 園路沿いはセリのお花畑。
 奥に見える白色は、花の終わったハンゲショウの葉っぱです。


 セリの花もなかなかきれいですよね。


 まあ、たか爺としては、春のセリご飯やおひたしのほうがお気に入りですが…。


 キタテハも来ていました。


 後翅裏面は確認できませんでしたが、イチモンジセセリかな?


 ベッコウハゴロモです。


 ハラビロカマキリの幼虫はクヌギの幹に。
 たか爺は虫よけを忘れて、ここまでですでに手や顔はボコボコでした…。


 園路は水浸しでぬかるんだ所も。


 ザリガニの池からライギョの池へと続く園路です。


 ザリガニの池。なんだか懐かしい景色だなぁ~。


ヤブミョウガ


ヤブラン


 立ち止まるとやぶ蚊にたかられるので、先を急いでライギョの池へ。昔は「メダカの池」と呼んでいて、メダカの学校も見られたのですが…。


 外回りの園路は草ぼうぼうで先には進めず…。


 三本土管の池の土管も水没していて見えません。


クサフジ


 炊飯場の池です。昔は「タナゴの池」と呼んでいて、外来種のタイリクバラタナゴが多かった池ですね。今やブラックバスの池!?


イヌヌマトラノオ


 以前詳しい方にうかがったらイヌヌマトラノオということでしたが、本当はオカトラノオ属までにしておいたほうがいいのかもしれません。


ヘクソカズラ改めサオトメカズラ


カントウヨメナ


ゴマギ

 今年度はワンダースクールのメインプログラムである4月の「春の生きものさがし」も、5月の「親子で勝負! ザリガニ釣り」も、6月の「初夏の森で虫さがし」もすべて中止せざるを得なかったので、ザリガニ釣りや虫さがしなら臨時開催できるか、台風19号で荒川本流の水が入って、池の生きものたちがどう変わったのか、変わらなかったのか、魚キラーや四手網なども使って調べてみるかと思っていたのですが、やっぱり夏の利用は難しいですねぇ…。とにかくやぶ蚊が多すぎて…。9月の「秋の生きものさがし」からまた利用させてもらいます。

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空とぶ種の模型作り~ワンダーキッズ~

2018年11月19日 | 秋ヶ瀬公園


 11月12日(月)のワンダーキッズは子供の森。久しぶりに5名揃うかと楽しみにしていたら、熱を出してしまった子が2名いて残念でした…。まずは、「スズメバチと記念撮影」からスタートです!?



 10月28日(日)の「ミツバチの話とスズメバチやイナゴの試食会」の際に、たか爺のハチの師匠sundogさんにいただいてきたオオスズメバチのオス蜂ですね。18日現在まだ3頭は元気にしておりますが、もうそろそろ寿命かなぁ…。



 あらっ!?



 オオスズメバチはつかめても、ジョロウグモは苦手な子どもたちでございました…。



 光が丘公園だけでなく秋ヶ瀬公園も、今年のトウカエデの翼果はやっぱり不作です。



 種飛ばしは、あとで「種と知恵くらべ」してもらうためにやっておいてもらわないとね!?



 アカスジキンカメムシの幼虫も見つかりました。
 毎年トウカエデには個体数も多い感じです。



 台風24号で倒れたシダレヤナギですね。



 ガガイモです。



 「空とぶ種の模型作り」の前には、恒例のガガイモの種飛ばしも。



 模型作りはもちろん「種と知恵くらべ」から。



 でも、合格者はこの子のみ…。



 マツやカエデの種のように回転してくれた模型です。



 一般的な模型作りのほうも。



 あれっ!? 日本語が通じなかった子も1人いたみたい…。



 ニワウルシの模型飛ばしです。



 ラワンの模型飛ばし。



 アルソミトラですね。



 ロケットラワンの手投げです。



 輪ゴムを使って。



 あとは大騒ぎです。



 一番高く打ち上げていたのはこの子でしたね。証拠写真です!?

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セミの抜殻しらべ③と夏の虫さがし~キッズ夏休み~

2018年09月02日 | 秋ヶ瀬公園


 8月31日(金)は、キッズ夏休み「セミの抜殻しらべ③と夏の虫さがし」で子供の森。調査エリアの一角に定着した園芸種のオキザリス・トリアングラリスです。



 参加者は1名。雨がポツポツときたので、ワンダーバード3号のすぐ横にテーブルをセットしました。



 まずは抜殻集めから。でも、抜殻がない!?



 前回拾い残した感じの抜殻は落ちていましたけれどもねぇ…。



 草や木の枝にくっついていた抜殻はほとんどありませんでした。



 前回の調査以降、強風が吹き荒れた日もあったからなぁ…。
 この木も最近折れた感じです。モンスズメバチらしきスズメバチが何頭か飛び回っていたので、もしかするとまた樹洞に営巣したのかもしれません。



 抜殻の種類と♂♀を調べてみてもらいます。アブラゼミのみ♂6・♀5の11個のみでしたね。
 毎年7月下旬・8月中旬・8月下旬の3回調べて今年で8年目になりますが、「セミの抜殻しらべ」は今年で最後にしようかなぁ…。ワンダースクールの子どもたちにはあまり人気がないようだし、たか爺としてもやっぱり生きている虫のほうがおもしろいし…。
 このあと、雨のほうは大丈夫そうだったので子供の森をひと回りしてみます。



 これも園芸種だなぁ…。学名の「アゲラタム」として流通しているようですが、和名はオオカッコウアザミになるのでしょうか?



 きれいなヤマトシジミでしたね。


 
 嫌いな人はごめんなさい…。
 クヌギを木登り中だったセダカシャチホコの幼虫です。



 ヨコヅナサシガメの幼虫たちも同じ木におりました。
 でもここで、遠かった雷鳴が近づいてきたので車へと戻ります。



 で、彩湖自然学習センターまで車で移動。
 残念ながら、月末の休館日ということでございました…。



 玄関脇のアオギリとマテバシイは枝打ちされていて、マテバシイのどんぐりは見当たらず。



 アオギリの袋果は豊作でしたね。



 雷鳴はおさまったので、ミニ彩湖へ。



 いつの間にかこんな案内板もできておりました。



 セリの花です。



 環境省カテゴリでは準絶滅危惧種、埼玉県では絶滅危惧Ⅱ類のタコノアシですね。花が終わってしばらくすると酢だこになって、スルメイカになります!?


 
 ヒシも埼玉県では準絶滅危惧種、東京では絶滅ですが、オオフサモは「特定外来生物」ですよねぇ…。


 
 ススキの根元にはナンバンギセルの蕾が。



 ショウジョウトンボは遠くて…。



 交尾中だったシオカラトンボです。



 浄化施設の原っぱはまだ草ぼうぼうでしたが、秋にはセイタカアワダチソウの蕾とオギの穂集めにせっせと通わせてもらいますよ!? その前に、「自然観察を楽しむアート展」用の作品づくりを急がないと…。
 
 日にちは前後してしまいますが、とりあえずワンダースクールの8月分はこれにて終了。8月30日の湯の丸から鹿沢高原のお花のほうは、これからボチボチと…。

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セミの抜殻しらべ②と夏の虫さがし~キッズ夏休み~

2018年08月17日 | 秋ヶ瀬公園


 8月15日(水)は、「セミの抜殻しらべと夏の虫さがし」の2回目で子供の森です。参加者は1家族2名。生きものが大好きな子どもたちが中心のワンダースクールでは、「抜殻」は今ひとつ人気がなくてなぁ…。



 まずは、駐車場に隣接した2か所のエリアの抜殻をすべて集めてもらいました。



 アブラゼミの抜殻です。



 成虫も多かったですね。



 集めた抜殻は種類別に分けて、さらに♂♀に分けてもらいます。
 今回は地面に落ちていたり触覚がとれていたものも多かったので、念のためたか爺がすべて持ち帰って翌日に再検。アブラゼミのみ♂28・♀39の計67個でした。



 クワの木やオオブタクサには、アオバハゴロモが多いですよね。
 セミと同じくカメムシ目(半翅目)の虫になります。もちろん、「ハゴロモ使い」でも遊ばせてもらいましたよ!?



 ベッコウハゴロモもおりました。



 アオバハゴロモと比べれば個体数ははるかに少ないです。


 
 これはノシメトンボ? コノシメトンボ?



 ノシメトンボのほうでしたね。



 後半は、夏の虫探しへと。
 やっぱりセミとりになっちゃうのかな!?



 アカボシゴマダラです。



 かなり上のほうでしたが、きれいなコムラサキもいました。



 ウスバキトンボだらけだった原っぱです。
 とまってはくれないので、捕まえるのは難しいけれどもねぇ…。



 シオカラトンボ♀は捕まえておりました。



 樹液に来ていたクロベッコウハナアブ。



 ハチモドキハナアブです。



 これは、キタテハを捕まえたときだったかな。



 ママが捕まえてくれたカナヘビもかわいかったですね。



 樹名板の裏には、けっこう大きなコクワガタ♂が隠れていました。



 木の幹にいた迷彩柄のニホンアマガエルです。



 カラスウリももう花から実へと。
 たか爺もそろそろ秋の木の実草の実モード、ネイチャー=アートモードへ入らないと!

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